Galaxyシリーズは韓国の世界的企業サムスン電気が手がけるスマートフォン。iPhoneと世界シェアNo.1の座を争う人気シリーズです。
GalaxyもiPhoneと同じくハイスペック端末だけをラインナップしていると思っている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。今日紹介するGalaxy A23 5Gは2～3万円台で購入できるエントリーモデル。Galaxyシリーズの魅力はエントリーモデルから10万円を超えるハイスペックモデルまでラインナップが豊富なことにあります。
この記事ではエントリーモデルの最新作Galaxy A23 5Gと前作Galaxy A22 5Gを徹底比較。進化したポイントと変わっていない部分をしっかりお示しし、最新作を買うべきなのか型落ちでも大丈夫なのか理解できる記事に仕上がっています。ぜひ最後までご覧ください。
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Galaxy A23を10項目で辛口レビュー!買うべき理由と買ってはいけない理由は?
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目次
- 【結論】Galaxy A23とGalaxy A22それぞれおすすめな方
- Galaxy A23とA22のスペックの違いを一覧表で比較
- Galaxy A23とA22の違いを比較①CPU/RAM/ROM/OS
- Galaxy A23とA22の違いを比較②デザイン・カラー・外観・サイズ・重量
- Galaxy A23とA22の違いを比較③ディスプレイ性能
- Galaxy A23とA22の違いを比較④カメラ性能
- Galaxy A23とA22の違いを比較⑤バッテリー容量・機能
- Galaxy A23とA22の違いを比較⑥5G(sub6、ミリ波)・通信速度・Wi-Fi・Bluetooth
- Galaxy A23とA22の違いを比較⑦eSIM・外部メモリ(SDカード)・イヤホンの対応状況
- Galaxy A23とA22の違いを比較⑧防水・防塵性能
- Galaxy A23とA22の違いを比較⑨生体認証(顔認証・指紋認証)
- Galaxy A23とA22の違いを比較⑩価格・販売キャリアを比較
- まとめ
【結論】Galaxy A23とGalaxy A22それぞれおすすめな方
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gをおすすめできる方はそれぞれ下記の通りです。
| Galaxy A23 5Gがおすすめな方 | Galaxy A22 5Gがおすすめな方 |
|---|---|
| ・最新のエントリーモデル端末が欲しい方 ・性能の高いカメラが欲しい方 ・指紋認証が欲しい方 ・eSIMを使いたい、デュアルSIM運用をしたい方 ・できる限り長く安心して使いたい方 ・5G通信を快適に使いたい方 |
・型落ち端末でも気にならない方 ・カメラ機能にこだわりがない方 ・メール・LINE・インターネットなど最低限のことができ、そこそこのバッテリー容量があれば良いという方 ・端末代金を安く抑えたいという方 |
Galaxy A23 5Gが進化した主なポイントは下記の通りです。
Galaxy A23 5Gが進化したポイント
- カメラ性能が1,300万画素から5,000万画素に大幅アップ
- 指紋認証の搭載
- eSIMに対応し、デュアルSIM運用が可能に
- n28バンドに対応し5G対応のエリアが拡大
Galaxy A22 5Gから比べると大きな進化です。それでもメールやインターネットなど簡単な作業をするスペックや1日使っても安心のバッテリー性能など、Galaxy A22 5Gエントリーモデルとして十分な機能を備えています。
Galaxy A23 5Gの進化したポイントが自身に本当に必要なものかどうか見極めるのが1番重要となります。
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Galaxy A23とA22のスペックの違いを一覧表で比較
まずはGalaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gの違いをスペック一覧にしました。まずはざっくり違いを見てみましょう。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| CPU | MediaTek Dimensity 700
|
MediaTek Dimensity 700 オクタコア2.2GHz, 2GHz |
| RAM/ROM | RAM4GB/ROM64GB | RAM4GB/ROM64GB |
| OS | Android12 | Android11 ※2022年7月12日にAndroid12へ アップデート実施 |
| デザイン カラー |
 レッド・ホワイト・ブラック |
 レッド・ホワイト・ブラック |
| サイズ・重量 | 150mm×71mm×9.0mm 168g | 149.7mmx 71.0mmx 8.9mm 168g |
| ディスプレイ | 画面サイズ:5.8インチ 720 x 1560 (HD+) TFT 約1,600万色 |
画面サイズ:5.8インチ 720 x 1560 (HD+) TFT 約1,600万色 |
| カメラ | アウト (メイン) カメラ: 5,000万画素 F1.8 オートフォーカス 対応 イン (サブ) カメラ: 500万画素 MP F2.0 オートフォーカス 非対応 |
アウト (メイン) カメラ: 1,300万画素 F1.9 オートフォーカス 対応 イン (サブ) カメラ: 500万画素 MP F2.0 オートフォーカス 非対応 |
| バッテリー容量 ワイヤレス充電 |
4,000mAh ワイヤレス充電非対応 |
4,000mAh ワイヤレス充電非対応 |
| 5G(NR、sub6、ミリ波) | ドコモ版:n28/n77/n78/n79 au・UQモバイル・楽天モバイル版 :n3/n28/n77/n78/n79 J:COMモバイル版:n28/n77/n78 ※全てミリ波非対応 |
ドコモ版:n78/n79 ※NR、ミリ波非対応 |
| 通信速度 | 受信時最大: 5G 2.1Gbps/4G(LTE) 400Mbps 送信時最大: 5G 218Mbp /4G(LTE) 75Mbps ※ドコモ版カタログスペック参照 |
受信時最大: 5G 2.1Gbps/4G(LTE) 400Mbps 送信時最大: 5G 218Mbps/4G(LTE) 75Mbps ※ドコモ版カタログスペック参照 |
| Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth規格 | Ver.5.2 | Ver.5.0 |
| eSIM | 対応 | 非対応 |
| SDカード | MicroSD (最大1TB) | MicroSD (最大1TB) |
| イヤホンジャック | 3.5mm ステレオ | 3.5mm ステレオ |
| 防水・防塵 | 防水:IPX5/8 防塵:IP6X |
防水:IPX5/8 防塵:IP6X |
| 生体認証 | 顔認証・指紋認証 | 顔認証 |
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Galaxy A23とA22の違いを比較①CPU/RAM/ROM/OS
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5GのCPUやRAM・ROMとOSの違いは下記の通りです。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| CPU | MediaTek Dimensity 700
|
MediaTek Dimensity 700 オクタコア2.2GHz, 2GHz |
| RAM | 4GB | 4GB |
| ROM | 64GB | 64GB |
| OS | Android12 | Android11 ※2022年7月12日にAndroid12へ アップデート実施 |
CPUは人間で言うと脳に当たる部分、RAMはデータの一時保管場所で作業スペースのイメージです。どちらもスマートフォンのパフォーマンスを決める主要要素ですが変更がありません。同じくらいのパフォーマンスとなることが予想できます。本格的なゲームをするなど重たい作業をする方向けの端末ではありません。
ROMは書類や写真・動画などのデータの保管スペースです。ROMも64GBと変わりありません。重たい動画を端末に保管することがなければ十分なサイズが確保されています。また足りなくなればSDカードでデータの保管容量を増やすことが可能です。
OSは初期搭載はGalaxy A23 5Gの方が1世代新しいものが搭載されていますが、Galaxy A22 5Gは2022年7月にAndroid12へのアップデートが可能となっています。OSが新しくなると新機能が使えるだけでなく、セキュリティ性能も最新のものになるため安心して使えるようになるため、なるべく最新のOSを使いたいところ。
ただし今は同じ最新OSを使えますがGalaxy A22 5Gの方がOSのアップデートを先に打ち切られる可能性が高いため、長く最新のOSを使いたいのであればGalaxy A23 5Gを選びましょう。
Galaxy A23とA22のベンチマークの違いを比較
スマートフォンのパフォーマンスを数値で表すベンチマークという指標があります。Antutuベンチマークが有名で、スマートフォンの4つの性能と総合性能を○万点という数字で表してくれるもの。Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gのベンチマークを比較すると下記の通りです。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| 総合スコア | 約28万点 | 約28万点 |
| CPUスコア | 約9万点 | 約9万点 |
| GPUスコア | 約5万点 | 約5万点 |
| MEMスコア | 約7万点 | 約7万点 |
| UXスコア | 約7万点 | 約7万点 |
上記のようにベンチマークスコアはほとんど変わりません。どちらもほぼ同じ性能であることが客観的な数字でも確認ができました。なおベンチマークスコアの目安は下記の通りです。
| 総合スコア | モデル | 体感 |
|---|---|---|
| 総合スコア 50万点以上 GPUスコア 18万点以上 |
フラグシップ | ヌルヌルサクサクで超快適 |
| 総合スコア 35万〜50万点 GPUスコア 14～18万点 |
ハイエンド | 重いゲームでも快適に利用できる |
| 総合スコア 25万〜35万点 GPUスコア 7～14万点 |
ミドルハイ | たまにゲームをするくらいで日常使いには十分 |
| 総合スコア 15万点〜25万点 GPUスコア 3～7万点 |
ミドル | 一般的な使い方であれば快適 |
| 総合スコア 15万点以下 GPUスコア 3万点以下 |
エントリー | テキストベースのやり取りやWeb検索などの利用がメイン |
どちらの端末もミドル〜ミドルハイに位置しています。さすがにゲームを本格的にやることはできませんが、メールやLINE・インターネットサーフィン・SNSであれば全く問題なく使用できるスペックです。
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Galaxy A23とA22の違いを比較②デザイン・カラー・外観・サイズ・重量
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gのデザイン・カラー・外観やサイズ・重量を比較すると下記の通りです。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| デザイン |  |
|
| カラー | レッド・ホワイト・ブラック | レッド・ホワイト・ブラック |
| サイズ | 150mm×71mm×9.0mm | 149.7mmx 71.0mmx 8.9mm |
| 重量 | 168g | 168g |
結論からするとほとんど変わりませんが、細かいところで違っている部分があります。実際どのような違いがあるのか1つずつ比較していきましょう。
デザイン・外観|サイドボタンの大きさが少し変わっている
デザイン・外観はほとんど変わりません。一見「どっちがGalaxy A23 5Gでしょうか?」と言われても見分けがつかないくらい、ほぼ同じ外観となっています。
まず正面です。どちらも下の方が太いベゼルと涙型ノッチに収納されたカメラというデザインは変わりません。スタンダードなデザインです。
背面デザインもほぼ変わらず。電子決済マークの位置や端末名・docomoの文字の大きさや位置に若干の違いはあれどほぼ同じです。ちなみにau版・J:COMモバイル版にはdocomoの文字がありません。
側面は左側面にSIMトレー、右側面に2つのボタンという配置は変わらず。ですがボタンの大きさに若干の違いがあります。Galaxy A23 5Gの方がボタンが一回り大きくなっており、ボリュームボタンはGalaxy A23 5Gの方が少し上に配置されています。電源ボタンに指紋認証が搭載されたことによるデザイン変更でしょう。電源ボタンは端末の中に少し食い込み、出っ張りも少なくなっています。
カラー|同じ3色ラインナップ
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| カラーバリエーション | レッド(J:COMでは取り扱いなし) ホワイト ブラック |
レッド ホワイト ブラック |
カラーは3種類で両端末で差がないラインナップとなっています。色味は若干の違いはありますがほぼ同じで、どれも人を選ばず持ちやすいカラーとなっているのが嬉しいですね。なおJ:COMモバイルにはレッドの取り扱いはありません。
サイズ・重量|Galaxy A23 5Gが0.3mm長く0.1mm厚くなっただけ
Galaxy A23 5Gの方が縦に0.3mm厚さが0.1mm増えていますが、おおむねほぼ同じサイズ感となっています。Galaxy A22の方が小さくて持ちやすい、と感じることはまずありえない小さな差です。重量も168gと全く同じですので、筐体サイズと重量は同じであると考えて良いでしょう。
Galaxy A23にA22のケースを転用できる?
Galaxy A23 5GにGalaxy A22 5Gのケースを転用できるかどうかは、ケースによります。今回筐体サイズは変わりありませんが、ボタン配置に変更があるからです。
転用できそうなケースは右側面の開きが大きいケース。大きくなった電源ボタンと少し上の位置に動いたボリュームボタンが干渉しなければ転用できる可能があります。
逆にボタンサイズぴったりに切り抜かれているものや右側面全体を覆いつつボタンに合わせて形が変わっているタイプのケースは転用が困難です。ボタンにケースが干渉し誤操操作やボタンの消耗につながります。
また忘れてはいけないのはGalaxy A23 5Gは電源ボタンに指紋センサーが内蔵されたこと。ボタンを覆うタイプのものですと仮に装着できても指紋認証が使えずメリットの1つが失われることになります。
Galaxy A22 5Gからの機種変更の際は自己判断で試してみるのはいいかもしれません。しかし新しくGalaxy A23 5Gを購入する場合は、一見使えそうに見えるGalaxy A22 5G用ケースであっても購入は避け、Galaxy A23 5G対応となっているものを購入しましょう。
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Galaxy A23とA22の違いを比較③ディスプレイ性能
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gのディスプレイ性能は下記の通りです。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 画面サイズ:5.8インチ | 画面サイズ:5.8インチ |
| ディスプレイ性能 | 720 x 1560 (HD+) TFT 約1,600万色 |
720 x 1560 (HD+) TFT 約1,600万色 |
画面サイズ、ディスプレイ性能共に同じ性能のディスプレイを搭載しています。画面サイズ5.8インチは大きすぎず小さすぎずのちょうどいいサイズ。超高画質で大迫力の映画というのはもちろんできませんが、普段使いには十分綺麗なディスプレイです
Galaxy A23とA22の違いを比較④カメラ性能
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gのカメラ性能の違いは下記の通りです。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| メインカメラ | 5,000万画素 F1.8 オートフォーカス 対応 |
1,300万画素 F1.9 オートフォーカス 対応 |
| インカメラ | 500万画素 F2.0 オートフォーカス 非対応 |
500万画素 F2.0 オートフォーカス 非対応 |
Galaxy A23 5Gはメインカメラの性能が大幅にアップしています。なんと有効画素数が4倍弱の5,000万画素に進化。F値も1.8に改善しています。エントリーモデルとしては十分すぎるカメラ性能で、写真をたくさん撮るという人はGalaxy A23 5Gが断然おすすめです。日々の思い出をきれいにたっぷり残すことが可能となります。
なおインカメラの性能はどちらも500万画素と変更ありません。また両端末とも電源ボタンを二度押しするとカメラアプリをすぐに起動可能。撮りたい瞬間を逃すことなく写真に収めることが可能です。
Galaxy A23とA22の違いを比較⑤バッテリー容量・機能
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gのバッテリー性能の違いは下記の通りです。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 4,000mAh | 4,000mAh |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 |
両端末ともバッテリー容量は4,000mAhで変わらず、ワイヤレス充電に対応していない点も一緒です。エントリーモデルとしては大容量のバッテリー、電池切れが心配という方でも安心のバッテリー性能となっています。
Galaxy A23とA22の違いを比較⑥5G(sub6、ミリ波)・通信速度・Wi-Fi・Bluetooth
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gの5G対応状況と通信速度・Wi-Fi・Bluetooth性能は下記の通りです。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| 5G(NR・Sub6) | ドコモ版:n28/n77/n78/n79 au・UQモバイル・楽天モバイル版: n3/n28/n77/n78/n79 J:COMモバイル版:n28/n77/n78 |
ドコモ版:n78/n79 |
| 5G(ミリ波) | 非対応 | 非対応 |
| 通信速度 | 受信時最大: 5G 2.1Gbps/4G(LTE) 400Mbps 送信時最大: 5G 218Mbp /4G(LTE) 75Mbps ※ドコモ版カタログスペック参照 |
受信時最大: 5G 2.1Gbps/4G(LTE) 400Mbps 送信時最大: 5G 218Mbps/4G(LTE) 75Mbps ※ドコモ版カタログスペック参照 |
| Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth規格 | Ver.5.2 | Ver.5.0 |
Galaxy A23 5Gはn28バンドに対応。n28バンドはNRと呼ばれる電波で、4Gから転用した5Gとなります。通信エリアを効率的に拡大することが可能でソフトバンク・auがいち早くNR化を進めており、ドコモも2022年春から導入を開始。順調に拡大しています。
n28バンドの通信速度は4G通信と同等レベルになりますが、通信エリアが広いというメリットがあります。n28バンドをつかめることで5G通信が途切れ4G通信に切り替わるなどの不安定さがなくなるのです。なお両端末ともミリ波には非対応となっています。
5Gバンドに関してはメーカーが対応バンドを発表していないため各キャリアサイトからの引用です。キャリアサイトを比較するとau・UQモバイル・楽天モバイル版の対応バンドが1番広く、J:COMモバイル版の対応バンドが少なくなっています。キャリアサイトに記載はなくても実際は他のバンドをつかめることもありますが、MNPで他社に移ることを考えると対応バンドが広い端末を買う方がよいでしょう。
通信速度とWi-Fi規格は変わりません。
Bluetooth規格はver.5.0からver.5.2に進化。Ver.5.2になることで消費電力が低減され、音楽デバイスの複数接続が可能となっています。
Galaxy A23とA22の違いを比較⑦eSIM・外部メモリ(SDカード)・イヤホンの対応状況
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5GのeSIM・外部メモリ・イヤホンの対応状況
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| eSIM | 対応 | 非対応 |
| SDカード | MicroSD (最大1TB) | MicroSD (最大1TB) |
| イヤホンジャック | 3.5mm ステレオ | 3.5mm ステレオ |
Galaxy A23 5Gは物理SIMカードに加えてeSIMにも対応しました。これにより物理SIMとeSIMに異なる携帯電話会社の契約を入れるデュアルSIM運用も可能となります。
またSDカードと有線イヤホンに対応しています。特にSDカード対応に関しては、Galaxy A23 5GもGalaxy A22 5Gもストレージは64GB一択となるので、写真や動画を大量に撮影し内部ストレージが足りなくなった際に非常に便利です。
Galaxy A23とA22の違いを比較⑧防水・防塵性能
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gの防水・防塵性能は下記の通りです。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| 防水 | IPX5/8 | IPX/58 |
| 防塵 | IP6X | IP6X |
防水・防塵機能をしっかり備えています。キッチンや洗面台での水回りの使用、急な雨の日でも安心して使用することが可能です。
Galaxy A23とA22の違いを比較⑨生体認証(顔認証・指紋認証)
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gの生体認証の違いは下記の通りです。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| 顔認証 | 対応 | 対応 |
| 指紋認証 | 対応(サイドの電源ボタン) | 非対応 |
Galaxy A23 5Gは指紋認証にも対応しました。これによりマスク着用時は指紋認証、手が濡れているときは顔認証など状況によって使い分けることが可能です。もちろん好みの認証だけ使用することもできます。
エントリーモデルながらGalaxy A23 5Gは両方の生体認証に対応し、使い勝手が大幅に向上したのです。
Galaxy A23とA22の違いを比較⑩価格・販売キャリアを比較
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gの販売価格と販売キャリアを比較します。
| スペック | Galaxy A23 5G | Galaxy A22 5G |
|---|---|---|
| 価格 | 33,440円(ドコモ) | 22,000円(ドコモ・当初価格) |
| 販売キャリア | ドコモ・au・UQモバイル・J:COMモバイル・楽天モバイル | ドコモ |
Galaxy A23 5Gはドコモだけでなくau・UQモバイル・J:COMモバイル・楽天モバイルにも販路が拡大しています。ただ価格が大幅にアップしているのが残念なところ。それでも5,000万画素のカメラ、4,000mAhの高容量バッテリー、顔指紋両方に対応した生体認証などを考えればコスパ抜群です。
Galaxy A23の価格一覧【ドコモ・au・UQモバイル・J:COMモバイル・楽天モバイル】
Galaxy A23 5Gの販売価格をキャリアごとに比較すると下記の通りです。
| キャリア名 | 一括価格 | サポートプログラム利用時実質販売価格※ |
|---|---|---|
| au | 販売終了 |
22,047円 |
| ドコモ | 22,000円 | 13,024円 |
| UQモバイル | 販売終了 |
なし |
| J:COMモバイル | 31,680円 | なし |
| 楽天モバイル | 32,800円 →26,400円(値下げ) |
なし |
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まとめ
ここまでGalaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gを比較してきました。最後にまとめです。
まとめ
Galaxy A23 5Gになって進化したこと・変わったこと
- カメラ性能が1,300万画素から5,000万画素に進化
- ボタンの大きさ(大きくなった)と配置(ボリュームボタンが上に移動)が変更に
- n28(4Gから転用された5G)に対応し、5G通信が途切れにくくなった
- eSIMに対応し、デュアルSIM運用も可能になった
- Bluetoothがver.5.2となり電力消費が改善、複数端末接続も可能となった
- 指紋認証に対応し使い勝手が向上した
- 最初からAndroid12がインストールされている
- ドコモの他au・UQモバイル・J:COMモバイル・楽天モバイルが取り扱いを開始した
Galaxy A23 5GとGalaxy A22 5Gで変わらないこと
- CPU・RAM・ROMの性能
- おおまかなサイズ感(高さ+0.3mm、厚さ+0.1mmの違いのみ)と重さ
- ディスプレイサイズ・性能
- インカメラ性能
- バッテリー容量とワイヤレス充電に対応していない点
- ミリ波には非対応
- 通信速度やWi-Fi規格
- SDカード・有線イヤホンへの対応状況
- 高い防水・防塵性能
Galaxy A22 5Gの方が優れていること
- 価格はGalaxy A22 5Gの方がお求めやすい
エントリースマホとしては高いスペックを誇っていたGalaxy A22 5Gをさらに進化させたのがGalaxy A23 5Gとなります。特にカメラの進化と指紋認証に対応したことは本当に2～3万円台のエントリースマホなのかと疑うレベルです。
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