2023年7月26日、SAMSUNGが新製品発表会「Galaxy UNPACKED」を開催し、折りたたみスマホの最新作「Galaxy Z Fold5」の発売を正式発表しました。
Galaxy Z Fold5は以下のスケジュールや価格で予約・発売されます。
昨年モデルGalaxy Z Fold4よりも約2週間早いスケジュールでの発表となり、価格は据え置きとなりました。
日本国内キャリア版の正式発表はまだありませんが、例年通りであればドコモとauで取り扱う可能性が高いでしょう。
ちなみにGalaxy Z Fold4の日本版販売は、グローバル版の約1ヶ月後に発売されました。今回も同様なスケジュールの運びとなっています。
スペック面では、以下の点がGalaxy Z Fold5の進化点となります。
Galaxy Z Fold5の進化のポイント
- CPU「Snapdragon 8 Gen2」を搭載した
- ヒンジの機構が改善し、折りたたんだ時の隙間がほぼなくなった
- より薄く、そして軽くなった(折りたたみ時2.4mmの薄型化、10gの軽量化)
一見するとほとんど変わっていないように見えますが、どちらも進化の幅としては非常に大きいものです。Galaxy Z Fold5はより完成度の高い端末に仕上がっています。
この記事ではGalaxy Z Fold5の最新情報を1つずつ丁寧に解説します。
- Galaxy Z Foldシリーズや他の折りたたみ型スマホを使っていてGalaxy Z Fold5に興味がある方
- 折りたたみスマホは使ったことがないが、興味がある方
- 折りたたみスマホについては聞いたことはあるけど、特徴が全然わからない方
全ての方がGalaxy Z Fold5について深く理解ができる記事に仕上げました。ぜひ参考にしてください。
この情報は2024年3月25日時点の情報です※最新の情報については必ず公式サイトご確認ください
参考 : Galaxy Z Fold5 | SAMSUNG公式
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2024年4月27日更新
目次
- Galaxy Z Fold5の発売日・予約開始日
- Galaxy Z Fold5の本体価格・機種代金
- 【最新情報】Galaxy Z Fold 5のスペック | ヒンジの強化が最大の進化?
- Galaxy Z Fold5は水滴型ヒンジ設計により折りたたんだ時の隙間が軽減
- Galaxy Z Fold5はより薄く・本体が軽量になった
- Galaxy Z Fold5にはSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyが搭載
- Galaxy Z Fold5にトリプルレンズのリアカメラと2つのインカメラ搭載
- Galaxy Z Fold5は4,400mAhのバッテリー搭載
- Galaxy Z Fold5のディスプレイ
- Galaxy Z Fold5はn79やミリ波に対応する?
- Galaxy Z Fold5はSDカードと有線イヤホンに対応する?
- Galaxy Z Fold5の防水性能はIPX8等級
- Galaxy Z Fold5は顔認証・指紋認証に対応
- 【悲報】Galaxy Z Fold5はSペン専用スロットを搭載しない
- Galaxy Z Fold 4は壊れやすいって本当?
- まとめ
Galaxy Z Fold5の発売日・予約開始日
Galaxy Z Fold5の発売日・予約開始日以下の通りです。
グローバル版が発売されて約1ヶ月後に日本版が発売される流れとなりました。1つずつ見ていきましょう。
Galaxy Z Fold5の海外(グローバル版)での発売日・予約開始日
Galaxy Z Fold5の海外での予約開始日と発売日は以下の通りです。
発売日・予約開始日
- 予約開始日…2023年7月26日
- 発売日…2023年8月11日
SAMSUNGは7月26日に新製品発表イベント「Galaxy UNPACKED」を開催し、Galaxy Z Fold5を発表しました。同日に予約を開始し、発売日は2023年8月11日です。
昨年発売されたGalaxy Z Fold4も発表してすぐにアメリカAmazonなどで予約が開始されていました。
リーク通り、Galaxy Z Fold5はFold4よりも約2週間早い発表となりました。
Galaxy Z Fold5のauでの発売日・予約開始日
Galaxy Z Fold5のauでの予約開始日と発売日は以下の通りです。
発売日・予約開始日
-
- 予約開始日…2023年8月22日(au版・ドコモ版)
- 発売日…2023年9月1日(au版・ドコモ版)、2023年12月7日(SIMフリー版)
auではGalaxy Z Fold4が発売されており、Galaxy Z Fold5も発売されることとなりました。
昨年モデルのGalaxy Z Fold4はグローバル版より約1ヶ月遅れ、日本での発売日に合わせて発売されました。Galaxy Z Fold5も今回似たようなスケジュールで発売される運びとなり、9月1日に発売されます。
Galaxy Z Fold5のドコモでの発売日・予約開始日
Galaxy Z Fold5のドコモでの予約開始日と発売日は以下の通りです。
発売日・予約開始日
-
- 予約開始日…2023年8月22日
- 発売日…2023年9月1日
ドコモではGalaxy Z Fold4が発売されました。今回も、Galaxyとドコモの関係性には長い歴史があることからGalaxy Z Fold5も発売されることとなりました。
昨年モデルのGalaxy Z Fold4はグローバル版より約1ヶ月遅れ、日本でのauの発売日と同日に発売されました。Galaxy Z Fold5も同様に、グローバル版から約1か月ほど遅れて9月1日に発売されます。
Galaxy Z Fold5のソフトバンクでは取り扱いせず
ソフトバンクでは昨年モデルGalaxy Z Fold4の他、近年Galaxyシリーズの発売がありません。したがってソフトバンクではGalaxy Z Fold5も発売されない見込みでした。
そして今回、その予想通りにソフトバンクでは取り扱いはされませんでした。
Galaxy Z Fold5の楽天モバイルでは取り扱いせず
昨年モデルGalaxy Z Fold4は楽天モバイルから販売されませんでしたが、Galaxy Flip4は楽天モバイルから同日発売されました。
Galaxy Z Fold5が楽天モバイルから発売されるかどうかは、近年のGalaxyシリーズの販売状況でポジティブにもネガティブにも見ることができます。
ポジティブな考え方をすれば、「昨年Galaxy S22は発売されなかったが今年Galaxy S23は発売された、だからGalaxyシリーズは同様に販路を広げGalaxy Z Fold5を楽天モバイルでも発売する」というもの。
楽天モバイルはRakuten最強プランを開始するなど、サービスの改善に乗り出しているので、Galaxy Z Fold5を楽天モバイルでもという声は少なくないはずです。
ネガティブな見方をすれば、「Galaxy S23は発売されたが、Galaxy S23 Ultraは発売されていない、同様にGalaxy Z Flip5は発売するがGalaxy Z Fold5は発売しない」というもの。
そして今回、Galaxy Z Fold5もFilp5も楽天モバイルでは取り扱わないことが判明しました。
残念ながら、今回は後者のネガティブな予想が現実となってしまいましたね。
Galaxy Z Fold5は2023年12月7日にSIMフリー版販売
Galaxy Z Fold5はSIMフリー版が販売されており、発売日は以下の通りです。
発売日・予約開始日
-
- 発売日…2023年12月7日
Galaxy Z Fold5はサムスンの公式サイトよりSIMフリー版を購入可能です。キャリア版とSIMフリー版の発売日には3ヶ月の差があります。
ただしSIMフリー版は1TBモデルのみの取り扱いであるため、256GBモデル・512GBモデルが欲しい場合はキャリア版を検討しましょう。
Galaxy Z Fold4の海外・日本の発売日・予約開始日の違い
Galaxy Z Fold4の予約開始日・発売日のグローバル版・日本版の違いは以下の通りです。またGalaxy Z Fold5の予約/発売日も一緒にまとめます。
| Galaxy Z Fold5 | Galaxy Z Fold4 | ||
|---|---|---|---|
| グローバル版 | 予約開始日 | 2023年7月26日 | 2022年8月10日 |
| 発売日 | 2023年8月11日 | 2022年8月26日 | |
| 日本版 (キャリア版) |
予約開始日 | 2023年8月22日 | 2022年8月22日 |
| 発売日 | 2023年9月1日 | 2022年9月1日 | |
| 日本版 (SIMフリー版) |
発売日 | 2023年12月7日 | ー |
どうしてもGalaxyシリーズはグローバル版から少し時間が空いて、国内販売となる傾向です。
そして今回はGalaxy Z Fold5もGalaxy Z Flip5も同日の発売となりました。もしかしてFold5は少し遅くなるのではないか?と予想していたのですが、まさかの同日発売という運びです。
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Galaxy Z Fold5の本体価格・機種代金
Galaxy Z Fold5の本体価格・機種代金は以下の通りです。
| 販路 | 本体価格 | キャリアサポートプログラム利用時価格 |
|---|---|---|
| グローバル版 | 1,799ドル (日本円で約25万円) |
ー |
| au 公式へ |
【256GB】 オンラインショップ在庫なし 【512GB】269,300円 【1TB】298,200円 |
【256GB】 オンラインショップ在庫なし 【512GB】 実質165,600円 (最大103,700円支払い免除) 【1TB】 実質184,000円 (最大114,200円支払い免除) |
| 楽天モバイル 公式へ |
取り扱いなし | 取り扱いなし |
| ドコモ 公式へ |
【256GB】257,400円 【512GB】272,030円 |
【256GB】 実質157,080円 (最大100,320円支払い免除) 【512GB】 実質166,430円 (最大105,600円支払い免除) |
| ソフトバンク 公式へ |
取り扱いなし | 取り扱いなし |
| SIMフリー版 公式へ |
【1TB】298,200円 | 取り扱いなし |
※各キャリアサポートプログラムを適用し、23回目支払い直後に端末を返却した場合の実質負担
Galaxy Z Fold5は前作Galaxy Z Fold4の発売当時の価格から据え置きで1,799ドルです(日本円で約25万円)。
キャリア版に関しは、通常上乗せされた価格になるのですが、今回はそういったことはなく、ほぼグローバル版と同価格での提供となりました。
Galaxy Z Fold5の海外での本体価格・機種代金
Galaxy Z Fold5のグローバル版の価格は1,799ドル(日本円で約25万円)です。
昨年Galaxy Z Fold 4が発売された際の価格も1,799ドルと同額でした。近年スマートフォン価格は上昇傾向にありますので、据え置きとなる見通しなのは非常に良いニュースです。
ただし据え置きでも日本円で約25万円という高額なことに変わりありません。筐体・画面サイズが大きく、折りたたみという難しい機構が入っていることで高額となることは仕方しかたないでしょう。
ただし、まだまだ折りたたみスマホ自体が普及しておらず、価格が下がらないという側面もあるはずです。折りたたみスマホが普及することで、価格も下がっていくことに期待したいですね。
Galaxy Z Fold5のauでの本体価格・機種代金
Galaxy Z Fold5のauでの販売価格は以下の通りです。
| 容量 | 販売価格 | スマホトクするプログラム |
|---|---|---|
| 256GB | オンラインショップ在庫なし | オンラインショップ在庫なし |
| 512GB | 269,300円 | 実質165,600円 (最大103,700円支払い免除) |
| 1TB | 298,200円 | 実質184,000円 (最大114,200円支払い免除) |
※スマホトクするプログラムを適用し、23回目支払い直後に端末を返却した場合の実質負担
※参考:Galaxy Z Fold5| au
Galaxy Z Fold5の本体価格は約27万円と超高額です。しかしスマホトクするプログラムを適用し、23回目支払い直後に端末を返却することで、約10万円以上の支払いを免除することができて、実質負担金は152,280円となっています。
お得に購入したい方はぜひスマホトクするプログラムでの購入を検討しましょう。
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Galaxy Z Fold5のドコモでの本体価格・機種代金
Galaxy Z Fold5のドコモでの販売価格は以下の通りです。
| 容量 | 販売価格 | スマホトクするプログラム |
|---|---|---|
| 256GB | 257,400円 | 実質157,080円 (最大100,320円支払い免除) |
| 512GB | 272,030円 | 実質166,430円 (最大105,600円支払い免除) |
| 1TB | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
※いつでもカエドキプログラムを適用し、23回目支払い直後に端末を返却した場合の実質負担
※参考:Galaxy Z Fold5 256GB SC-55D
Galaxy Z Fold5は約26万円近くする超高額端末であるため、購入を躊躇してしまう方も多いはず。しかし、いつでもカエドキプログラムを使うことで10万円以上の支払いを免除され、実質負担金は147,840円とります。同じ取り扱いをするauよりも若干安くなりますよ。
端末の返却は必要ですが、分割払いを続ければ返却せずに端末を使い続けることもできます。2年後の状況を見て柔軟に対応できるので、まずはいつでもカエドキプログラムにての購入がおすすめです。
ドコモ公式 : https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/
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Galaxy Z Fold5のSIMフリー端末の本体価格・機種代金
Galaxy Z Fold5のASIMフリー端末の販売価格は以下の通りです。
| 容量 | 販売価格 | サポートプログラム |
|---|---|---|
| 256GB | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
| 512GB | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
| 1TB | 298,200円 | 取り扱いなし |
参考:サムスン公式
待望のSIMフリー端末が発売されたものの、1TBモデルのもの取り扱いです。価格はauと同じなので、キャリア版を確認しながら、どこで買うのか考えるのが良いでしょう。
【最新情報】Galaxy Z Fold 5のスペック | ヒンジの強化が最大の進化?
Galaxy Z Fold5のスペックを一覧にしてまとめると以下の通りです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格 | グローバル版:1,799ドル(日本円で約25万円) au:269,300円 ドコモ:257,400円 SIMフリー版:298,200円 楽天モバイル・ソフトバンクは取り扱いせず |
| ヒンジ | 水滴型ヒンジ採用 |
| カラーバリエーション | ファントムブラック・クリーム・アイシーブルー |
| サイズ | 開いた時 : 高さ154.9×幅129.9×厚み6.1mm 閉じた時 : 高さ154.9×幅67.1×厚み13.4mm |
| 重量 | 253g |
| CPU | Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy |
| RAM | 12GB |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
| リアカメラ | 50MP広角カメラ+12MP超広角カメラ+10MP望遠カメラ |
| フロントカメラ | 4MPフロントカメラ+10MPカバーカメラ |
| バッテリー容量 | 4,400mAh |
| 急速充電 | 最大25W |
| ワイヤレス充電 | 対応(ワイヤレスバッテリー共有対応) |
| メインディスプレイ(内側) | 7.6インチ AMOLEDディスプレイ 解像度1,812×2,176 リフレッシュレート1～120Hz |
| カバーディスプレイ(外側) | 6.2インチ AMOLEDディスプレイ 解像度904×2,316 リフレッシュレート48～120Hz |
| SDカード | 非対応 |
| イヤホンジャック | 非搭載 |
| 防水機能 | IPX8 |
| 生体認証 | 指紋認証対応・顔認証対応 |
| Sペン | 対応(専用スロットなし) |
参考 : Galaxy Z Fold5 | SAMSUNG公式
スペックのポイント
- 最大の進化はヒンジ設計の変更で水滴型ヒンジになることで折りたたんだ時の隙間がなくなる
- Galaxy Z Fold4より薄く、そして軽くなった(折りたたみ時2.4mmの薄型化、10gの軽量化)
- CPUはSnapdragon 8 Gen2 for Galaxyに進化
- 基本性能はGalaxy Z Fold4と同じ部分が多い
- Sペンスロットの搭載が期待されていたが、専用スロットは搭載されていない
大まかなスペックはGalaxy Z Fold 4と変わりません。大きな変更となる見込みなのはヒンジの構造とCPUの進化です。
ここからは1つずつスペックを紹介していきます。
Galaxy Z Fold5は水滴型ヒンジ設計により折りたたんだ時の隙間が軽減
Galaxy Z Fold5のデザインで大きく変わったのはヒンジの設計です。
従来型のヒンジでは折り畳んだ時に両側のディスプレイが密着せず、中央部に隙間ができていました。また折りたたみ部分が目立つことも指摘されており、決して完璧な形ではなかったのです。
一方でGalaxy Z Fold5ではディスプレイの一部が内側に入り込む、フレックスヒンジ(水滴型のヒンジ)構造を採用しています。Galaxy Z Fold4とヒンジ部分を比較すると違いは一目瞭然。
▲(左から)Galaxy Z Fold5/Fold4
デザイン的にも機能的にも大きく改善されていることがわかります。またヒンジ自体の強度も増していると言われているので、より折りたたみ型スマホに対する抵抗感がなくなる構造です。
ちなみに、Galaxy Z Fold5は1つ1つのレンズが独立しているカメラデザインになるとの噂もありましたが、今回は見送られました。
以下は噂されていたカメラデザイン。
Galaxy Z Fold4のレンズは楕円形のユニットに収まっている(左・出典:サムスン公式)が、Galaxy Z Fold5のレンズは1つずつ独立(右・出典:Mashable India)
またカラーバリエーションに関してはファントムブラック・クリーム・アイシーブルーの3色がラインナップされています。
参考 : Galaxy Z Fold5 | SAMSUNG公式
Galaxy Z Fold5はより薄く・本体が軽量になった
Galaxy Z Fold5の本体サイズは、閉じた時が高さ154.9×幅67.1×厚み13.4mmで
開いた時が高さ154.9×幅129.9×厚み6.1mmです。
前述した通りフレックスヒンジを採用したことで、閉じたときの厚みが前モデルに比べて2.4mmも薄くなっています。そのため、折りたたんで使う時の手へのフィット感はより増しているでしょう。
またGalaxy Z Fold5の重量は253gです。前モデルよりも10gの軽量化に成功しています。
ほんの小さな違いではありますが、折りたたみスマホにおいてSAMSUNGの企業努力が詰まっている部分だと言えます。
参考 : Galaxy Z Fold5 | SAMSUNG公式
Galaxy Z Fold5にはSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyが搭載
Galaxy Z Fold5にはCPU「Snapdragon 8 Gen2 for Galaxy」が搭載されました。ここ数ヶ月で発売されたフラッグシップモデル端末に搭載されているCPUなので、非常に現実的です。
またSnapdragon 8 Gen 2は通常仕様とGalaxy専用仕様があります。そして今回Galaxy Z Fold5に採用されたのはGalaxy仕様にカスタムされたCPUです。
Snapdragon 8 Gen2を搭載した端末は発熱が少なく、パフォーマンス性能に満足する声が非常に多いので、Galaxy Z Fold5のパフォーマンスにも期待が持てるでしょう。Galaxy Z Fold4比でCPU性能は18%、GPU性能は32%もアップしています。
また、RAMは12GBが採用されています。RAMは特にマルチタスク性能に影響する部分。Galaxy Z Fold4と容量は同じで、12GBあれば困ることはまずないでしょうから安心です。
ストレージに関しては256GB/512GB/1TBの3つのラインナップを用意しています。SDカードスロットは搭載されていないため、本体容量選びは重要になってきます。
ただし、ストレージラインナップは販売地域によって異なり、日本でも限定されたストレージモデルの販売に留まる可能性は考えておきましょう。
参考 : Galaxy Z Fold5 | SAMSUNG公式
Galaxy Z Fold5にトリプルレンズのリアカメラと2つのインカメラ搭載
Galaxy Z Fold5のカメラの基本仕様はGalaxy Z Fold4と同じです。
リアカメラは5,000万画素の広角カメラに、1,200万画素の超広角レンズ、1,000万画素の望遠レンズの3レンズ構成。そしてフロント面のインカメラは400万画素、カバー面のインカメラは1,000万画素です。
望遠カメラの画素数が1,000万画素から1,200万画素に向上するとの噂もありましたが、Galaxy Z Fold5では据え置きとなりました。
ただCPUがSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyに変更されているため、画像処理が改善され写真や動画撮影の画質が向上されていることが期待できます。
参考 : Galaxy Z Fold5 | SAMSUNG公式
Galaxy Z Fold5は4,400mAhのバッテリー搭載
Galaxy Z Fold5にはGalaxy Z Fold4と同じ4,400mAhのバッテリーが搭載され、25Wの急速充電に対応しています。
ちなみにGalaxy Z Fold4の電池持ちは意見が半々に分かれています。
GALAXY Z Fold4をお迎えしましたー
折りたたんでも液晶ぶっ壊れないの不思議やねー( ゜∀゜ ; )…
電池持ちかなり良いっすよ!!
休憩中1時間で開いて動画観たけど帰宅してからまだ80%位だったし
なんか別に使い倒せないけどガジェット好きにはたまらんす٩๑σ∀σ๑b出典:Twitter
Galaxy Z Fold4、電池持ちもまぁ良いので省電力モードの時間減らそうかな
出典:Twitter
前言撤回
外出してみたらGalaxy Z Fold4電池持ち良くなかった
85%から40%まで5時間くらいで減った出典:Twitter
やはりGalaxy Z Fold4、電池持ちに不満ありかな…
まあこれだけの大画面だし、iPad miniの電池持ちと比較したらマシか出典:Twitter
口コミを見る限りだと、バッテリー容量は増えてくれたら嬉しいなというのが本音のところでしょうか。ただし電池持ちはバッテリー容量×省電力性能できまります。バッテリー容量が変わらずとも、CPUが最新のSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyとなったことで、省電力性能が向上しバッテリー持ちが良くなっている可能性も十分です。
また、Galaxy Z Fold5はワイヤレス充電やバッテリー共有機能も維持している。
参考 : Galaxy Z Fold5 | SAMSUNG公式
Galaxy Z Fold5のディスプレイ
Galaxy Z Fold5には2つのディスプレイが搭載されますが、スペックは以下の通りです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| メインディスプレイ(内側) | 7.6インチ AMOLEDディスプレイ 解像度1,812×2,176 リフレッシュレート1～120Hz |
| カバーディスプレイ(外側) | 6.2インチ AMOLEDディスプレイ 解像度904×2,316 リフレッシュレート48～120Hz |
ディスプレイの基本仕様は前モデルと同じです。
ただ画面の最大輝度は1,750nitに引き上げられています。前モデルのGalaxy Z Fold4の最大輝度は1,300nitだったため、より画面が明るくなっています。
太陽光の強い屋外でも、より見やすくなっているでしょう。
参考 : Galaxy Z Fold5 | SAMSUNG公式
Galaxy Z Fold5はn79やミリ波に対応する?
周波数(バンド)はGalaxy Z Fold5発表時点で未公表です。
n257はいわゆるミリ波と呼ばれるバンド。まだほとんど普及していませんが4G回線の16倍の速度が出るなど、本当の次世代5G通信と言われる周波数帯です。
ミリ波に関しては今のところ情報はありません。なお日本版Galaxy Z Fold4はミリ波n257に対応していました。そのため、Galaxy Z Fold5もn257に対応する可能性は高いでしょう。
n79はドコモが5G回線で使うメインのバンドの1つ。海外ではあまり使われていない周波数で、対応していないスマートフォンが多数販売されています。
ただしサムスンにとってドコモはGalaxyシリーズの主力販路の1つです。Galaxy Z Fold4はもちろんn79に対応していましたし、海外版と日本版の仕様を変更してでも対応させてくるでしょう。
Galaxy Z Fold5はSDカードと有線イヤホンに対応する?
Galaxy Z Fold5はSDカードスロットとイヤホンジャック非搭載です。
前作Galaxy Z Fold4にはどちらも搭載されていませんでしたし、サムスンだけではなく他社製のフラッグシップモデル端末はほとんど廃止されているため、このタイミングで搭載される可能性はほぼ皆無でした。
SDカードや有線イヤホンを使いたいので変換アダプタを別途用意しましょう。
Galaxy Z Fold5の防水性能はIPX8等級
Galaxy Z Fold5はIPX8等級の防水性能に準拠しています。防水性能としては最高等級で、最大水深1.5メートルで最大30分耐えられるとのこと。一般的な使い方であれば、水に濡れるのを気にせず利用できそうです。
ただ防塵性能はないので、砂埃などには注意が必要でしょう。
Galaxy Z Fold5は顔認証・指紋認証に対応
Galaxy Z Fold5の生体認証は指紋認証と顔認証です。指紋認証のセンサー位置については、側面の電源ボタンに内蔵されています。
シーンに応じて生体認証を使い分けられるのは非常に便利です。
【悲報】Galaxy Z Fold5はSペン専用スロットを搭載しない
Galaxy Z Fold5はSペンに対応しますが、残念ながらSペンを本体に内蔵するスロットは搭載されていません。
SペンとはGalaxyシリーズ専用のスタイラスペン。画面に絵を描くことはもちろん、シャッターとして使えるなどの便利機能も搭載されており、非常に満足度が高いものに仕上がっています。
スマホ変えたんだけど、初めて使うSペン、こんな使いやすいと思わなかった!
適当でもスラスラ書けるし、書き心地がいい〜!
絵がうまい人が使ったらこれでも凄い絵描けそう…。あとこのペンをカメラシャッターとしても使えるのも結構便利。
子のおもちゃにされないよう気をつけないと…
出典:Twitter
Galaxy Z Fold5のような大画面デバイスとスタイラスペンの相性は抜群なので、Sペン専用スロットを求める声はGalaxy Z Fold4から上がっていました。
note8使ってsペンの便利さを知り、note9も使って、そこから飛んで今zfold4だけど、ペン内蔵じゃないこと以外不満がないや。大画面最高すぎ。
出典:Twitter
Galaxy Z Fold5でSペンを使いたい場合は、Sペンを収納できるSlim S Pen Caseがあると便利ですよ。
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Galaxy Z Fold 4は壊れやすいって本当?
結論を先に言ってしまうと、Galaxy Z Fold4は特別壊れやすいということはありません。海外の動画になりますが、Galaxy Z Fold4に砂をかけたり、壊すつもりで折り曲げようとする動画が上がっていますが、壊れることはない様子が示されています。
少なくとも、折りたたみスマホだから壊れやすいということはなさそうです。
折りたたみスマホを購入しようと思った方にとって、端末の強度は気になるところのはず。ですが、公式によるとGalaxy Z Fold5に採用されたフレックスヒンジにより、耐久性もアップしているとのことです。
ヒンをも保護できるケースも販売されるでしょうから、気になる方はケース選びも慎重におこなってみてください。
心配なのであればアクセサリーで保護することも可能なので、心配せず購入を検討しましょう。
まとめ
ここまでGalaxy Z Fold5の予約開始日・発売日・スペックなど最新情報を中心に解説してきました。最後にまとめます。
Galaxy Z Fold5の発売日・予約開始日・価格・スペックのまとめ
- 予約開始日
- グローバル版…2023年7月26日
- 日本版…2023年8月22日
- 発売日
- グローバル版…2023年8月11日
- 日本版…2023年9月1日(au版・ドコモ版)、2023年12月7日(SIMフリー版)
- 価格
- グローバル版…1,799ドル(据え置き)
- 日本版(予想)…au版269,300、ドコモ:257,400円、SIMフリー版:298,200円
※楽天モバイル・ソフトバンクは販売せず
- スペックまとめ
- CPUは「Snapdragon 8 Gen2 for Galaxy」を搭載
- ヒンジの機構をフレックスヒンジ(水滴型)に改善し、折りたたんだ時のディスプレイの隙間がなくなる
- より薄く、そして軽くなった(折りたたみ時2.4mmの薄型化、10gの軽量化)
- その他基本的なスペックはGalaxy Z Fold4と変わらない
今年は例年より約2週間ほど早く発表されたGalaxy Z Fold5、ほぼリーク通りになりました。
一見マイナーアップデートにも見えてしまいます。しかしCPUが他の端末でも評判が高いSnapdragon 8 gen 2を搭載し、ヒンジの機構が改善しています。これらは決して小さな進化ではなく、完成度がより高まったと言っても過言ではありません。
Googleも同様の折りたたみスマホを発売し、にわかに折りたたみスマホが熱を帯びています。ぜひ今回の記事を読んでGalaxy Z Fold5に興味を持った方、まずはサムスンのイベントでその全貌を確認してみてくださいね。
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