2022年も新しいApple Watchが販売されました。通常モデルであるApple Watch Series8と併せて廉価版モデルApple Watch SE(第2世代)と最高峰モデルApple Watch Ultraも発売されたことが話題に。
しかし、同時にこんな疑問が湧いた方も多いでしょう。
新作Apple Watchに関する疑問
- Apple Watchは去年のモデルからどう進化したの?
- 今回出たApple Watch Ultraって何が違うの?
- 結局私はどのモデルを買えばいいの?
選択肢が増えたと同時にどれを買おうか悩む方が増えたはずです。
この記事では新作であるApple Watch Series8/UltaraとApple Watch Series7の違いを徹底解説。皆さんが何を買うべきかという疑問を一気に解決します。
これを読み終わった頃には自身にぴったりのApple Watchがきっと見つかるはずです。
関連記事
目次
- 【結論】Apple Watch Series7/8/Ultraどれがおすすめ?
- Apple Watch 7/8/Ultraの比較|スペック一覧とできることの違い
- Apple Watch 7/8/Ultraの比較①価格/値段の違い
- Apple Watch 7/8/Ultraの比較②|デザイン・カラーと素材の違い
- Apple Watch 7/8/Ultraの比較③|画面サイズ・大きさと重さの違い
- Apple Watch 7/8/Ultraの比較④|防塵機能・耐水性・耐久性の違い
- Apple Watch 7/8/Ultraの比較⑤|電池持ち・バッテリー性能の違い
- Apple Watch 7/8/Ultraの比較⑥|ヘルスケア機能の違い
- Apple Watch 7/8/Ultraの比較⑦|衝突事故検出機能の違い
- Apple Watch 7/8/Ultraの比較⑧|Ultraだけの機能
- Apple Watch 7/8/Ultraに関するよくある質問
- まとめ
【結論】Apple Watch Series7/8/Ultraどれがおすすめ?
Apple Watch7/8/Ultraのどれを買うべきかは人それぞれ違います。
Apple Watch各モデルについておすすめできる方とそうでない方をまとめました。まずは自身がどこに当てはまるのかしっかり確認してみてください。
Apple Watch Ultra | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 |
---|---|---|
おすすめな方 ・ダイビングなどの激しいウォータースポーツや登山・トライアスロンなど激しいアクティビティにも耐えられるモデルが欲しい方 ・とにかく電池持ちがよいモデルが欲しい方 ・頑丈で壊れにくいモデルが欲しい方 ・最高峰モデルが欲しい方 |
おすすめな方 ・バリエーション豊富なケース素材・サイズ・カラーから自分に合ったものを選びたい方 ・最新の皮膚温測定を含む、Apple Watchのヘルスケア機能をもれなく使いたい方 ・Apple Watch Series6以前から買いかえたいと思っている方 ・衝突事故検出機能が欲しい方 ・スタンダートなモデルを好む方 |
おすすめな方 ・常時点灯機能や急速充電機能・血中酸素ウェルネス機能がある最安値のモデルを探している方 ・衝突事故検出機能・皮膚温測定機能が必要ない方 ・自分が欲しいケース素材やカラーのモデルを探す手間を惜しまない方 最新モデルではなく、安ければ型落ち品でもよいという方 |
おすすめできない方 ・大きくて重たい時計を好まない方 ・Apple Watchにあまりお金をかけたくない方 ・本格的なアウトドアスポーツには興味なく、普段の健康管理や通知の確認・電子マネー決済などの利用にとどまる方 |
おすすめできない方 ・激しいアクティビティに使うことを考えている方 ・Apple Watch Series7から買いかえたいと考えている方 |
おすすめできない方 ・アップルストアで買いたい方(アップルストアでは販売終了) ・色や素材にこだわりがあるがそれを探すことを面倒だと感じる方 ・衝突事故検出機能・皮膚温測定を使いたい方 |
Apple Watch Ultraはとにかく激しいアクティビティをする方向けのモデル。機能・頑丈さ・電池持ち・大きさ・重さ、そして価格も史上最大級となっています。それを求める方にはおすすめですが、オーバースペックとなる方もいるのでよく考えて購入することが大切です。
Apple Watch Series8は最新端末の中ではバランスが取れたモデル。Appleが提供する最新ヘルスケア機能は全て使えるので、スタンダートな機能が欲しいというならこれを選んでおけば間違いないでしょう。多くの方におすすめできるモデルです。ただApple Watch Series7からはマイナーアップデートとなった印象は拭いきれず、買いかえるほどではないでしょう。
Apple Watch Series7は昨年モデルですが機能的にもまだまだ現役バリバリで使えるレベル。アップルストアでの販売は終了しているものの、家電量販店などではApple Watch Series8より数千円安く購入できるためコストを抑えたい方にはおすすめです。ただし、在庫が限られてきており自身が欲しいケース素材やカラーを探すのに苦労する可能性があることは覚悟しておきましょう。
Apple Watch 7/8/Ultraの比較|スペック一覧とできることの違い
スペック | Apple Watch Ultra | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | |
---|---|---|---|---|
価格 | セルラーモデル124,800円 | GPSモデル59,800円〜 セルラーモデル74,800円〜 |
GPSモデル58,800円〜 セルラーモデル73,800円〜 |
|
ケースサイズ | 49mm | 41mmまたは45mm | 41mmまたは45mm | |
ケース素材 | チタニウムケース | アルミニウムケース ステンレススチールケース |
アルミニウムケース ステンレススチールケース チタニウムケース |
|
カラー | スターライト系統の1色のみ | ミッドナイト スターライト ブルー グリーン グラファイト シルバー ゴールド (PRODUCT)RED |
ミッドナイト スターライト ブルー グリーン グラファイト (PRODUCT)RED |
|
ディスプレイ性能 | 常時表示Retinaディスプレイ 最大2,000ニトの輝度 410×502ピクセル 1,185㎟の表示領域 |
常時表示Retinaディスプレイ 最大1,000ニトの輝度 ・41mm 352×430ピクセル 904㎟の表示領域 ・45mm 396×430ピクセル 1,143㎟の表示領域 |
常時表示Retinaディスプレイ 最大1,000ニトの輝度 ・41mm 352×430ピクセル 904㎟の表示領域 ・45mm 396×430ピクセル 1,143㎟の表示領域 |
|
サイズ | 49mm×44mm×14.4mm | ・41mmケース 41mm×35mm×10.7mm ・45mmケース 45mm×38mm×10.7mm |
・41mmケース 41mm×35mm×10.7mm ・45mmケース 45mm×38mm×10.7mm |
|
重さ | 61.3g | ・アルミニウムケース 31.9g(41mm/GPS) 32.2g(41mm/セルラー) 38.8g(45mm/GPS) 39.1g(45mm/セルラー) ・ステンレススチールケース 42.3g(41mm) 51.5g(45mm) |
・アルミニウムケース 32.0g(41mm/GPS・セルラー) 38.8g(45mm/GPS・セルラー) ・ステンレススチールケース 42.3g(41mm) 51.5g(45mm) ・チタニウムケース 37.0g(41mm) 45.1g(45mm) |
|
防塵・耐水性能 | IP6X等級認証の防塵性能 100mm耐水性能 |
IP6X等級認証の防塵性能 50mm耐水性能 |
IP6X等級認証の防塵性能 50mm耐水性能 |
|
バッテリー性能 | 最大36時間駆動バッテリー | 最大18時間駆動 | 最大18時間駆動 | |
ヘルスケア機能 | ・血中酸素ウェルネスアプリ ・心電図アプリ ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・睡眠ステージ ・過去の排卵を推定できる周期記録 |
・血中酸素ウェルネスアプリ ・心電図アプリ ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・睡眠ステージ ・過去の排卵を推定できる周期記録 |
・血中酸素ウェルネスアプリ ・心電図アプリ ・高心拍数と低心拍数の通知 ・不規則な心拍リズムの通知 ・睡眠ステージ |
|
衝突事故検出 | 搭載 | 搭載 | × | |
Apple Watch Ultraのみの機能 | × | × | ・水温センサー搭載の水深計 ・180mm先まで聞こえるサイレン ・高精度2周波GPS ・カスタマイズできるアクションボタン ・デュアルスピーカーとビームフォーミングを持つ3マイクアレイ |
これをまとめるとApple Watch Series7→Apple Watch Series8→Apple Watch Ultraの順にできることが増えていきます。
Apple Watchでできること
- Apple Watch Series7でできること
通知の確認・アラーム・天気の確認・Siri・電子決済等Apple Watchでできる基本的なこと
血中酸素ウェルネス・心拍数・心電図の測定
常時点灯ディスプレイ機能 - Apple Watch Series8になるとできること
※上記「Apple Watch Series7でできること」全て
皮膚温測定による過去の排卵を推定できる周期記録
衝突事故検出機能 - Apple Watch Ultraになるとできること
※上記「Apple Watch Series8でできること」全て
水温計や水深計を使ってダイブコンピューターとしての利用
緊急事態を周囲に伝えるサイレン機能
高精度GPSによる位置情報の確認
アクションボタンのカスタマイズ
より高性能なマイクとスピーカーの利用
|
Apple Watch 7/8/Ultraの比較①価格/値段の違い
Apple Watch7/8/Ultraの価格をまとめると下記の通りです。
Apple Watch Ultra | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 |
---|---|---|
49mm チタニウム 124,800円(セルラーモデル) |
41mmアルミニウムモデル 59,800円〜(GPSモデル) 74,800円〜(セルラーモデル) 45mmアルミニウム 64,800円〜(GPSモデル) 79,800円〜(セルラーモデル) 41mmステンレススチール 104,800円〜(セルラーモデル) 45mmステンレススチール 112,800円〜(セルラーモデル) |
41mmアルミニウムモデル 58,500円〜(GPSモデル) 73,800円〜(セルラーモデル) 45mmアルミニウム 62,800円〜(GPSモデル) 78,800円〜(セルラーモデル) 41mmステンレススチール 99,800円〜(セルラーモデル) 45mmステンレススチール 106,800円〜(セルラーモデル) |
Apple Watch Ultraが圧倒的に高価格となっています。またApple Watch Series7はApple Watch Series8と比べると、数千円ではありますが安く購入することが可能です。
要チェック!
iPhoneを購入するなら楽天モバイルがおすすめ!
キャリア最安値&最大32,000円相当の還元が受けられ、最新iPhoneでも実質半額以下で購入できちゃいます!
- 一括払いまたは24回払い
→最大20,000円値引き+最大12,000ポイント還元 - 48回払い
→最大12,000ポイント還元
例えば、他社では約145,000円~150,000円するiPhone 15(128GB)が、楽天モバイルなら131,800円で購入可能。32,000円相当の還元を加味すると、実質99,800円で購入できます。
いま使っているキャリアで機種変更するよりも断然安くなります! 浮いたお金でケースや画面保護フィルムを揃えることも可能。本体容量をワンランクアップしても良いでしょう。
分割払いにしたい方は48回払いの楽天モバイル買い替え超トクプログラムを使って2年後に端末を返却すれば、本体代金の約半分の支払いが免除になります。
iPhone 15(128GB)ならポイント還元も加味すると実質53,880円で入手できちゃうんです!
ぜひ、この機会に楽天モバイル公式サイトを覗いてみてください。
楽天モバイル公式 : https://network.mobile.rakuten.co.jp/
>>最新の【楽天モバイルクーポン】はこちら
Apple Watch 7/8/Ultraの比較②|デザイン・カラーと素材の違い
Apple Watch 7/8/Ultraのデザイン・カラーと素材の比較は下記の通りです。
比較項目 | Apple Watch Ultra | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 |
デザイン | |||
カラー | スターライト系統の1色のみ | ミッドナイト スターライト ブルー グリーン グラファイト シルバー ゴールド (PRODUCT)RED |
ミッドナイト スターライト ブルー グリーン グラファイト (PRODUCT)RED |
ケース素材 | チタニウムケース | アルミニウムケース ステンレススチールケース |
アルミニウムケース ステンレススチールケース チタニウムケース |
Apple Watch Series8とApple Watch Series7はデザインが変わらず。右側面にクラウンと埋め込まれたホームボタンとマイク、左側面にはスピーカーというシンプルな作りです。
Apple Watch Ultraは右側面にクラウンとホームボタンをを包む突起があり、少しごっつくなった印象。左側面にはカスタマイズ可能なアクションボタンが追加されたのも大きな特徴です。またエッジが高くなっており、その中に液晶が嵌め込まれているようなデザインとなっています。
カラーはApple Watch Series8とApple Watch Series7は多色展開。Apple Watch Series8の方がカラーバリエーションの選択肢が増えて選ぶ楽しさが増しています。一方のApple Watch Ultraは1色のみの展開です。
ケース素材はApple Watch Series7は3種類の素材があったのに対して、アルミニウムとステンレススチールはApple Watch Series8へ、チタニウムはApple Watch Ultraにそれぞれ枝分かれした形となりました。
Apple Watch 7/8/Ultraの比較③|画面サイズ・大きさと重さの違い
Apple Watch 7/8/Ultraの画面サイズ・大きさと重さを比較すると下記の通りです。
比較項目 | Apple Watch Ultra | 45mmモデル | 41mmモデル | ||
---|---|---|---|---|---|
Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | ||
画面サイズ | 410×502ピクセル 1,185㎟の表示領域 |
396×430ピクセル 1,143㎟の表示領域 |
352×430ピクセル 904㎟の表示領域 |
||
サイズ | 49mm×44mm×14.4mm ※ケース面積2,156㎟ |
45mm×38mm×10.7mm ※ケース面積1,710㎟ |
41mm×35mm×10.7mm ※ケース面積1,435㎟ |
||
ケース面積に対する表示領域の割合 | 約55.0% | 約66.8% | 約63.0% | ||
重さ | 61.3g | ・アルミニウムケース 38.8g(GPS) 39.1g(セルラー) ・ステンレススチールケース 51.5g(45mm) |
・アルミニウムケース 38.8g(GPS・セルラー) ・ステンレススチールケース 51.5g(45mm) ・チタニウムケース 45.1g(45mm) |
・アルミニウムケース 31.9g(GPS) 32.2g(セルラー) ・ステンレススチールケース 42.3g(41mm) |
・アルミニウムケース 32.0g(GPS・セルラー) ・ステンレススチールケース 42.3g ・チタニウムケース 37.0g |
サイズ・重さ共にApple Watch Series8とApple Watch Series7はサイズは全く同じで重さもほぼ同じとなっています。ここは変化が全くありません。
Apple Watch Series8/7とApple Watch Ultraを比べるとApple Watch Ultraの大きさがよりわかると思います。
興味深いのは表示領域とケース全体の面積の比率。Apple Watch Series8/7はケース全体の60%以上が表示領域となっているのに対して、Apple Watch Ultraは約55%にとどまっています。より効率良く表示領域とし使えているのはApple Watch Series8/7です。
Apple Watch UltraはApple Watch Series8/7の1.34倍の厚みがあります。
またApple Watch Ultraはかなり重く、Apple Watch Series7の45mmで同じ素材であるチタニウムケースと比較すると実に1.35倍です。
機能と重さ・大きさはどうしてもトレードオフとなってしまうと言えそうです。
Apple Watch 7/8/Ultraの比較④|防塵機能・耐水性・耐久性の違い
スペック | Apple Watch Ultra | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | |
---|---|---|---|---|
防塵 | IP6X等級認証の防塵性能 | |||
耐水性能 | 100mの耐水性能 | 50mの耐水性 |
防塵性能はどの端末もIP6X等級認証の防塵性能を備えています。防塵性能におけるIP6Xは最高レベルで粉塵の侵入が完全に防護されている「完全な防塵構造」と定義されています。普段ずっと身につけているものなので嬉しい性能です。
耐水性能はApple Watch Ultraが圧倒的な強みを持っています。Apple Watch Series8/7の耐水性能50mは「泳げる耐水性」と表現されるのに対して、Apple Watch Ultraの耐水性100mは「泳げる耐水性能、水深40メートルまでのレクリエーションダイビングに対応」との表現。Apple Watch Ultraはダイビングにも使える耐水性能を誇るのです。
またデザインの面でも触れましたが、Apple Watch Ultraはエッジが高くなっておりそこに液晶が嵌め込まれているデザインとなっています。これによって横からの衝撃から液晶を守ることが可能。素材も航空宇宙産業レベルのチタニウムであり、耐久性はApple Watch最強と言えます。
頑丈なものがいいと考えるのであれば、断然Apple Watch Ultraがおすすめです。
Apple Watch 7/8/Ultraの比較⑤|電池持ち・バッテリー性能の違い
Apple Watch Series7/8/Ultraの電池持ち・バッテリー性能の違いを比べると下記の通りです。
スペック | Apple Watch Ultra | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | |
---|---|---|---|---|
バッテリー駆動時間 | 最大36時間 60時間駆動可動になる低電力モード搭載予定 |
最大18時間 | ||
高速充電 | 対応 |
Apple Watch Series8のバッテリー駆動時間は最大18時間とApple Watch Series7と変わらず。45分で0%から80%まで充電できる急速充電に対応しています。睡眠ログをつけるために就寝時もつけっぱなしにしていても朝の準備や帰宅後寝るまでの準備の時間に充電すれば使い続けることは可能ですが、できれば24時間は電池が持って欲しかったところ。
それに対してApple Watch Ultraはなんと36時間のバッテリー駆動を実現。1日充電を忘れても電池は無くならない点は嬉しいポイントです。またアップデートで60時間バッテリー駆動となる低電力モードを搭載する予定で、数日にわたる登山などのサバイバルにも本格対応できることになります。
Apple Watch 7/8/Ultraの比較⑥|ヘルスケア機能の違い
Apple Watch Series7/8/Ultraのヘルスケア機能を比較すると下記の通りです。
比較項目 | Apple Watch Ultra | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | |
---|---|---|---|---|
血中酸素ウェルネスセンサーアプリ | 搭載 | 搭載 | 搭載 | |
心電図アプリ | 搭載 | 搭載 | 搭載 | |
高心拍数と低心拍数の通知 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | |
不規則な心拍リズムの通知 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | |
心肺機能レベルの通知 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | |
睡眠ステージ | 搭載 | 搭載 | 搭載 | |
過去の排卵を推定できる周期記録 | 搭載 | 搭載 | × |
2022年に発売されたApple Watch Series8/Ultraでは皮膚温センサーが搭載。排卵周期を計測できる機能が追加されました。
基礎体温を自身で測定・記録し、排卵日を予測するのは実は大変。朝目が覚めたら起き上がる前に婦人体温計を使い体温を測定するというのを毎日続け記録する必要があります。毎日Apple Watchをつけて寝るだけで自動的にやってくれるというのは女性には嬉しいものです。
ただ男性には使うことができない機能である点、一時予想されていた血糖値測定機能などと比べると物足りないアップデートであるのは事実。
ヘルスケア目的で購入の場合はApple Watch Series7で十分かもしれません。
Apple Watch 7/8/Ultraの比較⑦|衝突事故検出機能の違い
Apple Watch Series7/8/Ultraの衝突事故検出機能の有無は下記の通りです。
比較項目 | Apple Watch Ultra | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | |
---|---|---|---|---|
衝突事故検出機能 | 搭載 | 搭載 | × |
衝突事故検出機能は2022年発売のApple Watch Series8/Ultaraから搭載された機能です。
Apple Watchが衝突事故を検出すると、チャイムと振動で無事かどうか確認。画面に「緊急電話」スライダが表示されスライド1つで緊急電話に繋ぐことが可能です。また意識を消失してたり動けなくなったりして20秒間応答がない場合は自動的に緊急通報され位置情報が送られます。
また家族などを緊急連絡先に設定していれば、事故にあったことと位置情報がメッセージで伝わる機能も搭載。メディカルIDを登録しておけば、駆けつけた救急隊に自身の健康状態を伝えることが可能です。
衝突事故は文字通り起きる確率は万が一と言えます。ただこの機能があることで九死に一生を得るということもあるかもしれません。万が一の事故に備えたい場合はApple Watch Series8/Ultraを選択しましょう。
Apple Watch 7/8/Ultraの比較⑧|Ultraだけの機能
今回最高峰モデルとして登場したApple Watch Ultraは一緒に発売したApple Watch Series8/SE(第2世代)や過去のApple Watchにはないパワフルな機能が満載となっています。
Ultraだけの機能
- 水温センサー搭載の水深計
- 180mm先まで聞こえるサイレン
- 高精度2周波GPS
- カスタマイズできるアクションボタン
- デュアルスピーカーとビームフォーミングを持つ3マイクアレイ
どれもApple Watch Ultraだけの魅力的な機能。一つずつ紹介していきたいと思います。
Apple Watch Ultraだけの機能①水温センサー搭載の水深計
Apple Watch Ultraはアクティブにウォータースポーツを楽しむ方にも十分な機能と強さを備えています。ジェットスキーやカイトサーフィンなど激しいものはもちろん、なんとダイビングにも利用可能です。
Apple Watch Ultraは水温センサーを搭載した水深計を搭載しており、水深40メートルまでの潜水に必要な情報や機能を提供してくれます。さらに近日リリース予定の「Oceanic+アプリ」をインストールすることで本格的なダイブコンピューターとして利用可能です。
Apple Watch Ultraだけの機能②180mm先まで聞こえるサイレン
登山やトレイルランをしている時に道に迷ったたり負傷して動けなくなった時に役立つのがこの機能。Apple Watch Ultraはアクションボタンを長押しするだけでサイレンを鳴らし、周囲に異常を知らせ助けを呼ぶことが可能となります。
サイレンの大きさは86デシベル。直近で聞く救急車のサイレンの音やパチンコ店の店内の音が80デシベルと言われており、会話をするなら30㎝くらいまで近づかないと成立しないレベルの音となります。最大180メートルまで音を伝えることが可能で、遭難などのトラブルがあった際の大きな味方となることは間違い無いでしょう。
Apple Watch Ultraだけの機能③高精度2周波GPSで
Apple Watch Ultraは従来使われているL1 GPSという周波に加えてL5GPSという周波にも対応。高層ビル、木々、生い茂った森林といった位置情報のずれが発生するような環境でも、より正確な位置情報を計測することが可能となります。
この機能はランニングなどの記録をApple Watchでとる方にも嬉しいもの。ペースや距離・経路が驚くほど正確に計算できるようになります。
Apple Watch Ultraだけの機能④カスタマイズ可能なアクションボタン搭載
Apple Watch Ultraでは従来スピーカーしかなかった左側面にアクションボタンが搭載されました。このアクションボタンは前述した通り長押しすることで緊急のサイレンを鳴らせるほか、自身の使い方に応じたカスタマイズが可能です。
例えばアクションボタンを押すことでワークアウトを開始や操作をできるようにする、懐中電灯を起動する、位置情報を記録する、ダイビングを開始するなど様々なアクションを割り当てることが可能となります。これによりApple Watch Ultraの可能性をより広げることが可能となります。
Apple Watch Ultraだけの機能⑤デュアルスピーカーとビームフォーミングを持つ3マイクアレイ
Apple Watch UltraのスピーカーとマイクはApple Watch Series8や従来モデルとは違う高性能なものが搭載されています。
デュアルスピーカーにより通話やSiriの音質が向上、また3マイクアレイにより風が強いなどの環境の際にも最適なマイクをApple Watch Ultraが選択することでよりよい声を伝えることが可能です。
|
Apple Watch 7/8/Ultraに関するよくある質問
ここからはApple Watch 7/8/Ultraに関するよくある質問・疑問に回答していきます。
よくある疑問質問
- Apple Watch SE(第2世代)で充分って本当?…基本的な機能を使うだけならApple Watch SE(第2世代)で良い場合もあり
- セルラーモデルとGPSモデルの違いは?…携帯電話会社と通信契約をして単体で通話やデータ通信ができるのがセルラーモデル
- セルラーモデルは格安SIMでも契約できる?…4大キャリアとahamoで使える
- Apple Watch7/8/Ultraの在庫・入荷状況は?…Apple Watch Ultraは在庫薄、Apple Watch Series8はアップルストアなら買える、Apple Watch Series7は在庫が少なくなってきているから急ぎたい
Apple Watch SE2との違い|SE2で充分って本当?
Apple Watch SE(第2世代)はいわゆる廉価版と言われるもので、Apple Watch Series8やApple Watch Ultraより機能と価格を落として発売しているモデルとなります。
Apple Watch UltraやApple Watch Series8との主な違いは下記の通りです。
SE(第2世代)の特徴
- Apple Watchの基本的な機能(通知の確認・アラーム・天気の確認・Siri・電子決済等)は変わらない
- 血中酸素ウェルネスや心電図アプリ、皮膚温センサーがない
- ケースサイズ及び表示領域が小さく、常時点灯機能がない
- 高速充電に対応していない
- 素材が傷つきやすいアルミニウムのみ
またApple Watch Series7と比較しても概ね同じとなりますが、Apple Watch Series7にはない衝突事故検出機能をApple Watch SE(第2世代)は持っているという違いがあります。
Apple Watchの強みである心電図や血中酸素ウェルネスといった独自のヘルスケア機能がないことや、高速充電に対応していないことはマイナスポイントとして決して小さくはありません。
それでも最低限の機能があれば良いという方にとってはApple Watch SE(第2世代)は検討の余地があるモデルと言えるでしょう。
セルラーモデルとGPSモデルの違いは?
セルラーモデルとはApple Watchが単独で携帯電話会社の電波を受信し、通話やデータ通信ができるモデルを言います。もちろん単独でデータ通信をする場合は携帯電話会社との契約が必要です。
携帯電話会社と直接契約することで、iPhoneがなくても下記のことができるようになります。
セルラーモデル単独でできること
- メールやSMSの受信や音声通話
- 音楽ストリーミング再生
- 天気表示やSiriの起動
- 紛失したiPhoneの捜索
例えばiPhoneを持たずにランニングやウォーキングに行くなどの用途に最適となります。
もちろんセルラーモデルだからといって携帯電話会社との契約がないと使えないわけではなく、GPSモデルと同様の使い方もできるので安心です。セルラーモデルはGPSモデルに比べると価格が高いので悩みどころでしょう。「Apple Watch単体で使いたくなるかも」という場合はセルラーモデルにしておくと良いかもしれません。
セルラーモデルは格安SIMでも契約できる?
結論から言うとApple Watchセルラーモデルの通信契約ができるのはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4大キャリアにahamoを加えた5社となっています。そのほかの格安SIM業社ではApple Watch回線の契約をすることは残念ながらできません。
iPhone回線とApple Watchの回線契約トータルで考えると楽天モバイルかahamoがおすすめです。
特に楽天モバイルではお得なキャンペーンを実施中。Apple Watchの購入と同時に楽天のApple Watch専用回線「電話番号シェアサービス」に加入することで、10,000円相当の楽天ポイントをゲットすることが可能です。iPhoneのデータ通信量を3GB以内に抑えれば、合わせて月額1,631円でiPhoneとApple Watchの回線を利用可能となる点もおすすめポイントとなります。
Rakuten UN-LIMIT VII | 電話番号シェアサービス | 合計 |
---|---|---|
3GBまで1,081円 ※ユニバーサルサービス料含む |
550円 | 1,631円 |
楽天モバイル公式 : https://network.mobile.rakuten.co.jp/
\楽天モバイルでiPhoneが買える!しかも端末代4キャリア最安値/
今すぐApple Watch Series8/Ultraを楽天モバイルでお得に手に入れるにはこちらをタップ!
※最大1万相当以上の還元あり
>>最新の【楽天モバイル クーポン】はこちら
>>【楽天モバイルの評判】はこちら
関連記事
Apple Watch7/8/Ultraの在庫・入荷状況は?
Apple Watch Series7/8/Ultraの在庫状況は下記の通りです。
Apple Watch Ultra | Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 |
・アップルストアでも届くまでに2週間ほど ・4大キャリアは楽天モバイルに若干の在庫あり ・家電量販店はヨドバシカメラに若干の在庫あり |
・アップルストアはバンドにこだわらなければほとんどのモデルの在庫がある ・4大キャリアはauと楽天モバイルに若干の在庫あり ・家電量販店はヨドバシカメラ・ノジマ・ヤマダ電機に一部在庫あり |
・アップルストアは販売終了 ・4大キャリアは一部ケースの販売はあるが多くのモデルが販売終了 ・家電量販店はまだ在庫あるモデルが多いものの、販売終了となっているモデルもあり |
Apple Watch Series7に関してはアップルストアでの販売が終了、キャリアや家電量販店で一部モデルなら在庫があるものの在庫限りで販売終了の場合があるので、欲しいモデルがあったらすぐに購入するのがおすすめです。
Apple Watch Series8/Ultraもまだ在庫が安定していない状態。在庫がないものに関してはいつ入荷するのか不透明なものがあるため、買いたいショップに欲しい商品の在庫があった場合はすぐに購入すると良いでしょう。
なお、Apple Watch Series8/Ultaraの最新の在庫状況と在庫状況の確認方法は下記の記事にまとめてあるので、あわせて読んでみてくださいね。
まとめ
ここまでApple Watch7/8/Ultraについて比較してきました。まとめると次の通りです。
まとめ
- Apple Watch Ultraは激しいアクティビティをやる方向けの最高峰モデル、Apple Watch Series8は最新ヘルスケア機能を使いたい方向けのバランスが取れたモデル
- カラーバリエーションが豊富なのはApple Watch Series8
- Apple Watch Ultraはとにかく大きくて重くて頑丈
- Apple Watch Ultraは通常でも1日以上、低電力モードなら2日以上持つ電池持ちを実現
- ヘルスケアの新機能は皮膚温測定による周期記録
- Apple Watch Series8/Ultaraには衝突事故検出機能が追加
- Apple Watch Ultraだけの機能としてダイビングでも使える水深計・遠くまで聞こえるサイレン・高精度GPS・カスタマイズできるアクションボタン・高性能なスピーカーとマイクを搭載
- 本当に最低限の機能だけで良いならApple Watch SE(第2世代)も検討の余地あり
今年はApple Watch Ultraの登場で盛り上がったApple Watch。限定された一部の方向けのモデルではあるものの選択の幅が広がったことは喜ばしいことと言えます。
Apple Watchは常に肌身離さずつけるもの。自身にとって最高のパートナーとなるApple Watchを是非見つけてみてくださいね。
|