最近は動画性能の良いスマホも多く発売されており、「スマホでYouTube動画の撮影をしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、YouTube撮影におすすめのスマートフォン5選を紹介します。
上記のiPhoneやAndroidスマホは動画が綺麗に撮れる上に、基本スペックも高い機種なので、スマホ1台で動画制作が完結できます。
PCを持っていなくても、スマホで手軽に撮影から編集までできるので、ぜひYouTube制作の相棒として視野に入れてみてください。
また、動画性能の良いスマホを選ぶ際に重要なポイントとスマホでYouTube動画を撮影するメリット・デメリットも紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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目次
YouTube撮影で動画性能の良いスマホを選ぶ7つのポイント
YouTube撮影で使う動画性能の良いスマホを選ぶ7つのポイントを紹介します。
動画性能でスマホを選ぶ7ポイント
- 画素数とF値
- レンズの種類
- ズーム機能
- 手ぶれ補正
- battery
- ストレージ容量
- CPU
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
画素数とF値
カメラの性能を見る際に、画素数に注目する方は多いと思いますが、画素数だけでなくF値にも注目してみましょう。
- 画素数…数値が高いほどキメが細かくキレイ撮れる
- F値…数字が小さいほど明るくボケ味の強い動画が撮れる
そもそも画素数とは、数値が大きいほどキメが細かくキレイに撮影ができます。YouTubeの動画を撮影するなら、目安として1,000万画素以上あるスマホがおすすめです。
ただ、動画に関しては画素数が多すぎてもデータが重たくなるため注意が必要です。
F値は数字が小さいほど取り込める光の量が多くなり、明るくキレイに撮影が可能です。同時にボケ具合に影響してくるため、一眼レフで撮ったような動画に近づけるなら、F値の数字が小さいスマホを選ぶようにしましょう。
明るい場所だけでなく暗い場所での撮影も考えている方は、明るいレンズを選ぶと共にナイトモードにも対応したスマホを選ぶと良いでしょう。
レンズの種類
スマホは機種により搭載されているレンズの種類が異なります。
- 広角(標準)カメラ…広範囲を撮影できる/基本的に搭載されている
- 超広角カメラ…広角カメラよりもさらに広い範囲を撮影できる
- 望遠カメラ…遠くの被写体を撮影できる
- マクロ…至近距離で被写体を撮影できる
基本的にどのスマホも広角(標準)カメラは搭載されていますが、プラスで超広角カメラや望遠カメラ、マクロカメラが搭載されているスマホもあります。
画角を変えずに撮影するのであれば広角(標準)カメラのみ搭載していれば問題ありませんが、撮影したいシーンに適した動画を撮りたいなら複数レンズが搭載されているスマホを選ぶようにしましょう。
例えば、日常生活や風景などのVLOG撮影では超広角レンズがあると便利ですし、ガシェット等の細かいアクセサリー類を撮影するならマクロレンズがあると便利です。
ズーム機能
遠くの被写体を撮影したい場合はズーム機能が必須となりますが、スマホには「光学ズーム」と「デジタルズーム」があります。
- 光学ズーム…レンズを動かすことで光学的に拡大して撮影/画質が劣化することはない
- デジタルズーム…写った画像の一部を拡大処理/画質が劣化する
デジタルズームは光学ズームよりも、遠くの被写体を大きく撮影することができますが、画質が落ちてしまうのがデメリットです。
光学ズームはデジタルズームよりも遠くの被写体を撮影することは苦手ですが、画質を落とさずに撮影できます。
どちらもメリット・デメリットがあります。
スマホによってズーム倍率は変わってくるので、あなたがどのようなYouTube動画を撮影したいかをイメージしながらスマホを選んでみてください。
手ぶれ補正
スマホでの動画撮影時には手ぶれ補正機能も重要です。
手ぶれ補正には「光学式」と「電子式」の2種類があります。
- 光学式…レンズ内に搭載されたセンサーで手ブレを補正する
- 電子式…撮影したデータを補正する
一般的に光学式の方が補正効果は高いのですが、最近はAIを使った電子式の補正機能が優れているモデルもあるため、使いやすいモデルを選ぶと良いでしょう。
バッテリー
動画撮影時は常にスマホを起動している状態になるため、バッテリーの消耗が激しくなります。
とくにYouTube撮影で長時間動画を回していると電池の減りが早くなります。外出先でYouTube撮影をしているときに電池切れになることだけは避けたいですよね。
そのため、バッテリー容量が多く、電池持ちの良いモデルを選ぶようにしましょう。また、いざという時に備えて急速充電に対応しているスマホを選ぶのもポイントです。
バッテリー容量の目安としては4,000mAh以上あると安心です。ただ電池持ちはバッテリー容量だけでなく、CPUの省電力性能で決まるため、あくまで目安程度にしておきましょう。
バッテリーの発熱で動画撮影が止まってしまわないように、発熱の少ない機種を選んだり、冷却グッズを使ったりするような対策もあわせて行うとより安心です。
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ストレージ容量
動画はデータ量が大きいため、スマホ本体のストレージ容量にも注意が必要です。
ストレージ容量が増えるとスマホ本体の動作にも影響出る可能性がありますが、「気づいたら容量がいっぱいだった」という事態を防ぐためにも、ストレージ容量は多いものを選ぶようにしてください。
また最近のスマホではmicroSDカードに対応していないモデルも多いため、外部ストレージに対応しているかどうかや、動画が増えたときにどのように対応するか(HDDを使う、クラウドに保存するなど)も決めておくと良いでしょう。
CPU
スマホで撮影した動画をそのままスマホで編集してYouTubeへアップロードしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
その際にスマホ本体のスペックが低いと、動画編集やアップロードが快適にできない可能性があります。
一般的に動画性能が良いスマホは全体的にスペックが高いものが多いですが、スマホを選ぶ時は動画性能だけに注目するのではなく、CPUやメモリなどのスペック面もしっかりとチェックするようにしましょう。
YouTube撮影向けスマホおすすめ機種5選【Android/iPhone】
YouTube撮影向けのおすすめスマホを5機種紹介します。
AndroidもiPhoneも紹介しているので、自分にあった機種を見つけてください。
iPhone 15 Pro
機種名 | iPhone15 Pro |
---|---|
サイズ (高さ×幅×厚み) |
146mm×70.6mm×8.25mm |
重量 | 187g |
CPU | A17 Proチップ |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB/512GB/1TB |
アウトカメラ | 広角:4,800万画素(F値1.78) 超広角:1,200万画素(F値2.2) 望遠:1,200万画素(F値2.8) 3倍の光学ズーム、15倍のデジタルズーム |
インカメラ | 1,200万画素(F値1.9) |
ビデオ撮影 | 4K(60fps) シネマティックモード、アクションモード |
バッテリー容量 | 3,274mAh |
急速充電 | 20W |
SDカード | - |
イヤホンジャック | - |
防水・防塵性能 | IP68 |
充電端子 | USB Type-C |
5G | Sub-6 |
価格 | 159,800円〜 |
iPhone 15 Proは広角・超広角・望遠のトリプルカメラを搭載しています。
動画撮影機能として、「シネマティックモード」を使えば、自動でピントやボケ感を調整してくれて、まるで映画のような映像を簡単に撮影できます。
また、「アクションモード」では歩きながらや走りながらの撮影でも手ブレが少なくキレイな映像の撮影が可能です。
いずれも特別な設定は必要なくすぐに撮影をし始められるので、気軽にキレイな動画撮影を行いたい方におすすめします。
ちなみに、上位モデルのiPhone 15 Pro Maxであれば光学5倍ズームにも対応していますが、そこまで望遠は必要ない方はiPhone 15 Proで十分です。
Xperia 1 V
機種名 | Xperia 1 Ⅴ |
---|---|
サイズ (高さ×幅×厚み) |
165mm×71mm×8.3mm |
重量 | 187g |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
RAM | 12GB/16GB |
ROM | 256GB/512GB |
アウトカメラ | 広角:4,800万画素(F値1.9) 超広角:1,200万画素(F値2.2) 望遠:1,200万画素(F値2.3-2.8) 3.5~5.2倍の光学ズーム |
インカメラ | 1,200万画素(F値2.0) |
ビデオ撮影 | 4K(120fps) Cinematography Pro、オブジェクトトラッキンや、瞳AF |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
急速充電 | 30W |
SDカード | microSDXC(最大1TB) |
イヤホンジャック | - |
防水・防塵性能 | IP68 |
充電端子 | USB Type-C |
5G | Sub-6、ミリ波 |
価格 | 154,368円〜 |
Xperia 1 Ⅴは広角・超広角・望遠のトリプルカメラを搭載しています。
4K動画撮影はもちろんのこと、ソニーが映像機器で培ってきたノウハウを活かした「Videography Pro」や「Cinematography Pro」といった機能が利用可能です。
プロ仕様のパラメーター設定や色合いや明るさの反映などができ、まるでプロのような撮影を楽しめます。
また、動く被写体を追いかけ続ける「オブジェクトトラッキング」や人や動物の瞳を認識してピントを合わせ続ける「瞳AF」など、オートフォーカスの機能も優れているのが特徴です。
ペット系のYouTube撮影をする方や、スマホでも本格的な動画撮影を行ってみたい方にXperia 1 Ⅴをおすすめします。
Google Pixel 8 Pro
機種名 | Google Pixel 8 |
---|---|
サイズ (高さ×幅×厚み) |
162.6mm×76.5mm×8.8mm |
重量 | 213g |
CPU | Google Tensor G3 |
RAM | 12GB |
ROM | 128GB/256GB/512GB |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素(F値1.68) 超広角:4,800万画素(F値1.95) 望遠:4,800万画素(F値2.8) 5倍の光学ズーム、30倍のデジタルズーム |
インカメラ | 1,200万画素(F値2.0) |
ビデオ撮影 | 4K(60fps) 音声消しゴムマジック、動画ブースト、シネマティック撮影 |
バッテリー容量 | 5,050mAh |
急速充電 | 30W |
SDカード | - |
イヤホンジャック | - |
防水・防塵性能 | IP68 |
充電端子 | USB Type-C |
5G | Sub-6、ミリ波 |
価格 | 159,900円〜 |
参考:Google Pixel 8 Pro 仕様丨Google
Google Pixel 8 Proは広角・超広角・望遠のトリプルカメラを搭載しています。
Google AIを活用した「音声消しゴムマジック」では、撮影後に動画に入った風の音や雑音などを低減し、必要な音だけを残すことが可能です。
外でのYouTube撮影をメインに行いたい方はGoogle Pixel 8 Proなら周りの環境を気にすることなく動画撮影を楽しめるでしょう。
また、後日提供を予定している「動画ブースト機能」では、色や明るさ、手ブレ、画像の粗さを調整したり、ビデオ夜景モードを有効にしたりと自動的にサポートしてくれます。
AIを活用した動画撮影を楽しみたい方にGoogle Pixel 8 Proがおすすめです。
Galaxy S24 Ultra
機種名 | Galaxy S24 Ultra |
---|---|
サイズ (高さ×幅×厚み) |
162.3mm×79.0mm×8.6mm |
重量 | 233g |
CPU | Snapdragon 8 Gen 3 |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
アウトカメラ | 広角:2億画素(F値1.7) 超広角:1,200万画素(F値2.2) 望遠:1,000万画素(F値2.4) 望遠:1,000万画素(F値4.9) 3・10倍の光学ズーム、100倍のデジタルズーム |
インカメラ | 1,200万画素(F値2.2) |
ビデオ撮影 | 8K(60fps) |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
急速充電 | 45W |
SDカード | - |
イヤホンジャック | - |
防水・防塵性能 | IP68 |
充電端子 | USB Type-C |
5G | Sub-6、ミリ波 |
価格 | 189,700円〜 |
参考:Galaxy S24 Ultra スペック丨SAMSUNG
Galaxy S23 Ultraは広角・超広角・2つの望遠カメラのクアッドカメラを搭載しています。
広角カメラは2億画素、望遠は最大100倍デジタルズームに対応と、他のスマホと比較にならないほどの性能を備えています。
今回紹介する機種の中では唯一8K動画撮影に対応している点もポイントです。
ProVisual engineを搭載し、夜の暗い撮影でも細部までクリアに映します。また優秀なAIが1倍〜100倍までどの倍率でもディティールを強化することも魅力です。
とにかく高性能なカメラで撮影をしたい方にはぴったりの端末に仕上がっています。
iPhone 13
機種名 | iPhone 13 |
---|---|
サイズ (高さ×幅×厚み) |
146.7mm×71.5mm×7.65mm |
重量 | 173g |
CPU | A15 Bionicチップ |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB/256GB/512GB |
アウトカメラ | 広角:1,200万画素(F値1.6) 超広角:1,200万画素(F値2.4) |
インカメラ | 1,200万画素(F値2.2) |
ビデオ撮影 | 4K(60fps) アウトカメラとインカメラの同時撮影 |
バッテリー容量 | 3,227mAh |
急速充電 | 20W |
SDカード | - |
イヤホンジャック | - |
防水・防塵性能 | IP68 |
充電端子 | Lightningコネクタ |
5G | Sub-6 |
価格 | 95,800円〜 |
iPhone 13は2021年発売と少し古いモデルですが、まだまだカメラも現役で使えるレベルです。
画素数は1,200万画素と一見心許なく見えますが、CPUが優秀なので十分きれない写真に仕上がります。特にiPhone 13になるタイミングでセンサーサイズが大きくなり、暗所撮影機が向上しました。4K動画の撮影も可能です。
iPhone 13からシネマティックモードを搭載し、人物ははっきり・背景はぼやけた映画のような動画撮影ができます。
Apple Storeでもまだまだ販売されていますし、楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルならキャンペーンを使えば大きな割引を受けられます。
YouTube撮影をスマホで行うメリット・デメリット
YouTube撮影をスマホで行うメリット・デメリットについて紹介します。
これからYouTube撮影をスマホで行うか、カメラで行うか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
メリット
YouTube撮影をスマホで行う主なメリットは以下の通りです。
- 手軽に撮影できる
- 初期費用がほとんどかからない
- アプリでそのまま編集・投稿ができる
スマホをYouTube動画撮影に利用する一番のメリットは手軽に撮影できる点です。
「撮りたい」と思ったときにさっとスマホを取り出してすぐに撮影を始められたり、カメラや三脚など機材をたくさん用意する必要がなかったりと、カメラで撮影するよりも気楽に始められます。
また、普段使っているスマホと共有にすれば別でお金を支払う必要もありません。
さらに撮影した動画をスマホアプリで編集すればそのままスマホからもYouTubeに投稿できるため、パソコンや編集ソフトといった機材を用意する必要もないのです。
気軽にYouTube撮影を始めたい方にとってスマホは最適な方法と言えるでしょう。
デメリット
YouTube撮影をスマホで行う主なデメリットは以下の通りです。
- 本格的な機材には劣る
- バッテリーや容量の残量に注意が必要
スマホでYouTube撮影をする一番のデメリットは、本格的な機材には劣るという点です。
一眼レフカメラは撮影に特化した製品ということもあり、当然ながらスマホよりも動画撮影機能も優れています。
例えばセンサーサイズはスマホでは1インチが最大ですが、一眼レフカメラは最大でフルサイズセンサー(標準36.0mm×24.0mm)を搭載しており、より多くの光を取り込むことが可能です。
光を多く取り込めれば、画像に多くの情報を取り入れることができ、よりキレイな写真が撮れたり、暗い場所でも明るい映像が撮れたりとメリットが多くあります。
また、スマホでの撮影時にはバッテリーの消耗やストレージ容量の残量にを気にしながら撮影をする必要がある点も注意が必要です。
要チェック!
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YouTube撮影はスマホでもできる!
本記事ではYouTube撮影におすすめのスマートフォンについて紹介しました。
スマホでYouTube動画撮影をする最大のメリットは手軽に始められることです。
最近のスマホは動画性能が良い機種も多数販売されているため、これからYouTube動画撮影をスマホで始めてみたい方は、本記事を参考に自分にあった機種を見つけてください。