1日でも長く今のスマートフォンを使いたい、もしくは1日でも長く使えるスマートフォンが欲しいと考えている方は多いでしょう。
2020年ごろから年々スマホの価格は上昇し、2023年には10万を超える端末は珍しくなく、20万円前後の端末も目立ってきています。したがって、長く使うことでスマホの機種代金の負担を減らそうとする動きはどんどん加速していくはずです。
この記事では、スマホの寿命について解説していきます。結論を先に言ってしまうと、1つのスマホを10年以上使うのは正直厳しいでしょう。ただ5年から7年くらいであれば、寿命を迎えずに使い続けることが十分可能です。
ただし、どんな端末でも、そしてどんな使い方をしてもそれくらい使えるわけではありません。長く使える端末を、より丁寧に扱うことでやっと5~7年程度使えるのです。特にどの端末を選ぶかは非常に重要です。
「高い性能を持ちなるべく発売直後の端末である」「OSのアップデート期間が長い機種である」「バッテリー容量が大きい端末である」とくにこの3つの条件を確認していくと良いでしょう。この記事では、それらの多くを満たす機種として、以下の3端末をおすすめします。
また、スマホの寿命を長くするためにできることやスマホが寿命を迎えそうな時の兆候、スマホが寿命を迎える前にやっておくべきことなど、スマホの寿命に関することが全てわかる記事に仕上げました。
今持っているスマホを少しでも長く使いたい方、少しでも長く使えるスマホが欲しい方どちらにも役立つ内容のはずです。ぜひお読みになって、1日でも長く大切にスマホを使ってくださいね。
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2024年4月27日更新
目次
スマホの寿命は何年?5年以上使える?
内閣府の調査によると、携帯電話の平均使用年数は4.4年といわれています(出典:消費動向調査 令和5年3月実施調査結果)。その中で買い替え理由を「故障」としている人の割合は、38.7%となっており、それだけの人が壊れるまでスマホを使い続けていることになります。
これらのデータを元に、以下の観点でスマホの寿命を考えていきましょう。
寿命には何がある?
- スマホ本体の寿命
- バッテリーの寿命
- OSの寿命
それぞれ1つずつみていきたいと思います。
スマホ本体の寿命は一般的には4〜5年
スマホ本体の寿命はメーカーにもよるので一概には言えませんが、4〜5年くらいであると一般的にはいわれています。前述した消費動向調査 令和5年3月実施調査結果の「買い替えまでの平均は4.4年」と言う数字を考えるとこれくらいが妥当でしょう。
なお、AppleによるとiOSを搭載するデバイス、つまりiPhoneは3年以上使えるように設計されているとのことです(出典:環境 よくある質問|Apple公式)。
また近年ではスマホの寿命は長くなっている傾向にあります。したがって最低4〜5年と考えても良いかもしれません。
ただし、スマホが動くからといってずっと使っていいわけでもありません。次以降の項目で詳しく解説していきます。
バッテリーの寿命は1年半〜2年くらい
バッテリーの寿命は1年半〜2年くらいです。寿命といってもバッテリーが全く充電できなくなることを指すのではなく、極端に電池持ちが悪化することを指します。
機種によっては設定画面からバッテリーの状態を%で確認可能です。
(例:iPhoneの場合は「設定アプリ」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」の最大容量を参照)
Appleでは80%を下回ると電池が寿命を迎えた状態としており、保証プランApple Care+を使った無料バッテリー交換の対象となります。
また、1年以内に80%を下回った場合も、初期不良として保証プラン未加入の方でも無料の電池交換を受けられるので、iPhoneは最低1年以上は電池が正常な状態を維持できると考えて良いでしょう。
なお、ソニーのXperiaは3年間電池が劣化しないと言うことを1つのセールスポイントにしています。
したがって、「一般的には3年以上劣化しないものは劣化しにくい電池といえる」という認識があることを考えると、やはりバッテリーの寿命は通常1年半から2年、長くて3年と言えそうです。
ただし、バッテリーについては交換することが可能です。相場感は1万5千円程度で、長く使う場合は2年に1度くらいその出費を覚悟する必要があるかもしれません。
各端末のバッテリー交換費用
メーカー (修理場所) |
機種例 | 交換価格 |
---|---|---|
Apple (Apple Store) |
iPhone 15 | 15,800 円 |
Google (Google 正規サービスプロバイダ iCracked) |
Google Pixel 8 | 17,380円 |
Samsung (Galaxy Harajuku) |
Galaxy Sシリーズ | 〜11,000円 |
ソニー (ソニーサービスステーション) |
Xperia 5 Ⅴ | 13,200円 |
シャープ (シャープ認定サービスプロバイダ iCracked) |
AQUOS R8 pro | 15,180円 |
※全てメーカーやキャリアの保証に未加入の場合
OSのサポート切れも一種の寿命切れ | 端末によって異なる
OSが最新版にアップデートできない場合も一種の寿命切れと考えることになります。ハード的にはまだまだ使えても、ソフト的に使い続けることが適切ではない場合があるからです。
OSとはスマホに入っている基本ソフトのことをいい、iPhoneだとiOS●、アンドロイド端末だとAndroid●と表示され、原則1年に1度大型のアップデートが行われます。この大型のアップデートがいつまでできるかが重要です。
理由は2つあります。1つはOSが最新でないと使えないアプリやサービスが出てきます。万が一不具合が起きても対応してもらえないのです。
もう1つはOSの更新と同時にセキュリティも更新されることが関係します。OSの更新ができないとセキュリティに問題がある状態でスマホを使い続けることがあるのです。
主要メーカーのOSアップデート保証
メーカー | 対象スマホ | アップデート保証 |
---|---|---|
Apple | iPhoneシリーズ | OSの更新回数の保証なしだが概ね5回更新可能→6年利用可能 (iPhone 8が2017年に発売し2022年まで5回更新できた) |
Google Pixel 8/ 8Pro | 7年間OSアップデート保証→7年間利用可能 | |
Samsung | Galaxy S23シリーズ | 4世代OSアップデート+5年間のセキュリティアップデート保証→5年間利用可能 |
ソニー | Xperia 5 Ⅴ、Xperia 1 V | アップデート保証なし(これまでの慣例だと2回)→3年? |
シャープ | AQUOS R8シリーズ、AQUOS sense8 | OSバージョンアップ3回、セキュリティアップデート5年→5年利用可能 |
OSの寿命はGoogle Pixelシリーズが最も長く、iPhoneがその次に続きます。逆にXperiaはアップデートの回数が少ないため、長く使うことに不安を感じます。
スマホが寿命を迎える・壊れる前兆は?【iPhone・Android】
次にスマホが寿命を迎え壊れる前兆としてあらわれる症状を見ていきたいと思います。具体的には以下の通りです。
壊れる前兆症状
- 操作が重い・フリーズする・勝手に再起動する
- すぐにバッテリー切れを起こす
- 端末が熱を持つ
- バッテリーが膨張している
- 対応していないアプリやサービスが出てくる
これらの症状が出てきたらもうすぐ寿命を迎えて故障する、もしくはスマホが寿命に達しており、買い替えるべきタイミングと言えます。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
操作が重い・フリーズする・勝手に再起動する
日々ストレスになってしまうほど操作が重い、頻繁にフリーズを起こす、勝手に再起動するという症状はスマホが寿命を迎えている、もしくはそれに近い可能性があります。
スマホは使っているうちにダウンロードされているアプリの量やデータ容量が増えてきます。それを処理しきれなくなると、スマホが遅くなったり、フリーズしたり、勝手に再起動を起こすことになるのです。
また、スマホに搭載されているCPUやメモリも長く使うことによってどんどん劣化していきます。加えてシステムやアプリの機能は日々進化しており、それを動かすために必要なスペックもどんどん高いものを求められてくるため、必要な処理性能をスマホ自体の処理性能が追いつかなくなっていくのです。
アプリや不要なデータを消して、負荷を減らしてあげることで一時的に寿命を延ばすことができますが、それでも限界があります。ストレスを感じるくらい動きが遅く、フリーズを起こす場合は新しいスマホに買い替えた方が良いでしょう。
すぐにバッテリー切れを起こす
すぐにバッテリー切れを起こすときに考えられる原因は2つあります。バッテリーの劣化とスマホ本体の劣化です。
バッテリー切れをすぐに起こす時に多くの人が思い浮かべる理由はバッテリーの劣化でしょう。もちろん最初に疑うべきはこれです。最近の機種であれば、バッテリーの劣化状態をスマホの設定画面で確認できることが多いので、何%なのか確認してみましょう。
(例:iPhoneの場合は「設定アプリ」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」の最大容量を参照)
目安として80%を下回っている場合は、バッテリー交換をすることで電池持ちが大きく改善する可能性があるため試す価値があります。
ただし、電池持ちが悪くなる原因がスマホ自体の劣化である可能性も見逃してはいけません。というのも、スマホのCPUやメモリが劣化すると動かすのに余計な電力を使うようになります(省電力性能が低下する)。また、省電力性能は日々進化しているので、古い機種は省電力性能が低く、現在のシステムやアプリを動かすのにバッテリーを使いすぎているかもしれません。
つまり、バッテリー交換では解決できない、「すぐバッテリー切れを起こす」という症状も考えられるのです。この場合はスマホ本体の寿命と考えてスマホを買い替えるのが一番です。
端末が発熱する
端末が熱を持つ状態も買い替えのサインです。スマホが熱を出している原因も、バッテリーの劣化と本体の寿命両方ともが考えられます。
バッテリーは寿命近くになると発熱しやすくなるため、スマホの発熱はバッテリーの劣化の1つの目安と考えましょう。
ただし、バッテリーだけが原因とも限りません。例えば、スマホの処理性能が追いつかずに頑張りすぎて発熱する場合や衝撃で基盤にダメージを受けたことによって発熱している可能性が考えられます。
したがって、特に発熱と一緒にフリーズや再起動を起こす場合はスマホ本体の寿命の可能性が高いので、買い替えを検討した方が良いでしょう。
バッテリーが膨張している
バッテリーの膨張はバッテリーの劣化の合図です。バッテリーは劣化すると内部でガスが発生し、それによりバッテリーパックが膨張すると言われています。
バッテリーの膨張は非常に危険です。近年のスマホは余計な隙間がほとんどなく精密部品が設置されているため、バッテリーの膨張によりスマホの部品が圧迫されて、破損する可能性があります。バッテリーの膨張に気づいたら、少なくともバッテリー交換をするなど対処が必要です。
対応していないアプリやサービスが出てくる
アプリをダウンロードしたり、アップデートができない時は、OSが最新ではなくソフト的に寿命がきている場合があります。セキュリティ上の問題が解決されていない可能性があるため、最新OSを搭載している端末に買い替えるのが賢明です。
もちろん、「いきなり買い替える」ではなく、まずはご自身のスマホが最新OSにアップデートできるかどうか確認しましょう。
確認方法
- iPhoneの場合
「設定アプリ」 →「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順にタップして確認 - Android端末の場合
「設定アプリ」→画面下部の 「システム」→ 「システム アップデート」の順にタップし、Android バージョンと Android セキュリティ アップデートを確認する
なお、最新OSのリリース直後は不具合を起こすことが多いので、すぐに最新版にアップデートするのは危険という認識は間違っていないと思います。ただ、使えないアプリやサービスが出ている時は、すでに不具合が修正され安定しているフェーズにあるはずなので、躊躇なくアップデートするのが正解です。
対応していないアプリやサービスが多くある、でもOSのアップデートができない状態は、ハード的にスマホがまだまだ使えても、ソフト的な寿命がきていると考えて、買い替えることをおすすめします。
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スマホが寿命を迎える前にやっておきたいことは?
お使いのスマホに前述したような「寿命が近い前兆症状」が出ているならば、いつスマホの電源が入らず使えなくなってもおかしくありません。そうなると、大切なデータを失ってしまう可能性があるため、あらかじめ対策が必要です。
また、スマホが使えなくなったときの日常生活へのダメージは計り知れません。したがって、そのダメージを減らすための確認も必要になります。具体的には以下の通りです。
壊れてからでは取り返しがつかないこともあります。完璧に故障する前に対応をしておきましょう。
必ずバックアップをとっておく
スマホには電話帳の他、写真や動画、メールといった大切な情報が保管されているはずです。壊れてしまって取り出せなくなる前に、必ずバックアップを取っておきましょう。
iPhoneもAndroid端末も、PCを使ったバックアップはもちろん、クラウド上にバックアップできるシステムが搭載されています。
それぞれのバックアップ方法は以下の通りです。
バックアップの方法
iPhoneの場合
- iCloudにバックアップする(PCなしバックアップ)
「設定アプリ」→ 「(自分の名前)」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」にタップし、「このiPhoneをバックアップ」をオンにすることで毎日自動的にバックアップされる。(手動バックアップしたい場合は「今すぐバックアップ」をタップ)
-
Macを使ってiPhoneのバックアップを作成する
ケーブルを使ってiPhoneとMacを接続→Macの「Finder」のサイドバーで、iPhoneを選択→Finderウインドウの上部で、「一般」をクリック→「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」を選択(データを暗号化してパスワードで保護するには、「ローカルのバックアップを暗号化」のチェックを忘れない)→「今すぐバックアップ」をクリック -
Windows PCを使ってiPhoneのバックアップを作成する
ケーブルを使ってiPhoneとWindowsを接続→PC上のiTunesアプリで、iTunesウインドウの左上付近にある「iPhone」ボタン、「概要」の順にクリック→「今すぐバックアップ」をクリック(バックアップデータを暗号化するには、「ローカルのバックアップを暗号化」を選択し、パスワードを入力してから、「パスワードを設定」をクリックする)
Androidの場合
- Google アカウントを利用してデータのバックアップを作成する
「設定」アプリを開く→「 Google アカウント」、「バックアップ」、「今すぐバックアップ」の順にタップ - SDカードを利用してデータのバックアップを作成する
「設定」アプリを開く→「システム」、「データ引き継ぎ」、「バックアップ」の順にタップ→バックアップを取りたい項目を選択して完了
バックアップを取っておけば、今使っているスマホが故障してもすぐに新しい機種にデータを移行し使い続けることができます。
パスワードをスマホのメモアプリにメモをしているならバックアップをとっておく | パスワード管理アプリもおすすめ
これはやるべき人が限定されるかもしれませんが、テキストメモなどや端末にパスワードの一覧を作っている場合は必ずスマホが壊れる前にバックアップを取っておきましょう。パスワードが全て消えてしまった場合、今まで使っていたサービスにログインできなくなるなどの恐れがあります。
もちろん、テキストメモはバックアップの対象になっていることが多いのですが、確認しておくに越したことはありません。
ただし、ログインパスワードをスマホのテキストメモに保管しておくのは非常に危険です。スマホが壊れた瞬間にパスワードにアクセスできなくなるほか、テキストメモ自体にロックをかけていないとパスワードが流出する恐れがあります。
そこでスマホが壊れそうなタイミングで導入を検討してほしいのが、パスワード管理アプリです。導入することで、自動的にクラウド上にバックアップが作られるため、スマホが壊れた時の紛失の心配がありません。また、クラウドに保管される際に強力に暗号化されるため流出の心配もありませんし、自動でパスワードを作ってくれる便利機能も備えています。
安いものだと、月々200円〜300円で使えるため、この機会の導入がおすすめです。以下の記事でおすすめパスワード管理ソフト・アプリを紹介しているので、ぜひみてみてくださいね!
メーカー保証や加入している有料スマホ保証オプションを確認
メーカーの保証やキャリアのスマホ保証オプションの加入状況は必ず確認しておきましょう。スマホが急に壊れてしまった場合、焦りからスマホの復旧を優先してしまい、本来受けられる補償を受けずに損する場合があるからです。
例えば、保証プランによっては全損して修理ができない状態であっても数千円支払うだけで、新品または新品と同等の端末に交換してくれる場合があります。これを使わずに新しいスマホを買ってしまったら、これまで支払ってきた保証オプションの料金が無駄になるだけです。
壊れた時に適切な対処ができるように、スマホの保証プランの加入状況を必ず確認しておきましょう。
保証状況の確認方法
- iPhoneのAppleCare+の確認方法
お使いのデバイスの保証状況の確認|Apple公式にアクセスする→iPhoneの設定アプリを開き、「一般」→「情報」の順にシリアル番号を調べて入力する - auの故障紛失サポート、もしくは故障紛失サポート with Cloudの確認方法
契約状況を確認する|au公式からau IDを使って確認する - 楽天モバイルのスマホ交換保証プラス、もしくは故障紛失保証 with AppleCare Servicesの確認方法
my楽天モバイルホーム画面へ進む|楽天モバイルからログイン→画面を下にスクロールし、「製品情報」内の「全ての製品情報」をタップ→契約中の製品保証オプションサービスを確認 - ドコモのsmartあんしん補償の確認方法
契約状況確認|ドコモ公式よりdアカウントでログインして確認 - ソフトバンクのあんしん保証パックプラス、もしくはあんしん保証パック with AppleCare Servicesの確認方法
加入中の保証サービスを確認する|ソフトバンク公式からソフトバンクIDを使ってログインする
以前はキャリアの回線契約とスマホの保証プランが紐付いており、キャリアの契約を解約したり乗り換えた場合は、スマホの保証オプションが解約となっていました。しかし、現在使っているスマホを買ったキャリアの契約を解約していても、端末保証プランだけ残っているケースがあるので、念の為確認しておくと安心です。
もし加入していた場合は、故障した際にすぐに対応できるように、保証内容を詳しく確認しておきましょう。
できれば完全に壊れる前に機種変更する | 電源が入る状態なら下取りできるかも
スマホの買い替えは「完全に壊れてから」ではなくて、「完全に壊れてしまう前」がベストタイミングなので、できれば寿命となる兆候が見えたタイミングで新しい機種を買いましょう。
その理由は2つあって、一つは完全に故障していなければ下取りで高い値がつく可能性があること、もう一つはデータの移行は完全に壊れてバックアップから復元するよりも、移行前の端末が手元にある状態の方が簡単だからです。
例えばauのiPhone:下取りプログラムの場合、iPhone 8(64GB)でも5,500円で下取りをしてもらえます(2023年12月現在)。電源が入らない、充電器を刺しても充電がされない、ボタンが反応しないという状態はNGですが、逆に動きが悪くても正常に動く状況であれば、5,500円の価値があるわけです。
また、スマホのデータの移行は旧端末からデータ移行する方が、バックアップから復元するより簡単です。しかも移行できるデータの種類が多くなります。アプリによっては、旧端末で手続きをしてからでないとデータが全て消えてしまうものもあるので注意が必要です。
他にもバックアップからのデータ復元はうまくいかないことがあるので、可能な限り今使っている端末が動くうちに新しい機種に買い替えを済ませるようにしましょう。
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スマホの寿命を長くするためにできる5つのこと | 長く使う人はやっている!
ここからはスマホの寿命を少しでも長くするために気をつけるべきことを解説します。
具体的には以下の通りです。
これら各項目について、やってはいけない理由と具体的にすべきことを1つずつ解説していきます。
バッテリーは大切にする【ながら充電・過充電・過放電を避ける】
バッテリーを大切に使うことは、スマホの寿命を伸ばす秘訣の1つで、特に以下の3つのことを避けるようにしましょう。
やってはいけない3つのこと
- ながら充電…充電しながらスマホを使わない!
- 過充電…スマホのバッテリー残高が100%の状態で充電器を刺しっぱなしにしない!
- 過放電…0%になるまで使わない、0%の状態で放置しない!
ながら充電を避けるために必要なのは、自身がスマホを使わない時間に充電する癖をつけることです。例えば、帰宅後すぐに開始し食事中に充電する、お風呂に入る前に必ず充電するといった具合に、絶対にスマホを触らない時間に充電する習慣を作るようにしましょう。
また、過充電を防ぐためにはながら充電を防ぐのと同じ対策が効果的です。それによってなるべく寝ている間に充電しないようにしましょう。帰宅後に充電を開始して寝る前までには満充電に近い状態を維持するのが大切です。
どうしても就寝中に充電したい方は、スマホの充電の最適化機能の利用を検討しましょう。スマホを触る時間から毎日の起床時間を学習し充電速度を調整、起きるギリギリに満充電となるようにしてくれる機能です。機種によっては80%までで充電をやめてくれる設定もできるため、80%充電でも1日の電池に余裕がある方は、これを使っても良いでしょう。
また過放電を防ぐためには、とにかく残量を0%にしないことが大切です。電池が少なくなったら省電力機能を使うのはもちろん、画面を少し暗くする、不要なアプリや通知を消す、リフレッシュレートを落とすなどして、そもそも電力消費が少ない状態にしましょう。
全てをいきなりやることは難しいかもしれませんが、できることから始めてみてくださいね。
むやみに水に濡らさない【防水スマホであっても不要な水濡れは厳禁】
防水仕様のスマホを含めて、少しでもスマホの寿命を長くしたいのであれば、スマホをむやみに水に濡らさないことが大切です。また濡らしてしまった場合は、乾くまで使わないようにしましょう。
防水仕様があるスマホはあくまでも「水に濡れても大丈夫」なだけであって、「水に濡れたまま使っても大丈夫」とは違います。また防水性能もスマホを使っていく中で劣化していくので、長く使ったスマホの場合は特に注意が必要です。
万が一濡らした場合はタオルなどで速やかに水分を拭き取り、電源を落とした上で自然乾燥が必要です。乾かす時間を短くしたいからといってドライヤーを使うと、熱が部品にダメージを与えてしまうので、絶対にやめましょう。
また防水性能はあくまでも水道水などのに対する性能で、海水などはサポートしていません。スマホを海水に濡らすのは絶対にNGなので、海で使う場合は防水ケースを使うなどして、スマホを守るようにしましょう。
怪しい充電器を使わない【できれば純正の充電器を使用する】
品質の低い充電器を使うと、スマホの寿命が縮まる原因になります。可能ならば、メーカーやキャリア純正のもの、もしくは信頼できる製品を使うようにしましょう。
粗悪な充電器や充電ケーブルは充電の際にスマホに流れる電圧を安全に制御する機能が欠落していることがあります。そうすると、スマホに必要以上の電圧が流れ、バッテリーの過充電、熱を発することによるスマホの部品のダメージにつながるのです。
また粗悪な充電器を使うことで、充電ができなくなってしまうトラブルも報告されています。
できればスマホの充電にはメーカーもしくはキャリアの純正品を使いましょう。それが一番安心です。しかし、最近のスマホにはACアダプタが付属しておらず、純正品は価格が高いというデメリットがあります。
純正品以外を使いたいという方も多いでしょう。その場合は少なくとも「PSEマーク」がついているかの確認は必須です。日本で販売されるACアダプタには国の登録検査機関で適合性検査を受けて認証を受けた上で、「菱形のPSEマーク」を表示する義務があります。必ず確認しましょう。
iPhoneを充電する場合はMFi認証を受けたケーブルを使うとより安心です。MFi認証とはApple社が定めている性能基準を満たした製品に与えられるもので、ケーブルを選ぶ一つの基準となります。
またケーブルは断線など劣化がしやすいアクセサリです。劣化したものを使い続けるとスマホ本体にダメージを与えたり、ショートや発火など重大事故につながるため、少しでも異常を感じた時はケーブルを買い替えるようにしましょう。
ストレージには余裕を持たせておく【不要なアプリ・データは消しておく】
スマホの内部ストレージがいっぱいな状態で使い続けると、スマホ本体に負担がかかり寿命が短くなってしまいます。最低でも3〜4GB、可能ならば10GBほどは常に使えるストレージがある状態にしておきましょう。
ストレージに余裕を持たせるためには、定期的に不要なデータを整理することが大切です。SDカードが使える機種であればSDカードにデータを移動したり、使えない機種の時はiCloudやGoogleDriveなどのクラウドストレージサービスを使ったりして、ストレージを常にあけておきましょう。
また不要なアプリがあると、余計な電力が必要となり、結果バッテリーの劣化につながります。アプリに関しても定期的に不要なものがないか確認するようにしましょう。
急激な温度変化は避ける【夏の車のボンネットには特に注意】
スマホは適切な環境下で使うことが重要で、特に急激な温度変化を避けるようにしましょう。暑すぎたり寒すぎたりする環境で使うと、バッテリーやCPUに余計な負荷がかかるため、寿命が短くなってしまいます。
特に気をつけたいのが、真夏の車のボンネットです。エンジンが切れて冷房が入っていない状況では、70℃から80℃以上に達することもあると言われています。
リチウム電池の許容される温度45℃を軽くこえるため、どれだけ危険な状態であるかがわかるはずです。
また、スマホが熱くなったからといって急激に冷やすと、発生した結露によって、内部が故障を起こす恐れがあるため控えましょう。
寿命が長いスマホの買い方 | 7年以上使いたいならここを確認!
ここからは少しでも長くスマホを使いたい方が選ぶべきスマホの基準と具体的なおすすめ機種を紹介します。
1つずつ、詳しく解説するので新しいスマホを購入する参考にしていくださいね。
発売直後のハイスペック端末を購入する
スマホを長く使いたいのであれば、できる限り最新で高性能のCPUを搭載するハイスペック端末を買うことが大切です。
スマホは使っていくうちに、ソフトウェアやアプリがアップデートされますが、その度に要求されるスペックが上がります。つまりCPU性能が高ければ、必要とされるスペックを満たせる期間が長くなるため、スマホの寿命が伸びるというわけです。
現状CPUのほとんどはApple製、Google製、Qualcomm製のどれかがほとんどですが、2023年から2024年初めにスマホを買うのであれば、以下のCPUを搭載する端末を選ぶといいでしょう。
選ぶべきCPU
- Apple社製…A17 Proチップ
- Google社製…Google Tensor 3
- Qualcomm社製…Snapdragon 8 Gen 2
特にSnapdragon 8シリーズは、2022年モデルであるSnapdragon 8 Gen 1やSnapdragon 8+ Gen 1があまり評判が良くありません。少しでも長く使いたいならSnapdragon 8 Gen 2搭載モデルを選びましょう。
ハイスペックCPUを搭載する機種はどうしても高価ではありますが、長く使えることでミドルスペック端末を何度も買い替えるよりコスパがいいことも多いので、ぜひ検討してみてくださいね。
OSのアップデート回数が多い端末を購入する
iOSもAndroidも毎年ソフトウェアのアップデートを行います。新機能の搭載と不具合の修正が行われるため、長く使おうと思うなら常に最新OSにしておくことが重要です。
OSを更新しないということは不具合を放置したまま使い続けることになります。セキュリティ的にも危険なので、少しでもスマホの寿命を伸ばしたいのであればOSのアップデート回数が多い機種を選びましょう。
OSのアップデート回数が多い端末の代表はiPhoneシリーズとGoogle Pixelシリーズです。Google Pixel 8シリーズは最大7年のAndroidバージョン・セキュリティアップデートを保証しています。
またiPhoneはOSのアップデートの保証はされていないものの、iPhone 7やiPhone 8が6年間最新OSの状態で使えたことを考えると、この傾向が続くはずです。
他にも以下のシリーズは5年間のセキュリティアップデートを保証しています。
アップデート保証回数
- Galaxy S23シリーズ…4世代OSアップデート+5年間のセキュリティアップデート保証
- OSバージョンアップ3回、セキュリティアップデート5年→5年利用可能
容量が大きくバッテリー寿命が長いものを選ぶ | ただしバッリーの交換は覚悟しておく
バッテリーの寿命を少しでも長くしたいのなら、容量が大きく、寿命が長いバッテリーを選びましょう。
容量が大きいバッテリーを選ぶべき理由は、「元々の容量が大きければ、劣化してもそれなりに使えるから」です。
5,000mAhの方は劣化してもまだ4,000mAhとして使えますが、3,500mAhの方は2,800mAhしか使えません。5,000mAhの方は劣化しても3,500mAh以上使えますね!
スマホに使われているバッテリー容量として最も大きいサイズは5,000mAh前後です。できれば、この容量を選びたいところです。
また、電池の寿命の劣化が少ないことをアピールしているスマホもあります。例えば、ソニーのXperia 5 Ⅴは、3年間利用しても電池がほとんど劣化しないとのことです。
これら2つの観点から、バッテリー交換が少なくて済みそうな機種を選ぶと良いでしょう。
ただし、それでもバッテリーが消耗品であることに違いはありません。7年という期間を使い続けることを考えると、最低でも1回、通常は2回ほどバッテリー交換が必要でしょう。これだけのバッテリーの交換費用は前もって考えておいた方が良いかもしれません。
長く使えるスマホはこれだ!おすすめ3機種
ここからは長く使えるスマホおすすめスマホ3機種を紹介します。具体的にはiPhone 15 Pro Max、Google Pixel 8 Pro、Galaxy S23 Ultraの3つでアピールポイントと、長く使える要素を中心としたスペック表は以下のとおりです。
項目 | iPhone 15 Pro Max | Google Pixel 8 Pro | Galaxy S23 Ultra |
---|---|---|---|
発売日 | 2023年9月22日 | 2023年10月12日 | 2023年4月20日 |
販売価格 | 189,800円〜 | 159,900円〜 | 164,800円〜 |
CPU | A17 Proチップ | Google Tensor G3 | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy |
ベンチマークスコア ※出典:Antutu benchmark公式 |
総合:1,521,725点 | 総合:1,128,504点 | 総合:1,541,898点 |
RAM容量 | 8GB(非公表) | 12GB | 12GB |
ROM容量 | 256GB/512GB/1TB | 128GB/256GB/512GB | 256GB/512GB/1TB |
OSアップデート | 保証はなし (ただし最低6年間は最新OSを使えると見られている) |
7年間OSアップデート保証 | 4世代OSアップデート+5年間のセキュリティアップデート保証 |
バッテリー容量 | 4,422mAh(非公表) | 5,050mAh | 5,000mAh |
参考記事 | Google Pixel 8 Pro スペック Google Pixel 8 Pro キャンペーン Google Pixel 8 Pro レビュー |
Galaxy S23 Ultra スペック Galaxy S23 Ultra キャンペーン Galaxy S23 Ultra レビュー |
ここからはこれらの端末を1つずつ見ていきましょう。
iPhone 15 Pro Max | 最も長く使えるiPhoneはやはりこれ!
iPhone 15 Proは性能が高いCPUを搭載し、Appleによる長期間の最新OSサポートを受けられる可能性が高いことから、長く使える端末といえます。
iPhone 15 Pro Maxのスペック表(寿命に関係する部分だけ抜粋) | |
---|---|
発売日 | 2023年9月22日 |
販売価格 | 189,800円〜 |
CPU | A17 Proチップ |
ベンチマークスコア | 総合:1,521,725点 |
RAM容量 | 8GB(非公表) |
ROM容量 | 256GB/512GB/1TB |
OSアップデート | 保証はなし (ただし最低6年間は最新OSを使えると見られている) |
バッテリー容量 | 4,422mAh(非公表) |
ポイント
- ベンチマークスコア150万点オーバーのCPUで、数年後でも安定したパフォーマンスを期待できる
- iPhoneの中では大きい4,422mAhのバッテリーを搭載
- OSアップデートの保証はないが、これまでの実績から6年間の最新OSサポートは堅いとみられる
最近こそAndroidもOSをアップデートできる回数が増えてきましたが、最新のOSをサポートする年数でiPhoneは圧倒していました。AppleはOSのサポート年数を明言していないものの、なるべく長く使える環境に優しい端末作りを掲げていることから、期間を延ばすことがあっても縮めることはないと思われます(参考:環境|Apple公式)。
またAntutuベンチマーク150万点を超える超ハイスペックCPUを搭載しています。現状40〜50万点の性能があれば問題なく使える環境であるところ、5〜7年後に150万点越えのCPUが使えなくなるほど、環境が進化を遂げているとは少し考えにくいところです。
なお、iPhone 15シリーズの中からiPhone 15 Pro Maxを選んだことにも理由があります。iPhone 15やiPhone 15 Plusに搭載されているCPUは1世代前のA16 Bionicです。
したがって最新OSへのアップデートがiPhone 15 Pro Maxより1年早く打ち切られる可能性が考えられます。
また、iPhone 15 Proはバッテリー容量が3,274mAhしかないと言われています。バッテリー交換が必要になるまでの期間が短くなる可能性があるのです。
iPhoneを1日でも長く使いたいのであれば、iPhone 15 Pro Maxを検討しましょう。
Google Pixel 8 Pro | iPhoneを超えた7年間のOSアップデート
Google Pixel 8 Proの最大の強みは7年間のOSアップデートが保証されていることです。このことから7年以上使える可能性が非常に高い機種といえます。
Google Pixel 8 Proのスペック表(寿命に関係する部分だけ抜粋) | |
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発売日 | 2023年10月12日 |
販売価格 | 159,900円〜 |
CPU | Google Tensor G3 |
ベンチマークスコア | 総合:1,128,504点 |
RAM容量 | 12GB |
ROM容量 | 128GB/256GB/512GB |
OSアップデート | 7年間OSアップデート保証 |
バッテリー容量 | 5,050mAh |
ポイント
- OSアップデートの保証期間がなんと7年!
- 5,050mAhの大容量バッテリーで、バッテリーの交換頻度が低くなる期待が持てる
Google Pixel 8 Proは最新OSを使える期間がなんと7年間です。iPhoneは大体6年であることを考えると、Google Pixel 8 Proの期間がいかに長いかがわかります。さらにバッテリー容量も5,050mAhと大きいので、バッテリーの劣化に強いのも嬉しいところです。
CPU性能をiPhone 15 Pro MaxやGalaxy S23 Ultraと比較すると、Antutuベンチマークスコアで見劣りするものの、110万点台でも数年は快適に使える可能性が高いので大きな問題にはならないでしょう。
なお、同時に発売されたGoogle Pixel 8もOSのアップデート保証が7年で、同じCPUであるGoogle Tensor G3を搭載しているものの、バッテリー容量が4,575mAhとGoogle Pixel 8 Proと比較すると小さくなってしまいます。またRAM容量もGoogle Pixel 8 Proより小さい8GBです。
Google Pixel 8も十分寿命が長い端末ではありますが、少しでも長く使いたいのであれば、Google Pixel 8 Proを使った方が良いでしょう。
Galaxy S23 Ultra | 高性能CPUと大容量バッテリーを搭載
最後に紹介するGalaxy S23 Ultraは高性能CPUと大容量バッテリーを搭載し、長く使える可能性が高いといえる機種です。
Galaxy S23 Ultraのスペック表(寿命に関係する部分だけ抜粋) | |
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発売日 | 2023年4月20日 |
販売価格 | 164,800円〜 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy |
ベンチマークスコア | 総合:1,541,898点 |
RAM容量 | 12GB |
ROM容量 | 256GB/512GB/1TB |
OSアップデート | 4世代OSアップデート+5年間のセキュリティアップデート保証 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
ポイント
- Antutuベンチマーク150万点超の高性能CPUを搭載
- 5,000mAhの大容量バッテリーで、バッテリーの交換頻度が低くなる期待が持てる
Galaxy S23 UltraはQualcomm社が手がける最高品質CPUで、さらにGalaxy特別仕様である「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載しています。
Antutuベンチマークスコアは150万点を軽く超えているので、このスペックの端末が追いつけないほどの技術の変化が数年で起きることは考えにくいでしょう。したがって、5〜7年といったスパンで使える期待は十分です。
さらに、バッテリー容量も5,000mAhと大容量で、電池持ちに対する評判も高いので、電池交換の頻度はそう多くないと思われます。
ただ懸念材料はセキュリティのアップデートが5年間であること。スペック的には全く問題なくもう数年使えそうですが、どう折り合いをつけるかが課題になりそうです。
※ただし、アップデート終了後に使い続けることを推奨しているわけではありません
なお、同時販売されたGalaxy S23はバッテリー容量が3,900mAhであることが最大の懸念点です。バッテリー交換頻度がGalaxy S23 Ultraより多くなることは覚悟するべきでしょう。
また、RAMも8GBとGalaxy S23 Ultraの12GBより小さなものが搭載されています。スペック的にも先にへたれてくるのはGalaxy S23の可能性が高いのです。
したがって、少しでも長く使いたいのであれば、Galaxy S23 Ultraを選びましょう。
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スマホの寿命に関するよくある疑問・質問
ここからはスマホの寿命に関する以下のよくある質問に回答していきます。
1つずつ見ていきましょう。
スマホを10年使うことはできますか?
結論から言うと、現状10年間スマホを使うのは難しいです。なお2023年時点で10年前のiPhoneといえば2013年発売のiPhone 5Sであり、これが2023年の環境で使えるか考えてみます。
まずはOSです。iPhone 5sはiOS12.5.6を最後にアップデートができなくなっています。2023年の最新OSがiOS17シリーズであることを考えると、機能的にもセキュリティ的にも正直難しいでしょう。
またOSを無視した時に、スペック的に使えるかどうかも正直怪しいです。iPhone 5sのAntutuベンチマークスコアは6〜8万点ほどと言われており、現在市販されているローエンドモデルにすらスペックが追いついていません。
もちろん、スマホの性能は当時の方が伸び幅が大きかったイメージあるため、10年後に同じようになっているわけではないでしょう。
未来のことはわかりませんが、今あるデータから考えると、10年使うのは難しいかなと言うのが結論です。OSのサポートがGoogle Pixel 8シリーズの7年が最長なので、これくらいを目安に考えるのが現実的といえます。
XperiaやAQUOSスマホの寿命は短いって本当ですか?
XperiaやAQUOSが特別寿命が短いと言うことは今のところありません。特にハイエンド端末は、他のメーカーに負けないCPU性能やバッテリー容量を有しているため、十分長く使うことができるでしょう。
ただし、特にXperiaに関しては他メーカーのものと比較して寿命が短い端末と呼ばれてしまうことがあります。理由はOSアップデート保証の短さです。
2023年はGoogleがGoogle Pixel 8シリーズ、SamsungがGalaxyシリーズ、シャープがAQUOS R8シリーズやAQUOS sense8のアップデート保証延長を発表していますが、ソニーはありません。
OSのサポート切れを一つの寿命とするならば、今あげた主要メーカーの中ではXperiaシリーズが一人負けとなる可能性があり得ます。
ただし、Xperiaシリーズは長く使えるバッテリーなどハード面では長期間使える端末を目指しているはずです。Xperiaが長く使える端末になるかならないかは、ソニーがどれくらいOSサポートを保証してくれるかで決まってきそうです。
スマホのバッテリー寿命を診断する方法は?何パーセントが交換どき?
iPhoneや一部のAndroid端末では標準機能でバッテリーの劣化状態を確認(バッテリー寿命の診断)できます。%表示される場合、一般的には80%を下回ると交換時期といわれており、確認方法は以下の通りです。
バッテリー診断方法
- iPhoneの場合
「設定アプリ」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」の順にタップして「最大容量」を確認する
- Androidの場合
「設定アプリ」→「端末情報」→「バッテリー情報」の順にタップして「バッテリー性能」を確認する
※Galaxyの場合で、メーカーによって操作が異なります
iPhoneの場合はバッテリーの状態が%で表示されます。またAndroidの場合は機種によって異なり、%表示される場合と、単に「良好」などと状態のみが表示される場合があります。
バッテリーの減りが激しくなったと思ったら、バッテリーの状態が悪くなっていないか確認するようにしましょう。
まとめ | 寿命が長いスマホを大切に使おう!
ここまでスマホの寿命についてまとめてきました。5年以上使える可能性が高いスマホは多く、またスマホを長く使うためにするべきこと・してはいけないことをわかっていただけたのではないでしょうか。最後にまとめます。
まとめ
- スマホの寿命には3種類ある
スマホ本体の寿命…一般的には3〜4年くらい
バッテリーの寿命…1年半〜2年くらい
OSのサポート切れも異種の寿命切れ…メーカーによるが短いものだと3年ほど、長いもので7年 - スマホが寿命を迎える前兆
操作が重い・フリーズする・勝手に再起動する…CPUやメモリなどの性能が限界にきている可能性が高い
すぐにバッテリー切れを起こす…バッテリーの寿命に加えて、スマホ本体が原因の可能性あり
端末が熱を持つ…バッテリーの劣化や本体の処理性能の低下が考えられる
バッテリーの膨張…バッテリーは劣化するとガスが発生して膨張、他の部品を壊す可能性があり危険
対応していないアプリやサービスが出てくる…OSが最新になっていない、最新にできない(一種の寿命) - スマホが寿命を迎える前にやっておくべきこと
定期的なバックアップ…写真・動画・電話帳・パスワードなど
メーカー保証やキャリアの保証オプションを確認…実は使えたのに、使わずに損することを避ける
可能ならば壊れる前に機種変更する…下取りに出せて得する可能性がある、データ移行が完全に壊れてからより簡単 - スマホの寿命を伸ばすためにすべきこと
バッテリーの3つの禁止事項(ながら充電・過充電・過放電)を避ける
防水スマホであってもむやみに濡らさない、濡れたらしっかり乾かす
充電器は純正品か信頼できるメーカーのものを使う
ストレージには余裕を持たせておく
急激な温度変化は厳禁、特に夏の車のボンネットに放置しない - 寿命が長いスマホの特徴
発売直後のハイスペック端末である…発売して時間が経って高い性能を求められても、対応できる
OSのアップデート回数が多い…最新OSで安心して使える期間が長い
バッテリー容量が大きい…バッテリーが劣化しても耐えられる期間が長い
肌身離さず使うスマホではありますが、スマホは超精密機械であることを忘れてはいけません。毎日の少しの工夫だけで、簡単に寿命を伸ばすことが可能です。また、安い端末よりもスペックの高い高価格スマホの方が、使える期間が長くトータルで安くつく可能性があることもお分かりいただけたでしょう。
ハイスペックで高価な端末でも、各社のキャンペーンや端末購入プログラムを利用すれば実質負担金を抑えることが可能です。
スマホを買い替える際は、ぜひお得情報もチェックしてくださいね!
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