ドライブレコーダーを購入しようとしてる方で古いiPhoneをドラレコにできたら便利で安く済むと思った方はいるでしょうか?
AppStoreにはiPhoneをドライブレコーダーにすることが可能なアプリが存在します。
今回は、iPhoneをドライブレコーダーにする方法をご紹介します。
目次
ドライブレコーダーにするために必須なスマホホルダーを準備
iPhoneをドライブレコーダにするためには、車内にiPhoneを固定しておけるようにする必要があります。
そこで簡単に車内へ固定する方法としてスマホホルダーが有効です。
ただし、フロントガラスに吸盤等で取り付けるのは交通違反となってしまうので、注意してください。
スマホホルダーにはいろいろな種類がありますので、自分の車にあったものや取り付けて邪魔にならないようなホルダーをいろいろな商品を見て選ぶことをおすすめします。
また、バッテリーの消費が多くなりますので、別途充電する環境を整えておくことをおすすめします。
おすすめのドライブレコーダーアプリ
ここからはおすすめのアプリを紹介してきます。
アプリ別におすすめの機能も紹介していきますので、自分に合っているアプリを探す参考にしてください。
DriveMate SafetyCam
「DriveMate SafetyCam」は、自動車用品を扱うメーカーのカーメイトが開発したアプリです。
カーメイトといえば車用品をよく購入される方なら聞いたことがあると思います。
開発元を気にする方にもおすすめです。
iOS 13以降のデバイスで使用することができます。
DriveMate SafetyCamの主な機能
前車への接近アラート
iPhoneのカメラを使用して車間距離を計測して、前車に接近しすぎた場合に警告音がなり、危険を知らせてくれます。
前車発進・青信号アラート
赤信号から青信号に変わった時や渋滞などの停止中に前車が発進した際にお知らせしてくれます。
ドライブレコーダー
衝撃検知機能が搭載されており、事故等で衝撃があった場合に自動的に前後10秒間の映像を録画してくれます。
また、手動で前後10秒を録画することも可能です。
目の前で起きた事故やドライブしている景色を録画するのにおすすめです。
運転診断・レポート
車間距離・ハンドル・アクセルやブレーキ・走行の安定性などの項目から運転を診断します。
また、走行ルートの記録にも対応しており、危険と思われる運転をした地点も地図上で確認することができます。
地図が合成された映像
録画された映像と地図を合成して、カメラロールへ保存することが可能です。
映像に地図が合成されることで、この映像はどこで撮ったものかすぐにわかるようになります。
DriveMate SafetyCam - AppStore
DriveMate RemoteCam
「DriveMate RemoteCam」は前項で紹介した「SafetyCam」と同じカーメイト製のアプリとなっています。
こちらのアプリは後方録画用のアプリとなっています。
衝撃検知機能はついていませんが、あおり運転の撮影や後方からの景色の撮影などに使用できます。
iOS 12以降のデバイスで使用することができます。
DriveMate RemoteCamの主な機能
後方録画に特化したアプリ
「DriveMate RemoteCam」は後方録画用のアプリとなっており、余っているiPhoneを「カメラモード」に設定してリア側に取り付けて、メインで使用しているiPhoneを「リモコンモード」に設定することで、メインのiPhoneから遠隔で録画を開始することができます。
録画場所や日付、速度などの記録にも対応しています。
リモートコントロール機能
上述したように2台のiPhoneを「リモコンモード」、「カメラモード」にそれぞれ設定することで、後方に取り付けたiPhoneを操作することなく、リモートでの操作が可能となっています。
このリモートコントロール機能にはBluetoothが使用されるので、Wi-Fi等の準備も不要となります。
エクスポート機能
撮影した動画に日付や速度、地図を合成して動画を出力することが可能です。
DriveMate RemoteCam - AppStore
スマートくん
「スマートくん」はAIが搭載されているドラレコアプリとなっています。
走行中、AIが急発進・ブレーキなどの動作や周りにある物体をリアルタイムで認識してくれます。
このAIによって、他の車両に接近しすぎた場合などに警告を表示してくれます。
iOS 12以降のデバイスで使用することができます。
スマートくんの主な機能
インカメラによる同時録画
iPhone XS以降、iOS 13以降では、外を録画するアウトカメラに加えて、車内の状態も録画できるようにインカメラでの同時録画が使用できます。
カメラロールへの保存
カメラロールへの動画の保存が可能となっています。
バックグラウンドでの音楽再生機能
アプリでの録画中にバックグラウンドで音楽の再生が可能となっています。
前方車両発進時の警告
前方の車両が発進したときに、自車が発進していない場合に警告を表示します。
前方車両接近時の警告
前方車両へ近づきすぎた時に警告を表示します。
録画映像の自動削除機能
動画の数を設定しておき、古い動画を自動的に削除します。
無限カメラ 超長時間ビデオを録画
「無限カメラ 超長時間ビデオを録画」は、長時間の動画を録画することに特化したアプリとなっています。
充電しながらの使用であれば、無限に動画を撮影し続けてくれて、充電なしの場合も少しでも長く撮影し続けられるようになっており、確実に保存してくれます。
それに加え、iCloudを活用することで、デバイスの容量を超えた撮影が可能になっています。
また、超広角での撮影や4K60FPSでの録画にも対応しています。
※一部の機能はアプリ内課金が必要となります。
iOS 14以降のデバイスで使用することができます。
無限カメラの主な機能
動画の分割保存機能
設定した録画時間で動画を分割保存することによって、アクシデントによる録画停止が起こっても停止されるまでの動画が確実に保存されるようになっています。
3種類の保存方法
目的によって保存方法を使い分けることが可能となっています。
保存方法には、アプリ内ストレージ、iCloud Drive、フォトライブラリの3種類があります。
アプリ内ストレージでは、自動的に古い動画を削除して録画を継続し、無限の撮影を可能にしています。
その他のアプリへの動画の書き出し、分割された動画の結合や動画の圧縮などにも対応しています。
また、Face IDやTouch IDを使用した、録画データの保護機能も備わっています。
iCloud Driveでは、リアルタイムで動画をiCloud Driveへアップロードして、同じApple IDでサインインされたデバイスで遠隔での動画閲覧が可能です。
また、iCloud Driveへのアップロード状況を監視して、アップロードが完了したらアプリ内(ローカル)にある動画の自動削除を行い、録画できる容量を確保することで無限に撮影できるようになっています。
フォトライブラリでは、iCloudフォトライブラリを使用することで、写真アプリに保存することができます。
フォトライブラリに保存された動画は「連続メディア再生」というアプリで、連続再生することが可能です。
また、アルバムへの保存にも対応しており、自動でアルバムを作成して保存することもできるようになっています。
プレミアム機能
アプリ自体は無料で使用可能ですが、アプリ内からプレミアム機能を購入することで、以下の機能が使用可能となります。
執筆時点での価格は、610円となっています。
- 録画品質の変更
- スクリーンセーバー
- 広告の非表示
- Face IDやTouch IDを使用した録画データの保護機能
- ズームや超広角での撮影
- iCloud Driveへのアップロード監視と動画の自動削除
- フォーカスや露出の調整
- アプリを起動したらすぐに録画開始
- バッテリーの監視機能(録画の自動停止)
AiRCAM by NAVITIME
「AiRCAM by NAVITIME」は携帯用のカーナビでよく知られるナビタイムの開発によるAI使用のドライブレコーダーアプリとなっています。
AiRCAMでは、思いやりのある運転やミッションをクリアすることでポイントが貯まり、スピードくじに応募することができます。
iOS 14以降のデバイスで使用することができます。
AiRCAM by NAVITIMEの主な機能
AIを活用したアラート機能
車間距離、歩行者、あおり運転、通行帯違反などの危険をAIでリアルタイムに解析して、的確にかつ瞬時に警告してくれます。
一時停止やオービスの表示
一時停止の場所やオービスの設置場所をARを使用して画面上でわかりやすく表示してくれます。
雨天時や夜間の運転など視界の悪い時でも見落としを防ぐことができます。
録画データと走行データをまとめて記録
録画された映像はマップや速度と合わせて確認でき、どこをどのように走行していたのかといった走行状況を確認することができます。
ポイントを交換してスピードくじに応募できる
思いやりのある運転やミッションのクリアによってポイントを貯めることでき、ポイントを使用してスピードくじに挑戦することができます。
ARナビゲーション機能
ドライブレコーダーとして録画しているリアルタイムの映像上にARでナビゲーションをすることが可能となっています。
TraceDevice -ドライブレコーダーと駐車監視 -
「TraceDevice -ドライブレコーダーと駐車監視 -」は、ドライブレコーダー加えて、当て逃げや盗難の防止のための駐車監視機能や位置情報の通知機能などが備わっています。
iOS 9以降のデバイスで使用することができます。
TraceDevice -ドライブレコーダーと駐車監視 -の主な機能
ドライブレコーダー機能
前方、または後方のカメラで常時録画が可能となっておりあおり運転にも効力を発揮します。
フォーカスを一定に保持することも可能でトンネルの通過時などにはホワイトバランスの調整もできます。
振動検知モード
振動検知モードでは、ジャイロセンサーを使用して一定の振動を検知したらメールで通知することが可能となっています。
メールには振動検知前後の動画のスナップショットが添付されます。
位置情報の通知機能
位置情報の通知機能では、一定の時間間隔で任意の距離が移動された場合に位置情報をメールで送信してくれます。
愛車の駐車監視の強力なツールとなります。
※無料版では、広告の表示、機能の制限があります。
TraceDevice -ドライブレコーダーと駐車監視 - - AppStore
まとめ
今回はiPhoneをドライブレコーダーとして使用するためのアプリを6つ紹介しました。
DriveMate SafetyCamは、カーメイト社製のアプリとなっており、運転診断や地図が合成された映像の出力ができます。
DriveMate RemoteCamは、後方録画に特化したアプリとなっていて、リモートコントロールも可能です。
スマートくんは、AIを使用した警告の表示、またインカメラでの同時録画ができます。
無限カメラは、さまざまな保存方法によって無限に撮影することができ、分割保存されるため確実な映像の保存が可能です。
AiRCAMは、ナビタイム社製のアプリとなっていて、AIを活用したアラート機能、ARでのナビ機能や一時停止場所やオービス設置場所の表示などのほか、ポイントを貯めてのスピードくじも魅力的です。
TraceDeviceは、ドライブレコーダー機能の他に振動検知モードでの当て逃げ防止、位置情報の通知での盗難防止が期待できるアプリとなっています。
くれぐれも走行中のスマホの操作やフロントガラスへのスマホホルダーの貼り付けはしないようにしましょう。
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