現在は、スマホを契約するキャリアがau・ドコモ・ソフトバンクだけでなく、多くの格安SIMも加わり利用者のニーズに合わせて好きな通信会社を選べるようになりました。
2020年の春から、楽天も第4のキャリアとして参戦しました。
自由に選択できるからこそ乗り換えの移り変わりも激しく、年契約にとらわれない通信会社も増えてきたので短期間でキャリアを変えるユーザーも増えています。
乗り換える時に考えるのが、解約するタイミングですよね。
できる限りコストを抑えたいですから。
多くの通信会社がある中、今回はauの解約するタイミングについて解説していきます。
どのような時期に解約するのが良いのか、解約月の料金はどのようになるのか紹介していきます。
※2024年3月29日時点の情報です。最新情報は必ず公式サイトを確認してください。
目次
au 2年縛り(契約)の解除料はいくら?解約のタイミングはいつがいい?
契約解除料がかからないのは更新期間の3ヶ月間
結論から述べると、解約のタイミングは「更新月」を狙いましょう。
解約のタイミングでユーザーが気にするのが、「2年縛り」です。
2年縛りと言うのは「2年契約」のことであり、auを2年単位の継続契約することで基本使用料が割引になっています。
2年が経つとまた2年の契約が始まり、廃止の申し出がない限り自動で更新されていきます。
解約するのであれば次の2年が始まるまでの「更新期間内」に行うのが良いのですが、更新期間以外に解約・一時休止・2年契約の廃止を行うと「契約解除料10,450円(税込)」がかかります。
更新期間は、24ヶ月目から26ヶ月目までの3ヶ月間です。
例えば2020年1月に新規契約した場合、次の更新月は2022年1月から3月です。
この契約解除料=「違約金」を避けるために、ユーザーは解約のタイミングを考えています。
解約(MNP)するのであれば、更新月を把握していると乗り換えしやすいです。
契約解除料10,450円は、au加入年数11年目以降で「2年契約」と「家族割®(または「法人割」)」をセットで加入している場合、契約解除料が3,300円に下がります。
2年契約は2019年12月25日をもって新規受付を終了しましたが、auユーザーの半数以上がこの2年契約に加入しています。
そのため今でも多くの人が解約時に10,450円の契約解除料がかかると考えてよいでしょう。
解約(転出)は、更新月がベストです。
注目
追記 : 2022年3月31日より契約期間の縛りがあるプランの解約金は廃止されています。
2022年3月31日をもって、契約期間を定めた割引サービス/料金プランの契約解除料を廃止します。なお、対象の割引サービス/料金プランに加入中のお客さまは、引き続き同じ基本料金でご利用いただけます。
また、契約解除料の廃止に伴い、「2年契約N」の新規受付、およびau STARの「2年契約更新ギフト券」プレゼントは終了します。
契約解除料1,000円・2年縛りの廃止はいつから?
「2年契約」の解約金は10,450円です。しかしauの加入年数が11年以上で家族割に加入していれば解約金が3,000円になります。
また「2年契約N」は、「改正電気通信事業法」の施行により2019年10月1日より受付開始した新たな料金割引サービスです。
2年契約と内容は似ていますが、2年単位のau継続利用で月額料金が187円割引となります。
2年後の3ヶ月間の更新期間内に廃止の申し出がない限り自動で更新となり、更新月以外に解約・一時休止・2年契約Nの廃止をすると契約解除料1,100円がかかります。
提供開始以来、「2年契約N」に加入時に次回の自動更新有無を選択できるようになりました。この年契約は、新プランに合わせて提供されたものです。
まだ開始されて半年も経っていないため2年契約より加入者は少ないですが、
2年契約Nは契約解除料がかかったとしても1,100円なので、2年契約の10,450円より解約しやすくはなるのかなと思います。
1,100円であれば事務手数料と思えば、更新月を気にすることなくキャリアを変われそうですね。
注目
追記 : 2022年3月31日より契約期間の縛りがあるプランの解約金は廃止されています。
2022年3月31日をもって、契約期間を定めた割引サービス/料金プランの契約解除料を廃止します。なお、対象の割引サービス/料金プランに加入中のお客さまは、引き続き同じ基本料金でご利用いただけます。
また、契約解除料の廃止に伴い、「2年契約N」の新規受付、およびau STARの「2年契約更新ギフト券」プレゼントは終了します。
乗り換え(転出)の手続きは電話でできる
電話番号を消滅させる解約の手続きはauショップでしかできませんが、
auから他社に乗り換える(転出)の手続きは、157のお客さまセンターに電話をすれば来店なしで手続き可能です。
混雑したauショップに行かなくて良いので、時間の有効活用が出来ます。
乗り換えする際はauでMNP予約番号を発行してもらい、転出先に提出することでMNPが完了します。
予約番号の発行は、電話が早いので覚えておくと良いですよ!
予約番号発行手数料に3,000円(税抜)、転出先でも新規契約の事務手数料3,300円(税込)がかかったりと、最初は手数料だけでお金がかかります。
その料金も含めて転出は検討しましょう。
短期解約はおすすめしない
中にはキャンペーンや割引目的でキャリアを行き来している方もいるでしょう。
ただ短期解約はおすすめしません。
短期解約を繰り返していると、ブラック入りして契約できなくなる可能性があります。それもかなりの確率で。
また短期解約の情報はキャリアで共有されてしまうため、auで契約できなかったらドコモでも契約できなくなってしまいます。
やはり同じキャリアを長く使ってもらうためのキャンペーンや割引だったりするので、短期的な利用は好まれません。転売目的等を防止するためでもあるでしょう。
具体的な期間はキャリアから発表されていませんが、最低でも6ヶ月~8ヶ月間は同じキャリアを使い続けたほうが良いでしょう。
au 解約月の料金は日割計算になる?
基本的に、解約時の基本使用料・インターネット接続サービス料は日割計算とならず、1ヵ月分の定額料がかかります。
オプションや有料サイトも同じです。
数年前は月初1日に解約をすればその月は一切料金がかかりませんでしたが、今は1日に解約しても月末に解約しても満額かかってきます。
ただし、一部のプランは基本料金が日割りになるものもあります。
しかし、スマホであれば1ヶ月分かかると思ったほうが良いです。
通信料は、日割りにはなりません。
解約タイミングは月末がベスト
いつ解約しても同じ料金が発生するのであれば、月末まで利用して解約した方が良いですよね。
ただ、月末のauショップは解約のお客様で混み合うため、注意しましょう。
auから転出する場合も、月末の方が良いです。
理由は、auの料金が1ヶ月満額かかることはもちろんですが、他社に乗り換えたときの利用料金も日割計算になるからです。
もし月初に解約と乗り換えをしてしまうと、1ヵ月分のスマホの料金がキャリア2社分もかかることになります。
月末であればauのスマホの料金が満額なのは仕方ありませんが、他社のスマホの料金が数日であれば安く済みます。
手数料等かかると思うので、一気に大きな金額がかかってくるよりかは、上手に調節して安くできればいいですよね。
料金を気にするなら、解約や転出は月末のタイミングがベストです。
auの解約月に各種割引はどうなる?
auを利用している方の中には、auスマートバリューや家族割プラスを受けている方もいるのではないでしょうか?そこで気になるのが解約月に割引がどうなるのかということ。
auの場合は、解約月まで割引は適用されます。
解約月に割引が外れて、いきなり高くなることはないのでその点は安心できますね。
au 更新月の確認方法
自分の更新月を確認する方法をお伝えします。
簡単に調べることができますし、長年auを継続利用している方は年契約の変更や料金プランの変更の関係で現在の自分が思い込んでいる更新月とずれている可能性があります。
知っておいて損はありません。
まず「My au」にau IDでログインします。URLをクリックで飛べます↓
https://www.au.com/my-au/
ログイン後、トップページの上部「スマートフォン・携帯電話」をタップします。
携帯電話番号が記載してある斜め左下の「ご契約内容/手続き」をタップします。
項目の中から「ご契約情報」をタップします。
契約情報の「料金割引サービス」の中に更新月の記載はあります。
簡単に確認ができるので、ぜひ気になる方は調べてみて下さい。
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解約タイミングは更新期間でなくても行う方が良い時もある
「必ず更新月に解約をしたほうがお得か」というと実際そうではありません。
万が一契約解除料がかかったとしても、転出先のキャリアが解除料を負担してくれるケースもあります。
おはようございます本日もイベント開催してますお得に乗り換えはauショップ尾花沢で決まりですご来店お待ちしてます#一括0円 #MNP #キャッシュバック #解約料金負担 pic.twitter.com/rikjGzPrEn
— auショップ尾花沢 (@auobanazawa) July 8, 2018
過去のツイートではありますが(しかもau笑)解約料金相談で負担してもらえたりするのはやっぱりありがたいですよね。
負担してもらえて毎月の料金が安くなるのであればもちろんそちらのほうがお得です。
もしくは契約解除料を払ったとしても、転出先で毎月の料金がぐっと下がるのであれば迷わずに解約した方がいいでしょう。
正直、解約のタイミングは契約内容によるので、一人ひとり違います。
転出先でキャンペーンが開催されている可能性もありますしね。
自己負担が実質0に近づけば、躊躇わずに解約ができますね。
また、回線消滅の解約の場合も、更新月を待つより解除料を支払ったほうが負担が少なく済む時もあるでしょう。
毎月1万円払っていて半年後の更新月を待つよりも、解除料を払ったほうが安いですよね。
もしくは、解約するまで最低料金プランに変更し更新月まで使わずに置いておくのも一つの手です。
時と場合によって、どの方法が負担が少ないかは変わってきます。
自分では分からない時は、auショップで聞いたりお客さまセンターに問い合わせましょう。
注意点
自分が加入しているオプション契約によっては、更新月であっても解約すると大きく損をしてしまうケースもあります。
以下のようなオプションに加入している場合は、注意してください。
アップグレードプログラムEX/DX加入中
このプログラムは2019年9月まで提供されていました。2024年時点で加入している方はいないと思いますので、現在は気にしなくてOKです。
アップグレードプログラムEX/DXは、対象スマホを分割48回払いで購入し、 24カ月間利用した後に機種変更するとそれ以降の分割支払い金残額相当分(最大24ヶ月分)の支払いが不要となるプログラムです。
多くのauユーザーがこのプログラムに加入している可能性が高いです。
分割を4年間で組んでいる為、2年経った後に他社に乗り換えたり解約をしてしまうと、残りの2年分の分割代金は自己負担になってしまいます。
100,000円の機種を購入したのであれば、解約と同時に50,000円は負担しなければいけません。
もし更新月だったとしても、50,000円を支払わなければいけないと考えると解約を考え直しますよね。
これらのプログラムは、あくまでも2年後にauで機種変更をした際に機種代金の半額が免除になるもので、解約をしてしまうとプログラムを施行することができません。
さらに、アップグレードプログラムEX/DXは、毎月支払っていたプログラム料390円/月(不課税)も戻ってきません。
解約したくてもできない、au地獄がこのプログラムなのです(auであり続けたらお得なんですけどね!)
残った機種代金相当額を乗り換え先が負担してくれれば良いのですが、大きな金額だと難しいこともあるでしょう。
なので、一度自分の契約を確認をしてみてください。
アップグレードプログラムNX加入中
アップグレードプログラムNXは、2020年2月20日まで新規受付していたプログラムです。
対象機種を分割36回払いで購入し、利用機種を25ヶ月目までに返却することで分割支払金残額(最大12ヶ月分)の支払いが不要となります。
アップグレードプログラムEXやDXと違い、2年後にauを解約したとしても最大12ヶ月分の分割残金の支払いは免除になりますが、それまでに更新月を迎えて解約した場合はそれまでの機種代金は自己負担となります。
提供開始後数ヶ月しか経ってないのでそれほど多くのユーザーは加入していないかもしれませんが、加入中の方は確認してくださいね!
毎月割適用中
毎月割は機種購入と同時に指定の料金プランへ加入すると、利用料金から最大24カ月間または最大36カ月間割引を受けられるサービスです。
万が一、解約・一時休止・対象プラン以外へ変更すると毎月割は前月分で終了となります。
さらに、機種代金が残っている場合は、解約後も残った機種代金を分割か一括で支払わなければいけません。
毎月割や分割支払い中に更新月を迎えた場合、割引がなくなったとしても乗り換える方がお得なのかを考える必要があります。
また残っている分割代金の金額によっても、au継続が解約かを判断する必要があります。
アップグレードプログラムEXやDXよりは損をする金額は少ないですが、割引がなくなってしまうので注意してください。
さいごに
更新月だからといって、必ずしも良いタイミングで解約ができるとはかぎりません。
機種代金の支払いが終わるタイミングと更新月が一緒とは限りません。
例え、ズレていたとしても、分割か違約金かどちらを選んだ方がより負担が小さいかを考えてください。
そして、契約によって解約のタイミングは異なるので自分の契約を見直してみましょう。
スマホを機種変更するならオンラインショップがおすすめ
そして最後にちょっとおとくな情報をお伝えしましょう。
スマホを購入する方、まだ店舗で浪費してるんですか?
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