世界を代表する超一流企業が手がけるスマートフォンがAppleのiPhoneとGoogleのGoogle Pixel。iPhone14 ProとGoogle Pixel7 Proはその最新最高峰モデル。
価格はどちらも当然のように10万円を超える高価なものですが、もちろん見合うだけの最高性能・機能を搭載しています。どっちを買うべきか迷う方も多いでしょう。
この記事ではiPhone14 ProとGoogle Pixel7 Proを10項目で徹底比較します。どちらも最新技術が詰まった素晴らしい端末であるということに加え、それぞれ他には負けない強い特徴を持っていることをしっかりお伝えしていきます。
読み終わった頃にはどちらが欲しいのか・買うべきかが発見できる内容となっています。ぜひ購入前の参考にしてみてください。
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iPhone15シリーズ 機種比較 | |
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iPhone15とiPhone14の比較 | iPhone15ProとiPhone14Proの比較 |
iPhone15とiPhone15Proの比較 | iPhone15ProとiPhone15Pro Maxの比較 |
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目次
- 【結論】iPhone14Pro vs Pixel7Proどっちがおすすめ?
- iPhone 14 ProとPixel7Proをスペック一覧で比較
- iPhone 14 ProとPixel7Proの価格・販売キャリアの違いを比較
- iPhone 14 ProとPixel7Proのデザイン・カラーの違いを比較
- iPhone 14 ProとPixel7Pro のサイズ・重量の違いを比較
- iPhone 14 ProとPixel7Proのカメラ性能の違いを比較
- iPhone 14 ProとPixel7Proのディスプレイの違いを比較
- iPhone 14 ProとPixel7Proのプロセッサの違いを比較|ベンチマークスコアは?
- iPhone 14 ProとPixel7Proのバッテリー・電池持ち・充電端子の違いを比較
- iPhone 14 ProとPixel7ProのRAM(メモリ)・ストレージ容量の違いを比較
- iPhone 14 ProとPixel7Proの生体認証の違いを比較
- iPhone 14 ProとPixel7Proの独自機能の違いを比較
- まとめ
【結論】iPhone14Pro vs Pixel7Proどっちがおすすめ?
iPhone14 ProとGoogle Pixel7 Proどちらを買うべきか?その結論は…人によります。どちらも甲乙つけ難い素晴らしい端末だからです。
ただiPhone14 Proをおすすめできる方、Google Pixel7 Proをおすすめできる方というのはもちろん存在します。
iPhone14 Proをおすすめできる方 | Google Pixel7 Proをおすすめできる方 |
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iPhoneの魅力はアップル製品との連携と日本でのシェアの高さです。とくにシェアの高さからくるアクセサリーの豊富さは大きな魅力で、選ぶ楽しさを体感することが可能です。
進化したOSとの親和性が高い常時点灯ディスプレイ、プロモデルが2つの画面サイズから選べる、4K動画など重たい動画をガンガン撮影しても安心の高容量ストレージ、Appleのユニークな機能などがiPhone14 Proの特徴となりこのような機能が欲しい場合はiPhone14 Proがおすすめといえます。
一方、Google Pixel7 Proの1番の強みはこの円安にも関わらず12万円台と破格の価格である点。画面サイズが同じiPhone14 Pro Maxと比較しなんと約4万円安く購入可能です。
Pixel Watchも発売されGoogleデバイスとの連携も魅力的になりつつありますし、その他望遠機能はデジタル30倍ズームに対応、指紋認証に加え顔認証も搭載、Google独自の実用的な機能に、Googleが提供するセキュリティ体制などがGoogle Pixel7 Proの魅力となっています。
このようにそれぞれの端末で長所がしっかりあって、どの項目を重視するかで買うべき端末が決まってくるというわけです。
iPhone 14 ProとPixel7Proをスペック一覧で比較
まずはiPhone 14 ProとGoogle Pixel7 Proの主なスペックの違いを一覧にまとめました。まずはざっくり違いを確認してみてください。
比較項目 | iPhone14 Pro | Google Pixel7 Pro | |
---|---|---|---|
iPhone14 Pro | iPhone14Pro Max | ||
価格 | 149,800円〜 | 164,800円〜 | 124,300円〜 |
販売キャリア | ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル | au・ソフトバンク | |
デザイン | |||
カラー | ディープパープル ゴールド シルバー ブラック |
Hazel(ヘーゼル) Snow Obsidin(オブシディアン) |
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サイズ・重量 | 画面サイズ6.1インチ 71.5mm×147.5mm×7.85mm 206g |
画面サイズ6.7インチ 77.6mm×160.7mm×7.85mm 240g |
画面サイズ6.7インチ 76.6mm×162.9mm×8.9mm 212g |
カメラ性能 | ・48MPメイン:24mm、ƒ/1.78絞り値 ・12MP超広角:13mm、ƒ/2.2絞り値と120°視野角 ・12MPの望遠:77mm、ƒ/2.8絞り値 光学3倍 ・12MPインカメラ:ƒ/1.9絞り値 オートフォーカス |
・50MP広角:ピクセル幅1.2μm、ƒ/1.85絞り値 ・12MPウルトラワイド:ピクセル幅1.25μm、ƒ/2.2絞り値と125.8°視野角 ・48MPのQuad Bayer PD 望遠:ピクセル幅0.7μm、ƒ/3.5絞り値 光学5倍 ・10.8MPインカメラ:ƒ/2.2絞り値 固定フォーカス |
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ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ 6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ 2,556 x 1,179ピクセル解像度、460ppi |
Super Retina XDRディスプレイ 6.7インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ 2,796 x 1,290ピクセル解像度、460ppi |
6.7インチフルスクリーンディスプレイ アスペクト比19.5:9 QHD+(1440×3120)LTPO OLED、512ppi |
リフレッシュレート・最大輝度 | 120Hz 標準1,000ニト ピーク輝度(HDR)1,600ニト ピーク輝度(屋外)2,000ニト 常時点灯ディスプレイ機能搭載 |
120Hz HDR1,000ニト ピーク輝度1,500ニト |
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プロセッサ | A16 Bionicチップ | Google Tensor G2 | |
RAM・ストレージ | RAM:6GB ストレージ:128GB/256GB/512GB/1TB |
RAM12GB ストレージ:128GB/256GB ※512GBは日本のGoogleストアでの取り扱いなし |
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バッテリー性能 | ・3,200mAh ・ビデオ再生最大23時間 ・ビデオ再生(ストリーミング)最大20時間 ・オーディオ再生:最大75時間 ・ワイヤレス充電対応 |
・4,323mAh ・ビデオ再生最大29時間 ・ビデオ再生(ストリーミング)最大25時間 ・オーディオ再生:最大95時間 ・ワイヤレス充電対応 |
・標準 5,000 mAh ・24時間以上のバッテリー駆動時間 ・最大72時間のバッテリー駆動時間(スーパーバッテリーセーバー使用時) ・ワイヤレス充電対応 ・バッテリーシェア対応 |
充電端子 | Lightningコネクタ | USB-Cコネクタ | |
生体認証 | 顔認証のみ | 顔認証・指紋認証 | |
独自機能 | ・MagSafe ・ダイナミックアイランド |
・消しゴムマジック ・Google One VPN |
iPhone 14 ProとPixel7Proの価格・販売キャリアの違いを比較
iPhone14 ProとGoogle Pixel7 Proの価格と販売キャリアの違いは下記の通りです。
iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | Google Pixel7 Pro | |
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公式ストア (アップルストアorグーグルトア) |
149,800円〜 | 164,800円〜 | 124,300円〜 |
ドコモ | 174,130円〜 (※87,370円〜) |
201,850円 (101,890円〜) |
販売なし |
au | 175,860円〜 (※89,700円〜) |
201,925円〜 (※102,925円〜) |
134,900円〜 (※74,060円〜) アンケートに答えて7,080円相当のポンタポイントがもらえるキャンペーン実施中! |
ソフトバンク | 175,680円〜 (※87,840円〜) |
201,600円〜 (※100,800円〜) |
131,760円 (※65,880円〜) オンラインショップなら5,000円相当のGooglePlayギフトカードがもらえる! |
楽天モバイル | 164,800円〜 (※82,392円〜) |
181,800円〜 (※90,888円〜) |
販売なし |
※各キャリアの()内の価格はそれぞれの購入サポートプログラムを利用し、2年後に端末を返却した場合の実質負担額
価格を見比べるとGoogle Pixel7 Proの方がお求めやすい価格と言えます。画面サイズが同じiPhone14 Pro MaxとGoogle Pixel7 Proを比べるとその差額は約4万円(どちらも公式ストアで購入した場合)。またGoogle Pixel7 Proは公式ショップとキャリアとの価格差が小さいという特徴があります。
iPhone14 Proは公式ストアと4大キャリア全てで販売があるのに対し、Google Pixel7 Proはドコモおよび楽天モバイルでの販売がありません。販路の広さという点ではiPhone14 Proに軍配が上がります。
なお現在Google Pixel7 Proを扱うキャリア2社ではお得なキャンペーンを実施中。auであればGoogle Pixel7 Pro購入しアンケートに答えるだけで、7,080円相当のポンタポイントがもらえます。さらにauオンラインショップでauの回線契約と同時購入すると最大22,000円の割引を受けることも可能。
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iPhone 14 ProとPixel7Proのデザイン・カラーの違いを比較
比較項目 | iPhone14 Pro | Google Pixel7 Pro |
---|---|---|
前面 | ||
背面 | ||
側面 | ||
カラー | ディープパープル ゴールド シルバー ブラック |
Hazel(ヘーゼル) Snow Obsidin(オブシディアン) |
前面デザインはどちらもフルスクリーンにパンチホールを採用している点は変わりありませんがパンチホールに大きな違いがあります。Google Pixel7 Proは円形のパンチールが1つあるだけなのに対して、iPhone14 Proは複数のセンサーを搭載するため楕円形の大きなパンチホールが採用されていています。一見iPhone14 Proのパンチホールは邪魔だと思いきやこのパンチホールが伸び縮みするダイナミックアイランドという機能を備えており、逆にこの大きなパンチホールが特徴の一つと言えます。
背面の特徴はそれぞれ独特なカメラ配置。iPhone14 Proは「まるでタピオカ」と言われる大きな3つのカメラが左上四角形のカメラユニットに収まっている構造となっています。一方Google Pixel7 Proは端から端に伸びる一直線のカメラバーにカメラを配置。どちらも独特で人によって好き嫌いがわかれるデザインと言えそうです。
側面はiPhone14 Proがフラットな仕上がりとなっているのに対して、Google Pixel7 Proはすこし丸みを帯びた仕上がりに。
そして側面から見るとわかるのはどちらもカメラが出っぱっているということ。iPhone14 Proは3つのカメラ1つ1つが出っぱっているのに対し、Google Pixel7 Proはカメラバー全体が出っぱっています。どちらも背面を下にして置くとガタつくので、それが気になる場合はカメラ部分を覆うケースが必要でしょう。
最後にカラーバリエーション。黒・白系統は共通ラインナップしつつ、iPhone14 Proは4色とGoogle Pixel7 Proの3色より1色多いラインナップ。どちらも無難で落ち着いたカラーをそろえた印象です。
iPhone 14 ProとPixel7Pro のサイズ・重量の違いを比較
iPhone14 ProとGoogle Pixel7 Proのサイズと重量を比べると下記の通りです。
比較項目 | iPhone14 Pro | Google Pixel7 Pro | |
---|---|---|---|
iPhone14 Pro | iPhone14Pro Max | ||
サイズ・重量 | 画面サイズ6.1インチ 71.5mm×147.5mm×7.85mm 206g |
画面サイズ6.7インチ 77.6mm×160.7mm×7.85mm 240g |
画面サイズ6.7インチ 76.6mm×162.9mm×8.9mm 212g |
画面サイズが同じiPhone14 Pro MaxとGooglePixel7 Proを比較すると、縦はGoogle Pixel7 Proの方が約2mm、横はiPhone14 Pro Maxの方が約1mm長いというだけでほぼ同じサイズとなっています。
ただ重さという面ではGoogle Pixel7 Proの方が優秀です。重たさが気になると言われる200gは超えているものの、画面サイズが同じiPhone14 Pro Maxより28gも軽く、画面サイズが小さいiPhone14 Proとは6gしか変わりません。大画面でかつ軽いものが良いというのであればGoogle Pixel7 Proがおすすめとなります。
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iPhone 14 ProとPixel7Proのカメラ性能の違いを比較
iPhone14 ProとGoogle Pixel7 Proのカメラ性能を比較すると下記の通りです。
iPhone14 Pro | Google Pixel7 Pro |
---|---|
・48MPメイン:24mm、ƒ/1.78絞り値 ・12MP超広角:13mm、ƒ/2.2絞り値と120°視野角 ・12MPの望遠:77mm、ƒ/2.8絞り値 光学3倍 ・12MPインカメラ:ƒ/1.9絞り値 オートフォーカス |
・50MP広角:ピクセル幅1.2μm、ƒ/1.85絞り値 ・12MPウルトラワイド:ピクセル幅1.25μm、ƒ/2.2絞り値と125.8°視野角 ・48MPのQuad Bayer PD 望遠:ピクセル幅0.7μm、ƒ/3.5絞り値 光学5倍 ・10.8MPインカメラ:ƒ/2.2絞り値 固定フォーカス |
まず結論を言うと、どちらのカメラでも素晴らしく綺麗な写真を撮ることができます。さすが世界一流企業が作る最高峰モデルといった感じで、その名に恥じないカメラ性能を誇っています。
さらに今回はマクロ撮影やシネマティックモード(Google Pixel7 Proではシネマティックぼかしという名称)といった、昨年iPhoneが新機能として搭載したものを、Google Pixel7 Proもしっかり搭載してきています。
カメラ性能については下記の項目で比較します。
カメラ比較項目
- メイン(広角)カメラの性能の違い…どちらもピクセルビニング技術採用し、光学2倍ズーム機能も搭載
- 超広角(ウルトラワイド)レンズとマクロ撮影の違い…Google Pixel7 Proもマクロ撮影機能を搭載
- 望遠レンズの違い…Google Pixel7 Proは光学10倍、デジタル30倍ズームに対応と圧倒的
- インカメラの違い…iPhone14 Proはオートフォーカス対応
- その他セールスポイント…iPhone14 ProのアクションオードとGoogle Pixel7 Proのボケ補正機能
この中で自身が重視すべきものがないかみてみましょう。
メイン(広角)レンズの比較
メインカメラはiPhone14 Proが48MP、Google Pixel7 Proは50MPのレンズを搭載しています。画素数だけで言えばGoogle Pixel7 Proに軍配が上がります。
以下はiPhone14ProとPixel7Proのカメラで撮影した写真です。
なおどちらも通常時はピクセルビニング技術を用いた撮影を行うため、実際はそれぞれ12MP・12.5MPの画像として処理します。4つの隣接するピクセルを組み合わせて1つのピクセルとみなして処理することで、より明るく綺麗な写真として処理することが可能となります。
またどちらもメインカメラを使った光学2倍ズームに対応。中央部分を切り取ることで、デジタル加工のない専用の2倍ズームに匹敵する高画質の超解像ズームが可能となっており、撮影の幅が広がります。
超広角(ウルトラワイド)レンズとマクロ撮影の比較
超広角レンズはiPhone14 Proが120°の視野角に対してGoogle Pixel7 Proは125.8°となっており、より幅広い被写体の撮影が可能なのはPixel7Proです。
またどちらも超至近距離でのマクロ撮影に対応。公式の発表ではiPhone14 Proは2cm、GooglePixel7Proは3cmまで被写体に近づいて写真を撮ることが可能となります。マクロ撮影におけるカタログスペックはiPhone14 Proの方が優れているということになります。
下記の写真は公式サイトの紹介写真で、被写体は違うもののどちらも細部まで表現されていることがわかります。
望遠レンズの比較|望遠機能はGoogle Pixel7 Proの圧勝!
望遠レンズの性能ではGoogle Pixel7 Proが圧倒しています。
光学ズーム3倍のiPhone14 Proに対してGoogle Pixel7 Proは光学ズーム5倍、さらにデジタルズームでは9倍のiPhone14 Proに対してGoogle Pixel7 Proはなんとデジタルズーム30倍まで対応しています。
下記はGoogle Pixel7 Proで撮影した光学30倍ズームを使った際の紹介画像です。ズームなしでは見えるか見えないかというサイズの男性の姿を、くっきり綺麗に捉えているのがわかります。
iPhone14ProとPixel7Proのカメラで撮影した写真はこちら。
実際には約50m以上離れたところから撮影しており、Pixel7Proのほうがより遠くの被写体を撮影できることがわかります。
高性能な望遠レンズが欲しいという場合はGoogle Pixel7 Pro一択と言えるでしょう。
インカメラはオートフォーカス対ガイド付き自撮り機能
iPhone14 Proのインカメラはオートフォーカス機能に対応しています。自撮りをより綺麗に撮りたい方には嬉しい機能と言えます。
一方のGoogle Pixel7 Proはガイド付き自撮り機能を搭載。音声や触覚を頼りに自撮り撮影が可能となり、視力が悪いかたでも簡単に綺麗な自撮りを撮影することが可能となります。
またどちらもインカメラでの4K撮影が可能となっています。
シネマティックモードVSシネマティックぼかし
iPhone13から登場し、「これだけのためにiPhone13を買ってしまった」という人もいたくらい反響があったシネマティックモード。被写体にピントを合わせて背景をぼかすことによりまるで映画のような動画を簡単に撮影できる機能ですが、iPhone14 Proでは4K撮影でもシネマティックモード対応となり進化しました。
一方でGoogle Pixel7 Proもシネマティックぼかしという機能を搭載。同じく映画のような背景がボケた動画を簡単に撮影できる機能となります。この機能がiPhoneに並ぶかそれ以上のものだとしたら、iPhoneの強みを一つ奪うものと言えます。発売後どれだけ反響があるか注目の機能と言えます。
その他セールスポイント|アクションモードVSボケ補正機能
そのほか今回カメラ機能として各社セールスポイントとして挙げたのが、iPhone14 ProのアクションモードとGoogle Pixel7 Proのボケ補正機能です。
iPhone14 Proのアクションモードはオフロードを走るSUVや陸上競技でトラックを走る選手と並走するような動画撮影も手ぶれのない滑らかな映像が撮影可能と言う機能。わざわざジンバルを持たずに、アクティブな撮影が可能となります。
またGoogle Pixel7 Proのボケ補正機能はボタン一つでピンボケやノイズを取り除くことが可能となります。貴重な思い出の一枚がピンボケで台無しということが防げる素敵な機能です。しかも他のカメラで撮った写真の修正も可能となります。
iPhone 14 ProとPixel7Proのディスプレイの違いを比較
iPhone14 ProとGoogle Pixel7 Proのディスプレイ性能の違いは下記の通りです。
iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | Google Pixel7 Pro | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ 6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ 2,556 x 1,179ピクセル解像度、460ppi |
Super Retina XDRディスプレイ 6.7インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ 2,796 x 1,290ピクセル解像度、460ppi |
6.7インチフルスクリーンディスプレイ アスペクト比19.5:9 QHD+(1440×3120)LTPO OLED、512ppi |
リフレッシュレート・最大輝度 | 120Hz 標準1,000ニト ピーク輝度(HDR)1,600ニト ピーク輝度(屋外)2,000ニト 常時点灯ディスプレイ機能搭載 |
120Hz HDR1,000ニト ピーク輝度1,500ニト |
どちらも有機ELディスプレイを採用しています。最高峰モデルだけあってディスプレイ性能は共に申し分ありません。
リフレッシュレートも2機種とも120Hzに対応。重たいゲームでもヌルヌル動きます。もちろん可変リフレッシュレートに対応しているので普段はリフレッシュレートを下げることで電池の消耗を抑えることが可能です。
最大輝度は屋外で2,000ニトの明るさを誇るiPhone14 Proに軍配。日差しで明るい場所でも快適に画面操作が可能となります。
また常時点灯機能はiPhone14 Proの強み。今年のOSアップデートでロック画面の編集が可能となりソフト面との親和性も抜群です。机の上に置いておけば、iPhoneに触らず常に通知や予定の確認が可能となります。
iPhone 14 ProとPixel7Proのプロセッサの違いを比較|ベンチマークスコアは?
iPhone 14 ProとPixel7Proのプロセッサの違いは下記の通りです。
iPhone14 Pro | Google Pixel7 Pro |
---|---|
A16 Bionicチップ | Google Tensor G2 |
どちらも自社製の最新プロセッサを搭載しています。プロセッサとOSをどちらも自社で開発することでより効率良くパワフルなパフォーマンスが可能となります。
発売前ではありますが既にGoogle Tensor G2のベンチマークスコアも判明しています。
Google Pixel 7 Pro benchmark scores
Geekbench
Single Core - 1068
Multi Core - 3149Antutu V9 - 801116
These scores are more or less close to Snapdragon 888/888+
Tensor G2 is still behind flagship SoCs but will take lead in ISP & AI performance
Excited for Pixel 7 series?
— Yogesh Brar (@heyitsyogesh) October 5, 2022
【実機レビュー】iPhone14Proを10項目で辛口評価!Dynamic Islandやカメラ性能がスゴい!にて当サイトが測定したiPhone14 ProのAntutuのトータルスコアは913,124点でGoogle Tensor G2の801,116点を上回っています。
Geekbenchスコアでもシングル1,879点、マルチ4,664点程と言われるiPhone14 Proに対してシングル1,068点、マルチ3,149点のGoogle Tensor G2。こちらのスコアもiPhone14 Proの勝利です。
ベンチマークスコアは1つの指標でしかなく、パフォーマンスの全てを決定するものではありませんが単純なプロセッサ性能はiPhone14 Proが搭載するA16 Bionicチップの方が優秀と言えそうです。
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iPhone 14 ProとPixel7Proのバッテリー・電池持ち・充電端子の違いを比較
iPhone 14 ProとPixel7Proのバッテリー関連の違いを比較すると下記の通りです。
比較項目 | iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | Google Pixel7 Pro |
---|---|---|---|
バッテリー容量 | 3,200mAh | 4,323mAh | 5,000 mAh ・24時間以上のバッテリー駆動時間 ・最大72時間のバッテリー駆動時間(スーパーバッテリーセーバー使用時) ・ワイヤレス充電対応 ・バッテリーシェア対応 |
駆動時間 | ・ビデオ再生最大23時間 ・ビデオ再生(ストリーミング)最大20時間 ・オーディオ再生:最大75時間 |
・ビデオ再生最大29時間 ・ビデオ再生(ストリーミング)最大25時間 ・オーディオ再生:最大95時間 |
・24時間以上のバッテリー駆動時間 ・最大72時間のバッテリー駆動時間(スーパーバッテリーセーバー使用時) |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 | |
バッテリーシェア | 非対応 | 対応 | |
高速充電 | 約30分で最大50%充電(別売りの20W以上のアダプタを使用) | 約 30 分間で最大 50%(別売りのGoogle 30W USB-C充電器を使用) | |
充電端子 | Lightningコネクタ | USB-Cコネクタ |
単純なバッテリー容量は圧倒的にGoogle Pixel7 Proが優っています。ただバッテリー持ちは「バッテリー容量×バッテリー使用効率」という2つの要素で決まりますので単純にGoogle Pixel7 Proの方がバッテリー性能が優秀とは言い切れません。
駆動時間は表現方法が全く異なるので比較はできませんが、それでもiPhone14 ProもGoogle Pixel7 Proも1日中持ち運ぶには問題ないバッテリー性能を誇っています。
ワイヤレス充電及び高速充電にはどちらも対応しているものの、バッテリーシェアに対応しているのはGoogle Pixel7 Proのみ。最近はデバイスを複数持ち運ぶ人も増えてきたので、バッテリーシェアは嬉しい機能です。
充電端子は相変わらずiPhone14 ProはLightningコネクタ、Google Pixel7 ProはUSB-Cコネクタとなっています。汎用性の高さという意味ではGoogle Pixel7 Proの方が優秀と言えます。
iPhone 14 ProとPixel7ProのRAM(メモリ)・ストレージ容量の違いを比較
iPhone 14 ProとPixel7ProのRAM(メモリ)・ストレージ容量の違いを比較すると下記の通りです。
比較項目 | iPhone14 Pro | Google Pixel7 Pro |
---|---|---|
RAM | 6GB | 12GB |
ストレージ容量ラインナップ | 128GB/256GB/512GB/1TB | 125GB/256GB/512GB ※512GBは日本のGoogleストアでの取り扱いなし |
RAMはGoogle Pixel7 Proが圧倒しています。
RAMとはコンピューター上の作業スペースのこと。大きいと効率良く処理が行え、特にマルチタスク性能が上がると言われています。例えば裏でYouTube動画を流しながら、インターネットブラウザでネット検索をするなどはGoogle Pixel7 Proの方が得意と言えます。ただしiPhone14 Proも十分な性能を誇るのでこの差を体感することは少ないかもしれません。
一方のストレージラインナップ。日本では今の所256GBまでのストレージ容量しか用意されていないGoogle Pixel7 Proに対して、最大1TBのストレージ容量ラインナップを誇るiPhone14 Proが圧倒。最近は動画画質が向上しており4K動画を撮影・保存すると瞬く間にストレージがいっぱいになってしまします。特に高画質動画をガンガン撮影したい方はiPhone14 Proのストレージが大きいモデルがおすすめとなります。
iPhone 14 ProとPixel7Proの生体認証の違いを比較
iPhone 14 ProとPixel7Proの生体認証の違いは下記の通りです。
iPhone14 Pro | Google Pixel7 Pro |
---|---|
顔認証(Face ID)のみ | 顔認証と画面内指紋認証どちらも搭載 |
「どうせiPhone14には指紋認証がつかないだろう」「どうやらGoogle Pixel7には顔認証機能がつくらしいぞ!」という世間の予想通りの結果となった生体認証機能。顔も指紋もOKなGoogle Pixel7 Proが一歩有利となりました。
日本では現状マスク着用がスタンダートとなっています。マスクをしている時は指紋認証、指が濡れている時は顔認証と使い分けれるのはポイントです。
ただしiPhone14 Proはマスク着用でも顔認証によるロック解除が可能。また誤認識は100万人に1人の割合という精度も強みとなっています。
生体認証に関してはどうしても指紋認証が欲しいという方はGoogle Pixel7 Proを選択、マスク着用でも顔認証をしたい人はiPhone14 Proということになります。
iPhone 14 ProとPixel7Proの独自機能の違いを比較
ここからはiPhone14 ProとGoogle Pixel7 Proの独自機能を比較していきたいと思います。
iPhone14 Pro | Google Pixel7 Pro |
---|---|
MagSafe ダイナミックアイランド |
消しゴムマジック Google One VPN |
それぞれAppleとGoogleが作るユニークな機能なので、それを使いたい方はそれだけでどちらを購入するか決まってしまうものとなっています。
iPhoneの独自機能|MagSafe・ダイナミックアイランド
MagSafeはiPhoneの裏についた強力な磁石のことでiPhone12シリーズから搭載されているもの。MagSafeのメリットは下記の通りです。
MagSafeのメリットとは?
- 最大15Wのワイヤレス高速充電に対応
- 強力磁石が充電器を固定するため、ワイヤレス充電しながら使用してもずれない
- 専用アクセサリーが豊富
MagSafe対応の充電器を使えば快適にワイヤレス充電が可能となります。またレザーウォレット、ポータブル充電器、スマホリングなど対応アクセサリーが豊富。端末を傷つけず簡単に脱着が可能というメリットもあります。
ダイナミックアイランドは液晶上部の一件邪魔に見えるパンチホールを使った、まさにAppleらしい機能。通知や音楽再生・タイマーなどによってこのパンチホールが形を変え、まるでそこに何もなかったかのような演出がなされます。この機能が発表された際の反響は大きく、iPhone14 Proの代名詞と言えるような素晴らしい機能に仕上がっています。
Google Pixelの独自機能|消しゴムマジック・Google VPN
消しゴムマジックはGoogle Pixel6シリーズから搭載された機能。写真に入った不要な人物やものをまるで消しゴムを使う可能ように消去し、さらに自然な背景に修正してくれる機能です。
また、まだ提供されていない機能(近日公開予定)ではありますが、Google Pixel7 ProにはGoogle ONE VPNが組み込まています。
Google VPNはネットワークでデータをやり取りする際に、Googleが提供するVPNというセキュリティが強固なトンネルを経由することでハッキングなどの危険から端末を守るシステムです。本来はGoogleの有料会員向けのサービスですが、Google Pixel7 Proにはこれが標準搭載されいます。
これにより安心してインターネット通信を楽しむことが可能となります。
まとめ
ここまでiPhone14 ProとGoogle Pixel7 Proを比較してきました。まとめると次の通りになります。
- Google Pixel7 Proの方が同じストレージ容量モデルで2.5万円から4万円ほど安く購入可能、また公式ショップとキャリアの販売価格差も小さい
- iPhone14 Proは公式ストアと4大キャリアで販売されるが、Google Pixel7 Proはドコモ・楽天モバイルでの販売なし
- デザインはパンチホールの形とカメラ配置に差があり、Google Pixel7 Proの方が側面が丸みを帯びている
- カラーバリエーションはiPhone14 Proが4色、Google Pixel7 Proは3色でどちらも無難なラインナップ
- 同じ6.7インチモデルで比較すると大きさはほぼ一緒、Google Pixel7 Proのほうが軽い
- カメラはどちらも3つのアウトカメラを搭載、ピクセルビニング技術利用・マクロ撮影・シネマティック撮影など共通点も多い
- 望遠レンズは光学5倍、デジタル30倍撮影可能であるGoogle Pixel7 Proが圧勝
- ディスプレイはどちらも有機ELで最大120Hzの可変リフレッシュレート性能で申し分なし、最大輝度は屋外2,000ニトのiPhone14 Proの勝利
- iPhone14 ProはA16 Bionicチップ、Google Pixel7 ProはGoogle Tensor G2搭載と最新の自社製プロセッサ搭載、ベンチマークはA16 Bionicチップの勝利
- 単純なバッテリー容量はGoogle Pixel7 Proの方が大きい、どちらも高速充電・ワイヤレス充電に対応し1日使う分には申し分ないバッテリー性能
- iPhone14 ProはLightningケーブルでバッテリーシェアに対応していないのはマイナスポイント
- 生体認証はマスク越しの顔認証可能なiPhone14 Proに対して、顔認証と指紋認証二刀流のGoogle Pixel7 Proが一歩有利か
- その他Apple・Googleが開発した独自機能をそれぞれ搭載
どちらも最新の最上位端末だけあって、恐ろしいくらいに最高性能・最高機能端末となっています。その中でもしっかりiPhoneはiPhoneのPixelはPixelの特徴が出ていて、甲乙つけ難いと言えるでしょう。
どちらの良さが自身の価値観により合致するのか、しっかり考えて後悔のない端末を選ぶことが大切です。最高の1台を選び出して、ぜひ最高のスマートフォンライフを楽しんでくださいね。
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