この記事では、光回線で利用するONUの設置手順や接続設定方法、および壊れた時の交換手続きについて詳しく解説しております。
また、ホームゲートウェイやルーター、モデムなど光回線で利用する周辺機器との違いやそれぞれの役割を説明し、ONUの調子が悪くなった時の対処法を具体例をあげて紹介していますので、是非ご覧ください。
ONUの役割を分かりやすく解説
ONUの役割を簡単にいうと、光回線から送られてくる光信号をパソコンなどが受信できるデジタル信号に変換するための装置です。
パソコンでは、光信号をそのまま端末に転送しているイメージがありますが、普段扱っている端末では光信号を直接読み取る事ができないので、光信号をデジタル信号に変換してから画面に表示されてはじめてwebページが閲覧できます。
逆も同じで、パソコンからは直接光信号を送信できないので、デジタル信号を光信号に変換して送る必要があります。
このように、光回線を使用する場合は、信号を変換するONUが必要不可欠です。
- ONUとモデムの違いは?
- ONUとホームゲートウェイの違いは?
- ONUとルーターの違いは?
- ONUは自分で購入する必要なし!
こちらではONUと各通信機器の違いについて説明します。
ONUとモデムの違いは?
パソコンなどの端末を持っていて、インターネットを利用した方ならモデムという言葉を何度も聞いたことがあるのではないでしょうか。
このモデムは電話回線で使用されるアナログ回線をデジタル信号に変換する装置で、ADSL回線やケーブルテレビの回線の送受信に用いられます。
ONUは光信号をデジタル信号に変換するのに対し、モデムはアナログ信号をデジタル信号に変換する装置です。
光回線が普及する前はADSLが主に使用されていましたが、ADSL回線は2025年1月にサービスが終了しますので、現在ADSL回線を使用されてる方はサービスが終了する前に光回線に移行することをおすすめします。
ONUとホームゲートウェイの違いは?
ONUは光信号とデジタル信号を変換する装置で、ONUのみでは1台の端末しか繋ぐ事ができませんが、ホームゲートウェイは光信号をデジタル信号に変換するだけではなく、Wi-Fi接続の機能を搭載しているので、複数の端末に繋げる事ができます。
このホームゲートウェイは、ひかり電話の機能が装備されたものであり、ひかり電話の利用を申し込んだ際には必ず契約したプロバイダから貸し出されます。
なお、ONUやホームゲートウェイは通信会社と契約した時にプロバイダからレンタルされるもので、家電量販店等で購入することはできません。
また、ほとんどのプロバイダーではONUやホームゲートウェイを無償でレンタルしてくれます。
ONUとルーターの違いは?
ONUは1台の端末に、しかも有線で繋げることしか出来ないのに対して、ルーターは複数の端末の接続が可能で、データーを中継する基地局の役割をもちます。
しかしルーターには、ONUのように光信号とデジタル信号を相互に変換する機能はついていないため、ONUとセットで利用する必要があります。
ルーターはWi-Fiの機能が搭載されているものが多く、無線で複数の端末に繋げる事が可能なのに加え、有線LANポートを4つ備えているので、TVなどへの有線接続にも対応しています。
ONUは自分で購入する必要なし!
ONUは契約した回線事業者やプロバイダがレンタルしてくれるので、購入の必要はありません。
なお、メルカリやヤフオクで販売されているのを見かけた方もいらっしゃるかと思いますが、ONUはプロバイダにより利用者の管理や認証がされており、他人から購入しても使用できないので注意してください。
また、ほとんどの回線事業者では月額料金に含まれているため無料レンタルとなりますが、中には有料の場合があるので契約する時にはしっかり確認をしてください。
ONUは数年利用すると、経年劣化したり最新の回線スピードに対応できないなど通信速度が出なくなる場合がありますが、回線事業者に連絡すると無料で最新のものに交換してくれるところが多くあるので安心ですね。
このONUは回線事業者からのレンタル品となるため、解約した際には返却が必要で、返却しない場合は引き続きレンタル料が請求されたり、買取代金を請求されるので必ず返却するようにしましょう。
ONUの接続手順や設定方法をわかりやすく解説!
光回線に申し込むと、宅内工事の際に工事業者がONUの設定接続してくれることがありますが、配送で送られてきて説明書を読みながら自分で設定をすることもあります。
機器の設定に自信がない方もいらっしゃるかもしれませんが、説明書の手順通りに接続するときちんと繋がりますので安心してください。
- 宅内機器がONUだけの場合
- 宅内機器・端末が複数ある場合
- PCでONUの接続設定をする方法
- スマホからONUの接続設定をする方法
ここでは、上記4点についてONUの接続方法や接続設定について説明していきます。
宅内機器がONUだけの場合
- ONUに光ファイバーを接続し光コンセントに繋ぐ
- ONUのアダプターを電源に挿す
- ONU前面のランプが緑色に点灯しているか確認→機器の接続完了
機器がONUのみの場合は上記のようにONUと屋内工事で設置した光コンセントを光ファイバーで接続し、緑色のランプが点灯すると機器の接続は完了となります。
ONUと光コンセントを光ファイバーで接続してから、ONUの電源を入れるようにして下さい。
宅内機器がONUだけの場合は、光コンセントと繋ぐだけなので作業内容はシンプルで簡単です。
宅内機器・端末が複数ある場合
- ONUに光ファイバーを接続し光コンセントにつなぐ
- ONUのアダプターを電源に挿す
- ONU前面のランプが緑色に点灯しているか確認
- ONUとルーターWANポートを付属のLANケーブルでつなぐ
- ルーターの電話機ポートと電話を電話機コードでつなぐ
- ルーターのLANポートと光テレビをLANケーブルでつなぐ
宅内機器がONUの他にルーターや電話機、光テレビなど複数ある場合の接続方法を説明します。
まずONUと屋内工事で設置した光コンセントを光ファイバーで接続し、ONUを電源に繋ぐと5分程度で緑色のランプが点灯し他の機器との接続準備が整います。
はじめにONUを光ファイバーで光コンセントと繋いでから電源ケーブルと接続し、次にONUとルーターのWANポートをONUに同封されているLANケーブルで接続します。
このルーターは、複数の端末に電波を飛ばす中継器の役割を果たすので、複数の機器を接続する際は最初につなげる必要があります。
ルーターとONUの接続が完了すると、電話機をルーターの電話機ポートにつなぎ、光テレビをルーターのLANポートに接続しますが、それぞれルーターの接続口が違うので無理やり押し込まずに確認しながら作業してください。
PCでONUの接続設定をする方法
ONUが無線LAN対応であれば、デジタル信号を飛ばしパソコン側で受れとれるので大変便利です。
また、ONUが無線LAN対応でない場合は、ルーターとONUを接続することで、家の中でWi-Fiの電波が飛びスマホやパソコンでインターネット接続が可能です。
パソコンでONU(Wi-Fi機能付き)の接続設定をする際には、ONUの側面に貼られているシールに記載されている「SSID」「暗号化キー(パスワード)」の入力が必要となるので、まずメモを取って準備をしましょう。
また、ONUの側面に貼られているシールの他、ONUが送られてくる箱に別途「SSID」「暗号化キー(パスワード)」が記載された紙が入っていることもあります。
「SSID」及び「暗号化キー(パスワード)」が手元に用意できたら、パソコンの電源を入れ接続設定をしていきます。
- 「スタート」をクリック
- 「設定」をクリック
- 「ネットワークとインターネット」をクリック
- 「Wi-Fi」をON
- 一覧の中からONU記載のSSIDと同じものを選択
- 「パスワード」にONU記載の暗号化キーを入力
- ブラウザを起動し、Webサイトの閲覧ができれば完了
パソコン(Windows11の場合)で接続設定を行う手順は上記の7ステップです。
まず、パソコンの画面下部の検索窓の横にあるスタートボタンをクリックしますが、これはキーボードの「windowsのロゴボタン」を押しても設定を選択する画面に移行します。
上記のとおりに進めていくと、「Wi-Fi」をONにした時にたくさんの電波が表示されますが、これは近所の家庭などで利用している電波が受信されているためです。
この一覧の中から「SSID」と同じものを選択し、「暗号化キー(パスワード)」を入力することでインターネットが利用できるようになります。
スマホからONUの接続設定をする方法
スマホでONU(Wi-Fi機能付き)の接続設定をする際にも、パソコンで設定したのと同様にONUの側面に貼られているシールに記載されている「SSID」「暗号化キー(パスワード)」の入力が必要となるので、まずメモを取りましょう。
また、ONUが送付されてきた箱に別途「SSID」「暗号化キー(パスワード)」が記載されている紙が入っていることもあります。
手元に「SSID」「暗号化キー(パスワード)」が用意できたら設定していきましょう。
スマホがAndroid、iPhoneの場合で設定方法が異なるので、お持ちのスマホに合わせてご覧ください。
まずは、スマホがAndroidの接続設定方法を解説します。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「インターネット」をタップ
- 「Wi-Fi」をON
- 一覧の中からONU記載のSSIDと同じものを選択
- 「パスワード」にONU記載の暗号化キーを入力
- 「接続」をタップ
- 「インターネット」画面で接続済の表示→完了
Androidスマホの設定手順は上記の8ステップです。
ホーム画面の設定から順に画面をタップし進んでいくと、「Wi-Fi」をONにした段階で多くの電波が表示されるので、手元に用意した「SSID」を選んで「暗号化キー(パスワード)」を入力してください。
最後に「接続」をタップすることで「インターネット」画面で接続済が表示されれば設定は完了し、webサイトの閲覧が可能です。
次にiPhoneの接続設定方法を解説します。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「Wi-Fi」をタップ
- 「Wi-Fi」をON
- 一覧の中からONU記載のSSIDと同じものを選択
- 「パスワード」にONU記載の暗号化キーを入力し「接続」をタップ
- 画面右上に「Wi-Fiのマークが表示」され「SSID」にチェックが入ったのを確認
- ブラウザを起動し、Webサイトの閲覧ができれば完了
iPhoneの設定手順は上記の7ステップです。
iPhoneではホーム画面の「設定」をタップすることで「Wi-Fi」の画面に移行するので、「Wi-Fi」をONにし、出てきた電波の一覧からONUに記載されている「SSID」を選んで「暗号化キー(パスワード)」を入力しましょう。
最後に「接続」をタップすると「Wi-Fiのマークが表示」され、インターネットの利用ができるようになります。
古くなったONUを最新のものに交換する手順は?
ONUは長年使用していると、インターネットの検索スピードが遅くなったり、ホームページを開くのに時間がかかるなどの不具合が出てきます。
また、ONUは24時間365日接続しているので、経年劣化や故障することもあります。
その場合は、契約している光回線事業者に連絡をし、スピードが遅くなった事や繋がらなくなった等の症状を伝えると、ほとんどの場合は無償で交換してくれます。
しかし、ただ古くなっただけで不具合が無い場合は交換してもらえない可能性があります。
古くなったONUを新しいものに交換すると新たに設定が必要となります。
- ONUのファームウェアをアップデートする手順
- ONUを新しい端末に交換する手順
ここでは、ONUのアップデートのやり方や新しいONUに変更する手順について解説していきます。
ONUのファームウェアをアップデートする手順
ONUは光信号とデジタル信号の変更装置の役割だけではなく、パソコンなど接続端末のコンピュータシステムを制御するファームウェアというソフトウェアが内蔵されています。
ファームウェアはハードウェアを動かすソフトウェアであり、コンピュータの不具合の改善や機能を追加するためにときおりアップデートが必要です。
更新するには、手動と自動の両方あり、自動である場合は何もしなくても更新されるので気にする必要はありませんが、手動の場合は「アップデートしてください」と通知があるので更新が必要です。
ファームウェアを手動で更新する方法は、ソフトウェアダウンロードの「ファームウェア」を選択し、アップロードするだけです。
自動更新する場合は心配ありませんが、手動でのアップロードを長く忘れていた場合は、ファームウェアのバージョンが古くなりウィルスが侵入する危険性が高まるので、通知があった時は必ずアップデートしてください。
ONUを新しい端末に交換する手順
ONUはインターネットを利用する時に必要となる機器で、耐用年数は7~10年と言われていますが、日々使っていると「通信速度が落ちる」「緑色のランプがつかない」「新しいサービスに対応しない」など様々な不具合が出ることがあります。
このようなトラブルが出てきたら、まず機器それぞれの電源を切り接続をやり直したり、LANケーブルを新しくするなどの対応が必要です。
上記のように対応した場合でも不具合が改善しない場合は、契約している光回線事業者にトラブルの状況を伝えONUを交換してもらうように依頼してください。
ONUが自然に壊れたり、不具合が生じた場合は無料で交換してくれる場合がほとんどですが、故意に壊してしまった場合は有償での交換となります。
また、ONUの使用年数が長くても利用に問題がない場合は交換に応じてもらえないことが多いので注意が必要です。
なお、ONUを新しいものと交換してもらった場合は、現在使用しているONUの返却が必要で返却しない場合は、レンタル料がかかったり、機器代金を請求されるので必ず返却してください。
新しいONUが届いたら、機器をつなぐことはもちろんのこと、設定に必要となる「SSID」「暗号キー(パスワード)」が異なるので再度設定を行いましょう。
では「宅内機器がONUだけの場合」「宅内機器・端末が複数ある場合」について説明をしていきます。
宅内機器がONUだけの場合
- ONUの電源をコードを抜き、光コードを外す
- 新しいONUを光コードに繋ぎ光コンセントを挿し、電源を入れる
- 新しいONUの「SSID」「暗号化キー」を確認
- パソコンの設定画面で新しい「SSID」「暗号化キー」を入力
- ホームページが開けたら完了
- 古いONUを返却
古いONUから新しいONUへの交換手順は上記の6ステップとなります。
新しく届いたONUは新たに配線し、パソコン側で「SSID」「暗号化キー(パスワード)」を入れ直し、新しいONU内の情報に更新することで使用できます。
ONUの配線の順番は宅内機器がONUだけの配線方法(同ページの見出しに飛びます)に、パソコンの設定についてはPCでONUの接続設定をする方法(同ページの見出しに飛びます)をご覧ください。
また、古いONUは返却しないとレンタル代金や機器代金を請求されるので、面倒と思わずに必ず返却しましょう。
宅内機器・端末が複数ある場合
- 「電話機」「光テレビ」「ルーター」と接続していたONU側の電話コード、LANケーブルを外す
- ONUの電源をコードを抜き、光コードを外す
- 新しいONUと「ルーター」「電話機」「光テレビ」を接続
- ホームページが開けたら完了
- 古いONUを返却
宅内機器や端末が複数台ある場合でONUを入れ替える手順は上記の7ステップです。
まず、新しく届いたONUを光コンセントに繋ぎ電源を入れ、ルーターとLANケーブルで接続し、その後電話機や光テレビをそれぞれのケーブルでつないでください。
新しく届いたONUの配線手順は宅内機器・端末が複数ある場合(同ページの見出しに飛びます)を見て行ってください。なお、パソコンの設定については不要となります。
ルーター一体型ONUってどんなもの?
ONUは、光回線をパソコンやスマホ等で利用できるように、光信号をデジタル信号に変換する役割を持つ変換機器で、光回線を利用する際に必要となります。
しかし、ONUのみだと1台の端末にしか繋げる事ができないので、複数の端末への接続を希望する場合は、ルーターを自前で用意したり、回線事業者やプロバイダからレンタルする必要があります。
また、ONUにはルーター機能が搭載されている一体型のものもありますが、オプション契約が必要な場合もあり費用がかかることがあります。
なお、光回線を申し込む際に同時にひかり電話を申し込むと、ルーターが一体型のONUが無料レンタルでき、スマホやパソコン等複数の端末を繋げるので、ルーターを自前で準備する必要はありません。
このルーター一体型のONUはパソコンを無線LAN(Wi-Fi)で繋げる事も可能なうえ、LANケーブルを使用して有線での接続もできるので大変便利です。
また、パソコンを有線LANで利用するメリットとしては、「通信速度が安定」「ダウンロードやアップロードが無線に比べて早い」ことがあげられます。
ですので、ルーター一体型のONUの利用では、パソコンは有線LAN接続、スマホなどの携帯端末はWi-Fi接続と使い分けている方も多くいます。
- 通常のONUとルーター一体型ONUの見分け方
- ルーター一体型ONUのレンタルにはひかり電話への加入が必要
- ルーター一体型ONUの接続・設定方法
- ルーター一体型ONUを無料レンタルできるおすすめの光回線
ここでは、ルーター一体型のONUについて解説し、またルーター一体型ONUを無料レンタルできるおすすめの光回線について紹介します。
通常のONUとルーター一体型ONUの見分け方
通常のONUは背面にあるLANケーブルを繋げるLANポートが一つしかないので、一体型のONUとすぐに見分けがつきます。
また、一体型のONUにはLANポートが複数あるほか、側面や底部に「SSID」と「暗号化キー(パスワード)」が書かれた紙が貼付されています。
ルーター一体型ONUには、パソコンやスマホなどの携帯端末を利用できる無線LAN(Wi-Fi)機能がついているため、別途ルーターを用意する必要が無く大変経済的です。
光回線を契約する際には、レンタルするONUにルーター機能が付いているかどうか事前に確かめるようにしましょう。
ルーター一体型ONUのレンタルにはひかり電話への加入が必要
ルーター一体型ONUは、光信号をデジタル信号に変換する「ONU」と複数の機器との接続機能がある「ルーター」が一体となった機器で、ひかり電話に加入することで無料レンタルしてくれます。
光回線事業者はそれぞれひかり電話を提供しており、NTTが発番した電話番号であればそのまま変わらず利用できますが、他の光回線事業者が発番した番号は継続利用ができないので注意が必要です。
新規に光回線を申し込んだ時に、ひかり電話に加入しない場合はルーター機能がないONUが手元に届くので、ルーターを自分で用意する必要があります。
しかし、有償とはなりますが光回線事業者やプロバイダでレンタルしているので、家電量販店やネットで購入するのが面倒な場合はレンタル料などをあらかじめ聞いておきましょう。
また、光回線事業者やプロバイダではキャンペーンで、キャッシュバックの他にルーターの無料レンタルやプレゼントしているところがあるので、ひかり電話に加入しない方はこれらを利用するのもおすすめです。
ルーター一体型ONUの接続・設定方法
ルーター一体型ONUは、宅内に引き込んだ光ファイバーから送られる光信号をデジタル信号に変換することで、インターネットに接続できるようにする変換器の役割と、複数の端末をWi-Fiで接続できるルーターの役割を併せ持つ機器です。
光回線事業者で契約すると時にひかり電話を申し込むとルーター一体型ONUが無料でレンタルできますが、接続方法は宅内機器がONUだけの場合(同ページの見出しに飛びます)と同じです。
この機器にはルーター機能が内蔵されているため、Wi-Fiの接続設定は不要で光コンセントと光ファイバーでつなぐだけなのでとても簡単です。
ルーター一体型ONUを無料レンタルできるおすすめの光回線
おすすめの光回線 | ドコモ光 | auひかり | NURO光 |
---|---|---|---|
公表している速度 | 最大1ギガ | 最大1ギガ | 最大2ギガ |
実際の通信速度※2 | 下り: 277.22Mbps 上り: 324.18Mbps | 下り: 672.43Mbps 上り: 796.43Mbps | 下り: 632.41Mbps 上り: 642.5Mbps |
基本料金 | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 | 戸建て 1年目:6,160円 2年目:6,050円 3年目:5,940円 マンション:5,005~6,050円 | 戸建て:5,700円 マンション:2,090~2,750円 |
実際の料金※1 | 戸建て:3,716円 マンション:2,396円 | 戸建て:3,796円 マンション:2,496~3,498円 | 戸建て:3,412円 マンション:1,487~2,147円 |
スマホのセット割引 | ドコモスマホ 月額1,100円割引 | auスマホ :月額1,100円割引 UQスマホ :月額858円割引 | ソフトバンクスマホ :月額1,100円割引 NUROモバイル :月額792円割引 |
キャッシュバックキャンペーン | 1ギガ:25,000円 10ギガ:40,000円 | 最大82,000円 | 最大45,000円 |
その他のキャンペーン | 1ギガ:dポイント2,000ptプレゼント 10ギガ:dポイント17,000ptプレゼント 工事費無料 WiFiルーター無料レンタル | 他社違約金負担 工事費実質無料 初月基本料無料 ひかり電話最大35ヶ月無料 | 工事費無料 他社の違約金60,000円まで還元 Wi-Fiレンタル無料 2ヶ月間お試し利用可能 |
※更新日:2024/10/04
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度→みんなの回線速度から引用
光回線では申し込みを行うとONUが無料でレンタルされますが、ルーターは自分で用意する必要があります。
しかし、光電話の申し込みを行わなくてもルーター一体型ONUを無料レンタルできたり、プロバイダ特典としてルーターを無料で貸し出している光回線があります。
- ドコモ光
- auひかり
- NURO光
上記の3社がルーター一体型ONUを無料レンタルしているおすすめの光回線となりますので、以下で詳しくご紹介していきます。
ドコモ光
ドコモ光(NNコミュニケーションズ) | |
---|---|
月額料金 | 戸建て:5,720円 マンション4,400円 |
実際の月額料金 ※1 | 戸建て:3,716円 マンション:2,396円 |
公表している 通信速度 | 最大1Gbps |
実際の通信速度 ※2 | 下り: 277.22Mbps 上り: 324.18Mbps Ping値: 18.25ms |
契約期間 | 2年 |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | <特典で実質無料> 工事あり:22,000円 屋内配線がある:11,660円 立ち合い工事無し:3,300円 |
スマホセット割引 | ドコモスマホとセットで毎月最大1,100円割引 (離れて住んでいる家族も対象) |
キャンペーン | 1ギガは25,000円キャッシュバック 10ギガは40,000円キャッシュバック Dポイント2,000ptプレゼント 10ギガ契約でDポイント17,000ptプレゼント |
その他の特典 | パケットパック毎月最大3,850円割引 同一シェアグループ内の「ドコモ光」 2回線目以降は1回線あたり毎月330円割引 WiFiルーター無料レンタル |
※更新日:2024年10月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
ドコモ光で無線LANを利用するにはルーターを準備する必要がありますが、契約と同時に光電話に加入した場合は「ドコモ光電話対応ルーター」がレンタルされます。
「ドコモ光電話対応ルーター」は光電話機能の付いたONU一体型ルーターで、無線LAN機能を搭載しているので、スマホやパソコン等複数台の端末に接続が可能です。
ただし、無線LAN機能を使うためには東日本エリアで330円、西日本エリアでは110円の月額料金がかかるので注意が必要です。
光電話に加入しない場合は、無線LANルーターを「家電量販店やネットで購入する」「ドコモ光で提供しているルーターを購入する」「ドコモ光のプロバイダからレンタルする」など3つの方法があります。
上記の3つのうちでは、プロバイダからのレンタルがおすすめです。
ドコモ光の代理店であるNNコミュニケーションズからの申し込みで、提携プロバイダから高性能でIPv6通信が可能なルーターの無料レンタルを受けることができます。
このWi-Fiルーター無料レンタル特典があるのは、ドコモ光のプロバイダ22社のうち12社です。
- @nifty
- OCN インターネット
- GMOとくとくBB
- andline
- SIS
- BIGLOBE
- ic-net
- hi-ho
- Tigers-net.com
- BB.excite
- @TCOM
- @ちゃんぷるネット
ドコモ光×NNコミュニケーションズの公式ページ→https://nn-com.co.jp/docomo/
ドコモ光の口コミや評判はこちら
ドコモ光のキャッシュバックはこちら
ドコモ光のキャンペーンはこちら
ドコモ光のメリットでデメリットはこちら
auひかり
auひかり×GMOとくとくBB | |
---|---|
月額料金 | 【戸建て】 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目:5,390円 【マンション】 4,455円~5,500円 |
実際の月額料金 ※1 | 戸建て:3,796円 マンション:2,496 ~3,498円 |
公表している 通信速度 | 最大1Gbps |
実際の通信速度 ※2 | 下り: 672.43Mbps 上り: 796.43Mbps Ping値: 14.45ms |
契約期間 | 戸建て:3年 マンション:2年 |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | 戸建て:41,250円(特典で実質無料) マンション:33,000円(特典で実質無料) |
スマホセット割引 | auスマホでは毎月最大1,100円割引 UQモバイルで毎月最大858円割引 (離れて住んでいる家族も対象) |
キャンペーン | キャッシュバック 最大82,000円 |
その他の特典 | 他社違約金負担 工事費実質無料 初月基本料無料 ひかり電話 最大35ヶ月無料 |
※更新日:2024年10月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
auひかりに申し込むと、ひかり電話の加入の有無を問わず無線LAN機能が搭載された「ホームゲートウェイ」が送られてきます。
このホームゲートウェイは「光信号をデジタル信号に変換するONU」「複数の端末を接続するためのWi-Fiルーター」「光電話接続機能」の3つの役割をもつ多機能ルーターです。
このホームゲートウェイで無線LAN機能を使う場合は550円の月額料金がかかり、無線LAN機能を利用せず自前でルーターを用意する場合は利用料金がかかりません。
また、auスマホで「auスマートバリュー」を適用している場合や、UQモバイルで「自宅セット割(インターネット)」の適用がある場合は、無線LAN機能の月額料金550円が無料となります。
auひかりをGMOとくとくBBから申し込むと、キャッシュバック特典の他にWi-Fiルータープレゼントの特典があります。
このWi-Fiルーターは「BUFFALO WSR-1500AX2S」でインターネットが高速なIPv6通信に対応し、セキュリティも強固な機種となっているので、自前で用意するよりとてもお得です。
auひかり×GMOとくとくBB→https://gmobb.jp/
auひかりの評判や口コミはこちら
auひかりのキャンペーンはこちら
auひかりのキャッシュバックはこちら
auひかりの乗り換え方法はこちら
NURO光
NURO光 | |
---|---|
月額料金 | 2ギガ戸建て(2年):5,700円 10ギガ戸建て(3年):5,700円 |
実際の月額料金 ※1 | 2ギガ戸建て(2年):3,412円 10ギガ戸建て(3年):3,992円 |
公表している 通信速度 | 2ギガ:最大2Gbps 10ギガ:最大10Gbps |
実際の通信速度 ※2 | 下り: 632.41Mbps 上り: 642.5Mbps Ping値: 11.59ms 上り(10ギガ):1105Mbps 下り(10ギガ):2712Mbps |
契約期間 | 2年・3年 |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | 戸建て&マンション:44,000円 (特典で実質無料) |
スマホセット割引 | ソフトバンクスマホとセットで毎月最大1,100円割引 NUROモバイルとセットで毎月792円割引 |
キャンペーン | 45,000円キャッシュバック オプション申し込みで20,000円キャッシュバック |
その他の特典 | 新規工事費無料 WiFiルーターは無料レンタル可能 他社の違約金を60,000円まで還元 2ヶ月間お試し利用可能 |
※更新日:2024年10月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
NURO光に申し込むと光電話の契約の有無にかかわらず「ルーター機能付きONU」が送られてきます。
これは、光ケーブルで送られる光信号をデジタル信号に変換するONUと、Wi-Fi機能のついたルーターが一体となっているもので、ルーター機能を利用しても料金は無料です。
そのため、NURO光を申し込んだ場合は、自前でルーターを準備する必要はなく、他の光回線事業者と契約するよりも費用がかからずお得です。
しかし、NURO光からレンタルされるルーターは9種類あり、それぞれ通信速度などの性能に差があります。
スペックの低いルーターが届いた場合は、「通信速度が遅い」「通信が良く途切れる」など不具合を具体的にNURO光に伝えることで無料交換が可能です。
また、NURO光で電話機能を申し込んだ際はテレフォニーアダプター(TA)が別途必要となり、関東・北海道エリアで550円、近畿・東海・九州エリアで330円の月額レンタル料が必要です。
なお、NURO光公式ページから申し込むと45,000円のキャッシュバック特典の他に無料で「ルーター機能付きONU」が自宅に届くのですぐにインターネットを始められます。
また、NURO光forマンション公式ページからの申し込みで25,000円のキャッシュバック特典があり、こちらも戸建てプランの申し込み同様に「ルーター機能付きONU」が受け取れます。
NURO光の公式ページ→https//www.nuro.jp/
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NURO光へ乗り換える方法はこちら
これって不具合?ONUのトラブルはランプで見分けられる!
ONUには4種類のランプがあり、上から「認証(AUTH)ランプ」、「UNIランプ」「光回線ランプ(PON/TEST)」「電源ランプ(POWER/FAIL)」となります。
ONUが正常に機器に接続され光信号を変換しデジタル信号を無事に送れている場合は、緑ランプがすべて点灯しています。
しかし、これらが消灯している場合は、ONUやホームゲートウェイ、周辺機器のトラブルが考えられます。
- 「認証(AUTH)ランプ」が消灯している場合
- 「UNIランプ」が消灯している場合
- 「光回線ランプ(PON/TEST)」が消灯している場合
- 「電源ランプ(POWER/FAIL)」が消灯している場合
- 「PPP」ランプが消灯している場合(ホームゲートウェイ)
ここでは、上記5点について解説していきます。
「認証(AUTH)ランプ」が消灯している場合
認証ランプ(AUTH)ランプの消灯は、ONUが正常に作動していないために起こります。
この場合はまずONUの電源を抜き再起動します。
それでも認証ランプ(AUTH)が点灯しない場合は、ONUの不具合が考えられるので、契約している光回線事業者に連絡し、ONUを新しいものに交換してもらいましょう。
「UNIランプ」が消灯している場合
UNIランプの消灯は、ONUと機器の接続がうまくいっていないために起こります。
ONUとWi-Fiルーターを接続するLANケーブルに問題があることが多いので、両方の機器にケーブルがきちんと接続されているか確認しましょう。
もし、LANケーブルがきちんと接続されているにも関わらずUNIランプが点灯していない場合は、LANケーブルを新しいものに取り換えるようにして下さい。
それでもUNIランプが緑色に点灯しなければ、パソコンとONUを直接LANケーブルで接続してみましょう。
ONUとパソコンを有線LAN接続しUNIランプが点灯すれば、Wi-Fiルーターの故障で、点灯しない場合はONUが故障していることがわかります。
Wi-Fiルーターが故障している場合は新規に用意し、またONUが故障している場合は契約している光回線事業者に連絡し新しいものに取り換えてもらってください。
「光回線ランプ(PON/TEST)」が消灯している場合
「光回線ランプ(PON/TEST)」が消灯している場合は、光コンセントからONUまで光信号が正常に届いていないことが考えられます。
まずは、光ケーブルと電源を抜き再起動してください。
それでも光回線ランプが点灯しない場合は、光回線事業者に状況を詳しく伝え連絡し新しいONUと交換してもらいましょう。
「電源ランプ(POWER/FAIL)」が消灯している場合
「電源ランプ(POWER/FAIL)」が消灯している場合は、ONUがコンセントにきちんと挿し込まれていない可能性があります。
ONU側の差込口と電源がきちんと接続されているか確認し、それでも「電源ランプ(POWER/FAIL)」が点灯しない場合は、違う場所のコンセントに差し込んで下さい。
その際、緑色のランプが点灯すれば自宅のコンセントの異常で、点灯しない場合はONUの異常なので、光回線事業者に連絡し新しいONUと交換してもらってください。
また、「電源ランプ(POWER/FAIL)」が消灯ではなく、赤点滅しているときもONUの故障の合図ですので、交換が必要です。
「PPP」ランプが消灯している場合(ホームゲートウェイ)
ホームゲートウェイの「PPP」ランプが消灯している場合は、インターネットに接続できていない場合に起こりますが一時的な不具合である可能性があります。
ホームゲートウェイなどの機器は長期間使用していると不具合が起こることがあるので、一度電源を落とし再起動してください。
ONUを再起動することで正常にインターネットに接続できることがほとんどです。
それでもランプが点灯しない場合は、初めに設定した情報がリセットされている可能性があるので、パソコンで「SSID」と「暗号化キー(パスワード)」を入力し再設定してください。
故障かな?と思ったら…ONUのトラブル解決法
ONUは光信号をデジタル信号に変換する機器であり、またルーター機能を搭載しているものはスマホなどの携帯端末をWi-Fi接続できるので、常時LANケーブルや電源と繋がれています。
「最近インターネットの速度が遅いな」「Wi-Fiの届きが悪いな」など通信速度や電波状況がおかしいなと思ったら、常時接続しているONUを一度リセットすることで状況が改善されることがあります。
- まずはONUやルーター、PCの再起動を試してみる
- LANケーブルに異常は無いか確認してみる
- 故障したONUは無料で交換してもらえる場合が多い
ここでは、「ONUの故障かな?」と思った場合のトラブル解決法について上記の3点を解説していきます。
まずはONUやルーター、PCの再起動を試してみる
- PC→ルーター→ONUの順番に電源を切る
- 5分程度放置
- ONU→ルーター→PCの順番に電源を入れる
ONUは長期間利用していると、小さな不具合が溜まりCPUの処理能力が低下してしまいます。
このように本来の性能を発揮できなくなった場合は、再起動することでリセットされ不具合が解消されることが多くあります。
再起動の手順はまずパソコン、ルーター、ONUの順に電源を抜き、5分ほど放置し、電源を切ったのとは逆の順序で電源を入れていきます。
ONUの再起動は、半年に1度、心配な方は2~3ヶ月に1度行うと快適な状態でインターネットを利用できます。
LANケーブルに異常は無いか確認してみる
LANケーブルに断線や劣化があるとインターネットに接続できない原因となり、最悪発火してしまう可能性もあります。
そのため、「最近インターネットの速度が遅い」や「インターネットの接続が切れることが多くなった」など通信状況が悪化した場合はLANケーブルに異常があるか確認してください。
機器の再起動(同ページの見出しに飛びます)をしても正常にインターネットが利用できない場合はLANケーブルを交換すると正常に戻る可能性があります。
また、LANケーブルの規格により通信速度が十分に出ない場合があるので、1ギガの場合はCAT.5e(カテゴリー5e)以上、10ギガの場合はCAT.6A(カテゴリー6A)以上を用意しましょう。
故障したONUは無料で交換してもらえる場合が多い
ONUは光回線事業者から貸し出されているもので、故障原因が長期利用による劣化や故障による場合は無料交換してもらえる場合が多くあります。
しかし、故意に破損させて場合は有償での交換となります。
契約している光回線事業者に連絡すると、業者が修理や交換をする場合もありますが、郵送で送られてきた時は古いONUを必ず返却してください。
ONUについてのよくある質問
- ONUは自分で用意(購入)したものを使える?
- ルーター一体型ONUなしで無料でWiFiを使う方法はある?
- ONUはどのくらいの頻度で交換すべき?
ONUは光信号をデジタル信号に変換する役割があり、パソコンやスマホなどの端末を利用するために必ず設置する機器となります。
しかし、ONUの利用に関してさまざまな疑問があると思います。
そこで、ここではONUについてよくある質問3点について解説していきます。
ONUは自分で用意(購入)したものを使える?
ONUは本来、光回線事業者が無料でレンタルする機器で、家電量販店やネットでは購入ができないものですが、ヤフオクやメルカリで出品されているのを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、そもそもONUは回線事業者が個々に割り当てた識別番号を使って管理されており、光回線事業者との契約が終わると利用できません。
そのため、ONUは自分で用意したものは利用できません。
なお、光回線事業者との契約が終了したり古くなってONUを交換した場合は、ONUは返却する必要があり、返却しない場合は引き続きレンタル料を請求されたり一括で機器代金を支払う必要があります。
また、故意にONUを破損したり紛失した場合も損害賠償金の支払い義務が発生しますので、大切に管理する必要があります。
ルーター一体型ONUなしで無料でWiFiを使う方法はある?
ONUは、光信号をスマホやパソコンなどの端末が受信できるようにデジタル信号に変換する役割を持ち、光回線事業者と契約した際に無償レンタルされるものです。
また、ひかり電話を同時に申し込んだ場合は、ルータ一体型のONUが貸し出されるので複数の端末をWi-Fiで繋げるので大変便利です。
なお、ひかり電話を申し込まない場合は、ONUのみの貸し出しとなり、その場合はスマホなどの携帯端末で電波を受信できないためルーターを自分で用意したり、光回線事業者やプロバイダからレンタルする必要があります。
このルーターは家電量販店やネットで購入できるのはもちろんのこと、友人から譲り受けたものでも使用が可能です。
このように自前のルータがあれば別途レンタル費用がかからないので、どちらか良いか検討しましょう。
ONUはどのくらいの頻度で交換すべき?
ONUの耐用年数は7~10年ほどです。
ONUの寿命が来た時には、「通信速度の低下」「電波が途切れがち」「電源が入らない」「新サービスに対応していない」などの不具合が発生します。
これらの不具合が発生した時は、すべての電源を切り配線しなおすことで回復する場合がありますが、これらを行っても改善されない場合は、契約している光回線事業者に状況説明して、ONUの交換や修理をしてもらってください。
なお、ONUは回線事業者が機器の情報を管理しているので、他人のONUは使えません。
ネットで販売されているのがありますが、レンタル品を勝手に売却しているもので購入しても利用できないので、注意してください。
ONUについてのまとめ
名称 | 特徴 |
---|---|
ONU(光回線終端装置) | 光信号をデジタル信号に変換する装置 |
モデム | アナログ回線をデジタル回線に変換する装置 |
ホームゲートウェイ | ONU、ルーター、光電話機能の付いた一体型の機器 |
ルーター | Wi-Fiや有線LANで複数の端末をインターネットに接続するための機器 |
ここまで、光回線のONUについて解説してきましたが、周辺機器の特徴をまとめると上記のようになります。
また、ONUは単体で貸し出されることもあれば、ひかり電話へ加入することでホームゲートウェイが届くこともあるので、ルーター機能が付いているか確認する必要があります。
また、ONUの緑色のランプが消灯してしまった5つの原因をまとめております。
- 「認証(AUTH)ランプ」が消灯している場合:ONUが正常に作動していない
→ONUの電源を抜き再起動 - 「UNIランプ」が消灯している場合:ONUと機器の接続がうまくいっていない
→ONUの再接続、LANケーブルの交換 - 「光回線ランプ(PON/TEST)」が消灯している場合:光コンセントからONUまで光信号が正常に届いていない
→光ケーブルと電源を抜き再起動 - 「電源ランプ(POWER/FAIL)」が消灯している場合:ONUのコンセントにきちんと挿し込まれていない
→再接続や違う電源を利用 - 「PPP」ランプが消灯している場合(ホームゲートウェイ):インターネットに接続できていない
→電源を落とし再起動
ONUは常時接続しているため上記のような不具合が起こることがありますが、ランプが消灯してしまった場合は、適切に対応することで正常に作動しインターネットが快適に使えるようになるので、焦らずに対処しましょう。
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