たくさんの写真をスライドショーで閲覧できるデジタルフォトフレーム。
お子様やペットの写真を映すのにもぴったりで、とても人気がある商品です。
そんなデジタルフォトフレームは、iPhoneやiPadでも利用できることをご存知ですか?
当記事では、iPhone・iPadをデジタルフォトフレームとして活用する方法を解説していきます!
この記事でわかること
- iPhoneやiPadをデジタルフォトフレームとして利用するメリット
- どんなときにiPhoneをデジタルフォトフレームとして使う?
- iPhoneをデジタルフォトフレームとして利用できる便利アプリ
目次
デジタルフォトフレームとは?
デジタルフォトフレームとは、スマホやデジカメで撮影した画像を画面上で再生する機器のことです。
プリントアウトや写真現像の手間がかからず、1つのパネルで複数写真の切り替えができる便利さが人気の理由。
自分で使う以外にも、ご両親にプレゼントしてお子様の写真を映したり、業務用としてオフィスや店舗に飾る方法もあり様々な用途で活用できます。
iPhone・iPadと専用デジタルフォトパネル、どっちがいい?
デジタルフォトフレームを使うときに気になる点は「専用のフォトパネルを使った方がいいのか?」ということですよね。
結論からお伝えすると、デジタルフォトフレームは使わなくなったiPhoneやiPadを活用すれば十分です。
とは言え機能や利用シーンごとに違いもあるため、iPhoneとデジタルフォトフレームの特徴を項目別に分け、それぞれの優れている点を解説していきます!
モニターサイズ
デジタルフォトフレームには様々なモニターサイズがあります。
6インチ〜10インチ程度のサイズが一般的ですが、大きなものでは20インチ以上の機器もあり、大画面で迫力ある画像を楽しみたいならiPhoneでは代用できません。
10インチを超えるデジタルフォトフレームの利用シーンは、広い部屋でみんなで見れるようにしたい場合や壁掛けタイプで利用したい場合です。
反対に、棚やテレビボードに置いて楽しむなら6インチ程度の小さなサイズで問題ありません。
その場合、使わなくなったiPhoneをデジタルフォトフレームとして利用することもできるでしょう。
参考までに、iPhoneの画面サイズを記載しておきます!
iPhoneの機種別画面サイズ
- iPhone5/5s/5c/SE(第一世代) 4インチ
- iPhone6〜iPhone8/iPhoneSE(第二世代) 4.7インチ
- iPhone6〜iPhone8までのPlusシリーズ 5.5インチ
- iPhoneX/XS/11Pro 5.8インチ(全画面タイプ)
- iPhoneXR/11 6.2インチ(全画面タイプ)
- iPhoneXS MAX/11Pro MAX 6.5インチ(全画面タイプ)
また、使わなくなったiPadがあるならデジタルフォトフレームとして活用するにはぴったりです!
iPadは9~11インチ程度と壁掛けでも利用できる画面サイズであり、高齢者にとっても見やすいサイズ。
iPadがあるなら、わざわざ専用のフォトパネルを買うよりもiPadを是非活用しましょう!
画質・発色のキレイさ
「デジタルフォトフレームの専用機なら、画質にも期待できるのでは?」と思われるかもしれませんが、画質や発色はiPhoneも同等以上の性能を発揮します。
デジタルフォトフレームは「IPS液晶+解像度1,024×600」という画質が平均的な画質。(7インチで10,000円程度が市場価格)
それに対し、iPhoneは6年前に発売されたモデルのiPhone6sでも「IPS液晶+解像度1,334×750」で最新デジタルフォトフレーム並みの画質を誇ります。
さらに、4年前に発売されたiPhoneXなら「有機EL+解像度2,436×1,125」という破格の性能。
iPhoneはディスプレイに対して非常に力を入れており、総じてデジタルフォトフレーム専用機よりも高い解像度が利用できます。
そのため、画質で考えるなら古くなったiPhoneをフォトフレームとして再利用しても十分な性能だと言えます。
価格
デジタルフォトフレームの価格相場は以下の通り。
- 6~8インチ 10,000円〜15,000円
- 10インチ 15,000円〜20,000円
- 15〜20インチ 15,000円〜25,000円
- 20インチ以上 20,000円〜
価格は2021年10月現在、Amazonや価格.comで販売されている平均的な画質の商品を調査しました。
価格に対する捉え方はそれぞれですが、同じ用途なら安い方が良いという点は共通ですよね。
小型タイプのフォトフレームを購入するのに10,000円以上もかけるなら、使っていないiPhoneで代用しても良いのではないでしょうか。
通信機能・本体容量
通信機能や本体容量はiPhoneに軍配が上がります。
デジタルフォトフレームに通信機能を持たせる用途は、写真の転送です。
撮影した画像をフォトフレームで再生するためには、フォトフレームに画像を入れる必要があります。
- ケーブルを接続して転送
- Wi-Fiにつないで転送(Wi-Fi対応製品のみ)
- SDカードを挿入して転送
この中で、最も簡単で費用がかからない方法は「Wi-Fiを使って転送」です。
iPhoneはSDカードには対応していませんが、Wi-Fiにはもちろん対応しています。
iPhoneなら専用アプリを使って簡単に画像を転送し、そのままiPhoneの画面上に映し出せるため非常に使い勝手が良いです。
本体容量も、主要なフォトフレームは2GB〜16GB程度に対し、iPhone5s以降に発売された機種なら16GB以上の本体容量を確保できるためより多くの写真を保存することが可能。
もしWi-Fi環境がなくても、iPhone同士なら「Air drop」を使って転送することもできますし、手元にスマホがあればテザリングで接続することも可能なため場所も選びません。
フォトフレームの場合、Wi-Fi対応モデルでも本体容量が少なかったり転送手段が限られるため、通信性能や本体容量の面ではiPhoneの方が使い勝手が良いでしょう!
置きやすさ・使いやすさ・デザイン
置きやすさ・使いやすさの点ではデジタルフォトフレームが有利です。
デジタルフォトフレームは写真やスライドショーを見ることに特化して作られているため、安定した設置や角度の変更が簡単にできる設計となっています。
また、壁掛けタイプや額縁に入ったタイプなど、機能性やデザインも様々で用途に応じたフォトフレームがあることも大きなメリット。
iPhoneの場合、本体だけで自立ができないためスタンドやカバーといったアクセサリが必須です。
iPhone・iPadをデジタルフォトフレームとして使う時のおすすめアプリ
続いて、iPhoneやiPadでデジタルフォトフレームを使う時におすすめのアプリをご紹介します!
iPhone・iPadにはもともとスライドショー機能が内蔵されていますが、やはり専用アプリを利用した方が多機能かつシンプルな操作で使えます。
是非、専用アプリでさまざまな写真を楽しみましょう!
デジタルフォトフレームPRO
デジタルフォトフレームPROは、iPhoneやiPadをフォトフレームとして利用する際に最もおすすめできるアプリです。
大きなデメリットは有料アプリ(1年間1,220円、買い切り3,180円)であること。
とは言え、有料だけに機能の充実性は非常に高くフォトフレームとして必要な機能は全て備えています。
デジタルフォトフレームPROの便利機能
- iCloudの共有機能と連動した自動表示
- 表示間隔・画面分割・表示順の変更
- 画像の最適化表示
- 日時・天気の画面表示
デジタルフォトフレームPROにはこのような機能があり、特に便利な機能はiCloudで共有した画像を自動で表示させる機能です。
例えば高齢者がフォトフレームを利用する場合、フォトフレームの操作自体がわからなくて写真を表示できないことが多々あります。
デジタルフォトフレームPROならiCloudの共有機能を使えるため、家族が新しく共有した写真はフォトパネル側で操作の必要なく表示をさせることが可能です。
もちろん写真の追加は直接操作しても良いのですが、離れた場所に住んでいるなど直接操作ができる機会が少ないケースではとても便利。
日時や天気を画像に合わせて表示させることもでき、デザイン性が高いためフォトフレーム感もグッとアップします!
有料アプリではありますが、その価格に見あった機能を楽しめることでしょう。
ふぉとゆら
無料アプリで最もおすすめしたいアプリは「ふぉとゆら」です。
ふぉとゆらは無料ながらもスライドショーの時間設定や画像の補正機能があり、キレイな写真を手軽に楽しめます。
iPhone/iPadのショートカット機能に対応しており、ホーム画面からワンタップでスライドショーの再生も可能。
もちろん、iPhoneのフォルダごとに写真を映すことやお気に入りの写真を選ぶこともできるため、無料で使えるフォトフレームアプリとしては十分な性能です。
Photo Flame Simple
「Photo Flame Simple」は、その名の通りシンプルな操作で利用できるフォトフレームアプリです。
特別な操作や概念はなく、映し出したい写真を選んで再生ボタンを押すだけ。
デフォルトでデジタルフレームが何種類か用意されているため、シンプルながらも雰囲気のあるスライドショーを楽しむことができます。
特別な機能なく、選んだ写真を映せれば良いという方にはぴったりです。
その一方、画像の補正やBGMの同時再生など、機能にこだわりたい方にはあまりオススメできません。
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iPhone・iPadをデジタルフォトフレームとして利用する時の注意点
最後に、iPhoneとiPadをデジタルフォトフレームとして利用する場合の注意点を解説します。
画面の焼けつきに注意
iPhoneやiPadはフォトフレーム専用機ではないため、長時間・長期間にわたって写真をずっと表示させるとディスプレイに負担がかかります。
特定の写真をずっと表示させている場合、画面焼け(別の画面に切り替えても色味が残ってしまうこと)やドット抜けが発生しやすくなります。
特にディスプレイ方式に有機ELを採用している機種の場合、仕様上画面焼けは起こりやすくなっています。
対策として、同じ写真をずっと表示させずに複数枚のスライドショーにしたり、1日に1度再起動することで本体への負担を抑えましょう。
譲渡をする場合は必ず初期化をする
知人や両親に譲渡する場合、必ずiPhone・iPad本体の初期化を行いましょう。
iPhoneは言うまでもなく、個人情報の塊です。
場合によってはクレジットカード情報などが本体に保存されているため、無用なトラブルを避けるためにも譲渡の際は必ず初期化をしましょう!
AppleID/PW忘れに注意
iPhone・iPadはAppleID/PWがとても重要です。
iCloudを利用した写真共有やいくつかの設定は、AppleIDを忘れてしまうと操作をすることができません。
デジタルフォトフレームとして利用する場合、メインで利用するiPhoneとは別のIDを設定するケースもありますよね。
フォトフレームとして利用するiPhoneやメイン機種のメモに保存するなど、ID忘れには注意が必要です。
まとめ
当記事では、iPhone・iPadをデジタルフォトフレームとして利用する方法について解説をしました。
結論としては、使わなくなったiPhone・iPadは十分にフォトフレームとして活用できます!
通信性能や画質など、専用機よりも優れた点も多くあるiPhone・iPadでお気に入りのスライドショーを楽しみましょう!
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