中国でXiaomi 13とXiaomi 13 Proが発売されることが発表されました。
CPUはQualcomm社最高性能シリーズの最新作Snapdragon 8 Gen2を搭載。カメラはドイツの老舗カメラメーカー「ライカ」が監修し、プロモデルは120W(19分で100%充電可能)の急速充電に対応などスペックはかなり魅力的。発売が予定されていない日本でも話題になっているスマートフォンです。
この記事では同時に発表されたXiaomi 13 ProとXiaomi 13の違いを徹底比較。Xiaomi 13でも十分パワフルな端末ですが、プロモデルになることでどれだけスペックアップするのか違いをしっかり説明します。特にXiaomi 13 Proはカメラと急速充電が大きくスペックアップするので、そこをしっかりお伝えしますね。
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
「Xiaomi 13 Pro」と「Xiaomi 13」のスペックの違いを一覧で比較
まずはXiaomi 13 ProとXiaomi 13のスペックを一覧にして比較したいと思います。まずはざっくりでも特徴を掴んでみてくださいね。
RAM+ROM | Xiaomi 13 Pro | Xiaomi 13 |
---|---|---|
価格 | 4,999元(約95,000円) | 3,999元〜(約76,000円〜) |
サイズ・重量 | 162.9mm×74.6mm×8.38mm 229g ※210g(マウンテンブルー) |
152.8mm×71.5mm×7.98mm 189g ※185g(マウンテンブルー) |
カラー | セラミックホワイト セラミックブラック フローラルグリーン マウンテンブルー |
ブラッグ ホワイト フローラルグリーン マウンテンブルー 限定カラー フレーミングレッド サファイアブルー ハリケーンイエロー ジャングルグリーン セメントアッシュ |
カメラ性能 | アウトカメラ ライカメインカメラ:5,000万画素 f/1.9 センサーサイズ1インチ ライカ超広角5,000万画素 f/2.2 ライカ望遠:5,000万画素 f/2.0 インカメラ:3,200万画素 |
アウトカメラ ライカメインカメラ:5,000万画素 f/1.8 センサーサイズ1/1.49インチ ライカ超広角:1,200万画素 f/2.2 ライカ望遠:1,000万画素 f/2.0 インカメラ:3,200万画素 |
CPU RAM/ROM構成 |
CPU:Snapdragon 8 Gen 2 RAM/ROM構成: ・8GB/128GB ・8GB/256GB ・12GB/256GB ・12GB/512GB |
|
バッテリー性能 | 容量:4,820mAh 急速有線充電:120W 急速無線充電:50W リバース充電:10W |
容量:4,500mAh 急速有線充電:67W 急速無線充電:50W リバース充電:10W |
ディスプレイ性能 | サイズ:6.73インチ タイプ:OLED 2K 解像度:3200 x 1440 リフレッシュレート: 1-120Hzの 可変リフレッシュレート ピーク輝度:1,900nit |
サイズ:6.36インチ タイプ:OLED FHD+ 解像度:2,400×1,080 リフレッシュレート:最大120Hz (60Hz/90Hz/120Hzの マルチリフレッシュレート) ピーク輝度:1,900nit |
生体認証 | 指紋認証:画面内センサー 顔認証:非公表 |
|
防水防塵性能 | IP68性能 | |
ネットワーク | 5G:n1/n3/n5/n8/n28a (上り:703MHz-733MHz、 下り:758MHz-788MHz) /n38/n40/n41 / n77 / n78 / n79 4G:FDD-LTE:B1/B3/B4/B5 /B7/B8/B12/B17/B18/B19 /B26 TDD-LTE:B34/B38/B39/B40 /B41/B42 |
5G:n1/n3/n5/n8/n28a (上り:703MHz-733MHz、 下り:758MHz-788MHz) /n38/n40/n41 / n77 / n78 4G:FDD-LTE:B1/B3/B4/B5 TDD-LTE:B34/B38/B39/B40 |
Xiaomi 13と13Proの違いを比較①価格
Xiaomi 13 ProとXiaomi 13の価格の違いを比較すると下記の通りです。
RAM+ROM | Xiaomi 13 Pro | Xiaomi 13 |
---|---|---|
8GB+128GB | 4,999元(約95,000円) | 3,999元(約76,000円) |
8GB+256GB | 5,399元(約102,600円) | 4,299元(約81,700円) |
12GB+256GB | 5,799元(約110,200円) | 4,599元(約87,400円) |
12GB+512GB | 6,299元(約119,700円) | 4,999元(約95,000円) |
最新CPUに望遠レンズを含むライカ製トリプルカメラ搭載、超高速の急速充電などのスペック盛り盛り端末にもかかわらず日本円で10万円を切るのはコスパが高すぎます。日本で販売となった時の価格はわかりませんが、国内版も発売してほしいという声があるのも納得です。
日本円にすると無印モデルとプロモデルで2万円から2.5万円くらいの差があります。この差額を埋めるだけの価値がプロモデルにあるかどうかが、どちらを選ぶか決めるポイントとなるでしょう。
Xiaomi 13と13Proの違いを比較②デザインとサイズ
Xiaomi 13と13Proのデザインとサイズの違いは下記の通りです。
項目 | Xiaomi 13 Pro | Xiaomi 13 |
---|---|---|
ディスプレイデザイン | エッジスクリーン | フラットスクリーン |
サイズ | 162.9mm×74.6mm×8.38mm | 152.8mm×71.5mm×7.98mm |
重量 | 229g ※210g(マウンテンブルー) |
189g ※185g(マウンテンブルー) |
カラー | セラミックホワイト セラミックブラック フローラルグリーン マウンテンブルー |
ブラッグ ホワイト フローラルグリーン マウンテンブルー 限定カラー フレーミングレッド サファイアブルー ハリケーンイエロー ジャングルグリーン セメントアッシュ |
Xiaomi 13 Proは丸みを帯びたデザイン・Xiaomi 13はフラットデザイン
デザインの違いを一言で言うと、全体的に丸みのあるXiaomi 13 ProとフラットなXiaomi 13といったところ。
Xiaomi 13 Proはエッジスクリーンを採用しており、背面のエッジの角度も強くなっています。そのため側面のフレームが細く、丸みを帯びたものに。大型スクリーンでも筐体をなるべくコンパクトに収める、手に馴染みやすいデザインと言えそうです。
一方のXiaomi 13はフラットスクリーンを採用しています。背面も多少丸みを帯びていますが、Xiaomi 13 Proよりもエッジが緩やかで、側面のフレームもフラットです。そのためサイドボタンもXiaomi 13の方が大きいものとなっています。
正面デザインは共に画面上部中央に丸型パンチホールを配置している点は変わりません。背面デザインは正方形のカメラユニットに3つのカメラを上の左右と左下に配置、右下には「LEICA」の文字が入っています。比較的すっきりとしたデザインです。
サイズ|幅より高さの差が大きい
液晶サイズが違うので、もちろん筐体の大きさも違います。Xiaomi 13 Proの方が1回りか2回り大きいのですが、幅の広がりよりも高さの伸びの方が大きくなっています。
幅は小さければ小さいほど握りやすくなります。Xiaomi 13 Proはエッジスクリーンを採用するなど、なるべく幅を小さくして画面・筐体が大きくなった影響を最小限に抑えているイメージです。ちなみにiPhone14と14Plusの幅をそれぞれ比較すると71.5mmと78.1mmなので、Xiaomi13 Proは幅の広がりをいかに抑えているかがおわかりいただけるのではないでしょうか。
Xiaomi 13 Proは画面を大きくしつつも、扱いやすさをなるべく損なわないように意図されていることがわかります。
重量の差は40g
Xiaomi13 ProとXiaomi13の重量の差は40gです。これは持つと明らかに違いを感じられる差です。少しでも軽く、持っていても疲れにくい端末が良いのであればXiaomi 13を選んだ方が良さそうです。
カラーバリエーション
Xiaomi 13ProもXiaomi 13も通常色は4色展開。色味はほぼ同じでどちらかと言えば落ち着いた系統のカラーバリエーションです。
またXiaomi 13は限定色も展開しています。どれもPOPな色味で持っていて楽しくなりそうな色である一方、少し高級感に欠けてしまう気もします。Xiaomi 13の方がターゲットをより広くしていそうでね。
なおXiaomi13Pro/13ともにマウントブルーのみナノテクノロジーを利用した、シリコンポリマーを採用した独自素材を採用しています。他のカラーがセラミックで光沢のある仕上がりになっているのに対して、マウンテンブルーはレザー調なマットな仕上がり。
紫外線や汚れに強く、耐薬品性能を持つなどXiaomiこだわりの素材で仕上がっています。
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Xiaomi 13と13Proの違いを比較③カメラ性能
Xiaomi 13ProとXiaomi 13のカメラ機能の違いは下記の通りです。
カメラ性能 | Xiaomi 13 Pro | Xiaomi 13 |
---|---|---|
アウトカメラ | ライカメインカメラ:5,000万画素 f/1.9 センサーサイズ1インチ ライカ超広角:5,000万画素 f/2.2 115° ライカ望遠:5,000万画素 f/2.0 |
ライカメインカメラ:5,000万画素 f/1.8 センサーサイズ1/1.49インチ ライカ超広角:1,200万画素 f/2.2 120° ライカ望遠:1,000万画素 f/2.0 |
インカメラ | 3,200万画素 | 3,200万画素 |
大きな特徴はアウトカメラが望遠レンズを加えたトリプルカメラ構成になっていることと、ドイツの老舗カメラメーカーライカ監修のレンズと撮影機能を備えていること。特にライカの監修の撮影機能やフィルターにより高級カメラを使ったような撮影体験が可能です。
ただもちろんカメラ性能や機能には違いがあります。具体的に見ていきましょう。
メインレンズの違い|Xiaomi 13 Proは1インチセンサーを搭載
共に画素数が5,000万画素となっていますが、大きく2つの違いがあります。センサーサイズとレンズの構造です。
センサーサイズはXiaomi 13が1/1.49インチに対して、Xiaomi 13 Proは1インチの大型サイズのセンサーを搭載。センサーサイズが大型化することにより取り込む光の量が増加し、1画素あたりの画質がより向上。ノイズも少なくなります。さらにボケをより強くでき、暗い場所でもより明る写真に仕上げることが可能です。
またXiaomi 13のレンズ構造はALD超低反射コーティングが施された環状オレフィン素材の7枚非球面レンズなのに対し、Xiaomi 13 Proはさらにレンズエッジインクコーティングが施され枚数も8枚。プロセスIRフィルターを搭載しています。
Xiaomi 13 Proは高い品質のレンズを使うことにより、より質の高い光を取り込むことが可能。より忠実な色の再現が可能となります。
すなわち画素数は同じでも、Xiaomi 13 Proはより性能の良いメインカメラを搭載しており、綺麗な写真を撮影可能なのです。
超広角レンズ|Xiaomi 13 Proは広角レンズも5,000万画素
超広角レンズはXiaomi 13 Proの視野角115°に対して、120°のXiaomi 13の方がより広い画角で撮影が可能です。ただし画素数はXiaomi 13 Proが5,000万画素でXiaomi 13の1,200万画素を圧倒しています。
より広い写真を撮影できるのはXiaomi 13、より綺麗な写真を撮影できるのはXiaomi 13 Proとなりそうです。
望遠レンズ|Xiaomi 13 Proは独自機構でどこでもピントを合わせられる
iPhone 14 ProとiPhone 14もしくはGoogle Pixel 7 ProとGoogle Pixel 7の違いのように、Proモデルと無印モデルの違いは望遠レンズの有無と言うケースはよく散見されます。しかしXiaomi 13シリーズは共に望遠レンズを搭載しています。無印モデルのXiaomi 13でも望遠レンズを搭載しているのは嬉しいことです。
ただし望遠レンズの性能には大きな違いがあります。まず単純に画素数の比較をすると、Xiaomi 13Proはメイン・超広角レンズと同じ5,000万画素ですが、Xiaomi 13は1,000万画素です。
さらにXiaomi 13 Proは6枚のレンズを2つのグループに分けて内部で動かす機構を搭載しており、最短10cmから無限遠までピントを合わせることが可能です。驚くような望遠撮影はもちろん、ポートレート撮影や接近してマクロカメラとして使うこともできます。
接写から望遠まで幅広いカメラの使い方をしたい方には、断然Xiaomi 13 Proがおすすめです。
Xiaomi 13と13Proの違いを比較④バッテリー性能・機能(急速充電速度)
Xiaomi 13 ProとXiaomi 13のバッテリー性能を比較すると下記の通りです。
バッテリー性能 | Xiaomi 13 Pro | Xiaomi 13 |
---|---|---|
用量 | 4,820mAh | 4,500mAh |
急速有線充電 | 120W(100%まで19分) | 67W(100%まで38分) |
急速無線充電 | 50W Pro(100%まで36分) | 50W(100%まで48分) |
リバース充電 | 10W | 10W |
単純なバッテリー容量はXiaomi 13 Proの方が僅かに大きくなっています。より大きいバッテリーを求めるのであればXiaomi 13 Proがおすすめです。
そして大きな違いは急速有線充電の速度。67Wまで対応しているXiaomi 13は100%まで38分かかるのに対して、120Wに対応しているXiaomi 13 Proは19分で充電が完了します。この差は非常に大きいのではないでしょうか。
またどちらも急速無線充電・リバース充電に対応しています。無線充電でも50Wに対応しているのは驚きです。なおXiaomi 13は急速無線充電で100%まで48分かかるに対して、50W Pro規格に対応しているXiaomi 13 Proは36分で無線充電可能です。
少しでもバッテリー容量が多いのはもちろん、充電時間を短縮したい場合はXiaomi 13 Proがおすすめです。
Xiaomi 13と13Proの違いを比較⑤ディスプレイ性能
Xiaomi 13 ProとXiaomi 13のディスプレイ性能の違いは下記の通りです。
ディスプレイ性能 | Xiaomi 13 Pro | Xiaomi 13 |
---|---|---|
サイズ | 6.73インチ | 6.36インチ |
タイプ | OLED 2K | OLED FHD+ |
解像度 | 3200 x 1440 | 2,400×1,080 |
リフレッシュレート | 1-120Hzの 可変リフレッシュレート |
最大120Hz (60Hz/90Hz/120Hzの マルチリフレッシュレート) |
ピーク輝度 | 1,900nit | 1,900nit |
ディスプレイは共に高画質のディスプレイを利用していて、どちらも綺麗な映像を楽しむことが可能です。しかしより優れたディスプレイはどちらかと言わればもちろんXiaomi 13 Proです。なおどちらもピーク輝度は1,900nitとかなり優秀で、屋外でも問題なく利用できるでしょう。
ともに有機ELを採用していますが解像度に大きな違いがあります。FHD+画質のXiaomi 13に対して、Xiaomi 13 Proは2K画質。より鮮やかで綺麗な映像を楽しめるのはXiaomi 13 Proです。
リフレッシュレートはどちらも120Hzに対応。リフレッシュレートとは1秒間に画面が切り替わる回数を示す値で、大きければ大きいほど画面がヌルヌル滑らかに動きます。120Hzは他の多くのフラッグシップモデル端末が採用する数字であり、十分高性能です。
ただしXiaomi 13はマルチリフレッシュレート、Xiaomi 13 Proは可変リフレッシュレートという違いがります。実はリフレッシュレートが大きいと電池の消耗が大きくなるのですが、Xiaomi 13 Proはリフレッシュレートが小さくていい時は最小1Hzまで下げることが可能。より電池の消耗を抑えることができるのです。
より解像度が高く綺麗な、電池にも優しいディスプレイにしたいのであればXiaomi 13 Proを選んだ方が良いことになります。
Xiaomi 13と13Proの違いを比較⑥対応バンド
Xiaomi 13とXiaomi 13 Proの対応バンドの違いは下記の通りです。
バンド | Xiaomi 13 Pro | Xiaomi 13 |
---|---|---|
5G | n1/n3/n5/n8/n28a (上り:703MHz-733MHz、 下り:758MHz-788MHz) /n38/n40/n41 / n77 / n78 / n79 |
n1/n3/n5/n8/n28a (上り:703MHz-733MHz、 下り:758MHz-788MHz) /n38/n40/n41 / n77 / n78 |
4G:FDD-LTE: | B1/B3/B4/B5/B7/B8/B12 /B17/B18/B19/B26 |
B1/B3/B4/B5 /B8/B18/B19/B26 |
TDD-LTE | B34/B38/B39/B40/B41/B42 | B34/B38/B39/B40/B41/B42 |
対応バンドに関しては一見Xiaomi 13ProとXiaomi 13で大きく違いがありそうですが、4Gに関しては日本の4大キャリアの主要バンドはしっかりおさえているので大きな差はありません。
5Gに関して注目すべきはn79対応の有無。n79はドコモが展開する5G通信バンドで、Xiaomi 13 Proのみ対応しています。このスペック表のまま日本にきたとすると、ドコモで使う場合はXiaomi 13 Proのほうが良いと言えそうです。
ただしこの対応バンドはあくまでも中国版のもの。日本版になった時に対応バンドが変わってくる場合もありますし、海外スマホのバンド表記は日本のものと異なる場合があるため参考程度に止めるのが良いでしょう。
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Xiaomi 13と13Proの共通スペック
ここまでXiaomi 13 シリーズの2つの端末での違いばかりに注目してきましたが、もちろん共通する部分も多くあります。ここからは共通するスペックを確認していきましょう。
CPUはSnapdragon 8Gen2を搭載
Xiaomi13 Pro/13ともに最高性能で最新のCPUであるSnapdragon 8Gen2を搭載しています。ここ数ヶ月でSnapdragon 8+ Gen1を搭載したスマホが日本で続々と発売されて、110万点近いAntutuベンチマークスコアを叩き出したことで話題となりましたが、さらに最新のCPUです。
海外のTwitterを確認したら下記のような投稿を発見しました。
In AnTuTu, Xiaomi 13 scores 1,323,873 points — about 200,000 points more than the iPhone 14 Pro or 14 Pro Max. In general, according to the results of this test, Xiaomi 13 is among the fastest phones in the world. In Geekbench, Xiaomi 13 is inferior to the iPhone 14 Pro, but it
— Yaroslav Gavrilov (@appletesterrus) December 13, 2022
必要なところだけ訳すと、Xiaomi 13のAntutuベンチマークスコアはなんと130万点オーバーとのこと。数週間前まで110万点弱のスコアで大騒ぎしていたのに、さらに圧倒的パフォーマンスを誇るCPUが誕生しました。
これだけの性能があればどんな重たいゲームや処理も簡単にしてくれそうな数字です。
RAM・ROM構成
Xiaomi 13 Pro/13ともにRAM・ROM構成は下記の通りです。
Xiaomi 13/13 ProのRAM・ROM構成
- 8GB/128GB
- 8GB/256GB
- 12GB/256GB
- 12GB/512GB
最大512GBストレージのRAMまで選択できるのは嬉しいですね。ただしXiaomi 12T Proが日本に上陸した時は一部ハイスペックモデルが販売されませんでした。もし日本でも発売されるのであれば、全てのモデルが揃うことを願うばかりです。
生体認証
Xiaomi 13/13Proは指紋認証にも対応しています。認証センサーの位置は画面内です。現在もマスク生活が続いていおり、顔認証は何かと不便なこともあります。指紋認証があるのは嬉しいですね。
また顔認証に関しては非公表となっています。ただ過去のモデルで顔認証・指紋認証両方に対応している端末もありましたので、対応している可能性は十分です。こちらは分かり次第追記したいと思います。
防水防塵性能
Xiaomi 13/13 ProはIP68等級の防水防塵性能を有しています。IP68性能の防水性能は「継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない」、防塵性能は「塵埃の侵入がない」と定義されておりどちらも最高性能です。
最近のスマートフォンは肌身離さず持ち歩く大切なもの。水は埃を気にせず使えるのはXiaomi 13/13 Proの大きなメリットです。
Xiaomi 13と13Proについてよくある疑問
ここまでXiaomi 13/13 Proの違いについて解説してきました。ここからはXiaomi 13シリーズに関するよくある疑問に答えていきたいと思います。具体的には下記の通りです。
よくある質問
- Xiaomi 13 13Proの日本発売予定は?日本でも使えるの?
- 一緒にタブレットXiaomi Pad6は発表された?
1つずつ解説していきます。
Xiaomi 13や13Proの日本発売予定はありますか?|日本での利用可否や技適の有無
Xiaomi 13/13 Proの日本含む中国国外での発売についてXiaomiからは何も発表がないのが現状です。ただCEOが早期のグローバル版発売について前向きな姿勢を示しているという情報もあります。もしかしたら数ヶ月後に日本でも発売される可能性があり期待大です。
また中国版を輸入もしくは現地にて購入して日本で利用することは可能なのか?
結論を言うと、使用することで法令違反となる可能性があるためおすすめできません。ざっくりした解説にはなりますが、「日本国内電波法」によると、「技適マーク」を取得していない電波を発する電子機器を、日本で使うことは原則できません。
従って現状Xiaomi 13シリーズが「技適マーク」を取得しているのかが鍵となってきます。情報はありませんが、取得していない可能いが高く、その場合日本で使うと法律に違反してしまいます。発売後しばらくして「技適マーク」を取得するケースもあるので、Xiaomi 13シリーズを日本で使いたい場合は、しっかり情報収集をしましょう。うっかり法律違反とならないようにすることが大切です。
一緒にタブレットXiaomi Pad6は発表されましたか?
Xiaomi 13シリーズは現地時間の12月11日に中国で発表されました。同時に発表されたのはスマートスピーカー「Xiaomi Sound Pro 7」やスマートウォッチ「Xiaomi Watch S2」などですが、注目のタブレットXiaomi Pad6は発表されませんでした。
現状の最新タブレットXiaomi Pad 5がコスパが高いモデルとして人気があり、Xiaomi Pad 6への期待も日々高まりつつあります。Xiaomi Pad 6はSnapdragon 870を搭載することで、低価格ながらゲームを快適に遊べる1台となる模様。
また同時にXiaomi Pad 6 Proの発売も噂されておりSnapdragon 8+ Gen 1や2眼カメラを搭載したハイスペックモデルになるのではと期待されています。
スマートフォンだけではなくXiaomiのタブレットにも注目です。
Xiaomi 13と13Proどっちがおすすめ
Xiaomi 13 Proは基本的にはXiaomi 13の上位互換モデルです。価格差は約2万円から2.5万円程度で下記の性能や機能に魅力を感じるのであればXiaomi 13 Proがおすすめです。
Xiaomi 13 Proはこんな方におすすめ
- 大きな画面の端末が欲しい
- 大型センサーと高品質レンズを搭載し、より高画質で綺麗な写真が撮影可能なメインカメラが欲しい
- 接写から望遠・ポートレート撮影に対応した高機能望遠カメラが欲しい
- とにかく充電時間を短くしたい
- 2Kの高画質ディスプレイを体感したい
逆にXiaomi 13 Proにアドバンテージがあるカメラ・ディスプレイ・充電性能に魅力を感じない方や小さなサイズのスマートフォンが欲しい方、少しでも安い端末が欲しい方はXiaomi 13がおすすめです。
Xiaomi 13はこんな方におすすめ
- 小さい端末が欲しい方
- 豊富なカラーバリエーションに魅力を感じる方
- Xiaomi 13 Proとの性能差(カメラ・充電・ディスプレイ)に2万円から2.5万円の価値を感じられない方
- Snapdragon 8 Gen2の性能があれば他には拘らない方
どちらも一長一短がある端末ですので、自身の使い方や価値観をしっかり考慮した上でぴったりの端末を選ぶことが大切です。
まとめ
ここまでXiaomi 13/13 Proの違いについて解説してきました。まとめると下記の通りです。
まとめ
Xiaomi 13 Proが秀れている部分
- 画面サイズが大きいく、エッジディスプレイで本体全体が丸みを帯びている
- メインカメラのセンサーサイズが大きく、レンズが高品質
- 望遠カメラの性能が高い
- 急速有線充電は120Wに対応し、19分で100%の充電が可能
- ディスプレイは2K搭載で可変リフレッシュレート対応
- n79バンドに対応
Xiaomi 13の方が秀れている部分
- 本体がコンパクトで側面がフラット
- カラーバリエーションが豊富
- 同じRAM/ROM構成同士で比較すると2万〜2.5万円安い
共通する特徴
- アウトカメラは広角・超広角・望遠の3レンズ構成でライカが監修
- 最高性能・最新のCPU「Snapdragon 8 Gen 2」搭載で130万点前後のベンチマークが期待できる
- RAM/ROM構成は同じで最大512GBストレージまでラインナップされている
- 画面内指紋認証に対応
- 最大120Hzリフレッシュレートに対応
- 防水防塵性能はIP68等級を取得しており、水や埃を気にせず使える
- 日本での発売は未定、技適の取得有無は不明で日本で使うと法令違反になる可能性がある
Xiaomi 13/13 Proはどちらもかなりハイスペックでまとまっており、特にSnapdragon 8 Gen 2によるパフォーマンス性能にはワクワクする気持ちを抑えられません。さらにXiaomi 13 Proの高いカメラ性能と早すぎる充電機能、2Kの高性能ディスプレイに強く惹かれる方も多いのではないでしょうか。
なおXiaomi 13シリーズとは違いますが、Xiaomiは2億画素のカメラ、120W19分で充電可能な急速充電機能とSnapdragon 8+ Gen1を搭載したXiaomi 12T Proというスマートフォンを日本で販売しています。こちらもXiaomiの端末らしくモンスター級のスペックを誇りながら、比較的お手頃価格で購入可能です。当サイトでも紹介しているので、興味がある方は是非チェックしてみてください。
日本での発売は見込みすらたっていないXiaomi 13シリーズ。日本からの声が中国に届き、早期に日本を含むグローバル展開してくれることを願うばかりです。
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