Galaxy Z Flip4とFold4はどっちが買い?7項目の違いを徹底比較

2022年8月10日に開催された「Galazy Unpacked 2022」では、「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」の2つの新しい折りたたみスマホの発売が発表されました。

2機種ともグローバル版は2022年8月10日より予約がスタートし、8月26日から発売開始です。

どちらも国内では9月29日に発売開始され、大きな注目を集めました。

そこでこの記事では、新しく発売される「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」ではどっちがおすすめなのか、それぞれのスペックの違いを徹底比較して紹介します。

どっちを購入しようか迷っている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!

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結論!「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」はどっちを買うべき?

出典:Galaxy公式サイト

「Galaxy Z Flip4」がおすすめの方は、以下のとおりです。

「Galaxy Z Flip4」は縦長の折りたたみスマホです。

「Galaxy Z Fold4」に比べると重量が軽く、一般的な用途においては十分すぎるほどの性能を備えています。

「Galaxy Z Fold4」は、以下の方におすすめです。

「Galaxy Z Fold4」は、折りたたみスマホの中でも非常に高性能な端末です。

トリプルレンズカメラに大容量バッテリー、Snapdragon8+ Gen1の搭載などマルチタスクをしたい方にはピッタリでしょう。

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「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」のスペック比較

出典:Galazy公式サイト

まずは、「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」のスペックを比較します。

「Galaxy Z Flip4」は重量も軽くサイズもコンパクトであるため、「Galaxy Z Fold4」と比べると持ち運びしやすいのが特徴です。

一方で、「Galaxy Z Fold4」はカメラ性能が非常に高く、折りたためばポケットにちょうど収まるサイズ感です。そのため、持ち運びしやすいタブレットといっても差し支えないでしょう。

それぞれのスペックを比較していきます。

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」のサイズ・重さの違いを比較

出典:Galazy公式サイト

まずは、「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」のサイズと重さを比較します。

「Galaxy Z Flip4」は縦に開閉でき、「Galaxy Z Fold4」は横に開閉できます。そのため、「Galaxy Z Flip4」は縦に長く、「Galaxy Z Fold4」は横に広いのが特徴です。

タブレットと同じように使いたいのであれば、横幅がある「Galaxy Z Fold4」がおすすめです。

重さで比較すると、「Galaxy Z Flip4」は187gで「Galaxy Z Fold4」は263gと大きく異なります。「Galaxy Z Fold4」は軽量化に成功しているものの、それでもスマホにしては重たいと言えるでしょう。

「Galaxy Z Fold4」が重たい理由は、トリプルレンズカメラである点やバッテリー容量が多いなどの理由が挙げられます。

持ち運びに便利なのは「Galaxy Z Flip4」ですが、「Galaxy Z Fold4」のほうが高性能であるため、性能重視の方は「Galaxy Z Fold4」がおすすめです。

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「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」のディスプレイの違いを比較

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」のディスプレイは、どちらもDynamic AMOLED有機ELを採用。

外観に関しても、どちらもGalaxyの折りたたみスマホで最も耐久性の高い「Gorilla Glass Vicus+」を素材を使用しています。

折りたたみスマホは何度も開閉することから、「壊れやすいのでは?」と心配する方も多いでしょう。

「Galaxy Z Flip4」は最大20万回の開閉動作試験をクリアしているため、耐久性が非常に高いことがわかります。

リフレッシュレートはどちらも最大120Hzまで対応しており、可動範囲は1～120Hzまでです。

リフレッシュレートは高ければ高いほど、滑らかな操作を実現できます。

3Dゲームなど処理に負荷がかかるゲームでもぬるぬるサクサク動くので、ストレスを感じることなくゲームを楽しめるはずです。

出典:Galaxy公式サイト

また、どちらも1～120Hzの可変式となっているのもポイント。

可変式は表示するコンテンツに合わせてリフレッシュレートを調整してくれるので、消費電力を抑えることができます。

「Galaxy Z Flip4」のバッテリー容量は3,700mAhとそこまで大容量ではないですが、可変式のリフレッシュレートによって無駄に電力を消費することなく使えます。

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」を性能の違いで比較

スマホを使う際に気になるのが、基本的な性能(OS)でしょう。

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」の基本性能を比較してみます。

プロセッサはどちらも「Snapdragon8+ Gen1」を搭載。

「Snapdragon8+ Gen1」は、「Snapdragon8 Gen1」よりもCPUとGPUの処理速度が10%高速化し、電力効率も30%向上したチップです。

これにより、負荷のかかるオンラインゲームでも快適にプレイでき、バッテリーの消耗を抑えることができます。

「Galaxy Z Fold4」に搭載されている「Android 12L」は、折りたたみスマホ専用として開発されたOSです。

画面の下部にはタスクバーを表示できるようになるので、画面上部に指が届かなくてもスムーズなアプリの切り替えができます。

最大で3つまでのアプリを表示できるため、複数のオンラインショッピングサイトを同時に開いて価格比較などもできます。

利便性が向上するはずなので、タブレットは持ち運びたくないけど大画面で操作をしたい方にはおすすめです。

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」をRAM/ROMの違いで比較

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」のRAM/ROMの違いで比較してみます。

「Galaxy Z Flip4」のRAM(メモリ)は8GB、「Galaxy Z Fold4」のRAMは12GBです。

また、「Galaxy Z Flip4」のROMは128GB/256GB/512GB、「Galaxy Z Fold4」のROMは256GB/512GB/1TBから選択できます。

最近ではクラウド保存が主流になっているので、多くの方は256GBでも十分足りるでしょう。

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」をカメラ性能で比較

出典:Galazy公式サイト

カメラ性能にこだわりを持っている方もいるでしょう。

カメラ性能にこだわりがある方は、「Galaxy Z Fold4」がおすすめです。

それぞれのカメラ性能を比較します。

カメラ性能で比較すると、「Galaxy Z Fold4」のほうが圧倒的に高性能であることがわかります。

「Galaxy Z Flip4」は標準1,200万画素で超広角も1,200万画素のダブルレンズなのに対し、「Galaxy Z Fold4」は標準5,000万画素、超広角が1,200万画素、望遠が1,000万画素のトリプルレンズカメラです。

とはいえ、どちらもOIS(光学手振れ補正)とVDIS機能(デジタル手振れ補正)を搭載しているため、手ぶれの心配なく最高の一枚を撮ることができるでしょう。

また、「Galaxy Z Flip4」は上の画像のように端末を90°に折り曲げてビデオカメラのように撮影することが可能。

手振れ補正も搭載しているので、「Galaxy Z Flip4」の持っておけばビデオカメラの代わりになりますよ。

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「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」をバッテリー性能の違いで比較

「バッテリー持ちが悪い」という口コミが多い前シリーズに比べると、バッテリー性能は大幅に向上しています。

前シリーズとバッテリー容量を比較してみましょう。

Galaxy Z Flip3、思ってたよりもバッテリー持たないな…

— Sho INOUE (@shoinoue) October 23, 2021

Galaxy Z Fold3約1週間使ったけどバッテリーの減りが早い位でそれ以外は満足かな😄

— 大江俊介 (@shunsuke1031) October 12, 2021

「Galaxy Z Flip4」は3,700mAh、「Galaxy Z Fold4」は4,400mAhです。

どちらも電力効率の良い「Snapdragon8+ Gen1」を搭載しているので、実際の数値よりも持つでしょう。

前シリーズを使っている方でバッテリーが1日持たないという方は、この機会に買い替えを検討してみてください。

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」の価格の違い

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」を価格で比較してみます。発売当初のグローバル価格は以下の通りです。

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」の価格差は10万円以上です。

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」では、バッテリー容量やカメラ性能、サイズなどの違いがあります。

日本での発売では、少し価格が上がっていました。円安や輸送コストの上昇などの影響を受けるので、グローバル版よりも高くなったことが予想されます。

現在購入できるのは楽天モバイルのGalaxy Z Flip4のみです。どちらも後継機が販売されているのでGalaxyの折りたたみスマホを使いたい方は検討しましょう。

「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」を購入するならオンラインショップがおすすめ!

出典:Galazy公式サイト

この記事では、「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」の違いを7項目で比較して紹介しました。

コストを抑えたいなら「Galaxy Z Flip4」、性能を重視したいなら「Galaxy Z Fold4」がおすすめです。

日本での発売は2022年9月29日からで、事前予約も可能。

どのキャリアも9月8日から予約が開始されています!

前シリーズは、ドコモオンラインショップとauオンラインショップで販売されました。今回は、ドコモやau以外に、楽天モバイルでも「Galaxy Z Flip4」が販売されます。

オンラインショップでは、割引キャンペーンや分割購入割引などのサービスを適用できる可能性があります。

店頭で購入するよりもお得に購入できるので、購入を検討している方は、オンラインショップでの購入がおすすめです。

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番外編:Galaxy Z Fold4を買ってみた結果・・・?

最後に当サイト編集長がGalaxy Z Fold4を買ってみた結果をご報告します。

Galaxy Z Fold4を買ってみた結果「買って損なし!後悔なし!」です。

だめなところはバッテリー:ただそれだけ

先にGalaxy Z Fold4のだめなところをお伝えすると電池持ちです。たったの4,400mAhしかバッテリーを搭載していないだけあってみるみる電池が減っていきます。

埼玉県にあるオフィスから2時間ほど高速で羽田空港に向かい、その間ワイヤレスでAndroid AutoのGoogle Mapを利用しましたが、それだけでバッテリーが25%減りました。

そこから北海道へ1時間へのフライトでした。機内Wi-Fiを使いTwitterなどをしていましたが、飛行機を降りるときにはバッテリーが55%。旅行の際バッテリー持ちが心配になるのでモバイルバッテリーは必須です。

よかったところ1:画面が大きく地図が見やすい!

唯一のダメだしをしたところで、あとはGalaxy Z Fold4のよかったことをお伝えしましょう。Galaxy Z Fold4の良いところは何と言っても画面が大きいことです。

電子書籍を読んだりするときに使いやすいのは言うまでもないので感想は省きますが、意外と役立つのが「マップ」を見るときです。

雪が行われる札幌や雪ミクのフィギュアが販売される小樽で目的地を探す際、画面が大きいことで、「ここにこの建物があるからこっちに行けば良いね」という情報を共有しやすかったです。

よかったところ2:カメラの画質がピカイチ

Galaxy S22 Ultraほどの優秀なカメラ群ではありませんが、Galaxy S22 無印クラスのカメラを搭載しています。

猫も景色もご飯もバッチリきれいに撮れます。最近iOS16.3のアップデートでiPhoneで猫撮影がかなりまともになりましたが、メシマズカメラは健在です。カメラが強いGalaxyに更に折りたたみ機能がついているというのは本当に素晴らしいです。

以下冬の北海道での作例です。

よかったところ3:画面を開かなくても使えるので普段遣いに問題ない

Galaxy Z Fold4はサブディスプレイがついているので、折りたたみを開かなくてもちょっと分厚くて細長のスマートフォンとして利用できます。

これが便利です。実はGalaxy Z Fold4を開いて使う場面は少なく、8割以上は閉じたまま使います。それでも、残りの2割、動画を見たり、ゲームをしたり、電子書籍を読んだり、そんなときに大画面が役立ちます。

これがZ Flip4だったら毎回パカパカしなければいけなくなります。そう考えると折りたたみスマホの利便性を十分に発揮しているのはGalaxy Z Fold4なのかなという気がしました。

以上、Z Fold4が欲しくてほしくて気にならないあなたのために、先に買って使用感を試したiPhone大陸編集長より。

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