2023年12月27日より、ソフトバンクの新プログラム「新トクするサポート(バリュー)」の提供が始まります。
新トクするサポート(バリュー)とは、機種代金を48回分割で購入し、1年後に端末を返却すると最大36回分の分割支払金が免除になるプログラムです。
従来の新トクするサポートは「新トクするサポート(スタンダード)」へと名称を変更。新トクするサポート(バリュー)は全く別物のプログラムとして提供されます。
また新しいもの好きの方にもおすすめのプログラムです。
この記事では、ソフトバンクの新トクするサポート(バリュー)の概要や支払いイメージ、従来の1年くりあげオプションとの違いについて徹底解説します。
新トクするサポートの罠については別記事でも解説しているので、あわせて参考にしてください。
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目次
ソフトバンクの新トクするサポート(バリュー)とはどんなサービス?
ソフトバンクの新トクするサポート(バリュー)とは、機種代金を48回分割で購入し、1年後に端末を返却すると最大36回分の分割支払金が免除になるプログラムです。
従来の新トクするサポートをベースに、いまのトレンドにあわせて始まった新しいサービスです。
しかし、ソフトバンクの新トクするサポート(バリュー)はオプションへの加入はなく、非常にシンプルな内容になっているので、ユーザーにも優しいサービスとなっています。
新トクするサポート(バリュー)の提供開始に伴い、これまでの新トクするサポートは「新トクするサポート(スタンダード)」へ名称変更しています。
新トクするサポートの内容が変更になったのではなく、新トクするサポート(バリュー)が新設されたわけです。
新トクするサポート(バリュー)の適用条件
新トクするサポート(バリュー)の適用条件は、対象機種を48回分割で購入することです。
それ以外に条件はありません。申し込みも不要ですし、オプションへの加入も不要です。
また、支払い方法の縛りもないため、クレジットカードでも口座振替でも新トクするサポート(バリュー)は利用できます。
新トクするサポート(バリュー)の対象機種
新トクするサポート(バリュー)提供開始時点で対象になっている機種は4機種です。
対象機種
- iPhone 14(128GB)
- Google Pixel 8(128/256GB)
- Xiaomi 13T Pro
- motorola razr 40s
提供開始当初は対象機種がかなり限定されています。
対象機種が追加される可能性もあるので、今後の動きにも注目しておきたい所です。
新トクするサポート(バリュー)の提供開始日
新トクするサポート(バリュー)の提供開始日は2023年12月27日です。終了日は未定となっています。
新トクするサポート(バリュー)の提供に伴い、従来の新トクするサポートは2023年12月13日から「新トクするサポート(スタンダード)」に名称を変更しています。
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新トクするサポートと1年くりあげオプションの違いについて
従来の新トクするサポート(スタンダード)には「1年くりあげオプション」が存在します。
基本的には対象機種を48回分割で購入し2年後に端末を返却すると、最大24回分の分割支払金が免除になるプログラムですが、1年くりあげオプションを使うと13ヶ月目から機種変更ができるようになります。
そして最大24回分の分割支払金が免除されます。ただ、免除されるのは25回目～48回目までの分割支払金だけです。
そのため、1年後に1年くりあげオプションを使って機種を買い替えた場合でも、13回目～24回目までの支払いは続くことになります。
一方、新トクするサポート(バリュー)は1年後にスマホを買い替えることを前提に作られたプログラムなので、13回目～48回目までの分割支払金はまるっと免除されます。
まとめると以下の通り。
ココがポイント
- 新トクするサポート(スタンダード)の1年くりあげオプション : 1年後にスマホを買い替えても24回目までの分割支払金は引き続き支払う必要がある
- 新トクするサポート(バリュー) : 1年後にスマホを買い替えても13回目～48回目までの分割支払金は免除される
新トクするサポート(バリュー)の支払いシミュレーション
新トクするサポート(バリュー)による分割支払金は機種によって異なります。
仮にスマホの機種代金が12万円だった場合で月々の支払いと実質負担額をシミュレーションしてみましょう。
まず、総額12万円のスマホを48回分割にした場合、月額料金は2,500円です。そして1年後に端末を返却すると13回目～48回目までの分割支払金90,000円が免除されます。
結果、実質負担金は30,000円に抑えられます。
内訳まとめ
スマホ 総額12万円
- 免除額 : 90,000円(2,500円×36回)
- 実質負担額 : 30,000円(2,500円×12回)
また、ソフトバンクのオンラインショップ割の条件を満たせば最大21,984円割引が適用されるため、さらにお得にスマホが購入できます!
もちろん1年後の端末返却は必須ではありません。13ヶ月目以降の分割支払金を支払い続けることで同じスマホを使い続けることは可能です。
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新トクするサポート(バリュー)の2つの注意点
新トクするサポート(バリュー)の2つの注意点は、以下の通りです。
手元にスマホを残しておけない
新トクするサポート(バリュー)で最大36回分の分割支払を免除するには、端末をソフトバンクへ返却する必要があります。
そのため、機種変更後に旧機種を手元に残しておくことはできません。
査定条件を満たさない場合は返却時に22,000円かかる
スマホの画面が割れていたり故障していたりでソフトバンクの査定条件を満たさなかった場合は、返却時に22,000円の支払いが発生するので注意してください。
以下にあてはまると22,000円の支払いが発生、または新トクするサポート(バリュー)が適用できない場合があります。
査定基準
- 電源が入らない
- 初期化されていない
- 端末を改造している
- 筐体が変形している
- 液晶表示の異常がある
- タッチパネルが動作不良をおこしている
- ガラス・筐体が破損している
新トクするサポート(バリュー)に関するよくある質問
新トクするサポート(バリュー)に関する、よくある質問をまとめました。
以下のような疑問を抱えている方は、ここで解決しておきましょう。
よくある質問
- 新トクするサポートはバリューとスタンダードどっちが得?
- 新トクするサポート(バリュー)は回線契約がなくても使える?
- 新トクするサポート(バリュー)は端末返却時に料金が発生する?
新トクするサポートはバリューとスタンダードどっちが得?
1年後にスマホを買い替えるなら新トクするサポート(バリュー)がお得です。2年ごとに買い替えるならスタンダードを選びましょう。
新トクするサポート(スタンダード)にも1年買い替えオプションは用意されていますが、仮に1年で買い替えた場合でも13回目～24回目までの分割支払金は発生します。
そうなると新しい機種との分割支払金と支払いが重なる時期がでてくるため、そのあたりも考慮しながら新トクするサポートを使うと良いでしょう。
新トクするサポート(バリュー)は回線契約がなくても使える?
新トクするサポート(バリュー)も(スタンダード)も回線契約の有無に関わらず利用できます。
例えば「回線は別の携帯会社のものを使いたいけど、欲しいスマホはソフトバンクにある」と言った場合は、新トクするサポートで端末のみを購入し他社SIMを挿入して使っても良いでしょう。
新トクするサポート(バリュー)は端末返却時に料金が発生する?
端末返却時にプログラム利用料がかかることはありません。
ただし、端末返却時にスマホの画面が割れていたり故障している場合は最大22,000円の支払いが発生します。
万が一、22,000円の支払いが発生したとしても、免除額のほうが大きいのであれば返却したほうがお得になります。
返却のタイミングや状況に応じて新トクするサポートを使うかどうか判断してみてください。
新トクするサポート(バリュー)まとめ
今回はソフトバンクの新トクするサポート(バリュー)について解説しました。
新トクするサポート(バリュー)のメリットは、スマホ購入後の選択肢が増えることです。新トクするサポートで購入したからといって端末の返却は必須ではありません。
1年後に端末を返却すれば最大36回分の分割支払金が免除になりますし、返却しなければその後も分割支払金を支払っていくだけです。
スマホを使っていくうちにその端末に愛着が湧くこともありますし、新機種に欲しくなり1年後には買い替えたいと思うこともあるでしょう。
そんな時に新トクするサポート(バリュー)なら状況に応じて柔軟に対応することができます。
その他にもスマホの月々の支払いや実質負担金を抑えられる点も新トクするサポートのメリットでです。
ソフトバンクでスマホの分割払いを検討しているなら、ぜひ新トクするサポート(バリュー)をフル活用してみてください。
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