アパートをお探しの際に「インターネットを利用できるかどうか」を条件の1つに含めている方も多くいらっしゃる事かと思いますが、アパートではその回線設備の導入状況によって、光回線への申し込み手順が異なります。
例えば「インターネット完備物件」であれば、入居した時点から光回線をはじめとした通信サービスを利用できるのですが、「インターネット未対応物件」ではそもそも光回線の集合住宅タイプに契約できないなんてことも。
本記事では、そんなややこしいアパートでの光回線の利用方法について、その導入手順や注意点などを初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
(手順・方法について)
(おすすめのルーター)
アパートに光回線が工事済みかどうか確認する方法
まずは、アパートに光回線が工事済みかを確認するための、下記の4つの方法について解説します。
- アパートの光回線の情報を確認する
- 光コンセントが設置されているかを確認する
- 光回線のWebサイトから確認する
- アパートの管理会社や大家に光回線があるかどうか確認する
以下でこれら方法の詳細と注意点をわかりやすく解説するので、光回線が利用できるアポートへの入居を検討している方はアパート選びの参考にしてください。
アパートの光回線の情報を確認する
賃貸アパートの入居前に光回線導入の有無を確認したいときは、賃貸情報サイトの物件掲載ページで「導入されているインターネット回線の種類」や「入居者の料金負担」などに関する情報を確認できます。
ただし、その表記によって入居者が光回線への申し込みをする必要があるか・無いかが変わってくるため、場合によってはインターネットを利用できるようになるまでに時間がかかってしまうことがあることに注意が必要です。
賃貸情報の表記(例) | 概要 |
---|---|
光ファイバー対応 | アパートの共用部分の工事まで済んでいる状態 各部屋への配線工事が未完の可能性あり どの事業者の光回線サービスに対応しているか確認する必要あり ネットが使えるようになるまで時間がかかる |
光ファイバー完備 | 各部屋まで配線、光回線事業者やプロバイダとの契約も完了済み 入居後直ぐに光回線でインターネットが利用可能 |
インターネット完備 | 入居後すぐにインターネットが利用可能 ただし光回線以外(CATV回線やWiFi等)の可能性がある |
このように、情報サイトに載せられている情報だけではその詳細までは判別できないため、アパート側と賃貸契約を結ぶ前に、その点についてはしっかりと確認をしておくことが重要です。
光コンセントが設置されているかを確認する
もし入居契約を結ぶ前にアパートの下見をする機会があるなら、室内の壁面に上記画像のような光コンセントが設置されているかを確認してみましょう。
アパートの室内に光コンセントが設置されているのは以前の住人が光回線を使っていた証拠ですから、光回線を使うために必要な工事はすでに完了していると判断できます。
ただし、場合によっては光回線だけ残して中の配線は撤去されているというケースもあるので、この辺は内見の際に不動産屋やオーナーに直接尋ねてみると良いでしょう。
光コンセントとは光回線用のコンセントのことで、外から建物に引き込まれた光回線を宅内で使用するためのモデムの接続口を指します。
上記画像のように電話線の差込口(モジュラージャック)やLANケーブルの差込ポートとよく似ていますが、似て非なるものなので、アパートの内見をされる際は間違えないように注意しましょう。
これは、光コンセントが設置されている場合は最大1Gbpsの快適な通信速度でインターネットを利用できますが、電話線(モジュラージャック)やLANポートの場合は最大でも100Mbps以下しか速度が出ないためです。
光回線のWebサイトから確認する
気になるアパートの賃貸物件を見つけた時に、希望の光回線が導入されているかどうか確認したいのであれば、光回線事業者の公式サイトをチェックするのも1つの手です。
まずフレッツ光や光コラボの場合、下記リンクよりアクセスできるNTT西日本/NTT東日本の公式サイトから、お住まいのアパートの住所を入力することで、簡単に光回線の工事済みマンションかどうかを確認することができます。
また、NTTのフレッツ光・光コラボ以外の光回線サービスについては、下記の公式ページからアパートへの対応状況を確認することが可能です。
上記に挙げた独自回線の光回線はフレッツ光・光コラボとの互換性が無いため、契約を結ぶには各光回線サービスの設備が導入されたアパートを選択して入居する必要があります。
そのため、独自回線にあたる光回線サービスへの申し込みを検討されている場合は、必ず各事業者の公式サイトなどでアパートへの対応状況を確認しておくようにしましょう。
【独自回線】
- NTTの未利用回線を利用している
- 混雑に強く通信速度が速い
- 提供エリアが限られる
- 乗り換え時に必ず工事が必要
【光コラボ】
- フレッツ光の回線を利用している
- 他の光コラボに工事不要で乗り換え可能
- 通信速度が遅い(独自回線との比較)
- 夜間に速度が低下しやすい
→光回線の種類について詳しく知りたい方はこちら
アパートの管理会社や大家に光回線があるかどうか確認する
前項で少し触れたように、アパートに光回線が工事済みかどうか確認する方法はいくつもありますが、一番手間がかからず確実なのはアパートの管理会社や大家さんに直接問い合わせることです。
賃貸情報サイトの記載だけでは「どの事業者の光回線を導入しているか」がわからないこともあるため、契約したい光回線サービスが決まっている方は、不動産屋などさんを通じて事前に問い合わせをしておくのが良いでしょう。
賃貸物件においてインターネット回線情報は入居者をより多く募るための重要なセールスポイントの1つですから、入居希望者が質問すればすぐにでも教えてもらえるでしょう。
↓↓なお、下記の画像リンクでは光回線のおすすめ22社について詳しく解説をおこなっています。
各光回線サービスごとの料金や通信速度、キャンペーンなどの詳細をわかりやすく載せていますので、お住まいのアパートにどの光回線が導入できるかが確認出来たら、こちらの記事も併せてチェックしてみて下さい。
アパートに光回線が工事済みのパターンって何なの?
アパートに光回線が工事済みだからといって、入居後すぐに光回線でインターネット接続ができるわけではありません。
光回線の工事済みには下記3つのパターンがあり、アパートの工事済みの状態がどのパターンに該当するかによって、インターネット開通までの入居後の対応が違ってきます。
- パターン1.:部屋にインターネットが開通している(インターネット完備物件)
- パターン2.:賃貸物件内の共有部分まで光回線が通っている(インターネット対応物件)
- パターン3.:賃貸物件に光回線がない(光回線未対応)
以下で各パターンの詳細と注意点をわかりやすく解説するので、光回線が利用できるアパート選びに役立ててください。
パターン1.:部屋にインターネットが開通している(インターネット完備物件)
インターネット完備物件とは、下記のような状態のアパートのことを指します。
- 各部屋にインターネットを利用するための設備工事が完了している
- インターネットサービスを利用するための契約が済んでいる
この場合は配線工事や申し込みなどの手続きが不要なため、入居後すぐにインターネットを利用することが可能です。
ただし、各部屋に導入されているインターネット回線は光回線であるとは限らず、通信速度に劣るCATV(ケーブルテレビ)回線やモバイル回線(ホームルーターなど)の可能性があることには注意して下さい。
そのため、光回線が利用できるアパートを希望するなら、アパートの管理会社や大家さんにどの種類のインターネット回線を利用できるかを事前に確認するようにしてください。
また、インターネット完備物件に入居する際は、下記のメリット・デメリットを把握した上で契約に臨まれることをおすすめします。
メリット | 入居後すぐにインターネットが利用可能 面倒な契約や手続きが省ける 回線の契約に掛かる事務手数料や初期費用がかからない |
---|---|
デメリット | 家賃や管理費にインターネット費が含まれており、割高になっているケースもある プロバイダを自由に選べない 契約回線が光回線とは限らない(CAテレビなど) 回線のサービスや品質に満足できない可能性がある |
パターン2.:賃貸物件内の共有部分まで光回線が通っている(インターネット対応物件)
インターネット対応物件とは、下記のような状態のアパートのことを指します。
- アパートの共有スペースに光ファイバーの引き込み工事が完了している
- 各部屋への配線工事が完了していない可能性がある
- インターネットサービスを利用するための契約が済んでいない
こういった物件では光回線と契約するかどうかは入居者の任意であるため、インターネット利用するには入居者が個別に回線事業者やプロバイダと契約しなければいけません。
そんなインターネット対応物件のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 自分の条件にあった契約プランを選べる フレッツ光の導入済みアパートなら好きな光コラボと契約できる |
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デメリット | 自分自身で契約手続きを進めなくてはいけない 各部屋への配線工事が必要な場合がある 契約回線が光回線とは限らない 入居後すぐにインターネットを利用できない |
インターネット対応物件の一番のメリットは契約する光回線サービスを選べることで、それぞれの事業社・申し込み窓口で提供されているキャッシュバックキャンペーン、料金や通信速度を自由に比較し検討することができます。
なお、下記リンク先の記事ではアパートやマンションにおすすめの光回線を比較していますので、どの光回線サービスと契約していいかわからないという方は、本項目と併せて参考にしてみましょう。
パターン3.:賃貸物件に光回線がない(光回線未対応)
アパートで光回線を利用するには、建物の共有スペースに回線終端装置という装置を設置し、そこから各部屋にケーブルを配線する必要があり、そのためにはかなり大掛かりな工事が必要になります。
光回線に未対応のアパートというのはその工事が実施されていない状態にあるので、入居者の一存で建物全体に光回線の導入をおこなうのはほぼ不可能です。
しかし、入居者が管理会社や大家さんに許可を取ることで、個別に光回線の戸建てプランを導入することは可能なので、その場合はアパートのオーナーと話し合って戸建てプランとの契約を検討するのが良いでしょう。
ただし、その場合は光回線の戸建てプランに申し込む時と同じ工事費がかかる(入居者の自己負担)ため、その他2つのパターンと比べて初期費用がかさんでしまうことには注意が必要です。
また、無断で光回線の工事をおこなうと後々トラブルに発展してしまう可能性が高いので、管理会社や大家さんの許可なしで工事をするのは絶対にやめましょう。
アパートで光回線を利用する手順!
次はアパートで光回線を利用する際の手順を下記3つのケースに分けて解説します。
- アパートに光回線のコンセントがあり工事済みの場合
- アパートに光回線のケーブルとコンセントがある場合
- アパートに光回線設備が未導入の場合
以下で各ケースごとに手順の詳細と注意点をわかりやすく解説するので、アパート入居時の参考にしてください。
アパートに光コンセントがあり各部屋への配線工事が済んでいる場合
アパートの住戸に光回線のコンセントがある(各部屋への配線工事済み)の場合の、申し込みから利用開始までの手順は下記の通りです。
- 管理会社や大家に契約状況を確認する
- 必要に応じてルーターを設置する
- インターネットが使えるか確認する
続いて、上記の3ステップについて詳しく解説をおこなっていきます。
STEP1:管理会社や大家に契約状況を確認する
アパートの各部屋に光コンセントがすでに設置されている場合は、回線事業者やプロバイダとの契約が完了している「インターネット完備物件」である可能性が高いです。
ただし、場合によっては以前の入居者が配線の撤去をしているケースもあるため、一応アパートの管理会社や大家さんに「光回線は使えるか」と「どの回線事業者が利用できるのか」を確認しておくようにしましょう。
また、こういった光回線の完備物件には、通信料金が家賃に含まれている「インターネット無料物件」とそうでない物件があります。
月々の費用の負担に直結することですので、この点についてもしっかりと事前に確認を取っておくようにして下さい。
STEP2:必要に応じてルーターを設置する
インターネット接続する通信端末が1台だけでLANケーブルを使った有線接続でいいなら、部屋に備え付けられているONUで事足りますが、下記のような場合には別途ルーターを設置する必要があります。
- 複数の通信端末を通信速度を落とさず有線で接続したい
- 通信端末をWiFiで接続したい(ただし無線LAN機能付きONUなら不要)
ちなみに、使用するルーターによって接続可能台数や通信速度は異なるため、ご自分で購入される場合はそういった利用環境にあったルーターを選ぶようにしましょう。
また、契約する回線事業者やプロバイダによってはWiFiルーターの無償レンタルを実施しているので、初期費用を抑えたい方、使用するルーターにこだわりがない方はそういった特典がある光回線と契約するのもおすすめです。
STEP3:インターネットが使えるか確認する
ここまでの手順を踏めばインターネット接続が可能になっているはずですので、ブラウザを立ち上げたりYouTubeの動画を視聴してみるなどして、実際にインターネットに接続できるかを確認してください。
なお、万が一インターネット接続できない場合は、インターネット契約の不備があったり、光ケーブルの断線・通信機器の故障などのトラブルの可能性も考えられます。
この場合は、できるだけ速やかに管理会社や大家に相談するか、契約中の回線事業者・プロバイダに問い合わせるなどしてください。
光回線の開通予定日当日であっても、朝一でインターネットにつなげるようになるという保証はなく、場合によっては開通のタイミングが午後~夕方にずれ込むこともあります(大概は開通完了のメールやSNSが届く)。
そのため、アパートで光回線を利用する際は「開通予定日中に開通すれば御の字」くらいの感覚で、インターネットに接続できるまでのんびりと待つようにしましょう。
アパートに光コンセントがあるが契約手続き・各部屋への配線工事が済んでいない場合
アパートに光回線のケーブルとコンセントがある場合の手順は下記の通りです。
- 管理会社や大家に契約状況を確認する
- 利用したい光回線と契約する
- 案内書類とONUなどの機器が届く
- 開通日にONUやルーターを設置する
以下で各手順の詳細と注意点をわかりやすく解説するので、入居後のインターネット接続時の参考にしてください。
STEP1:管理会社や大家に契約状況を確認する
アパートに光回線のケーブルとコンセントがあれば光回線の工事が住んでいる証拠ですが、必ずしも管理会社や大家が光回線サービスとの契約を済ましているとは限りません。
例え回線工事が完了していたとしても、回線事業者・プロバイダとの契約をしていなければ光回線は利用できませんので、入居後スムーズに回線利用するためにもその点は管理会社や大家にしっかりと確認しておきましょう。
また、すでにアパート側で光回線サービスとの契約が済んでいる場合、入居者個人で回線契約を結んでしまうと料金が二重でかかってしまう可能性もあるので、こちらも同様に注意して下さい。
プロバイダとはインターネットサービスプロバイダ(Internet Service Provider)の略で、インターネット利用者と回線業者の橋渡しをする役割を担っています。
インターネットを使うには、回線事業者とプロバイダの両方を契約することが必要ですが、ネット回線とプロバイダが一体になった回線事業者もあります。
この場合、回線事業者と契約するだけで完了するので、プロバイダの申込みは必要ありません。
→プロバイダについて詳しく知りたい方はこちら
STEP2:利用したい光回線を契約する
回線事業者やプロバイダとの契約が必要な場合は入居者が希望する光回線サービスとの契約が必要ですが、必ずしも希望通りの光回線と契約できるわけではないことは了解しておきましょう。
例えばフレッツ光の回線設備が導入されているアパートの場合は、「フレッツ光」及びフレッツ光との互換性がある「光コラボ」の光回線サービスと契約が可能です。
しかし、auひかり、NURO光などの独自回線やケーブルテレビ回線などの光回線に属さない通信サービスは、それぞれの回線設備が導入されている特別なアパートでしか利用できない可能性が高いです。
どうしてもお住まいのアパートに対応していない光回線サービスと契約したい場合は、自分の部屋に個別で光ケーブルを引き込むことも可能ですが、その場合は必ず回線工事が必要なので余分な手間や費用がかかります。
もちろん、光回線と個別契約をする場合は管理会社や大家さんの許可も必要ですので、基本的にはお住まいのアパートに導入されているものと同じ種類の光回線に申し込むのが手間・費用面ともにおすすめです。
【独自回線】
- NTTの未利用回線を利用している
- 混雑に強く通信速度が速い
- 提供エリアが限られる
- 乗り換え時に必ず工事が必要
【光コラボ】
- フレッツ光の回線を利用している
- 他の光コラボに工事不要で乗り換え可能
- 通信速度が遅い(独自回線との比較)
- 夜間に速度が低下しやすい
→光回線の種類について詳しく知りたい方はこちら
なお、下記リンク先の記事ではアパートやマンションにおすすめの光回線を比較していますので、どの光回線サービスと契約していいかわからないという方は、本項目と併せて参考にしてみましょう。
STEP3:開通日など案内書類とONUなどの機器が届く
光回線事業者との契約が済めば、後日、開通日などの案内書類とONUなどの機器が届くので、後は回線開通日を待つだけです。
回線工事が必要な場合は開通まで1~3ヶ月ほどかかりますが、工事済みのアパートであれば局内工事(無派遣工事)のみで開通できるため、最短1~2週間ほどでインターネットが利用できるようになります。
そのため、同じような立地・条件で工事済みと未工事の物件があれば、光回線工事済みの物件を優先して入居を検討されるのがおすすめです。
STEP4:開通日にONUやルーターを設置する
光回線サービスへの申し込み後に届く案内書類(またはメール・SNS)に記載された開通日になれば、ONUやルーターを設置することでインターネットに接続することが可能です。
ONUやルーターは基本的に設定不要で使用できますが、PC・スマホ側でインターネットの接続設定をおこなう必要があるので、下記に記載する手順で設定を進めていきましょう。
- PC画面右下にある「インターネットアクセス(電波マークのアイコン)」をクリック
- ポップアップ画面に現れたSSID一覧から該当するSSIDをクリック
- 接続ボタンをクリック
- パスワードを入力
- 「接続済み」になったら設定完了
↓↓なお、下記の動画では有線接続(PC)によるインターネットの接続設定について分かりやすく解説されていますので、本項目と併せて参考にしてみることをおすすめします。
- ホーム画面の「設定」をタップ
- 設定画面で「無線」メニューをタップ
- 「WiFi」を開く
- 「WiFi」ボタンをONにする
- ネットワーク名(SSID)を選択
- パスワードを入力する
- 接続を確認する
↓↓なお、下記の動画では無線接続(WiFi)によるインターネットの接続設定について分かりやすく解説されていますので、こちらも併せて参考にしてみましょう。
インターネット設定をする時に入力するSSIDとパスワード(暗号化キー)は、上記画像のようにONUやルーター本体の底面にシール等で記載されていますので、設定をおこなう際はそちらを確認してみましょう。
アパートに光回線設備が未導入の場合
アパートに回線設備が導入されていない場合の光回線の申し込み手順は下記の通りです。
- 大家や管理会社からの許可を得る
- 利用したい光回線と契約する
- 工事日を調整する
- 開通工事&ルーターの接続設定
以下で各手順の詳細と注意点をわかりやすく解説するので、入居後のインターネット接続時の参考にしてください。
STEP1:大家や管理会社からの許可を得る
回線設備の無いアパートで光回線を利用したいと思ったら、まずは大家や管理会社へ光回線を利用したい旨を相談して、アパートに光ケーブルを引き込む許可を取りましょう。
光回線設備が何もないアパートで光回線を利用する際は、建物の壁面に穴あけやビス止めなどの工事が必要になる可能性があるため、大家や管理会社の許可なしで勝手に光回線契約はできません。
万が一、無断で開通工事を済ませてしまうと、損害賠償を請求されたり原状回復を要求されて多額の改修費用が発生するなど、後々面倒な自体に発展する可能性もありますので絶対にやめて下さい。
といっても、大家さんや管理会社にお願いをすれば必ず許可をもらえるというわけではありませんので、この場合は光回線の代わりに、ホームルーターなどのWiFi機器を利用することも視野に入れておくのが良いでしょう。
なお、下記リンク先の記事ではおすすめのホームルーター9社の両きにゃ通信速度を詳しく比較していますので、興味のある方はぜひ本記事と併せて参考にしてみて下さい。
・おすすめのホームルーター(置くだけWiFi)9社を徹底比較
STEP2:利用したい光回線を契約する
アパートの管理会社や大家からの許可が得られたら、以下の5つのポイントに注目して契約する光回線選びを進めていきましょう。
- 提供エリア→光コラボがおすすめ
- 月額料金→スマホセット割がある所を優先する
- 通信速度→独自回線がおすすめ
- 契約期間→基本的には縛りなし・2年・3年の3種類
- キャンペーンや特典→キャッシュバックや割引があるものを優先する
ただし、アパートでは導入済み物件の少なさから独自回線とは契約しづらい面があるため、基本的には光コラボの光回線サービスを優先して検討していくのがおすすめです。
【独自回線】
- NTTの未利用回線を利用している
- 混雑に強く通信速度が速い
- 提供エリアが限られる
- 乗り換え時に必ず工事が必要
【光コラボ】
- フレッツ光の回線を利用している
- 他の光コラボに工事不要で乗り換え可能
- 通信速度が遅い(独自回線との比較)
- 夜間に速度が低下しやすい
→光回線の種類について詳しく知りたい方はこちら
また、「どの光回線サービスと契約していいかわからないと」いう方には、下記リンク先の記事でおすすめの光回線をわかりやすく比較していますので、本記事と併せて参考にしてみると良いでしょう。。
・光コラボのおすすめ事業者を料金や通信速度などの一覧で比較!
STEP3:工事日を調整する
光回線名 | 申し込みから回線開通 までにかかる期間 |
---|---|
ドコモ光 | 約2週間~1ヶ月半 |
ソフトバンク光 | 最短6営業日~約1ヶ月 |
So-net光 | 1〜2ヶ月ほど |
GMOとくとくBB 光アクセス | 最短2~3週間(繁忙期:1~2ヶ月以上) |
おてがる光 | 約1週間~2.5週間ほど |
ビッグローブ光 | 最短7営業日 |
開通工事の日程はこちらからある程度の希望を出せることが多いですが、光回線サービスに申し込んでから実際に開通する(工事がおこなわれる)までには、上記表にあるとおりの日数がかかります。
どの光回線サービスであっても、申し込んですぐに通信サービスが利用できるようになるというわけでは無いため、できるだけ期間の余裕をもって申し込み手続きをおこなうのが望ましいです。
なお、「開通工事を待つ間、インターネットが使えないのは嫌だ」という方は、下記のようなモバイルルーターの無料レンタルサービス(開通まで)を実施している光回線に申し込むことをおすすめします。
開通工事&ルーターの接続設定
光回線サービスへの申し込み後に届く案内書類(またはメール・SNS)に記載された開通日になれば、モデムやルーターを設置することでインターネットに接続することが可能です。
ONUやルーターは基本的に設定不要で使用できますが、PC・スマホ側でインターネットの接続設定をおこなう必要があるので、下記に記載する手順で設定を進めていきましょう。
- PC画面右下にある「インターネットアクセス(電波マークのアイコン)」をクリック
- ポップアップ画面に現れたSSID一覧から該当するSSIDをクリック
- 接続ボタンをクリック
- パスワードを入力
- 「接続済み」になったら設定完了
↓↓なお、下記の動画では有線接続(PC)によるインターネットの接続設定について分かりやすく解説されていますので、本項目と併せて参考にしてみることをおすすめします。
- ホーム画面の「設定」をタップ
- 設定画面で「無線」メニューをタップ
- 「WiFi」を開く
- 「WiFi」ボタンをONにする
- ネットワーク名(SSID)を選択
- パスワードを入力する
- 接続を確認する
↓↓なお、下記の動画では無線接続(WiFi)によるインターネットの接続設定について分かりやすく解説されていますので、こちらも併せて参考にしてみましょう。
インターネット設定をする時に入力するSSIDとパスワード(暗号化キー)は、上記画像のようにONUやルーター本体の底面にシール等で記載されていますので、設定をおこなう際はそちらを確認してみましょう。
アパートにおすすめの光回線5選!
auひかり | ソフトバンク光 | ドコモ光 | So-net光 | ビッグローブ光 | |
---|---|---|---|---|---|
基本料金 | 【マンション】 ギガ:4,455円 ミニギガ:5,500円 【戸建て】 5,610円(1年目) 5,500円(2年目) 5,390円(3年目) | マンション:4,180円 戸建て:5,720円 10ギガ:6,380円 | マンション: 4,400円 戸建て:5,720円 10ギガ:6,380円 | 【so-net光M】 マンション:4,895円 戸建て:5,995円 【so-net光L】 マンション:5,995円 戸建て:7,095円 | マンション:4,378円 戸建て:5,478円 10ギガ:6,270円 |
実際の料金※1 | マンション:2,496円~3,498円 戸建て:3,796円 10ギガ:上記+858円 | マンション:2,393円 戸建て:3,933円 10ギガ:3,188円 | マンション:2,396円 戸建て:3,716円 10ギガ:4,301円 | 【so-net光M】 戸建て:5,019円 マンション:4,161円 【so-net光L】 戸建て:6,361円 マンション:5,261円 | 【1ギガ】 戸建て:3,651円 マンション:2,581円 【10ギガ】 戸建て:3,408円 マンション:2,904円 |
公表している 速度 | 最大1Gbps | 最大1Gbps | 最大1Gbps | 最大1Gbps | 最大1Gbps |
実際の 通信速度※2 | 下り:Mbps 上り:Mbps Ping値:ms | 下り:Mbps 上り:Mbps Ping値: ms | 下り:Mbps 上り:Mbps Ping値:ms | 下り: 316.71Mbps 上り: 312.73Mbps Ping値: 15.36ms | 下り: 355.41Mbps 上り: 308.18Mbps Ping値: 17.59 |
スマホの セット割引 | 【au】 最大1,100円割引 【UQモバイル】 最大858円割引 | ソフトバンク /ワイモバイル 最大1,100円割引 | ドコモのスマホ 最大1,100円割引 | 【au】 最大1,100円割引 【UQモバイル】 最大858円割引 | 【au】 最大1,100円割引 【UQモバイル】 最大858円割引 【BIGLOBE】 220円割引 |
契約事務 手数料 | 3,500円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,500円 | 3,300円 |
初期 工事費 | 41,250円 | 【通常】 22,000円 【屋内配線あり】 11,660円 【出張工事無し】 3,300円 | 通常:31,680円 無派遣:4,620円 | 26,400円 | 【通常】 28,600円 【屋内配線あり】 18,260円 【無派遣】 3,300円 |
キャッシュ バック | 最大82,000円 | 最大30,000円 | 最大40,000円 | 最大50,000円 | キャッシュバック 40,000円 or 月額料金1,628円 ×12ヶ月割引 |
その他の キャンペーン | 他社違約金還元 (最大30,000円まで) 工事費無料 初月基本料無料 auひかり電話が 最大35ヶ月無料 | 工事費無料 dポイント2,000P贈呈 (10ギガは17,000P) WiFi機器無料レンタル | 工事費無料 他社解約金負担 開通までルーター 無料貸出 【10ギガのみ】 6ヶ月間料金500円& ホームゲートウェイ 6ヶ月間無料 | 工事費無料 訪問設定無料 WiFiルーター無料 (レンタル) セキュリティ ソフト無料 | 光テレビ加入で 10,000円還元 工事費無料 無線LANルーター 無料レンタル (1年間) |
※更新日:2024/11/21
※1:光回線とwifiセット&新規契約 ※1:実際の料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度→みんなのネット回線速度から引用
ここでは、アパートにお住まいの方におすすめの光コラボ及び、独自回線の光回線サービスの紹介をしていきます。
同じ光回線と呼ばれるサービスでも、それぞれにおすすめできる点・おすすめできない点は大きく異なりますので、以下に記載する解説をしっかりとお読みいただき、光回線選びの参考にしていただければ幸いです。
【独自回線】
- NTTの未利用回線を利用している
- 混雑に強く通信速度が速い
- 提供エリアが限られる
- 乗り換え時に必ず工事が必要
【光コラボ】
- フレッツ光の回線を利用している
- 他の光コラボに工事不要で乗り換え可能
- 通信速度が遅い(独自回線との比較)
- 夜間に速度が低下しやすい
→光回線の種類について詳しく知りたい方はこちら
auひかり(GMOとくとくBB)
auひかり×GMOとくとくBB | |
---|---|
月額料金 | 【戸建て】 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目:5,390円 【マンション】 4,455円~5,500円 |
実際の月額料金 ※1 | 戸建て:3,796円 マンション:2,496 ~3,498円 |
公表している 通信速度 | 最大1Gbps |
実際の通信速度 ※2 | 下り: 726.6Mbps 上り: 658.76Mbps Ping値: 12.98ms |
契約期間 | 戸建て:3年 マンション:2年 |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | 戸建て:41,250円(特典で実質無料) マンション:33,000円(特典で実質無料) |
スマホセット割引 | auスマホでは毎月最大1,100円割引 UQモバイルで毎月最大858円割引 (離れて住んでいる家族も対象) |
キャンペーン | キャッシュバック 最大82,000円 |
その他の特典 | 他社違約金負担 工事費実質無料 初月基本料無料 ひかり電話 最大35ヶ月無料 |
※更新日:2024年11月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
auひかりはフレッツ光との互換性が無い独自回線にあたる光回線サービスであり、利用者数の少ないダークファイバー(NTTの未利用回線)を利用していることから、回線の混雑が起きにくく回線速度に優れるという特長があります。
その代わりにauひかりには対応しているアパートが少ないというデメリットもありますが、その点は戸建てプランと個別契約を結ぶことで解消できるため、通信速度にこだわる方にはピッタリな光回線サービスです。
特にauまたはUQモバイルのスマホを利用している方は、月々最大1,100円のスマホ料金の割引を受けられますので、優先的にauひかりの導入を検討することをおすすめします。
↓↓なお、下記にauひかりでFPSゲームをプレイしてみた動画を載せていますので、同光回線サービスの使用感を知りたい方はぜひ視聴してみて下さい。
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ソフトバンク光(株式会社STORY)
ソフトバンク光(株式会社STORY) | |
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月額料金 | 戸建て:5,720円 マンション:4,180円 10ギガ:6,380円 |
実際の月額料金 ※1 | 戸建て:3,933円 マンション:2,393円 10ギガ:3,188円 |
公表している通信速度 | 1ギガ:1Gbps 10ギガ:10Gbps |
契約期間 | 2年 |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | <「工事費サポート はじめて割」適用で0円> 立ち合い工事必要:31,680円 立ち合い工事不要:4,620円 |
スマホセット割引 | ソフトバンク、ワイモバイルスマホの 通信料月々1,100円割引 |
キャンペーン | 最大40,000円キャッシュバック 転用、事象者変更は19,000円キャッシュバック 10ギガは月額料金が6ヶ月間500円& ホームゲートウェイ6ヶ月間無料 |
その他の特典 | 他社への違約金・撤去費負担(10万円) 開通までWiFiルーター無料貸出 オプション初月無料 工事費実質無料 |
※更新日:2024年11月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
ソフトバンク光は光コラボにあたる光回線サービスであり、NTTフレッツ光の回線設備との互換性があることから、一部の山間部・離島は除くほぼ日本全国で契約がおこなえるのが最大のメリットです。
また、ソフトバンク光の正規代理店である「株式会社STORY」では、上記表にあるとおりの高額キャッシュバックを最短2ヶ月で受け取ることができるため、数ある申し込み窓口の中でも最もおすすめできます。
おまけにソフトバンクかワイモバイルのスマホをお持ちなら、月々最大1,100円のスマホ代の割引も受けられるので、両キャリアのユーザーはぜひ優先してソフトバンク光へ申し込むようにしましょう。
↓↓なお、下記にソフトバンク光でFPSゲームをプレイしてみた動画を載せていますので、同光回線サービスの使用感を知りたい方はぜひ視聴してみて下さい。
ソフトバンク光の評判や口コミはこちら
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ドコモ光(GMOとくとくBB)
ドコモ光×GMOとくとくBB | |
---|---|
月額料金 | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
実際の 月額料金 ※1 | 戸建て:4,302円 マンション:3,000円 |
公表している 通信速度 | 最大1Gbps |
実際の 通信速度 ※2 | 下り: 371.43Mbps 上り: 335.36Mbps Ping値: 18.45ms |
契約期間 | 2年 |
事務手数料 | 3300円 |
工事費用 | 屋内配線工事あり;22,000円 屋内配線工事なし:11,660円 立ち会い工事なし:3,300円 |
スマホセット割引 | ドコモスマホとセットで 毎月最大1100円割引 (離れて住んでいる家族も対象) |
キャンペーン | キャッシュバック 最大100,000円 1ギガプラン契約で dポイント2,000P 10ギガ契約は dポイント1,7000P |
その他の特典 | 新規工事費無料 パケットパック 毎月最大3,850円割引 同一シェアグループ内に 2回線以上の 「ドコモ光」 の契約がある場合、 2回線目以降の1回線あたり 毎月330円割引 WiFiルーター 無料レンタル 他社違約金を 最大15,000円まで補償 |
※更新日:2024年11月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
ドコモ光もソフトバンク光と同じ光コラボにあたる光回線サービスで、フレッツ光の回線設備が導入されているアパートであれば、ほぼ日本全国どこでも契約ができるところが最大の強みです。
また、ドコモ光では20社を超えるプロバイダと自由に契約ができるため、利用できるキャンペーンや特典がプロバイダの数だけ豊富にあるという点も見逃せないメリットになっています。
そして、そんなドコモ光のプロバイダの中でも「GMOとくとくBB」は特にキャッシュバック金額が高いので、ぜひ優先的に申し込みを検討されることをおすすめします。
プロバイダとはインターネットサービスプロバイダ(Internet Service Provider)の略で、インターネット利用者と回線業者の橋渡しをする役割を担っています。
インターネットを使うには、回線事業者とプロバイダの両方を契約することが必要ですが、ネット回線とプロバイダが一体になった回線事業者もあります。
この場合、回線事業者と契約するだけで完了するので、プロバイダの申込みは必要ありません。
→プロバイダについて詳しく知りたい方はこちら
↓↓なお、下記の動画ではドコモ光でFPSのゲームをプレイしてみた様子を収録していますので、ドコモ光の使用感を知りたい方はぜひご覧になってみて下さい。
ドコモ光の口コミや評判はこちら
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ドコモ光のメリットでデメリットはこちら
So-net光M(So-net光M公式)
So-net光 M | |
---|---|
月額料金 | 戸建て:5,995円 マンション:4,895円 |
実際の月額料金 ※1 | 戸建て:5,019円 マンション:4,161円 |
公表している 通信速度 | 最大1Gbps |
実際の 通信速度 ※2 | 下り: 316.71Mbps 上り: 312.73Mbps Ping値: 15.36ms |
契約期間 | なし |
事務手数料 | 3,500円 |
工事費用 | 標準:26,400円 無派遣工事:3,300円 (新規は実質無料) |
スマホセット割引 | NUROモバイルをセットで申し込むと 月額792円割引き(1年間) |
キャンペーン | 【戸建て】 2年間月額料金 月1,617円割引き 【マンション】 2年間月額料金 月1,375円割引き |
その他の特典 | オプションサービス 6ヶ月無料 |
※更新日:2024/11/21
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度は「みんなのネット回線速度」から引用
So-net光も光コラボにあたる光回線サービスの1つですが、その特筆すべき点は「契約者の任意で自由にプランを変更できる」という点です。
通常プランであるSo-net光Mと高速通信プランであるSo-net光Lを任意で切り替えることで、費用の節約や快適性のアップなどを自由自在に実現できるため、これまでの光回線とは全く違う利便性を実感することができます。
So-net光には恒久的に利用できるスマホセット割が無いため、料金面では大手光回線サービスにやや劣りますが、TPOに合わせて自由に回線プランの切り替えをしたい方は、ぜひ導入を検討してみると良いでしょう。
So-net光 S/M/Lの料金やサービス内容、特典はこちら
ビッグローブ光(ビッグローブ光公式)
ビッグローブ光 | |
---|---|
月額料金 | 【1ギガ】 戸建て:5,478円 マンション:4,378円 【10ギガ】 戸建て:6,270円 マンション:6,270円 |
実際の 月額料金 ※1 | 【1ギガ】 戸建て:3,651円 マンション:2,581円 【10ギガ】 戸建て:3,408円 マンション:2,904円 |
公表している 通信速度 | 最大1Gbps |
実際の通信速度 ※2 | 【1ギガ】 下り: 355.41Mbps 上り: 308.18Mbps Ping値: 18.33ms |
契約期間 | 3年 |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | 新規(1ギガ)は3年契約で実質無料 新規(10ギガ)は2年契約で実質無料 屋内配線工事あり:28,600円 屋内配線工事なし:18,260円 立ち合い工事無し:3,300円 土日祝は別途3,300円必要 ひかり電話工事1,100円 |
スマホセット割引 | au・UQモバイルのセット割引で毎月最大1,100円割引 ビッグローブモバイルのセット割引で毎月最大220円割引 |
キャンペーン | 【1ギガ(A/Bを選択)】 特典A:40,000円キャッシュバック 特典B:12ヶ月間1,628円/月割引き 【10ギガ(A/Bを選択)】 特典A:40,000円キャッシュバック 特典B:12ヶ月間月額料金割引き (戸建て792円/マンション1,892円) ★1ギガ10ギガともにCB17,000円増額(5月21日まで)★ |
その他の特典 | 新規工事費無料 開通月月額料金無料(1ギガ/10ギガともに) ビッグローブ光テレビ加入で10,000円還元 10ギガは1年間月額料金値引き(1ギガの金額) 1ギガルーター1年間無料 (月額550円) |
※更新日:2024年11月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
ビッグローブ光もNTTフレッツ光と互換性のある光コラボの光回線サービスですが、光コラボでありながらau・UQモバイルのスマホセット割が利用できるという特長があります。
それでいてキャッシュバックや割引などの特典も豊富であり、料金面でも通信速度でも大手光回線サービスと肉薄するほどのレベルの高さを誇っているため、スマホセット割を抜きにしても非常におすすめの光回線サービスです。
そのため、「au・UQユーザーだけどauひかりの非対応アパートに住んでいる」という方は、ぜひ優先的にビッグローブ光への申し込みを検討していただきたいところです。
↓↓また、下記の動画ではビッグローブ光でFPSゲームをプレイしてみた様子をご紹介していますので、事前に使用感をしっかりと確かめた上で申し込みの検討をしていただければと思います。
ビッグローブ光の評判や口コミはこちら
ビッグローブ光のキャンペーンはこちら
アパートで光回線の工事の許可は管理会社や大家さんには必要?
結論から言えば、アパートで光回線の工事が必要な場合には、必ず事前に管理会社や大家さんに許可を取る必要があります。
ここでは、そんな工事の許可どりをせずに勝手に実施してしまったらどうなるのか、さらにはアパートのオーナーに工事の許可が取れなかった時の対処法などについて、分かりやすく解説していくことにしましょう。
アパートで光回線を勝手に工事してもバレない?
アパートで光回線の工事を許可を得ずに実施した場合、退去するまでバレないなんてこともよくあります。
もちろん、退去時にはオーナーによる室内のチェックがおこなわれるため、光コンセントの有無などで光回線の工事をおこなったことが発覚することになりますが、その後の対応もオーナーによってまちまちです。
ただし、ほとんどの場合でアパートの契約書には退去時に原状回復の義務が発生することが記載られているでしょうから、オーナーから回線の撤去・費用負担を求められた場合は、当然拒否することはできません。
実際に勝手に光回線の工事をした上に退去時の原状回復義務の履行を怠った結果、裁判沙汰に発展したというj例もあるため、くれぐれも自分の判断だけで勝手に工事をおこなうのはやめましょう。
アパートで光回線を勝手に工事してしまった場合はどうすればいい?
管理会社や大家さんの許可が必要だと知らずに、アパートで光回線を勝手に工事してしまったという話も時折耳にしますが、この場合はできるだけ早急にその経緯を管理会社や大家さんに連絡してください。
光回線があることは賃貸アパートにとってプラスの要因であるため、悪意があって故意にしたことではないことを管理会社や大家さんに説明してわかってもらえれば、事後報告でも許してもらえる可能性は十分にあります。
最悪なのは退去後に勝手に工事をしたことが発覚して、訴訟沙汰に発展してしまうことですので、こういった問題はできる限り該当アパートに住んでいるうちに解決を図るようにしましょう。
アパートで、光回線の導入を大家さんや管理会社に反対された場合はどうすればいい?
ネット社会と言われる今、光回線に対して理解のある大家さんや管理会社は少なくないため、光回線の導入を二つ返事で許可してくれる大家さんや管理会社は多くなっています。
しかし、全ての大家さんや管理会社がそうとは言えないので、光回線の導入を反対されることもあるでしょうが、その場合は下記の3つのポイントを踏まえて、大家さんや管理会社に相談してみることをおすすめします。
- 光回線の工事内容をわかるように説明する
- アパートの壁に穴があく可能性もきちんと伝える
- アパートを退去する時や撤去する時の対応も伝える
- どうしても許可が下りない場合はWiFiの利用を検討する
なお、契約する光回線サービスや工事をおこなう業者によっては、ビス止めの代わりにテープでケーブルや配管の固定をしてくれることろもあります。
光回線の工事に必ずしも穴あけやビス止めが必要というわけではないので、どういった工事が必要になるかは、申し込みをする前に各回線事業者に問い合わせをしておくと良いでしょう。
また、どうしても工事の許可が下りない場合は光回線の契約をあきらめて、下記リンク先の記事に詳細を載せているホームルーターやモバイルルーターなどの、工事不要で使える通信サービスの導入を検討してみるのもおすすめです。
・おすすめのホームルーター(置くだけWiFi)9社を徹底比較
・工事不要で契約できる!1人暮らしにおすすめのおすすめのポケット型WiFiは?
アパートで光回線を使用する時のルーターのつなぎ方やおすすめって?
ここでは、アパートで光回線を使用する時のルーターのつなぎ方やおすすめ機種に付いて解説します。
- アパートで光回線を使用する時のルーターのつなぎ方って?
- アパートで利用する光回線におすすめルーター
続いて、上記2つの項目について以下で詳しく解説していくので、アパートで光回線を使用する時の参考にしてください。
アパートで光回線を使用する時のルーターのつなぎ方は?
光回線サービスへの申し込み後に届く案内書類(またはメール・SNS)に記載された開通日になれば、モデムやルーターを設置することでインターネットに接続することが可能です。
モデムやルーターは基本的に設定不要で使用できますが、PC・スマホ側でインターネットの接続設定をおこなう必要があるので、下記に記載する手順で設定を進めていきましょう。
- PC画面右下にある「インターネットアクセス(電波マークのアイコン)」をクリック
- ポップアップ画面に現れたSSID一覧から該当するSSIDをクリック
- 接続ボタンをクリック
- パスワードを入力
- 「接続済み」になったら設定完了
↓↓なお、下記の動画では有線接続(PC)によるインターネットの接続設定について分かりやすく解説されていますので、本項目と併せて参考にしてみることをおすすめします。
- ホーム画面の「設定」をタップ
- 設定画面で「無線」メニューをタップ
- 「WiFi」を開く
- 「WiFi」ボタンをONにする
- ネットワーク名(SSID)を選択
- パスワードを入力する
- 接続を確認する
↓↓なお、下記の動画では無線接続(WiFi)によるインターネットの接続設定について分かりやすく解説されていますので、こちらも併せて参考にしてみましょう。
インターネット設定をする時に入力するSSIDとパスワード(暗号化キー)は、上記画像のようにONUやルーター本体の底面にシール等で記載されていますので、設定をおこなう際はそちらを確認してみましょう。
アパートで利用する光回線におすすめルーター
続いてアパートで利用する光回線におすすめなルーターを厳選して紹介します。
当記事がアパートでの光回線利用時におすすめするルーターは下記の3つ機種です。
- バッファロー:WSR-1500AX2S
- NEC:WG1200HP4
- ELECOM:WRC-X1500GS-B
以下で各ルーターの特徴やおすすめポイントをわかりやすく解説するので、ルーター選びの参考にしてください。
①バッファロー:WSR-1500AX2S
WSR-1500AX2S | ||
---|---|---|
無線LAN | 準拠規格 (最大転送速度) | 1,201Mbps |
有線LAN | 伝送速度 | LANポート:最大1Gbps×3 INTERNETポート:最大1Gbps×1 |
電源 | AC100V 50/60Hz | |
消費電力 | 最大8.8W | |
外形寸法 (幅×高さ×奥行) | 40×148×133mm (アンテナおよび突起部を除く) | |
重さ | 約300g | |
動作保証環境 | 温度:0〜40℃ 湿度:10〜85% | |
保証期間 | 1年間 | |
主な付属品 | スタンド ACアダプター LANケーブル(0.5m) 取扱説明書 保証書(取扱説明書に記載) |
このWRC-X1500GS-B最大の特徴は、大容量・多台数通信に強い 新しいWiFi規格「WiFi6(11ax)」に対応している点です。
従来の「WiFi 5(11ac)」規格では各通信端末に対して順に通信するため待機時間がありましたが、こちらのWRC-X1500GS-Bであれば、多台数の通信端末と同時に接続をしても通信の順番待ちが発生しづらくなっています。
1人暮らしの方にはややオーバースペック気味と言えますが、家族で複数台数の通信端末を同時使用するご家庭には非常におすすめルーターです。
②NEC:WG1200HP4
WG1200HP4 | ||
---|---|---|
無線LAN | 準拠規格 (最大転送速度) | 867Mbps |
有線LAN | 伝送速度 | LANポート:最大1Gbps×1 |
電源 | AC100V±10% 50/60Hz | |
消費電力 | 最大8.0W | |
外形寸法 (幅×高さ×奥行) | 約33×146×97mm (アンテナおよび突起部を除く) | |
重さ | 約200g | |
動作保証環境 | 温度:0〜40℃ 湿度:10~90% | |
保証期間 | 1年間 | |
主な付属品 | スタンド ACアダプター LANケーブル(0.5m) 取扱説明書 保証書(取扱説明書に記載) |
本機は先に紹介した大容量・多台数通信に強い 新しいWiFi規格「WiFi6(11ax)」に対応しているWSR-1500AX2Sと比べると通信速度や安定した通信状態の維持における基本性能は若干劣ります。
とはいえ、回線の混雑に強く・安定したインターネット接続を維持できるIPv6方式に対応しているので、LANケーブルを介した有線接続においては、非常に安定した通信が維持できるルーターです。
そのため、本機はPCメインでオンラインゲームをされる方や、WiFiで接続する機器の少ない単身世帯の方などにおすすめのルーターと言えます。
「IPv6」は、「IPv4」に次ぐ最新のインターネットプロトコルの規格です。IPv6はIPv4でのIPアドレスの枯渇の問題などを背景に開発されました。
IPアドレスは、インターネット上での住所のようなもので、IPアドレスでどこからどこへデータを送信するのが確定してはじめてインターネット上での通信が可能になります。
IPv4のIPアドレスは約43億個に限られるのに対し、IPv6では約340澗個(340兆の1兆倍の1兆倍)のIPアドレスが使用可能が利用でき、事実上、無限大にIPアドレスを割り当てできます。
また、IPv6では、「IPoE」による新しい接続方式が利用可能で、従来の「PPPoE」による接続方式と比べると、高速に通信できます。
道路で例えると、従来のPPPoE方式では車線が少なく混雑が起きやすいのに対し、新方式のIPoE方式は車線が増えて渋滞が解消されるイメージです。
IPv6対応のサービスへのりかえることで、通信速度の向上と安定が期待できます。
→IPv4について更に詳しくみる
→IPv6について更に詳しくみる
③ELECOM:WRC-X1500GS-B
WRC-X1500GS-B | ||
---|---|---|
無線LAN | 準拠規格 (最大転送速度) | 867Mbps |
有線LAN | 伝送速度 | LANポート:最大1Gbps×1 |
電源 | AC100V±10% 50/60Hz | |
消費電力 | 最大8.0W | |
外形寸法 (幅×高さ×奥行) | 約33×176×97mm (アンテナおよび突起部を除く) | |
重さ | 約200g | |
動作保証環境 | 温度:0〜40℃ 湿度:10~90% | |
保証期間 | 1年間 | |
主な付属品 | スタンド ACアダプター LANケーブル(0.5m) 取扱説明書 保証書(取扱説明書に記載) |
本機の最も大きな特徴は、特定の通信端末に的を絞って集中的に電波を送信する技術である「ビームフォーミング」に対応している点が挙げられます。
この技術は従来のように全方位に電波が拡散されることが無いため、各通信端末の電波が届くまでの減衰率が大幅に低下し、より安定したWiFi通信がおこなえるというメリットがあります。
また、最新の通信規格である「WiFi6」にも対応しているので、複数端末での接続による速度の低下も起きにくく、1人でも家族と一緒でも快適にインターネットを利用していくことが可能です。
なお、現在多くの光回線サービスではモデムに無線機能が付属していたり、WiFiルーターを別途レンタル可能な事業社もなども豊富に存在しています。
下記の画像リンクでは、そんな事業者の中から抜粋した光回線のおすすめ22社について詳しく解説をおこなっていますので、ぜひ本記事と併せてチェックをしてみて下さい。
アパートで使う光回線を選ぶ際の注意点
アパートで使う光回線を選ぶ際の注意点は下記の3つです。
- 光回線の工事は必ず大家さんか管理会社から許可をとる必要がある
- アパートが光回線の提供エリア内でなければ契約できない
- 同じ光回線でも申し込み窓口によって金額が変わる
以下で各注意点の詳細をわかりやすく解説するので、アパートで使う光回線選びの参考にしてください。
光回線の工事は必ず大家さんか管理会社から許可をとる必要がある
お住まいの建物が賃貸アパートである場合、その所有権は賃貸物件のオーナーにあるため、光回線の導入工事などで建物に何らかの手を加える際には必ずオーナーの許可が必要になります。
また、賃貸アパートの契約にはほぼ100%と言っていいほど確実に「原状回復義務」に関する条件が盛り込まれており、賃借者にはアパートなどを退去する際に、借りていた部屋を入居する前の状態に戻す義務があります。
つまり、賃貸アパートのオーナーから求められれば、光回線の撤去工事をしなければいけないということですので、賃貸物件で個別に光回線と契約をする際は、できるだけ慎重に検討をおこなうようにして下さい。
実のところ、もともと光回線が使えなかったアパートで住人が個別(自己負担)で光回線を引いてくれるというのは、物件のオーナーにとっては案外ありがたい話でもあります。
「新しく入居する部屋で光回線の導入工事が必要ない」というのは、これから住むアパートを探している人にとってはメリットであり、賃貸主側にとっても大きな付加価値になるためです。
実際の話、光回線の導入許可を取る際にはあっさりとOKしてくれたり、退去時には「むしろ撤去されちゃ困る!」なんて言うくらいのオーナーの方が多いほど。
そのため、しっかりと事前に管理会社や大家さんと相談をしておけば、ほとんどの場合でアパートの退去時に撤去費用が発生することもありません。
アパートが光回線の提供エリア内でなければ契約できない
光回線を利用するには、そのサービスに対応した回線設備(光ファイバーケーブルなど)が必要なので、お住まいのアパートがお目当ての光回線サービスの提供エリア外であれば、その事業者と契約することはできません。
また、光回線の集合住宅プランは、アパートやマンションなどの共有スペースに専用のインターネット接続装置を設置する必要があるため、建物に導入されている種類の光回線以外とは契約できないことも多いです。
これを具体的に言えば、フレッツ光の回線設備を導入しているアパートであればフレッツ光・光コラボの光回線と契約できますが、専用の回線設備を利用するauひかりやNURO光などの独自回線とは契約することができません。
そのため、アパート全体で利用されている以外の光回線サービスを使用したいと考えている方は、公式サイトのエリア検索メニューなどから、お住まいのアパートで希望する光回線サービスが導入可能かを確認するようにしましょう。
↓↓なお、主な独自回線の光回線サービスの提供エリアは下記の通りになっていますので、これから申し込みをしようと検討されている方は、ぜひ参考にして下さい。
独自回線事業者 | 提供エリア |
---|---|
auひかり | 北海道:北海道 東北:青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島 関東:東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・栃木 甲信越:山梨・長野・新潟北陸:富山・石川・福井 中国:岡山・鳥取・島根・広島・山口 四国:香川・徳島・愛媛・高知 九州:福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島 |
ピカラ光 | 四国:愛媛・香川・高知・徳島 |
メガエッグ | 中国:広島・山口・岡山・島根・鳥取 |
BBIQ | 九州:福岡:長崎県・宮崎県・熊本県 |
コミュファ光 | 愛知・ 岐阜・ 三重・ 静岡・長野 |
NURO光 | 北海道:北海道 東北: 宮城県(※10Gのみ) 関東: 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬県 東海: 愛知・静岡・岐阜・三重 関西:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良 中国: 広島・岡山 九州:福岡・佐賀 |
【独自回線】
- NTTの未利用回線を利用している
- 混雑に強く通信速度が速い
- 提供エリアが限られる
- 乗り換え時に必ず工事が必要
【光コラボ】
- フレッツ光の回線を利用している
- 他の光コラボに工事不要で乗り換え可能
- 通信速度が遅い(独自回線との比較)
- 夜間に速度が低下しやすい
→光回線の種類について詳しく知りたい方はこちら
同じ光回線でも申し込み窓口によって金額が変わる
光回線の申し込み窓口は、大きく分けて下記の4つがありますが、どの申し込み窓口から申し込むかによって、キャッシュバック金額や特典が違ってきます。
- 公式ホームページ
- 代理店のWEBサイト
- 店頭(スマホショップ、家電量販店など)
- 訪問や電話による勧誘
基本的に公式サイトで開催している特典やキャンペーンは、どの窓口から申し込んでも適用されますが、よりお得に光回線を利用したいなら、独自のキャッシュバック特典を実施している代理店サイトからの申し込みがおすすめ。
基本的に、ほとんどの光回線サービスでは公式特典と代理店の独自キャンペーンの併用が可能であり、2つの特典を組み合わせることで、金額的な負担をより多く減らすことができるようになります。
ただし、イマイチな代理店の中には、キャンペーンの適用を受けるために有償オプションや他サービスへの加入などの無茶な条件と突き付けてくるところもあるため、光回線の代理店選びはできるだけ慎重におこないたいところです。
光回線の申し込み窓口を選ぶ際には、下記の条件に合うものを優先的に選ぶことで、契約後になって後悔することになる事態を極力減らすことができます。
- キャッシュバックの受け取りまでにかかる期間→できるだけ短い方が◎
- メインの特典とその他の特典が併用できるか→併用できる特典が多いほど◎
- 特典の適用条件の緩さ→オプション加入不要のものを優先的に選ぶ
基本的に「工事費無料」や「スマホ料金の割引」などの料金に直接かかわる特典は公式キャンペーンにあたり、「現金キャッシュバック」などの窓口によって額が変わる特典は代理店独自の特典であることが多いです。
このうち、公式キャンペーンはどこの窓口から申し込んでも同様に適用を受けられるものなので、申し込み窓口を検討する際は「現金キャッシュバック」に注目して検討をおこなうのがおすすめです。
アパートの光回線でよくある質問
最後にアパートの光回線でよくある下記4つの質問に回答します。
- アパートで光回線に繋ぐにはどうしたらいい?
- アパートに戸建てタイプは導入できる?
- アパートで光回線の工事をしてもいいの?
- アパートに工事なしで光回線は導入できる?
どの質問もアパートで光回線を利用する方の多くが抱く問題ばかりですので、ここでしっかりと正しい回答を理解した上で光回線の申し込みに臨むようにしてください。
アパートで光回線に繋ぐにはどうしたらいい?
入居したアパートに光回線の引込工事が完了しているかどうかで、光回線を利用するための方法や過程が全く違ってきます。
- 工事済みの場合:導入済みの光回線サービスと契約する
- 各部屋への配線が未工事の場合:①光回線サービスと契約する→②配線工事をする
- 光回線の未導入物件の場合:①オーナーに許可どり→②個人で光回線の戸建てプランと契約→開通工事
上記のうち「工事済みの場合」と「各部屋への配線が未工事の場合」は、開通までにかかる時間や手間の違いこそあれど、特にクリアするべきハードルなどもなく比較的簡単に光回線の利用が可能です。
ただし、「光回線の未導入物件」については導入のために管理会社や大家さんへの許可どりが必須ですし、建物の老朽化のためにそもそも工事ができなかったりするため注意が必要です。
なお、アパートで光回線を利用する方法については「アパートで光回線を利用する手順!」でわかりやすく解説しているので、入居したアパートがどのパターンに該当するかを確認した上でしっかりとチェックをしてください。
アパートに戸建てタイプは導入できる?
結論から言えば、賃貸アパートでも光回線の戸建てタイプと個別に契約することは可能で、アパートで光回線の戸建てタイプを利用するメリットとしては、主に以下のようなものがあります。
- 未導入アパートでも光回線を利用できる
- 老朽化などで配管工事が難しい場合でも直接部屋に光ケーブルを引き込める
- 他の住人と共有しないため回線が混雑しにくい
ただし、そんなメリットの裏には以下のようなデメリットも存在しますので、アパートで光回線の戸建てタイプを個別に導入される場合は注意して下さい。
- 工事費用は原則自己負担(交渉の余地あり)
- 管理会社や大家さんの許可が必要
- 建物の立地によっては光ケーブルを引き込めない
- 退去時に撤去費用がかかる場合がある
- 戸建てタイプは集合住宅タイプと比べて料金が高い
アパートで光回線の工事をしてもいいの?
してはいけないというわけではありませんが、後々起こりうるトラブルを未然に防ぐためにも、個人的な理由で光回線の工事をする時は管理会社もしくは大家さんの許可が必要です。
無許可で工事すると法律違反に該当するだけでなく契約違反となり、大きなトラブルに発展する可能性がありますので、アパートで光回線の工事をする際は、必ず管理会社もしくは大家さんの許可を得てからにしてください。
ただし、すでに光回線が通っているアパートにお住まいの場合で、設備の故障などの問題が発生した際には、オーナー側がその問題を解決する義務があります。
その場合はできるだけ早めにアパートの管理会社や大家さんに相談をして、補修や修理を手配してもらうようにしましょう。
アパートに工事なしで光回線は導入できる?
これから入居しようとしているアパートが「光回線の完備物件」であった場合、その物件は共有スペースの回線設備の導入と、各部屋の光コンセントの設置が済んでいる状態です。
そのため、入居者は新たに工事をすることなく光回線の導入が可能であり、この場合は入居してすぐに光回線を利用できる、初期工事費用が発生しないなどの様々なメリットがあります。
ちなみに、現在入居を検討中のアパートが光回線の工事済み物件かどうかは、賃貸情報サイトの契約条件を参照したり、不動産会社に確認を取ることで簡単に知ることが可能です。
同じ家賃・同じエリアに建っているアパートなら「光回線の完備物件」に入居した方がお得なので、これからお引越しをされる方はぜひ覚えておいて下さい。
アパートの光回線まとめ
ここまで、アパートで光回線を使う方法や注意点、おすすめの光回線サービスなどを詳しくご紹介してきました。
以下にここまでの内容を簡潔にまとめますので、実際にアパートへの入居や光回線の導入をされる際の最終チェックにお役立てください。
ではまず、「アパートに光コンセントがある場合の利用手順」についてまとめます。
- 管理会社や大家に契約状況を確認する
- 必要に応じてルーターを設置する
- インターネットが使えるか確認する
続いては、「光コンセントはあるが契約が済んでない場合の利用手順」です。
- 管理会社や大家に契約状況を確認する
- 利用したい光回線と契約する
- 案内書類とONUなどの機器が届く
- 開通日にONUやルーターを設置する
また、「アパートに光回線設備が未導入の場合の手順」についても同じようにまとめます。
- 大家や管理会社からの許可を得る
- 利用したい光回線と契約する
- 工事日を調整する
- 開通工事&ルーターの接続設定
アパートやマンションで利用することのできる光回線の集合住宅タイプは、戸建てタイプと比べて料金が安いというメリットがありますが、その代わりに戸建てプランほど柔軟に導入ができないというデメリットもあります。
とはいえ、本記事で解説している手順を正しく実行していただくことで、アパートにお住まいの方でもスムーズに光回線の利用を開始することができるはず。
まだ申し込む光回線サービスがお決まりでない方は、ぜひ下記の画像リンクの記事も併せて参考にしていただいて、自分にピッタリの光回線を見つけてみて下さい。
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