スマホの進化というのは10年前と比べたら信じられない速度で進化していると思いますね!10年前といったら2014年・・・私まだガラケーとスマホ2台持ちで、ガラケーを手放せずにいました。そして生まれた娘にしょっちゅう充電器を壊されていたことを思い出します。ちなみに当時使っていたスマホはXperiaでした。(まだiPhone民じゃなかった)
みなさんは10年前はどんなスマホや携帯を使っていましたか?
そんな進化の著しいスマホ、2024年はどうなっていくのでしょうか?
目次
2024年のスマホはどうなる?
ソフトバンクは3Gのサービスを終了する
auではすでに2022年3月31日に3Gのサービスを終了しています。
まだソフトバンクとドコモが3Gの提供をしていたので、なんとなく「まだ大丈夫」な気がしていた方もいたかもしれません。
ソフトバンクは2024年1月31日をもって、3Gサービスを終了します。それに伴って、3G専用料金プランや4G/5Gサービスに対応していない機種を利用している場合には、2024年2月1日(木)以降その端末は使えなくなります。
ドコモではまだ3Gサービス(FOMA/iモード)の提供は継続しており、終了予定は2026年3月31日とされています。まだ先とはいえ、大手キャリアの3社のうち2社が3Gのサービスを終了ということは、3Gそれなりに大きな出来事なのではないでしょうか。
スマホの値引きが「4万円」までに制限される
電気通信事業法に関わる改正総務省令が12月27日に施行されました。
端末値引きについては、これまで2万円まででしたが、これが原則4万円までの値引きということになりました。
これだけ聞くと良いのかな?と思えるのですが、端末単体購入(白ロムのみ購入など)は規制対象外だったため単体で1円で販売することができました。しかし改正後の今は、単体購入も割引の規制に含められるため、端末単体購入でも同様に最大4万円までの割引となりました。
ただし値引き額は端末価格によって変わります。
例えば端末価格が4万円から8万円までの場合は50%までの値引きなので最大4万円までの割引が可能ですが、4万円以下の端末に関しては2万円までの値引きとなります。これまで3万円の機種が安く一括〇〇円、となっていたケースでも、2万までしか値引きができないわけですから、最安値でも1万はかかるという話になるのです。
また、中古業者の平均下取り価格と、キャリアの提供する下取りプログラムを利用した残債免除額での差額も、利益提供と見なされれてしまいます。
年末にやたらと「今がチャンス!」なんて店頭で宣伝していたのはなんだったのか?という答えがここにあるのです。
※通信方式変更や周波数移行(3Gから4Gや5Gへの移行)の場合においては、上限を超える値引きは可能です。
値引きが制限されることで、本体価格の設定が変わる可能性があるでしょう。これまでの本体価格設定を見直して「そもそもの本体価格を下げる」ことで、何かと乗り越えていく可能性があるでしょう。
スマホのサイズはどう変わるのか
スマホのサイズは年々大きくなっていき、初期iPhoneのサイズ感のかわいいことったらないですね。
ただし、現代のスマホの使い方としては、やはり大きくならざるを得なくなっています。
動画視聴、リモートでの会議や授業、お絵描き、カメラを楽しむなど、画面の大きさをある程度必要とする場面が多い。
そのため、どうしてもこれまでのサイズ感か、ちょっと大き目になる程度のサイズ感を維持していくと考えられます。
逆に「小さくて手に持ちやすい」というところでは、Galaxy Z Flipのような折りたためるタイプのスマホがメジャーになっています。実際にGalaxy以外でもmotorola razr 5Gも出てきました。
そもそもの小さいスマホ、となると、やはりエントリーモデルで初心者向け、通話とメールができればOKなタイプの人でしょう。
また折りたたみスマホは縦に折りたためるタイプと、広げるとちょっとしたタブレットのような大きさになるGalaxy Z FoldやGoogle Pixel Foldのような「折りたためてかつディスプレイがとっても広い」タイプがメジャーになりつつあります。
一方で、スマホは2台目として仕事用で利用する人もそこそこいます。
そうなると、娯楽や趣味で楽しみたい用途よりはシンプルな用途になりますから、携帯性に優れたサイズ感も小さめなスマホは存在してほしいところ。小さめで持ちやすいXperia Aceシリーズなどはエントリーモデルですが、シンプルで持ちやすい携帯性の良い機種になります。
ハイエンドでは今の「いろいろなことができる」ためには小さくはできないし、なんなら折りたためる高額なタイプで携帯性をあげるけれど、ミドルレンジでは携帯性とシンプルな使い心地という点で、小さくはできて住み分けは可能になりそう。Xperia 5 VやZeonfone 10などのコンパクトハイエンドはかなり貴重。
つまりハイエンドは従来通りの大きさ/折りたたみで小さくするタイプの2種類に
ミドルレンジやエントリー機種は携帯性の良さを重視した小さいタイプとバッテリーを重視した大き目の2種類に
という流れを今年も継続していくと思われます。
このバッテリー性能がよくなければミドルレンジは価値が減る(笑)ので、大きさでバッテリーを稼ぎたい機種がバッテリーをいかに消耗しないで済むか、というところで存在感が変わる可能性がありますね。
スマホの画面の進化はあるのか?
GalaxyなどではEdgeディスプレイを長らく採用してきていましたが、湾曲したディスプレイよりもフラット化したディスプレイのほうが使いやすいという意見も多く、今後もフラット化したディスプレイを採用していくのではないかなと思います。
やはり持つ時の感覚としては「切り替えがハッキリしている方が良い」と感じる人は多いでしょう。
また折り曲げてたためるスマホが発売されているように(Galaxy Z FlipやFold)
2023年ではまだまだ特別だった感じのある折りたたみスマホも、2024年では特別ではなくなり当たり前に持てるようになっていくのではないでしょうか。
実際に、さまざまな条件でGalaxy Z Flip4などはとても安く手に入れることができて入手しやすくなったこともあり、折り畳みスマートフォンを買った!という方もいたのではないでしょうか。
もはや物珍しさはなく「そういうのも選択肢として当たり前にある」状況です。
「画面」だけで言えば、質はどれも良くなっており、ミドルレンジ機種だってそれなりに良いディスプレイです。
4Kの採用でより解像度の高いものは出てくるとはいえ、価格がそこそこ安いからといって画質が荒いなどのわかりきった質の悪いものはあまりありません。
画面の進化だけで言えば、ハイエンドは8Kを採用していく流れに、ミドルレンジはFHD/HDを採用していくかと思います。
カメラ機能、これ以上進化するか?
正直今のスマホはカメラ機能が良すぎて、逆に青天井じゃないのかと心配になるくらいなのですが
スマホがカメラを乗っ取りそうな勢いですね。
Xpeira ProはHDMIともつなげることができるので、カメラとして楽しめる幅が広がっています。
ただし一般的なスマホにはHDMIをつなげることはできませんし、まだHDMIは他のスマホでは使わないでしょうね。
画素数は2024年1月時点では約1億万画素がありますが、2億万画素が出るとの話もあります。
画素数が大きくなるのは今後も続くでしょう。
また画素数以外にも、Galaxy S23 Ultraのような100倍ズームの望遠機能のすごさなど、そういったものも2024年はどんどん取り入れられていくのかもしれません。通常撮影だけでなく、望遠・マクロカメラなどの性能をあげて、カメラ機能の底上げがされていくのではないでしょうか。
あとはカメラが好きな人/プロの人を意識した、RAWやJPEGデータでの編集などちょっと専門的な要素がハイエンドには加わっていくのかなと思います。
ミドルレンジは基本的に後追いでちょっとだけいいものに底上げしていく程度でしょうね。
顔認証/指紋認証の両方がスタンダードになるのか?
Androidでは顔認証/指紋認証のどちらもあったり、フルディスプレイでも超音波指紋認証を搭載していたりします。
iPhoneだけがどうにもこうにもホームボタンのあるもの以外は顔認証だけ。求められている指紋認証を頑として搭載しませんwこれは2023年当初にもそう言っていたのですが、結果として2023年の最新iPhone15でも指紋搭載はされませんでした。おそらく2024年もiPhoneは指紋認証を搭載しないスタンスのまま突き抜ける可能性が高いかなと思ったりします。
いつか声帯認証とか出たら面白いんですけどね。
Siri,ロック解除して。とか。これ、料理していて手が空かなければ助かるんですけども。
もうそこまでくるとApple Watchとかなのか・・・
なんにせよ、今年の話では顔か指紋か、どちらかしかないでしょう。
4Gスマホはなくなるのか?
5Gが主流になっている今、5Gを搭載しているのは当たり前になっています。
勿論4GやLTEも通信できますが「数年後、5Gがメインになった時のことを考えたら両方搭載する」でしょう。
ドコモオンラインショップでは以前「4Gスマートフォン」のカテゴリと「5Gスマートフォン」のカテゴリがわけられており、そこから選択することができました。2024年現在では、すでにそのカテゴリはわかれておらず、取り扱い機種もすべて5G対応になっています。
つまり、もう4Gスマートフォン(4Gのみ対応)は発売することはないでしょう。中古市場などではあっても、正規販売でキャリアで4Gのみ対応のスマートフォンというのはすでに淘汰されたものとみなしてよいでしょう。
ワンセグなど日本人らしい機能はどうなるのか?
2023年にはワンセグの機能を搭載した機種は発売されませんでした。
これはおそらく、あのNH◯が原因だと声があがったくらい、私もそうだと思いますけどw、やはり搭載することで強制徴収されたくないですしね・・・
今はテレビというコンテンツよりも動画配信がありますから、需要は低くなっています。
それを考えると、動画配信を見れる機能があればOKということ。
ワンセグはもはや淘汰されたモノと考えて良いでしょう
残念ですが、なくても良いと思っている消費者が多いでしょうし、ネットさえ見れれば情報は入ります。ならば別にテレビなどの機能はいりません。
ただ災害国日本なので、ラジオが聞けるとか、そういう機能は継続していってほしいですね。
おそらくミドルレンジ機種の中では細々とラジオを聴ける機能は存続するのかなと予想します。
イヤホンレスの時代、イヤホンジャックは絶滅するか?
今や耳からうどんという言葉も過去に感じるほどに、コードレスが当たり前になっています。
しかしXperiaはまだイヤホンジャックを搭載した機種を出しています。
これはSONYがイヤホンやヘッドフォンを販売しており、有線で質の良いものもまだまだあるから、ユーザーのためにも残してくれているのだと思います。
絶滅はまだしないでしょう。
なんだかんだで充電しなくても挿せばいいだけの有線イヤホンて便利だと思いますので、個人的には残っていてほしいです。
スマホの発熱問題はまだまだ続くのか?
新しいCPUで出てくるのがこの発熱問題。
アプリやカメラなどを利用するとどうしても発熱しやすいというのはある程度のスペックになるとつきもののような気がします。
(負荷が強ければ強いほど発熱しやすいので)
それに対応する作り(構造)などで対処するのが一番いいとは思いますが、昨年時点でもまだまだハイエンドも発熱報告があります。
2023年もやっぱり発熱問題が起こりました。残念ですが2024年も発熱問題は起こるでしょうね!
スペックやカメラを良くすればそれだけ負荷が強くなることを考えると、ある程度の発熱は今後も継続して続いていきそうですね。
SIMはeSIMが主流になっていくのか?
物理SIMがいままで主流だったところから、デジタルのeSIMが登場しました。
即日開通できるメリットがあり、オンラインショップでSIMの契約をする際にもeSIMに対応していれば、何もSIMカードを待たなくてもOKなのです。
今やミドルレンジでもeSIM対応機種も増えています。※ただし排他SIMがほとんど
今後はeSIMが主流になっていくとは思いますが、物理SIMもまだまだ存続していくでしょう。
キャンペーンやオンラインショップの存在を見ていると「eSIMへ移行していきたい」感はあると思います。
ただ個人的には物理SIMのほうが安心感があります。機種変更をしたときにわかりやすいし、問題が起きにくいと感じるからです。そういった「あんまりスマホのソフト面に詳しくない勢」からするとeSIMはちょっとハードル高く感じます。いくらポイントがもらえても、物理SIMでどうにかしたい、そんな人は絶対に存在します。それを考えるとまだeSIMは主流になるとは言えないでしょう。
スマホの価格はどうなるのか?
昨年は円安の影響もあり、スマホの価格は高くなりました。
ちょうどiPhoneの発売時にはこの価格の面はよく話題にあがりました。
2023年の日本の経済は円安の影響をモロに受け、iPhone15も高く感じた方も多かったでしょう。
物価は高くなって給与は変わらない/安くなるような状況のスタグフレーションがすぐそこと言った感じなので、価格としては「あがる」という状況になるでしょう。これは2024年も継続してしまいそうです。悲しいけど経済全然よくなりません。
本当に・・・日本人の給与もあがってくれれば問題ないのですが、増税メガネと揶揄されていてる岸田総理やザイム真理教といわれる財務省の在り方が日本人を貧しくしているような感じは否めません。給料があがっても社会保険料も比例してあがって、結局手取りが増えない、むしろ減った!なんていうサラリーマンの悲痛な声も聞こえます。どうかしていると思いますよ。
正直なところ「お金がないから高いiPhoneは厳しいな」と思っている方も絶対にいると思いますよ。私も正直そんなにiPhoneを気軽に機種変更できません。やっぱり高いからです。
同時にキャリアはスマホの価格があがっても「消費者が購入しやすいように」と各種プログラムを提供するでしょう。
月々の支払が大きく跳ね上がらないように、ある程度配慮された価格設定とプログラムの利用、キャンペーンなどの展開です。
ドコモではirumoという低価格帯の料金プランを打ち出したことが驚きでした。あのドコモが?!と私はなりました笑。でもソフトバンクは結構高いままの料金プランを継続している印象です。もし料金プランが安ければ、ある程度は機種代金にお金がかかってもまぁ許容範囲かなと思えるのですが、それでも月の機種代金の負担額にはシビアになりそうです。
スマホを分割で買えない人にとっては、正直厳しい話になりそうです。ミドルレンジ機種も価格があがっているので、そんな機種にお金を出したくない!という方もいるでしょう。
それを考えると中古市場で型落ちでも良い機種を購入するか、乗り換えで割引を利用した購入か、はたまた中華スマホ(Xiaomiなど)を買うか・・・という方が増えるのではないでしょうか。
2024年モデルの予想は?
今年はどんな夏モデルが登場するのか?を考えると、おそらく継続した機種が発売されるのではないかと思います。
- iPhone16シリーズ
- Galaxy S24/Ultra
- Galaxy A55 5G
- Xperia1 Ⅵ
- XPeria10 Ⅵ
- Xpeira ACE Ⅴ
- AQUOS R9
- AQUOS Wish4
- AQUOS sense9
- Google Pixel 9
ドコモではなかなかOPPOやXiaomiを取り扱いません。2024年も取り扱わない方向性なのかな?と思います(昨年は出るかな~と思ったら、全然出ませんでした!ここまで出さないとなればもう今年も出さないんじゃないかな・・・)
ぜひ、今後の情報をチェックしてみてください。
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