今回はXperia 1 V(エクスペリア ワン マークファイブ)を9項目で辛口レビューしていきます!
Xperia 1 IVの後続機として登場したXperia 1 V。
CPUには高性能な「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し、カメラにはSONYが新しく開発したイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載しました。
さらに熱拡販シートの体積を約60%拡大した発熱対策、ユーザーの声を取り入れて縦UIに対応したPhotography Proなど、前作の欠点を徹底的に潰しにきた感じがひしひしと伝わります。
実際に私もXperia 1 Vを使いましたが、非常に完成度の高い1台に仕上がってるなという印象を受けます。
ただ本体価格は約20万円と変わらずネックに...。決してノリと勢いだけで購入できる端末ではありません。カタログスペックだけではわからない部分も多く、中々な手が出せないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は元携帯ショップ店員で数多くのスマホに触れてきた私が実機を使い、デザイン面での進化やカメラの作例、電池持ちなど、あらゆる角度からXperia 1 Vのすべてをお伝えしていきます。良い所も悪い所も正直にレビュー!
ぜひ購入前の参考にしてくださいね。それではレビュー開始!!

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2023年12月5日更新
目次
- 【実機レビュー】Xperia 1 Vのベースデザインは1 IVを継承
- Xperia 1 Vのカメラ性能をレビュー | 作例あり
- Xperia 1 Vのディスプレイをレビュー | 4Kでめちゃくちゃ綺麗!
- Xperia 1 Vのバッテリー・急速充電をレビュー | 電池持ちが良くなってる
- Xperia 1 VのCPU・Antutuベンチマークをレビュー | Snapdragon 8 Gen 2
- Xperia 1 Vの生体認証をレビュー | 顔認証には非対応
- Xperia 1 Vのゲーム性能をレビュー | 重たいゲームサクサク!
- Xperia 1 Vの音質をレビュー | フルステージステレオスピーカー対応
- Xperia 1 Vのメモリとストレージについて | SDカードにも対応
- Xperia 1 Vの対応バンドについて
- Xperia 1VのSDGsの取り組み
- Xperia 1 Vのスペック・本体価格一覧
- 【総合評価】Xperia 1 Vの良い点と悪い点について
【実機レビュー】Xperia 1 Vのベースデザインは1 IVを継承
Xperia 1 Vのベースデザインは前作のXperia 1 IVを継承しています。
ディスプレイ面の左上にはインカメラを、背面には縦に並ぶ3つのカメラレンズを搭載しています。また21:9の縦長なディスプレイも健在です。
Xperia 1シリーズのベースデザインは完成度が高いため、大きく変更する必要もないでしょう。前作のXperia 1 IVや1 IIIを横に並べても、正直パっと見はどれがXperia 1 Vかわかりません。

(左から)Xperia 1 III・1 IV・1 V
見た目での大きな進化を求めていた方にはやや面白みに欠ける部分かもしれません。ただ個人的にはXperia 1 Vのデザインはかなり好みです。
ボタンやインターフェースの配置は、以下の通り。

(上から)Xperia 1 V・1 IV・1 III_右側面

(上から)Xperia 1 V・1 IV・1 III_左側面
右側面には音量調節ボタンと電源ボタン、カメラのシャッターボタンを搭載しています。Xperia 1 IVで廃止されたGoogleアシスタントキーは1 Vにも搭載されていません。

(上から)Xperia 1 V・1 IV・1 III_上部

(上から)Xperia 1 V・1 IV・1 III_下部
そして本体上部にはイヤホンジャック、下部には充電口とSIM&SDカードスロットを備えています。
さらに細かく見ていくとデザイン面での進化にあなたも気づくはずです。
機能性触覚デザインで手に馴染む
Xperia 1 Vは機能性触覚デザインを採用しています。
背面にはきめ細かなテクスチャーが施されており、ザラザラとした触り心地を実現。さらに側面には凹凸のあるライン加工が施されており、手で握った時のグリップ感が増しています。
まさに機能面も担保したデザインだと言えます!
写真だと分かりづらいですが、実際に手に取るとかなりザラザラしており指紋も全く目立ちません。側面の加工も手へのフィット感を味あわせてくれます。
前作のXperia 1 IVはサラサラ仕上がりだったため、手から滑り落ちないかとヒヤヒヤする場面もありました。しかしXperia 1 Vならその心配もいりません!
とくにXperiaを裸持ちしたい方には嬉しい進化ではないでしょうか?
ただ側面のテクスチャーはガジェット感が強いため、好き嫌いが分かれる部分かもしれませんね。
カメラ周りのデザイン進化でより高級感が増している
また、何気ない進化を見せたのが背面のカメラデザインです。
従来のXperia 1シリーズは3つのレンズを1枚のガラスで覆うような作りでした。しかしXperia 1 Vでは、カメラレンズ1つ1つをそれぞれのガラスで覆うように仕上げています。
そのため、今まで以上にカッコよく高級感も増したデザインになっていると思います。

Xperia 1 IVのカメラデザイン

Xperia 1 Vのカメラにガラスフィルムを貼っているので公式サイトより画像引用
本体の大きさと重量について | 軽い&スリムで携帯性もGood!
そしてXperia 1 Vの強みはスリムなボディと、高性能技術が詰め込まれているにも関わらず200gを切るボディの軽さにあります!
Xperia 1 Vのサイズは高さ165×横幅71×厚み8.3mmで、重量は187g。
横幅がスリムなので手の小さい方でも握りやすくなっています。それでいてディスプレイはワイド仕様になっているため、一度に入ってくる情報量が多くスクロールの回数も減るため助かります。
以下は、Xperia 1 VとGalaxy S23 Ultra、iPhone14Proを横に並べたものです。

(左から)Xperia 1 V・Galaxy S23 Ultra・iPhone14Pro
上の画像を見ればXperia 1 Vの情報量の多さがわかるかと思います。
Galaxy S23 Ultraは縦のサイズがほぼ同じですが横幅があるため、片手操作が困難です。そう考えると大画面で持ちやすさも考えられたXperia 1 Vはちょうどいいスマホだと言えます!
ただ縦にも長いため、着用する服によっては胸ポケットやズボンのポケットからはみ出てしまうので落とさないように注意が必要です。
縦に長いとディスプレイ上部に指が届かない方もいるかもしれませんが、片手モードを活用すれば片手操作でも親指でタップができますよ!

片手モード
ちなみに重量はGalaxy S23 Ultraが234gで、iPhone14Proが206gです。どちらも手に持った時にズッシリ感が伝わる重さが残念な所......。
その点Xperia 1 Vは高性能なのに、たったの187gしかありません! これはSONYの企業努力が感じられる部分です。
本体カラーは3色展開 | ブラックは熱を溜め込みやすい?
Xperia 1 Vの本体カラーはブラック・プラチナシルバー・カーキグリーンの3色展開です。
カーキグリーンはSONYストアの限定色であり、キャリアでは取り扱っていません。購入窓口によって取り扱っているカラーは違うので注意しましょう。
ちなみにXperia 1 III・1 IV・1 Vと触れてきた身としては、ブラックは熱を溜め込みやすい気がします。とにく屋外で利用している時はモロに熱を感じるかも......。
一方でブラック以外のカラーはブラックほどの熱は感じない気がします。裸持ちするならカラーの選択は慎重に行ったほうが良いかもしれません。
純正アクセサリはiPhoneに敵わない・・・
SONYはXperiaの純正アクセサリも取り扱っています。しかしカバーの種類は少なく、MagSafeに対応しているものもありません。
またサードパーティー製のカバーもありますが、iPhoneほど種類は多くありません。その点はSONYがAppleにまだ追いついていない部分かなと思います。
純正カバーもXperia 1 III・1 IVと使ってきましたが、防御性能はかなり低め......。高さ30~40cmのソファーから端末が落ちただけでも画面フィルムが割れてしまいました。純正カバーはカッコよくスタンド機能も重宝していただけにかなりショックでした。
またカバーはグレーを半年使っていたのですが、汚れがかなり目立ちます。装着面や充電口の塗装が剥げやすいのも純正カバーの悪いところです。

ブラックやパープルは汚れが目立たないがグレーは目立つ

充電口周りが剥げている
その点を踏まえて今回はサードパーティー製のMagSafe対応クリアケースを購入しています。
iPhoneの純正レザーケースは機能も触り心地も良いため、Xperiaでも出してほしいものです。
【外観評価】
目で見たときの大きな変化は感じられないものの、触ったときの機能面での進化は感じられます。背面の滑り止め加工や側面のライン加工は手にフィットするので非常に扱いやすいです。
ただボディが縦に長いので、画面上部に指が届きにくい......。片手モードを使えば問題ないですが、Xperia 5シリーズのサイズ感でXperia 1 Vの性能のスマホがあったらほしいなと思いました。
またGalaxyのように戻るボタンの配置を変えられるようにしてほしい。
全体的には非常に完成度の高いデザインかなと思います!
Xperia 1 Vのカメラ性能をレビュー | 作例あり
Xperia 1 Vのカメラスペック | |
---|---|
背面カメラ | 広角(24mm) : 4,800万画素 / F値1.9 ※記録画素数1,200万画素 超広角(16mm) : 1,200万画素 / F値2.2 望遠(85-125mm) : 1,200万画素 / F値2.3-2.8 ZEISS T*コーティング |
前面カメラ | 1,200万画素 / F値2.0 |
センサー(広角) | 1/1.35型センサー 2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー 「Exmor T™ for mobile」 |
Xperia 1 Vは、4,800万画素の広角レンズ・1,200万画素の超広角レンズ・1,200万画素の望遠レンズから構成されたトリプルカメラを背面に搭載しています。前作のXperia 1 IVと比べると、広角レンズの画素数は約4倍になっています。
そして今回注目すべきはイメージセンサーです!
Xperia 1 Vには、SONYが新開発した2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」が採用されています。
2層トランジスタのイメージをわかりやすく伝えると以下の通り。

イメージ
参考 : 2層トランジスタ画素 | SONY公式
従来のイメージセンサーは、光を電気信号に変換するフォトダイオードと電気信号を増幅するトランジスタが1つの部屋に収まっていました。
しかし、2層トランジスタのExmor T for mobileではフォトダイオードとトランジスタ、それぞれ専用の部屋を用意しています。
この進化により、ダイナミックレンジの拡大とノイズの低減が強化されたというわけです! そして白飛びや黒つぶれも抑えられており、肉眼で見たままに近い写真撮影ができます。
センサーサイズも前作のXperia 1 IVから約1.7倍に大型化しており、スマホなのにデジタルカメラ並の写真が撮れちゃうんです!
まあ機能的な部分を言っても結局写り方はどうなの?って話だと思うので、実際にXperia 1 Vで撮影した写真を見ていただきましょう。
天気に恵まれなかったのは残念ですが、それ以外はかなり満足のいく写真が撮れたかなと思っています。
Xperia 1 Vは良くも悪くも、目に見たままの色味を忠実に再現してくれます。木目や水しぶきなど細かい部分もしっかり写真に収めることができ、コンデジそのものと言っても過言ではありません。
雲ひとつない晴れた時なら、もっと映えた写真が撮れると思います! 何気なくシャッターを切っても、プロ並みの写真が手軽に撮れるのはXperia 1 Vの強みでしょう。
もちろん一眼レフのようにシャッタースピードや露出など細かい部分も自分好みに設定できるので、カメラにこだわりたい方にはピッタリの1台です。
カメラ起動時に前回のカメラモードをそのまま起動してくれるのも何気に嬉しいポイントです。
ただ、カメラの色の表現の仕方は好みが分かれる部分かなと思います。個人的には彩度がやや高めのGalaxy S23 Ultraのような写真が好み。
同じ構図でもメーカーによって全く異なる味付けになるのはカメラの面白い所ですね。自然な色味を忠実に再現してくれるXperia 1 Vも非常に魅力的です!
また、Xperia 1 Vでは「Creative Look」といった新機能も追加されています。Creative Lookはもともとデジタル一眼カメラαに搭載されていた機能で、Xperiaシリーズに搭載されるのは初となります。
Creative Lookを使えば、カメラにプリセットされた色設定からシーンにあわせた写真を手軽に撮ることが可能です。
以下は、Creative Lookで撮影した写真です。

ST : 標準な仕上がりでどんなシーンにも対応

NT : 彩度とコントラストが低めで落ち着いた雰囲気に仕上がる

VV : 彩度とコントラストが高めで色彩豊かな雰囲気に仕上がる

FL : 落ち着いた発色とメリハリのあるコントラストを加えた仕上がりに

IN : 彩度とコントラストを抑えたマットな質感に仕上がる

SH : 柔らかさと鮮やかさのある明るい雰囲気に仕上がる
モードによって写り方が全然違うのがわかるでしょう。
被写体や周辺環境などシーンに応じてモードを切り替えれば、その時その時にあった雰囲気のある写真に仕上がりますよ!
また今回地味に嬉しいのが、Xperia 1 Vの「 Photography Pro」「Videography Pro」で縦撮りUIに対応した点です。

Xperia 1 V

Xperia 1 IV
これまでは縦撮りに対応していなかったため、文字が横向き仕様になっていました。しかしXperia 1 Vでは縦撮りUIに対応し、ディスプレイにシャッターボタンも表示されています。
物理ボタンだと押した時に手ブレで写真がボケてしまうことがあるので、ディスプレイタッチでシャッターを切れるようになったのは素直に嬉しいですね。
では、ここからはまた作例をお楽しみください!
超広角・望遠カメラで撮影
Xperia 1 Vの望遠レンズは85-125mmの可変式となっており、光学ズームレンジを採用しています。そのため遠くの被写体もブレを抑えた綺麗な写真が撮れます。
実際にXperia 1 Vで撮影した写真をご覧ください。

×0.7

×1

×2

×3

×5

×15.6
さすがに×15.6倍だとディティールがはっきりとはしませんが、×5倍程度でこれだけ綺麗に撮れていれば十分ではないでしょうか。
Xperia 1 IVや1 IIIの最大ズームで撮影した写真を見比べてみるとこんな感じ。

Xperia 1 IVで撮影 ×15.6

Xperia 1 IIIで撮影 ×12.5
Xperia 1 IIIは最大12.5倍までなので、Xperia 1 Vのほうがより被写体に寄った写真が撮れます。
ちなみに、Xperia 1 IVで一時的にみせた”望遠レンズでモヤがかかるような不具合”はXperia 1 Vではありませんでした。
望遠レンズを使えば、手前の被写体をメインに背景をボカした雰囲気のある写真もカンタンに撮れますよ!
遠くの被写体を少しでも大きく、そして鮮明に撮りたいならGalaxy S23 Ultraも視野に入れてみると良いでしょう。

Xperia 1 Vと同じ距離から撮影

Galaxy S23 Ultraの100倍ズーム
メシウマな写真も撮れる
メシウマな写真も撮ってみました。
どうでしょう?
個人的にはXperia 1 Vはメシウマな写真も案外いけるんじゃないかなと思います! ラーメンの写真はもう少し盛ってくれてもいい感じがしますが、そのままSNSにアップしてもおかしくない仕上がりでしょう。
ゲソの吸盤やアイスの溶け具合もしっかり表現できています。
当サイト「iPhone大陸」は、農林水産省が実施する「ニッポンフードシフト」の推進パートナーに参加登録しました。
ニッポンフードシフトは食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動です。
当メディアがニッポンフードシフトの活動に少しでも貢献できればと思い参画させていただきました。
暗所・夜景を撮影
続いて暗所・夜景の写真を見ていきましょう!
暗所撮影めちゃくちゃ優秀だと思いませんか!?
耐ノイズ性能が向上しており細かい部分まで忠実に再現できています。木目や葉っぱの1つ1つもきめ細かに表現できており、つい「すごッ」と撮影しながら声が漏れてしまいました。
約1.7倍大きくなった2層トランジスタのイメージセンサーの効果が暗所撮影にもきちんと反映されているのでしょう。白飛びや黒つぶれする場面もありませんでした。
どうやら夜景に対する良い口コミは本当だったようです!
ちなみにナイトモードの設定は「オート」または「オフ」のみで手動でオンに切り替えることはできません。それでもオートの自動調整がいい具合に明るさを調整してくれるので非常に助かります。
ここで前作のXperia 1 IVと1 IIIの夜景写真を比較してみましょう。

Xperia 1 Vで撮影

Xperia 1 IVで撮影

Xperia 1 IIIで撮影
▲(左から)Xperia 1 V/1 IV/1 III1

Xperia 1 IVで撮影

Xperia 1 IIIで撮影
▲(左から)Xperia 1 V/1 IV/1 III
前作のXperiaも綺麗に撮れていますがノイズが気になります。

Xperia 1 Vで撮影

Xperia 1 IVで撮影
パッと見はわかりませんが、拡大するとXperia 1 Vのノイズ低減がいかにスゴイかがわかるはずです。
個人的には日中よりも暗所での写真のスゴさが衝撃でした。
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猫撮りはやっぱりXperiaが一番!
続いてXperia 1 Vで猫撮りをしてみたのでご覧ください。猫撮りはベーシックモードではなく、Pモード(プログラムオート)で明るさだけ調整して撮影しています。

Xperia 1 Vで撮影
上の写真は正午に自宅のハンモックでまったりしている猫を撮ったものです。
個人的に「猫撮りはやっぱりXperiaだよね」という感じです。Xperia 1 Vは実際の猫の色味や毛並みの再現性が非常に高く、一番かわいく撮れています。
ライバル機種となりうるGalaxy S23 UltraやiPhone14Proでも猫撮りしてみたので、見比べてみてください。

Galaxy S23 Ultraで撮影

iPhone14Proで撮影
どうでしょう? 色の表現具合が全く違いますよね。
Galaxy S23 Ultraもですが、とくにiPhone14Proは彩度がかなり高めです。「これうちの猫じゃないよね?」感がスゴイんです......。
その点、Xperia 1 Vは自然な表現ができています。画像を拡大すると毛並み1本1本の表現のスゴさもわかります。

Xperia 1 Vで撮影したものを拡大

Galaxy S23 Ultraで撮影したものを拡大

iPhone14Proで撮影したものを拡大
Galaxy S23 Ultraは完全に色潰れしてしまってます。iPhone14Proは毛並みの表現が優秀ですが、色味が違うのでイマイチ......。
続いて、夜9時ごろに自宅のオレンジのダウンライトを付けて撮影した猫です。

Xperia 1 Vで撮影

Xperia 1 V
同じ構図でライバル機種で撮った猫はこちら。

Galaxy S23 Ultraで撮影

iPhone14Proで撮影
これも自然な色合いなのはXperia 1 Vです。毛並みの表現や猫の色味はもちろん、ダウンライトの色も目に見たままに近い感じがします。
前作のXperia 1 IVや1 IIIとも見比べてみましょう。
Xperia 1 Vで撮影
Xperia 1 IVで撮影
Xperia 1 IIIで撮影
▲(左から)日中 / 夜9時ごろの屋内
日中の明るい時間ではXperia 1 III→1 Vで画質面での大きな進化は見られませんでした。ただ高感度耐性が上がっており、日中でもプログラムオートでISO感度を上げて猫が飛んだり走ったりしている所を撮影しやすくなっていますよ!
猫は寝ている時も手を伸ばしたり寝返りをうったりするので、シャッタースピードを稼いでブレのない綺麗な写真を撮れるXperia 1 Vは非常に重宝しています。
夜の撮影に関してもノイズ低減の進化があり、とくにISO6400だと違いが大きく現れます。

Xperia 1 Vで撮影(ISO6400)

Xperia 1 Vで撮影(ISO3200)

Xperia 1 IVで撮影(ISO6400)

Xperia 1 IVで撮影(ISO3200)
画像を見てわかるように、Xperia 1 IVはザラザラ感がでていますが、Xperia 1 Vではキレイな毛並みをそのまま再現できています。
2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーはペット撮影にも活かせており、Xperia 1 Vがペット撮影で本領発揮するのは日が沈んだ夕方以降と言えるでしょう。
ライベル機種とも比較しましたが、「猫撮りはXperia 1 Vしか勝たん!」と個人的には思います!
動画撮影
Xperia 1 Vは3つのレンズすべてで最大4Kの動画撮影が可能です。
さらに、Xperia 1 Vではシネマティックな階調や色表現を追求した撮影モード「S-Cinetone for mobile」が利用できます。
もともとS-CinetoneはSONYの映像制作カメラやデジタル一眼カメラαに搭載されていましたが、Xperia 1 Vが作られる中でスマホ向けに調整されたのが「S-Cinetone for mobile」というわけです。
実際にXperia 1 Vで4K/S-Cinetone for mobileオンで撮影した動画をご覧ください。
豊かな色味を自然に再現できているのがわかります。
人物撮りであれば被写体を際立たせたキレイな動画撮影ができるでしょう。ペットの撮影や子どもの運動会の撮影もXperia 1 Vがあればバッチリです!
また、Xperia 1 Vは正面の音を鮮明に拾うことができます。1つ目の動画を見ていただくとわかりますが、噴水のほうにカメラを向けた際に水の吹き出す音が徐々に大きくなり、正面にカメラを向けたときにはしっかり音が拾えています。
これは声優先マイクで正面の音をより鮮明に拾えるようになっているからです。この機能はとくにVlog撮影で役立つでしょう。
賑やかな場所にいても、正面の音はクリアに録音できます。さらにカメラのフォーカス機能もアップデートしているため、例えば商品レビューといった動画撮影では「ヒト→商品」へのカメラ移動も素早いピント移動で対応できちゃいます!
「Xperia 1 V」たった1台あれば、静止画も動画も満足のいく仕上がりにしてくれます。
カメラ撮影時の発熱問題について
カメラ撮影時の懸念点に発熱問題があるのではないでしょうか。
前作のXperia 1 IVでは発熱がすごく、屋外でカメラを構えていると一部機能に制限がかかるシーンが何度もありました。

Xperia 1 IVで屋外撮影していたとき
表示文言
高温注意
長時間直接触れてのご使用はお控えください。
やけどのおそれがあります。
時期は梅雨明けで気温は30℃ちょい、撮影時間は30分程度だったと思います。真夏ではありませんでしたが、CPU性能や端末カラーがブラックだったのも関係していたでしょう。
しかし、Xperia 1 Vではカメラ撮影時に発熱問題に悩まされることはありませんでした。端末カラーは違えど、前回とほぼ同じような環境で撮影しています。
これはCPUによってカメラ動作時の消費電力が約20%改善し、ヒートマネジメントが強化されているからでしょう。
【カメラ評価】
Xperia 1 Vのカメラは目に見たままの色味を忠実に再現できており、自然な写真を収めてくれます。
とくに前作に比べて暗所での撮影が強化されている所は素直に嬉しい。新開発されたイメージセンサーによるノイズ耐性も優秀で、シーン問わず満足のいく写真に仕上げてくれます。
SONYの一眼カメラα譲りの技術も惜しみなく詰め込まれており、カメラ初心者からカメラ上級者まで幅広い層に好まれるカメラ性能だと思います。
風景も人物もペットもメシウマな写真も、Xperia 1 VさえあればOK! 発熱対策もされているので長時間の撮影でも問題ありません。
Xperia 1 Vのディスプレイをレビュー | 4Kでめちゃくちゃ綺麗!
Xperia 1 Vのディスプレイ | |
---|---|
ディスプレイサイズ | 約6.5インチ |
種類 | 有機EL フラット |
解像度 | 4K |
リフレッシュレート | 120Hz |
Xperia 1 Vは約6.5インチの有機ELディスプレイに対応しています。また4K解像度なので、きめ細かでキレイな画面を楽しめます!
YouTubeで4K対応の動画を見ると非常に綺麗ですよ。私はNetflixでよく映画を見るのですが、プレミアムプランでないと4K画質で視聴できないのが残念な所......。スタンダードプランでも4K視聴できるようにしてほしい。
4Kのキレイな画面はXperiaを選ぶ理由の1つになるかもしれませんね。
屋外での使用も画面輝度を最大にすれば見にくく感じることはありませんでした。
またXperia 1 Vのリフレッシュレートは120Hzです。前作に引き続き滑らかな操作感を味わえます。
ただ120Hzに設定すると消費電力があがり電池の減りが早くなります。ゲームプレイ時にはゲームエンハンサーの設定が優先されるので、基本的に「低残像設定の使用」はオフのままがおすすめですよ!
マルチウィンドウを活かした「ながら作業」が便利
Xperia 1 Vは21:9のアスペクト比を活かしたマルチウィンドウが便利。ながら作業をする方にはピッタリなスマホです!
例えば..
- YouTubeを見ながらSNSをする
- Netflixを見ながら友達とLINEをする
- マップを開きながら調べ物をする
- スプレッドシートを開きながら電卓を叩く
なんてことができます!
2つのアプリを同時に利用できるので作業効率もアップ。画面中央にある線を上下に動かせば、アプリの表示領域もかんたんに調整できます。
マルチウィンドウは画面の右端にあるサイドセンスをダブルタップで起動できるので、Xperia 1 Vを購入したら積極的に活用していきましょう。
【ディスプレイ評価】
とくに不満なし!
フラットディスプレイを採用している点も万人受けで良いのではないでしょうか。エッジディスプレイだとフィルムが貼りづらかったり誤タップしてしまったりと好みがわかれる部分ですが、フラットなら安心です。
また縦長ディスプレイを活かしたマルチウィンドウも助かります。iPhoneにもほしいものだ......。
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Xperia 1 Vのバッテリー・急速充電をレビュー | 電池持ちが良くなってる
Xperia 1 Vのバッテリー周りのスペック | |
---|---|
バッテリー容量 | 5,000mAh |
ワイヤレス充電 | 対応 |
おすそわけ充電 | 対応 |
充電速度 | 30分で約50%の急速充電 (30W急速充電対応ACアダプターを使った場合) |
Xperia 1 Vのバッテリー容量は5,000mAhです。前作のXperia 1 IVからバッテリー容量は変わっていません。
しかしCPU性能の向上により電力効率は約40%改善されています。同じ容量でも電池持ちはXperia 1 Vもほうが優秀と考えて良いでしょう。
実際にYouTube視聴と完全放置した場合で電池の減り具合を測定してみましたで結果をご覧ください。
▼YouTube視聴
0時間 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | |
---|---|---|---|---|
Xperia 1 V | 100% | 97% | 92% | 87% |
Xperia 1 IV | 100% | 91% | 84% | 76% |
Xperia 1 III | 100% | 89% | 82% | 75% |
Galaxy S23 Ultra | 100% | 98% | 95% | 92% |
iPhone14Pro | 100% | 100% | 95% | 89% |
Pixel7 Pro | 100% | 98% | 94% | 89% |
Xperia 1 VでYouTubeを視聴した場合、1時間あたり3~5%の電池が減りました。
前作のXperia 1 IVでは7~9%、1 IIIでは7~11%の電池が減っていたので、電池持ちはかなり良くなっていると言えます。
例えば通勤時間が往復3時間だとしてずっとYouTubeを見ていたとしても、残り87%程度は別の用途にスマホを使えることになります。
続いて11時間なにも触らず完全放置した場合の電池の減り具合を見てみましょう。
▼11時間完全放置
測定結果
- Xperia 1 V : 84%→81%(3%減)
- Xperia 1 IV : 76%→72%(4%減)
- Xperia 1 III : 75%→71%(4%減)
- Galaxy S23 Ultra : 84%→82%(2%減)
- iPhone14Pro : 48%→44%(4%減)
- Pixel7 Pro : 89%→85%(4%減)
Xperia 1 Vを11時間完全放置した場合、約3%の電池が減りました。
このように前作から電池持ちをしっかり改善してきたことがわかります。ライバル機種にも引けを取らないバッテリー性能だと言えます。
また、30Wの急速充電器を使えば30分で約50%の充電ができるので「うっかり充電をし忘れてしまった」なんて時も安心です。
さらにXperia 1 Vはワイヤレス充電とおすそわけ充電にも対応しています。もしワイヤレス充電対応のイヤホンやサブ端末の電池が切れてしまっても、Xperia 1 Vから充電できるので万が一の時に役立つでしょう。
充電口を傷めず充電できるのもワイヤレス充電の魅力ですね!
【バッテリー評価】
欲を言えばもう少し充電速度が速いと嬉しいですが、全体的に大きな不満はありません。
私は調べ物やLINE、SNSなどの利用がメインで写真や動画撮影を1~2時間程度したとしても十分な電池が残っていたので、安心して1日利用できました。異常な電池の減りもありませんでした。
使う方によっては1日半~2日程度は充電が持つのではないでしょうか。
またXperia 1 Vはいたわり充電と充電最適化技術で3年後も劣化しにくいバッテリーを実現しています。同じスマホを大切に長く使いたいといった方にもXperia 1 Vはピッタリな1台だと言えます。
Xperia 1 VのCPU・Antutuベンチマークをレビュー | Snapdragon 8 Gen 2
Xperia 1 VのCPUは「Snapdragon 8 Gen 2」です。前作比でCPUの電力効率は約40%、カメラ動作時の消費電力は約20%改善されています。
さらに熱拡販シートの体積を約60%拡大。発熱に関しては、体感としても違いが大きくわかる部分で前作の課題にもなっていました。
しかしSONYの企業努力のおかげもあり、発熱問題をしっかり潰しにきています。ほぼ弱点のない1台に仕上がっているなという印象です。
Xperia 1 Vの戦闘力を計測 | Antutuベンチマーク
CPUは人間で言う脳みそにあたる部分で、スマホ全体のパフォーマンスに大きく影響してきます。
そしてCPUはAntutuベンチマークによって数値化することができます。カンタンに言うとスマホの戦闘力みたいなものです。
実際にXperia 1 VのAntutuベンチマークスコアを計測してみましたので結果をご覧ください。(Ver.10)
結果
- 総合スコア : 1,308,563
- CPUスコア(スマホ全体の処理性能) : 332,837
- GPUスコア(グラフィック性能) : 554,461
- MEMスコア(メモリ・ストレージの読み書き性能) : 205,015
- UXスコア(操作性能) : 216,250
※3回測定した結果の平均
Xperia 1 VのAntutuベンチマークの総合スコアは130万点超えです!
目安として総合スコア50万点以上、GPUスコア18万点以上であればヌルサクで超快適に利用できる端末だと言われています。しかしXperia 1 Vはそのスコアを大きく上回っています。
ちなみに前作のXperia 1 IV(Snapdragon 8 Gen 1/12GB)・1 III(Snapdragon 888 5G/12GB)のスコアは、以下の通り。
▲(左から)Xperia 1 IV / 1 IIIのスコア
スコアを見てわかるように、Xperia 1 Vの性能はXperia 1 IV/1 IIIから大きく向上しています。Xperia 1 Vならシーンを問わず最高のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
【レスポンス評価】
とくに不満なし!
実際に使っていてCPU不足を感じる場面はなく、サクサク快適なレスポンスで非常に満足しています。発熱対策もバッチリ!
1 IIIユーザーはもちろん、予算に余裕があるなら1 IVユーザーも買い替える価値はあるのかなと思います。
Xperia 1 Vの生体認証をレビュー | 顔認証には非対応
Xperia 1 Vは指紋認証に対応しています。認証センサーは引き続き電源ボタンに内蔵されており、認証速度も文句ありません。
Xperia 1 Vの指紋認証↓ pic.twitter.com/bFxDBJqunA
— iPhone大陸@iPhone15予約情報 (@iPhoneLand_ofc) June 26, 2023
画面内指紋認証とは違い、ガラスフィルムを装着しても認証精度に影響しない部分は非常に嬉しいポイントです。
ただ顔認証には対応していないので、シーンによって生体認証を使い分けられないのは残念な所......。
【生体認証評価】
生体認証は画面ロックを解除するたびに使うので認証精度が悪いと非常にストレスです。しかしXperia 1 Vの指紋認証は精度が高く、快適に使うことができます!
認証センサーを側面の電源ボタンに搭載しているのもGood! この点は後続機でも継続してほしい部分ですね。
ただ同価格帯で顔・指紋認証どちらにも対応している機種もあるので、その点はちょっと残念です。「指紋認証さえあれば問題ない!」という方は問題ないでしょう。
Xperia 1 Vのゲーム性能をレビュー | 重たいゲームサクサク!
Xperia 1 Vはゲームパフォーマンスも非常に高いです!
実際にFPSの荒野行動で画質・フレームレートを最高設定にして1時間ほどプレイしてみましたが、カクカクすることもなく快適にプレイできました。
比較的重たい原神もプレイしてみましたが、変わらずヌルサクな操作感で楽しめます! またXperia 1 Vのタッチサンプリングレートは最大240Hzに対応しているので、タップの多い音ゲーなどでも高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
そしてXperiaと言えばゲームエンハンサー!
ゲームエンハンサーでアプリごとに画質やサウンドなどをカスタムできる点は良いですね。今回はゲームプレイ中にパフォーマンスが瞬時に確認できる機能も追加されていますよ!
「ゲームモードカスタム」をタップすれば、リフレッシュレートやタッチ反応速度、タッチ追従性、メモリー開放などの設定も行えます。
充電しながらゲームをプレイする場合は「HSパワーコントロール」をオンにしておけば、熱抑制機能が働いてゲームパフォーマンスを落とさずプレイできるでしょう。
これはゲームプレイに使われる電力のみを給電する仕組み。ゲーマーには嬉しい機能ですね!
ちなみにXperia 1 Vは、ゲームプレイ中にシャッターボタンを押すだけでスクショが撮れる機能が備わっています。一瞬のシーンも見逃さずにスクショができますよ!
【ゲーム性能評価】
不満なし!
Xperia 1 Vはゲームエンジョイ勢だけでなく、ガチ勢でも満足して楽しめる端末に仕上がっています。さすがeスポーツリーグの公式競技端末に採用されるだけありますね!
ゲーミングギアの「Xperia Stream」をXperia 1 Vに装着すれば、さらにパフォーマンスを引き上げることができます。
ソフトバンクのXperia 1 V Gaming EditionならXperia Streamが同梱されている上にドコモやauよりも価格が抑えられています。特別なこだわりがないならソフトバンクで購入しましょう!
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Xperia 1 Vの音質をレビュー | フルステージステレオスピーカー対応
Xperia 1 Vでは引き続きフルステージステレオスピーカーを採用しています。
Xperia 1 IVよりもパワフルで低ノイズを実現するスピーカーアンプを搭載しているようですが、ぶっちゃけあまり違いはわかりませんでした。
よーく耳を澄ませて聞くと「良くなってるかも?」くらいの感じです。とは言え、低音や音の広がりは感じられ不満のないスピーカー音です!
またXperia 1 Vは前作に引き続き、ハイレゾ以外の音をハイレゾ相当の音にアップスケーリングしてくれるDSEE Ultimateにも対応。
さらにソニー独自の立体音響技術「360 Reality Audio」にも対応しており、音へのこだわりも強く感じます。
なおBluetoothコーデックは、SBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX Adaptive、LDACなどに対応しています。
【音質評価】
スピーカー音は非常にキレイです!
とくに左右から均等に音が聞こえる部分はSONYのこだわりがでているなという印象です。

イメージ画像
一般的なステレオスピーカーのスマホは端末の下部とディスプレイ面の上部にスピーカーがありますが、Xperiaは2つともディスプレイ面に備わっているのでバランスの良い音が楽しめます。
そのためスピーカー音を通じて映画やゲームを楽しんでいても臨場感が味わえます。
またXperia 1 Vには3.5mmイヤホンジャックが搭載されているので、有線イヤホンにこだわりたい方にもおすすめです!
Xperia 1 Vのメモリとストレージについて | SDカードにも対応
Xperia 1 Vは購入窓口によってメモリとストレージが異なります。SIMフリー版はメモリが16GBでストレージが512GBです。一方でキャリア版はメモリが12GBでストレージが256GBです。
キャリア版でも十分な容量ですが、よりヘビーな使い方をするのであればSIMフリー版を購入するのが良いでしょう。
「容量が多いってことは価格も高いんでしょ?」と思う方もいるかもしれません。しかしSIMフリー版のXperia 1 Vは、ドコモやauよりも15,000円~20,000円程度安く購入できます。
「本体にデータをたっぷり保存しておきたい」「メモリは多いほうがいい」という方はSONYストアで購入しましょう。
ちなみにXperia 1 Vは最大1TBのmicroSDカードに対応しています。本体容量が足りなくなったらmicroSDで容量を増やせるのは嬉しいですね!
【メモリとストレージ評価】
今回購入したのはソフトバンク版のXperia 1 V。
SIMフリー版よりもメモリは少ないですが、マルチタスクもサクサクでストレスを感じる場面はありませんでした。もちろんアプリが落ちることもなし!
ソフトバンク版のGaming Editionはゲーミングギアが付いてくるのでおすすめですよ!
Xperia 1 Vの対応バンドについて
Xperia 1 Vを取り扱っているのはドコモ、au、ソフトバンク、SONYストアです。他社で利用したい場合は、対応バンドを確認しておく必要があります。
以下は、Xperia 1 Vのバンドをまとめた表です。
5G | 4G LTE | |
---|---|---|
ソフトバンク版 | n3,28,41,77,78,257 | B1,2,3,4,8,11,12, 17,18,19.28,38,39, 40,41,42 |
au版 | n3,28,41,77,78,257 | B1,3,8,11,18, 19,26.28,41,42 |
ドコモ版 | n1,28,78,79,257 | B1,3,19,21.28,42 |
SIMフリー版 | n1,3,5,28,41,77,78,79 | B1,3,4,5,7,8,12,13, 17,18,19,21,26.28, 38,39,40,41,42,46 |
例えば楽天モバイルでXperia 1 Vを使いたい場合、4GはB3,18/26、5Gはn77,257に対応している必要があります。これをXperia 1 Vのバンドにあてはめると、ドコモ以外で購入したほうが良いとわかります。
またドコモ系の格安SIMで使う場合はn79も重要バンドになってくるので、ドコモ版を買ったほうが良いでしょう。
このようにXperia 1 Vの購入先と利用する携帯会社が異なる場合は、各バンドを必ずチェックしておきましょう。バンドが噛み合わないとうまく通信できない場合があります。
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SIMフリー版はミリ波非対応なので注意!
また購入する際に注意していただきたいのがミリ波の対応についてです。
ミリ波は周波数30~300GHzの電波で高速&大容量通信を実現するもの。n257がミリ波に該当します。
先述したバンド一覧表を見ていただくとわかるのですが、ミリ波に対応しているのはキャリア版のみ。SIMフリー版はミリ波非対応となっています。
現状ミリ波が使えるエリアはかなり限定的であり、ミリ波必須のサービスもありません。そのため今の段階でミリ波にこだわりすぎる必要はありませんが、一応購入する際は注意しておきましょう。
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Xperia 1VのSDGsの取り組み
Xperia 1VではSDGsの取り組みとしてプラスチック仕様ゼロパッケージが実現されています。
外箱にはパルプモールドが採用されています。これは環境への負荷を抑えられるだけではなく自由に成型できて耐久性も高いソニー独自開発の紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」が使用されています。
参考:SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省
Xperia 1 Vのスペック・本体価格一覧
最後にXperia 1 Vのスペックと本体価格をまとめておきます。
Xperia 1 Ⅴのスペック | |
---|---|
カラー | ブラック・プラチナシルバー・カーキグリーン |
大きさ | 約高さ165×幅71×厚み8.3mm |
重量 | 約187g |
ディスプレイ | 6.5インチ 有機ELディスプレイ 4K HDR |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 |
OS | Android 13 |
メモリ | SIMフリー版 16GB キャリア版 12GB |
ストレージ | SIMフリー版 512GB キャリア版 256GB |
アウトカメラ | 広角 : 4,800万画素 超広角 : 1,200万画素 望遠 : 1,200万画素 |
フロントカメラ | 1,200万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
充電速度 | ・30分で約50%の急速充電 (30W急速充電対応ACアダプターを使った場合) |
ワイヤレス充電 | 対応 |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
SIM | nanoSIM/eSIM |
おサイフケータイ | 対応 |
防水・防塵 | IPX5/8 ・ IP6X |
SDカード | 最大1TB |
イヤホンジャック | 搭載 |
生体認証 | 指紋認証(電源ボタン一体型) |
本体価格 | SIMフリー版 : 194,700円 ソフトバンク版 : 198,000円(実質108,000円) au版 : 210,240円(実質126,960円) ドコモ版 : 218,680円(実質122,320円) ( )内の価格は2年後に端末を返却した場合の実質負担金 |
nanoSIM+eSIMのデュアルSIMにも対応
Xperia 1 VはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しています。
もし「プライベート用と仕事用で電話番号をわけたい」「通信障害に備えてサブ回線を申し込んでおきたい」などと思っている方は、Xperia 1 Vに2つのSIMをセットして使いましょう。
異なる回線のSIMをセットしておけば万が一のことがおきても安心ですよ!
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【総合評価】Xperia 1 Vの良い点と悪い点について
【総合評価】
Xperia 1 Vは非常に満足度の高い1台に仕上がっています。
2023年モデルからAndoroidスマホを選ぶのであれば、Xperia 1 VかGalaxy S23 Ultraでしょう。価格はややネックですが、それ以上の魅力がこのスマホには詰まっています。
各キャリアのキャンペーンや残価設定プログラム等を活用すれば、実質半額以下で購入することも可能です。
Xperia 1 Vの完成度は高く、逆に悪い点を見つけるのが難しいくらい。強いて挙げるのであれば本体のサイズ感です。
個人的にはもう少しコンパクトなスマホが好み。Xperia 5シリーズの大きさで1 Vのスペックが詰め込まれた機種があれば間違いなくそのXperiaを手に取るでしょう。
とは言え、Xperia 1 Vはサイズ感を妥協できるくらいカメラ性能もCPU性能も優秀だと思います。とくにセンサーサイズの進化による暗所でのノイズ低減には驚かされます。
シーン問わずプロ並みの写真が手軽に撮れる点は、Xperia 1 Vを選ぶ大きな理由の1つになるでしょう。猫撮りも自然な表現ができ、かわいさを最大限に引き出してくれると思います。
前作の発熱問題もしっかり改善してきているので、安心して購入して良いでしょう。スマホに尖った性能を求めるならXperia 1 Vは買うべきです!
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