スマホの購入時に必ず選択しなければならないのが分割回数。
これまでは月々サポートや端末購入サポートなどがあり
それこそ分割回数についてはそれぞれのサポート体制によって変わるところがありました。
しかし今は新しくなり、月々サポートなどもなくなりました。
代わって開始されたのが「スマホおかえしプログラム」
そしてiPhone13の発売に伴い新たに発足した「いつでもカエドキプログラム」
ドコモで機種を購入するなら一括払いと分割払いどっちがお得なのか、購入方法によるメリット・デメリットは何かを確認していきましょう!
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目次
ドコモの端末代金は一括払いと分割払いどっちがお得?
結論、ドコモで機種を購入するなら分割払いがお得です。正確にはドコモの機種購入サポートである「いつでもカエドキプログラム」や「スマホおかえしプログラム」を利用したほうがお得だといえます。
いつでもカエドキプログラムは残価設定型となっているため、月々の利用料金が安くなり実質負担額もかなり減らすことができます。
そのため一括では手が出しづらい機種でも、ドコモの分割払いならお得かつ負担少なく手を出すことが可能です。
一括払いと分割払いで機種変更時の本体価格は変わる?
端末代金を一括で払おうと分割で払おうと、総額は全く同じです。
分割で支払ったからといって分割手数料や金利は一切かかりません。
ただいつでもカエドキプログラムやスマホおかえしプログラムで端末を返却した場合は、一部の分割支払金が免除になるので、そういった意味では分割のほうが実質価格は安いといえます。
例えばiPhone13(128GB)を一括で購入した場合は111,672円ですが、いつでもカエドキプログラムで購入し23ヶ月目に端末を返却した場合は実質負担額56,232円におさまります。
ここで55,440円もの差額がでてくるので、やはりドコモの機種購入サポートで分割購入したほうがお得ですね!
ここからは分割払いでお得な「いつでもカエドキプログラム」と「スマホおかえしプログラム」の詳細を確認していきましょう!
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残価設定型のいつでもカエドキプログラムの概要
これまで実施されてきたスマホおかえしプログラムは下記にて詳しく紹介していますが、端末代を36回払いにし、そのうちの24回まで使って端末を返却すれば、残りの12回分の残債は免除となるプログラムでした。
今回のいつでもカエドキプログラムは、端末の2年後の残価設定を行い、残価を差し引いた分を23回の分割にして支払う方法です。
早期特典を使えば、1年後に機種変更したい場合、支払う予定であった残債をある程度割引いた上で支払う形となります※早期特典の料金は端末によって異なります。
こちらの「いつでもカエドキプログラム」とは?ドコモの新プログラムの概要・メリット・デメリットを徹底解説! でも紹介していますが、分かりやすく説明するために例を掲載します。
例)
本体代(10万円)-残価(2年後の残価5万円)=5万円÷23=約2,174円/月
早期特典が600円の場合→12か月目で端末を返却
もとより設定されていた残価2,174円から早期利用特典で600円を引いた価格(2,174-600=1,574円)を残りの10か月間(13~23回まで分)の間支払いとなります。
(600×11=6,600円の割引)
総額で考えると、もとよりの残価5万円にプラスして6,600円の計56,600円分が、お得になるという計算です。
勿論、23か月目まで使って端末を返却した場合、残りの10か月分は免除され、支払うものはなくなりますが、総額で考えると残価分の5万円のみがお得となります。
違いは以下の通りとなります。
スマホおかえしプログラム | いつでもカエドキプログラム | |
ドコモ回線加入 | 必須 | 不要 |
次回ドコモで機種変更 | 必須 | 返却があれば不要 |
分割回数 | 36分割 (24か月目に端末返却で残債は免除) |
2年後の残価を差し引き23分割 (早期利用特典あり、24か月目の機種変更で残価支払免除) |
どちらとも端末の返却はしなければならないプログラムではありますが、残価を設定したうえでの分割となりますので、月々の負担額はスマホおかえしプログラムと違いやすく済むのがメリットです。
また、スマホおかえしプログラムは次の機種変更が必須でしたが、いつでもカエドキプログラムでは返却があれば別にドコモで機種変更する必要がなく、よりユーザーが使いやすいプランになりました。
いつでもカエドキプログラムに適用の端末は
いつでもカエドキプログラムの適用となる端末は限られています。
対象機種は以下となります。
iPhone
すべて税込み価格
機種 | 24回目の分割支払金/残価額 | 早期利用特典(/月) |
---|---|---|
iPhone SE(第3世代)64GB | 31,920円 | 300円 |
iPhone SE(第3世代)128GB | 36,840円 | 400円 |
iPhone SE(第3世代)256GB | 46,560円 | 500円 |
iPhone 13 Pro Max 128GB | 80,520円 | 900円 |
iPhone 13 Pro Max 256GB | 89,760円 | 1,100円 |
iPhone 13 Pro Max 512GB | 104,280円 | 1,300円 |
iPhone 13 Pro Max 1TB | 118,800円 | 1,500円 |
iPhone 13 Pro 128GB | 69,960円 | 900円 |
iPhone 13 Pro 256GB | 80,520円 | 900円 |
iPhone 13 Pro 512GB | 96,360円 | 1,200円 |
iPhone 13 Pro 1TB | 110,880円 | 1,400円 |
iPhone 13 128GB | 55,440円 | 600円 |
iPhone 13 256GB | 62,040円 | 700円 |
iPhone 13 512GB | 80,520円 | 900円 |
iPhone 13 mini 128GB | 48,840円 | 500円 |
iPhone 13 mini 256GB | 59,400円 | 500円 |
iPhone 13 mini 512GB | 73,920円 | 700円 |
上記の表を見てみましょう。iPhone13(128GB)の本体代は、111,672円で、残価額は55,440円となります。
単純に計算すると111,672-55,440=56,232円となり、この価格を23分割、2,444円/月の支払という計算です。
早期特典は、例えば12か月目に機種変更をする場合、本来23回まで支払う2,444円から600円割引き、2,444-600=1,844円を支払う計算となります。
Android
すべて税込価格
機種 | 24回目の分割支払金/残価額 | 早期利用特典(/月) |
---|---|---|
AQUOS sense6 SH-54B | 17,160円 | 300円 |
Xperia 5 III SO-53B | 44,880円 | 500円 |
Galaxy Z Flip3 5G SC-54B | 60,720円 | 800円 |
Galaxy Z Fold3 5G SC-55B | 95,040円 | 1,200円 |
Galaxy S22 SC-51C | 54,120円 | 600円 |
Galaxy S22 Ultra SC-52C | 77,880円 | 1,100円 |
Xperia 1 IV SO-51C | 80,520円 | 1,100円 |
Xperia 10 IV SO-52C | 22,440円 | 300円 |
Xperia Ace III SO-53C | 7,920円 | 200円 |
いつでもカエドキプログラムの対象でなくても、スマホおかえしプログラムの対象機種の場合もあります。
その場合はスマホおかえしプログラムで機種を購入しましょう!
いつでもカエドキプログラムには加入したほうがいいのか?
端末が限られるいつでもカエドキプログラムですが、総額の端末代は正直高くはなるものの、残価を設定してからの分割となるので月々の負担額が少なく非常に使いやすいと思います。
2年ごとの機種変更をする人も多いですし、1年で新しい次のiPhoneにしたい人も多いでしょう。端末の返却で残価を支払う必要がないことと、早期特典の利用を考えると、やはりいつでもカエドキプログラムは加入していたほうが良いですね。
ただし不向きな人はいます。手元に端末を残したいひとは割高になってしまいます。
でも今の時代の使い方で考えれば、手元に残らないリース方式での支払いはニーズに合っていると思いますね。
やっぱり2年くらいで機種変更する人多いですよね?うちもそうです。
いつでもカエドキプログラムは多くのユーザーにとって月の負担が少なく使える最良のサポートであると思います。
いつでもカエドキプログラムのメリットとデメリット
メリットとしては、機種代が残価設定分、約半額ほどの支払がなく、更に月々の負担額が小さいことでしょう。
残価を差し引いたうえでの24分割なので、本当に端末代の負担が軽くなりました。
デメリットは「手元に残したいと割高」ということですね。端末は返却すればいいのですが、やはり気にいってずっと手元に残したい!となる人もいるでしょう。iPhoneに関してはそうなるとアップルストアで購入したほうが安いんですよね。
また返却時には査定条件を満たす必要があります。
電話機本体に破損がある/ディスプレイが割れている/電源が入らない/充電ができない/水濡れ判定で水濡れと判定された時などは、故障時利用料金が発生します。ドコモの提供するケータイ補償サービスに加入していれば2,200円ですが、加入していない場合には22,000円が発生します。
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36回払い スマホおかえしプログラムの概要
端末代が消費者負担となった今は、端末代が大きく悩まれる人も多いかと思います。
そこでドコモは「36回払い」に端末代を設定し24回まで支払えば、残りの12か月は端末をドコモに返すことで12カ月分の端末代は支払わなくても良い、という内容です。
単純にいってしまえば、3分の1は割引するような状態になりますね。
ただし、スマホは返さなければならないので、リースに近い印象は持ちます。
これはソフトバンクもauも同じような事をしていて
48分割にして、24回まで支払って、あとは同キャリアでの機種変更&使っていた機種の返却をすれば
残りは免除するよ、という制度と似ています。
ただ端末の金額そのものとしては、36回と48回じゃ1回あたりの金額は違いますから
それに関してはドコモの方が1回あたりの端末代の支払いが大きいです。
新しくでたいつでもカエドキプログラムと比べても、月の端末代は大きいと言えます。
しかし同じ端末でも「スマホおかえしプログラム」に適用されている端末は、他のキャリアより元の端末代が安く設定されています。
スマホおかえしプログラムは手元に残したい人にも、2年後の機種変更をしたい人にもメリットのある使いかたでしょう。
スマホおかえしプログラムには加入した方がいいのか?
ハッキリ言いましょう。加入した方がいいです。
というのも、スマホおかえしプログラムは36回払いの選択のみで適用となります。
12・24・一括払いでは適用されません。
また後から加入ということもできませんので、機種変更時には必ずはいっておくことがオススメ。
もし「いやこの端末は3年使ってでも自分の手元に置いておきたい」と思うのであれば
それでいいと思いますし、思い切って端末代を支払ってスマホおかえしプログラムから抜けるのもいいでしょう。
ただ最初に入っておかないと、端末代が実質3分の2にならない、という事実が残りますので
必ず加入しておくことを推奨します。
スマホおかえしプログラムのメリットとデメリット
メリットとしては、機種代が最大12か月分がなくなる、実質3分の2の価格で使えるということでしょう。
また36回払いという設定なので、1回あたりの端末代金の負担は大きくないようにされています。
デメリットはまさに「スマホの返却」となります。
返却になることで、中古市場でもスマホが少なくなりそうですよね~
また、返却時には査定条件を満たしていないとなりません。
万が一でも画面割れや故障があると査定にひっかかってしまいます。
その場合には、故障時利用料金を支払うことでなんとかなりますが、お金が発生します
もしケータイ補償サービスに加入していれば、2,200円の支払いで済みますが
未加入の場合には22,000円の支払いが必要になります。
2万ともなれば、逆に高くつく可能性もありますよね。
ケータイ補償に入り忘れてしまった場合には何かしらで直さないとなりません。
モバイル保険なら購入から1年以内の機種であれば入れますので
もしもの時には検討してみてください。
ドコモのケータイ補償サービスは必要か?解約してしまったらどうするか?
いつでもカエドキプログラムやスマホおかえしプログラムに適用でない機種はどうしたらいいのか?
いつでもカエドキプログラムはiPhone13シリーズやGalaxy S22シリーズなど高価格帯のスマホが対象になっています。
またスマホおかえしプログラムの場合、端末代が3~4万円台の機種に関しては対象外になっています。
ただし分割回数を選ぶことはできますので
12・24・36・一括払いと好きに設定することができます。
この端末代に関しては、自分の使いたい年数やお財布の状態にもよりますので
例えば「4万くらいなら一括で支払っちゃおう」と思う人ならそれでいいと思いますし
「3年は使うだろうから36回払いで月々の負担を少なくしたいな」と思えば
36回払いの選択をするのがおすすめとなります。
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ドコモでスマホ(iPhone/Android)を一括払いするメリットとデメリット
36回払いをしたかったけど・・・実はできなかった。
と言う人もいるかもしれませんね。
実はドコモなどでの料金の支払を忘れたりすると、やはりその情報は情報取り扱い機関に流れます。
たかだか携帯代?と思うかもしれませんが、されど電話代なんですよ。
商品代金を払っていないということになっていしまうので
いわゆるブラック扱いとなり、ローンなどが組めなくなることがあるんです。
分割払いができない人が機種変更する場合には一括払しか選べないともいえます。
では一括払いのデメリットとはなにか。
この場合「いつでもカエドキプログラム」や「スマホおかえしプログラム」には参加できない、ということでしょう。
例えばある程度使って、中古やメルカリなんかで売る時には一括払いなので
特に問題なく売れるとは思うのですが、果たして購入した時の金額と使った期間に相応する値段で売れるか、です。
iPhoneなら市場価値がそこまで変わらないかと思いますが、アンドロイドだと
2年すると割と価格が落ちますから、大体損になるでしょうね。
また最初にかかる金額が大きい分、やはり負担が大変になるかと思います。
もし一括で購入するとしたらスマホおかえしプログラムではないものを選ぶのがいいとは思いますが
そうすると選択の幅が狭まります。
どうしても最新iPhoneがいい!どうしてもハイエンド機種がいい!
それを絶対選びたいというのなら、機種代全額負担となる、ということを納得してからの購入となります。
どちらにせよ、支払が遅れない・滞納にならない・未納しない
ということを守らないと、信用情報に傷がつき
ローンが組めなくなる恐れがありますので、携帯代金などをウッカリ支払忘れることがないように
気を付けてみてください。
一括払いするならドコモオンラインショップとdカード(ゴールド)の組み合わせがおすすめ
では一括払いのメリットとはなにか。
それはdポイントが2倍貯まる点です。
ドコモオンラインショップでは購入時にdポイントが貰うことができます。そしてdカードもしくはdカードゴールドで決済すると通常の2倍に!
例えば10万円のスマホの一括払いで購入した場合は、2,000dポイントがもらえます。
(dカードゴールドを持っている人は利用料金の10%がdポイントとして還元されたりもするので
ポイントをためて次回機種変更時に利用することもできますし
何かとdカードやdカードゴールドを持つことはオススメとなります)
参考の記事はこちら
dカードゴールドは絶対お得!メリットとデメリットは何?申し込み方法は?
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「残りの端末代金も少ないしスッキリさせたいから一括で払おう」「機種変更したいけど今使っている端末の分割金と重なるのは嫌だから残りは一括で払おう」などと思っている方は、ドコモショップへ足を運び一括精算しましょう。
電話窓口やオンライン上では手続きできません。また一括払いの方法は、現金またはクレジットカードのみです。
これから端末を購入予定で一括か分割か迷っている方は、後から一括精算もできるので、とりあえず分割で購入しておくとよいでしょう!
ぜひドコモオンラインショップを活用して、少しでもお得に端末を購入してくださいね。
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