最近「ChatGPT」という言葉をちらほらツイッターでも見かけていたのですが、横文字が並んでいるからわからんやめとこ。 と思っていたにもかかわらず、しっかりとChatGPTを試してみました! 笑
ChatGPTはOpne AIが開発した自然言語処理技術で、スムーズで自然な会話をすることができます。
ただ、ChatGPTはiPhoneのAPPアプリなどにはありません。 ならばどういう風にしてiPhoneで気軽にChatGPTを使えるのか? と思いますよね。
実はiPhoneのショートカットを使えば、ChatGPTをアイコン化してホーム画面からすぐに起動できます!
今回は便利なChatGPTをiPhoneで気軽に使える設定方法を紹介します!
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目次
ChatGPTとは?
ChatGPTとは、Open AIが開発した自然言語処理技術の一つです。
最新の言語モデルGPT-3をベースにしており、コンピューターと人間の会話を自然でスムーズに行うことを目的とし、チャットボットや仮想アシスタントの開発の利用に使われています。
大量のデータを学習しているので、高い応答性能があります。
例えば聞いてみたいことを聞けば、回答のある内容についてはほぼスムーズにわかりやすく説明してくれるでしょう。
ただし「あるかもしれないし・ないかもしれない」ことでは、様々な情報から自分で考えてみることをオススメされたりなど、必ずしも回答が得られるというわけではありません。(日本はどうなるの?等)
※チャットボットとは、会話のシミュレーションを通して、ユーザーの意図を把握してテキスト・音声・写真・絵文字などで答えるものになります。
※仮想アシスタントとは、アマゾンアレクサやアマゾンエコー、グーグルホームなどに使われています。 多くのデータベースから引き出した情報からユーザーのリクエストにこたえる性質があります。
Opne AIの「ChatGPT」のアプリは今のところない
話題になっているOpne AIのChatGPTですが、実はAppアプリではまだ存在していません。
ブラウザでURLにアクセスして利用することは可能ですが、アプリなどはないため、人によっては使うのにハードルを感じているかもしれません。
しかし、手順を踏めば、簡単にiPhoneのホーム画面にアプリのようにアイコンとしてChatGPTを置いて利用することが可能なります。
ChatGPTをアイコン化してiPhoneのホーム画面から起動させてみた!仕組みは?
iPhoneにはデフォルトのアプリでショートカット機能が備わっています。
そのiPhoneのショートカット機能とChatGPTを組み合わせ、さらにそのショートカットをホーム画面にアイコンとして置くことが可能です。
百聞は一見に如かず、ということで、一体どういう風になるのか? というと、こんな感じです。(私のスマホです)
ChatGPTやってみた pic.twitter.com/8DcV1X4wwG
— iPhoneに貢ぎすぎやろ (@iphonenimitsugu) March 28, 2023
かわいい猫のアイコンにして利用してみました。 こんな風に気軽に簡単にChatGPTを利用することができるので、ぜひ皆さんも設定してみてくださいね。
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iPhoneでChatGPTを使う事前準備~ChatGPTの登録~
1・SafariやGoogleからChatGPTにアクセス
ブラウザでの利用が必須です。APPアプリを検索して「出てきたけど?」というそれはOpne AIの「ChatGPT」ではありません
※2023年3月27日現在
上記URLをSafariかGoogleなどのブラウザで開きます。
2・サイトにアクセスし、Try Chat GPTを選択
サイトにアクセスすると、人間であるかどうかのチェックボタンを入れる必要があるときもあります。
チェックをすると少しの時間ブラウザのチェックが入り、問題がなければログイン/サインイン画面へ移ります。
3・ログインまたはサインインを選択
Login/ Sign Upから、アカウントを持っていない新規の方はSign Upを、アカウントを持っている人はLoginを選択します。
新規の方は、Googleアカウントまたはマイクロソフトアカウントから登録が可能になっています。
今回は私はgmailでのアカウントを選択してみました。どちらでも使いやすい方を選択してください。
登録する際にはメールアドレスに確認のメールが送られてきます。メールに記載されている「Verify email address」のボタンをクリックすることで次に進みます。
4・電話番号の入力と確認
続いて自分の電話番号(携帯電話番号)を入力し、送られてくるコードを確認入力します。
コードはメッセージアプリに送られてきて「あなたのOpne AI API認証コード:数字6文字」で送られてきます。送られてきた数字6文字を入力します。
※圏外などで電話が通じないような場合にはコードが送られてきません。ご注意ください。
コードを入れるとこのように英語で何かポップが出てきますが、Nextを押していきましょう。そうすると最終的にログインしたChatGPTのホーム画面になります。
5・API Keyの発行
アカウントの作成ができてから、こちらのURLよりChatGPTのAPI Keyを発行します。
「+ Create new secret key」というところから発行します。
API Keyは一度しか表示されません。必ずコピーしましょう。
もしログイン画面になり、ログインしたけれどこのAPI Keyの文言が出てこないぞ、という時には、もう一度アクセスしてみるとこちらの画面になるかと思います
私も実際にトライしてみて、この画面にするにはログインしてから再度のアクセスをして解決しました。
6・メモにChatGPTのフォルダを作る
コピーしたら、iPhone純正アプリのメモアプリを開き、左下のフォルダマークから新規作成で「ChatGPT」を作ります。
メモに先ほどのAPI Keyを貼り付け、ChatGPTのフォルダに入れておきましょう。
ここまでが事前準備です。
Opne AIの「ChatGPT」をホーム画面に置いて利用するには
1・ショートカットに追加する
まずはshortcutにinteligente sin APIを追加する必要があります。追加するには、下記URL
▶Inteligente sin API (icloud.com)
から、ショートカットをまずは追加します。自分のiPhoneのショートカットアプリに、Inteligente sin APIが加わります。
ショートカットアプリを開き「inteligente sin API」の【・・・】の部分から中身を少し書き換えます。
2・API Keyの入力
テキストの「Copai api aqui」と書いているところに、取得したAPI Keyを貼り付けます。
※貼り付けた後なので黒塗りになっています
3・テキストを要求するアクション部分をChatGPTにする
下へスクロールし、if分の終了の後にある「¿Que quieres saber?」というところをChatGPTに書き換えます
※iPhone6Sでも同様の操作をしましたが、このChatGPTでテキストを要求の部分が「テキストを要求」のみでしか表示されませんでした。ただそれでも問題なく使うことが可能でした。
4・ホーム画面にChatGPTのアイコンを作成
画面上部の「inteligente sin API」を長押しし、「ホーム画面に追加」をタップします。
5・アプリを押すと利用が可能
inteligente sin APIの名称などは好きなものに変えることも可能です。
アイコンも「アイコンを選択」から自分の好きなサムネイル画像にすることもできますし、ホーム画面に追加する際に自分の撮影した写真をアイコンに選ぶこともできます。
Opne AIの「ChatGPT」をSiriのように音声で利用するには
事前準備をしたのち、以下の工程で音声の利用設定方法を行います。
1・ショートカットに追加する
下記URLからChatGPTのショートカットを作ります。ショートカットを追加をクリックすることでショートカットアプリに「ChatGPT」のショートカットが追加されます。
※プライバシー関連は「許可」をクリックします
常に許可または許可を選択しましょう
2・ショートカットのChatGPTにAPI Keyを入力
ショートカットアプリのChatGPTを長押しし【編集】を選択、ショートカットにAPI Keyを入力します。
3・ショートカットの設定でAPI Keyの貼り付けをする
ChatGPTの画面に「テキスト」が表示されます。
「ここに発行したAPI Keyを貼り付けてください!」と書かれていますので
その文言を消して、API Keyをペーストで貼り付けます。
4・メモアプリのフォルダにChatGPを設定する
下へスクロールし、テキストでメモをChatGPTに作成、というところで
ChatGPTをタップ、メモアプリで作成したChatGPTのフォルダを選択し【完了】(このフォルダにはAPI Keyが書いているメモが入っている)
5・ホーム画面にChatGPTのアイコンを作成
ChatGPTを長押しし、共有ボタンを押します。共有から「ホーム画面に追加」を選択します。
6・アプリを押すと利用が可能
iPhoneの画面にChatGPTのアイコンが追加されます。
タップしてみましょう。「どうした?」と聞かれるので、質問をしてみてください。
メモアプリに回答が自動的に記述されつつ、音声回答をしてくれます。
7・音声コントロールで呼び出す設定をする
設定>一般>キーボード>音声入力言語の順でクリックし、音声入力言語は「日本語」を選択する
8・音声の声を設定する
「設定>Siriと検索」から、言語は日本語を、Siriの声は女性または男性を選択することが可能です
9・コマンドのカスタマイズをする
設定>アクセシビリティ>音声コントロールを選択。
音声コントロールの「コマンドをカスタマイズ」よりカスタム>新規コマンドを作成を選択し
語句は「しつもん」に設定をする。
10・アクションの設定をする
語句を「しつもん」に変えたら、その下の項目「アクション」を選択、ショートカットを実行タップ。
ChatGPTを選択し、チェックをいれ、前の画面に戻って右上の「保存」を選択。
11・音声にてChatGPTの利用ができる
ホーム画面にて「しつもん」と呼びかけると、起動します。質問を終えて「他に質問がありますか?」の後にまた質問したい場合には、再度「しつもん」と
呼びかけて、いったん切り替える必要があります。
※こちらの音声での設定方法につきましては、こちらのツイートを参考にさせていただきました。
【iPhoneの音声AIチャット(ChatGPT)】の設定方法を、以下ツリーで公開します❗️
Siriより便利❗️(以下の動画参照)
iPhoneに「しつもん」と話しかけると自動でAIが立ち上がって「どうした?」と音声で聞いてくるので、質問を話すと、それに音声で答えます。AIの回答はテキストでメモ帳に自動保存❗️ pic.twitter.com/oZrF82lMUT
— 旅人 (@Tomoto1234567) March 2, 2023
iPhoneのChatGPTについてよくある質問
よくある質問
- Chat AIなどAPPにあるアプリとは違いますか?
- SiriとChatGPTはどう違いますか?
Chat AIなどAPPにあるアプリとは違いますか?
Opne AIのChatGPTはアプリにはなっていません。その他のChat AIはアプリもありますが、会話はできるけれど質が異なる場合もあるでしょう。
Opne AIのChatGPTをiPhoneで気軽に使いたい場合には、上記のような手順でホーム画面に追加してください。
※Opne AIは2015年12月に設立された人工知能を研究する非営利団体のことです。ChatGPTは2022年11月にOpne AIが公開したチャットサービスです
SiriとChatGPTはどう違いますか?
SiriはApple社の人工知能アシスタントです。iPhoneやiPadなどのAppleデバイスには標準装備されています。
Siriは主に日常生活の中で利用されます。音声認識でタイマーやスケジュール、目覚まし、音楽をかける、メッセージの送信、検索などをすることができます。例えば「Siri,2分」これだけで2分のタイマーがかけられます。
一方のChatGPTは文章生成や翻訳に向いており、テキストベースの内容になります。またAPI経由で開発が自由にできることも特徴です。なので「2分は何秒」というような質問をする使い方になります。
ただ開発されていく中で、ChatGPTがSiriのようなこともできる可能性はあるかもしれません。
まとめ
どうだったでしょうか?実際に設定できたでしょうか?
やってみないとわからないこともあるとは思いますが、そんなに難しくなく設定することができますよ!ぜひiPhoneで気軽にChatGPTを試してみてくださいね!
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