フレッツ光の解約・転用手続きは?光コラボへの移行手続きを紹介!

NTT東日本・西日本が提供している「フレッツ光」。

近年ではプロバイダ事業者との光コラボが普及してきて、フレッツ光を解約して他社回線を契約する方が多くなってきています。

更新月以外での解約の場合は違約金が発生してしまいますが、この違約金を発生させずに他社のインターネット回線を契約する方法があります。

それが転用と呼ばれる方法です。

イメージとしては携帯電話のMNP(乗り換え)と同じ感じで、NTTから「転用承諾番号」を取得し、光コラボ事業者と契約をすればOKです。

とても簡単に他社のインターネット回線に乗り換えることができる転用ですが、料金体系や他サービスとの兼ね合いで非常に複雑化していて不安が残る方も多いと思います。

この記事では、インターネット回線について不安をお持ちのあなたに向けて「フレッツ光の解約の手順と光コラボへの転用手続き」について解説していきます。

この記事を最後まで読んでもらえれば、解約と転用それぞれの手続きのやり方がわかるようになります。

光コラボへの転用の際の参考となれば幸いです。

【目次】クリックで見出しに飛びます

転用とは

それでは、まずは転用の解説から入りましょう。

転用とは、NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光との契約を解約することなく、光コラボレーション事業者(通称”光コラボ”)との契約に変更できる手続き方法です。

転用について、NTT東日本では以下のように説明されています。

転用とは

「フレッツ光」をご利用中のお客様が「お客さまID」や「ひかり電話番号」はそのままで、光コラボレーション事業者様がご提供するサービスに切り替えることを「転用」といいます。
引用:光コラボレーション、転用とは|NTT東日本

本来インターネット回線を乗り換える場合は回線工事が必要であるケースが多いですが、転用であれば元々利用していたフレッツ光回線をそのまま利用できるので回線工事が不要です(一部除く)。

また、他にも様々なメリットがあるので次項でまとめました。

転用するメリット

フレッツ光を使っている方が光コラボへ「転用」するメリットは以下の通りです。

  • 月額料金が安くなる
  • NTTとプロバイダの2か所への支払いだったものを光コラボ事業者1か所への支払いにまとめられる
  • トラブルが起きた場合の問い合わせ先が光コラボ事業者1か所で済む
  • 光コラボ事業者の独自サービスを併用して利用することができる

本来インターネットを利用するには、回線を提供するNTTと、インターネット接続サービスを提供しているプロバイダの2社と契約する必要がありました。

その為、NTTとプロバイダの2社への支払いが別々に発生し、トラブルが起きた場合にどちらへ連絡をすればよいのかがわからない(又は問い合わせ先をたらいまわしにされて時間がかかる)といった問題がありました。

これらの問題を一気に解決してくれるのが光コラボです。

光コラボの中身は、フレッツ光を借りて自社サービスとして販売しているプロバイダ事業者です。

元のインターネット回線は変わらずフレッツ光なので新規の回線工事が不要だったり、これまで利用していたフレッツ光の「お客さまID」や「ひかり電話番号」を引き継いで利用することができるのです。

料金の支払いもひとまとめにできますし、何かトラブルが起きた場合は契約している光コラボ事業者に連絡を取ればOKです。

転用の手続きについては後述しますが、ここで「解約」と「転用」の違いを知っておきましょう。

「解約」と「転用」の違いは、次に利用する光回線によって手続きが違うという点です。

次に利用する光回線によって解約か転用かが変わる

フレッツ光から別の光回線に乗り換える際、転用することで工事が不要だったり、他にも様々なメリットがあることをお伝えしました。

ところが、次に利用しようと思っている光回線の種類によっては「転用」ではなく、フレッツ光を「解約」しなければなりません。

申し込む光回線によって「解約」と「転用」のどちらなのかを一覧にしてまとめました。

フレッツ光を解約する必要があるフレッツ光から転用できる
NURO光
auひかり
電力系光回線(eo光、コミュファ光、
メガエッグ光、ピカラ光、BBIQ光)
光コラボ
ドコモ光
ソフトバンク光
BIGLOBE光
So-net光
DMM光
OCN光
etc…

NURO光・auひかり・電力系光回線は、フレッツ光とは異なる独自設備を利用した光回線なのでフレッツ光からの転用はできません

これらの光回線を利用する場合は、いま使っているフレッツ光を「解約」して、対象の光回線サービスを「新規」で申し込む必要があります。

ちなみに、光コラボとそれ以外の回線とを比較すると、

  • 光コラボ:全国展開しているため利用者が多い。その為、回線が混雑を起こしやすい
  • NURO光、auひかり:提供エリアは狭いが、光コラボと比べてユーザー数が少なく回線速度が非常に速い
  • 電力系光回線:一部地域限定の光回線の為、回線は安定しているが通信速度はそこまで速くない

と、一長一短がある感じです。

さらに詳しく光回線について知りたい方は以下の記事もあわせてどうぞ。

関連記事:光回線とは?他の回線との違いを分かりやすく解説!

解約手続き

ここでは、フレッツ光の解約方法について解説していきます。

フレッツ光を解約するケースとして考えられるのは、

  • NURO光、auひかり、電力系光回線のいずれかに申し込みたい
  • 自宅のインターネット回線を解約してモバイルルーターだけにする

といったケースでしょうか。

フレッツ光の解約はNTT東日本も西日本も同じ電話番号に電話をすると解約の手続きが可能です。

電話番号は以下の通りです。

電話番号受付時間
NTT東日本/西日本0120-116-1169時~17時(年末年始除く)

なお、サービス提供グループによって解除料金が異なりますので、以下の一覧表で該当する都道府県を確認しておきましょう。

スクロールできます
サービス提供グループ都道府県
NTT東日本北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県
NTT西日本富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府
兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県
愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、岩崎健、鹿児島県、沖縄県

あなたがどちらのNTTグループからサービスを受けているかがわかったら、まずはどちらにも共通する「注意点」から確認していきましょう。

解約をする際の5つの注意点

フレッツ光を解約する場合、5つの注意点があります。

  • フレッツ光(NTT)とは別にプロバイダも解約する必要がある
  • 更新月以外の場合は解除料金が発生(NTTとプロバイダ2社分)
  • 工事費用が分割払いの場合、残債分を一括で請求される
  • ひかり電話を利用している場合は固定電話が使えなくなる
  • フレッツ光メンバーズクラブのポイントが失効する

それぞれを詳しく見ていきましょう。

フレッツ光(NTT)とは別にプロバイダも解約する必要がある

フレッツ光を利用中の方が、新たにNURO光やauひかりといった他社の光回線を契約する場合はフレッツ光の解約が必要です。

ここで忘れられがちなのが「プロバイダ」も解約する必要がある点です。

フレッツ光の解約手続きとは別にプロバイダの解約をしなければ、使いもしないプロバイダ料金だけを支払い続けることになってしまいます。

フレッツ光を契約した際のプロバイダを確認し、こちらもあわせて解約するようにしましょう。

更新月以外の場合は解除料金が発生(NTTとプロバイダ2社分)

上記で、フレッツ光の解約とは別にプロバイダの解約も必須であることを説明しました。

解約に付きものなのが「解除料金」ですね。

フレッツ光とプロバイダを解約する際、それぞれ契約期間の縛りがあるケースが多くあります。

そのため、更新月以外での解約の場合は「フレッツ光(にねん割)」と「プロバイダ」それぞれの解除料金が発生します。

解除料金については後述します。

工事費用が分割払いの場合、残債分を一括で請求される

フレッツ光を解約する場合、工事費用を分割支払いしていると残債分を一括で請求されます。

工事費用を分割で支払っていた場合は、思わぬ出費となる可能性があるので注意が必要です。

工事費用は以下の通りです。

工事費用
屋内配線の工程がある場合一括払い:18,000円
分割払い:初回3,000円、2回目以降500円×30回)
屋内配線の工程がない場合一括払い:7,600円
分割払い:初回3,000円、2回目以降153円×29回、最終回169円)

ひかり電話を利用している場合は固定電話が使えなくなる

フレッツ光を利用中、且つ「ひかり電話」サービスを利用している方は、フレッツ光を解約すると電話番号が消滅するので使えなくなってしまいます。

いま使っている電話番号を引き続き利用したい場合は、解約連絡をする際、NTTに電話加入権はどうなっているかを確認しましょう。

電話加入権とは、アナログ回線を利用していた頃の電話回線のことを指します。

ひかり電話はインターネット電話(IP電話)のため電話加入権が不要で、アナログ回線から変更した方の多くは、電話加入権を休止状態にしている人が大半です。

休止状態の電話加入権が残っていれば、その権利を使ってアナログ回線として電話番号を継続利用することができます。

ただし、この電話加入権は休止状態のまま10年が経過すると権利が自然消滅してしまいます。

電話加入権が消滅する際はNTTからの通知はありませんので、解約の連絡をする際に電話加入権について確認を取るようにしましょう。

フレッツ光メンバーズクラブのポイントが失効する

フレッツ光を利用していると登録できる「フレッツ光メンバーズクラブ」というサービスがあります。

利用し始めて1年目は毎月100ポイントずつたまっていき、そのポイントを使って様々なアイテムやサービスと交換することができます。

フレッツ光メンバーズクラブは、フレッツ光を利用していることが前提です。

そのため、フレッツ光を解約してしまえばサービス利用ができなくなり、それまで貯まっていたポイントも消滅してしまいます。

フレッツ光を解約する前に一度ポイントの残高を確認するようにしておきましょう。

NTT東日本解除料金一覧

それでは、NTT東日本の解除料金一覧を見ていきましょう。

【フレッツ光】

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エリアサービス名称契約期間解除料金
NTT東日本フレッツ光ネクスト(にねん割)24か月ごと(自動更新)戸建て:9,500円
集合住宅:1,500円

【主要プロバイダ一覧】

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プロバイダ契約期間解除料金
WAKWAK最低利用期間24か月戸建て:4,500円
集合住宅:4,500円
So-net
(So-net長割)
24か月ごと(自動更新)戸建て:3,000円
集合住宅:なし
plala最低利用期間24か月戸建て:11,000円
集合住宅(ミニ):6,600円
集合住宅(プラン1・2):8,800円
OCN24か月ごと(自動更新)戸建て:2,400円
集合住宅:1,200円
hi-ho最低利用期間24か月戸建て:10,000円
集合住宅:10,000円
DTI最低利用期間24か月戸建て:10,000円
集合住宅:10,000円
BIGLOBE最低利用期間24か月戸建て:5,000円
集合住宅:5,000円
BB.exciteなしなし
ASAHIネット最低利用期間12か月戸建て:2,000円
集合住宅:2,000円
@nifty24か月ごと(自動更新)戸建て:3,000円
集合住宅:なし
引用:フレッツ光プロバイダ一覧|NTT東日本

上記は主要プロバイダを抜き出して一覧にしたもので、フレッツ光では上記以外にも数多くのプロバイダ事業者がいます。

上記以外のプロバイダをご利用中の方は、契約時に送られてきている書類を確認して解除料金を確認しましょう。

NTT西日本解除料金一覧

NTT西日本の解除料金も東日本とほぼ同じです。

ただし、西日本ではBB.exciteの受付が終了しているので選択できません。

【フレッツ光】

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エリアサービス名称契約期間解除料金
NTT西日本フレッツ光ネクスト(にねん割)24か月ごと(自動更新)戸建て:10,000円
集合住宅:7,000円

【主要プロバイダ一覧】

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プロバイダ契約期間解除料金
WAKWAK最低利用期間24か月戸建て:4,500円
集合住宅:4,500円
So-net
(So-net長割)
24か月ごと(自動更新)戸建て:3,000円
集合住宅:3,000円
plala最低利用期間24か月戸建て:11,000円
集合住宅(ミニ):6,600円
集合住宅(プラン1・2):8,800円
OCN24か月ごと(自動更新)戸建て:2,400円
集合住宅:2,400円
hi-ho最低利用期間24か月戸建て:10,000円
集合住宅:10,000円
DTI最低利用期間24か月戸建て:10,000円
集合住宅:10,000円
BIGLOBE最低利用期間24か月戸建て:5,000円
集合住宅:5,000円
ASAHIネット最低利用期間12か月戸建て:2,000円
集合住宅:2,000円
@nifty24か月ごと(自動更新)戸建て:3,000円
集合住宅:なし
引用:フレッツ光プロバイダ一覧|NTT西日本

フレッツ光から光コラボへの転用手続き

解除料金を確認したら、実際に転用手続きを確認していきましょう。

転用手続きは以下の通りで、NTT東日本・西日本共通です。

  1. 転用手続きに必要なものを準備する
  2. NTTから転用承諾番号を受け取る
  3. 光コラボ事業者で転用手続きを行う

それぞれ見ていきましょう。

1.転用手続きに必要なものを準備する

フレッツ光から光コラボ事業者へ転用する際、必要なものがいくつかあります。

一覧にしてまとめましたので準備しましょう。

  • お客さまID、ひかり電話番号もしくはご契約者さまの連絡先電話番号
  • ご契約者様名
  • フレッツ光ご利用場所住所
  • フレッツ光ご利用料金のお支払い方法情報

引用:光コラボレーション(転用)のお手続き|フレッツ光NTT東日本

お客さまID、ひかり電話番号に関しては、フレッツ光が開通したときに受け取っている「フレッツ光開通のご案内」で確認ができます。

なお、転用手続きは電話とWebのどちらからでも可能ですが、Webからの場合は上記以外にメールアドレスが必要となります。

必要なものが準備できたら、次の「転用承諾番号」を発行して受け取りましょう。

2.NTTから転用承諾番号を受け取る

フレッツ光から光コラボへの転用手続きをする為には「転用承諾番号」を取得する必要があります。

取得方法は以下の2通りです。

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取得方法電話番号/URL受付時間
NTT東日本電話0120-140-2029時~17時
Webhttps://flets.com/app4/input/consent/index/#process8時30分~22時
NTT西日本電話0120-553-1049時~17時
Webhttps://flets-w.com/collabo/7時~25時

転用承諾番号は、携帯電話でいうところの「MNP予約番号」と同じイメージです。

転用承諾番号を発行して受け取ってから15日間以内に光コラボ授業者での手続きをしないと有効期限切れとなり無効となります。

無効になった場合は、NTT東日本・西日本で転用承諾番号の発行手続きをすれば再度発行してもらえます。

ただ、再発行するのも手間なので取得したその日の内に光コラボ事業者での転用手続きを済ませてしまった方が良いでしょう。

光コラボ事業者で転用手続きを行う

NTT東日本・西日本から「転用承諾番号」を無事に取得できたら、あとは光コラボ事業者で転用手続きを済ませるだけです。

転用手続きを行う場合は、各光コラボ事業者の公式ホームページに「転用専用ページ」があるので、そちらから申し込むようにしましょう。

まだ次に申し込む光コラボ事業者を決めていないという方は、以下のページで光コラボをランキングにしてまとめていますのであわせてご覧ください。

関連記事:光回線おすすめランキング2019最新!4種の比較で最適な光ファイバー1社が絞れる!

転用の開通月請求金額

フレッツ光から光コラボへ転用をした場合、光コラボの開通月に請求される金額は日割りで請求されます。

例えば、2018年6月20日に開通した場合は「20日から30日までの11日間」で料金が計算され、翌月に請求されます。

どのタイミングで転用をしても無駄な料金支払いをしなくて済むのが嬉しいポイントですね。

なお、開通月の請求分(開通月の翌月に支払う分)については、

  • これまで利用していた光回線の利用料金
  • これまで利用していたプロバイダの利用料金
  • 開通した光コラボの利用料金(日割り)

の3か所から料金請求があります(開通した光回線が今まで使っていたプロバイダと同じなら2か所から)。

初月は事務手数料等もあるので普段よりも支払いが多くなりがちですが、二重に請求されている訳ではありませんので覚えておきましょう。

転用をする際の4つの注意点

フレッツ光から光コラボへ転用する場合、4つの注意点があります。

  • 一度転用したらフレッツ光に戻せない・他の光コラボへの転用ができない
  • 転用承諾番号についての注意点
  • 一部の料金プランから転用した場合は月額料金が高くなる可能性がある
  • 工事費用が発生する場合がある

それぞれを見ていきます。

一度転用したらフレッツ光に戻せない・他の光コラボへの転用ができない

フレッツ光から光コラボへ転用の手続きをすると、以降は「転用」ができなくなります

仮に他の光コラボに変更したいという場合には、一度解約してから新しく申し込む必要があります。

更新月以外での解約は解約料金がかかりますし、新規工事を行う場合は工事費用がかかる等、かなり大きな金額の初期費用が掛かります。

そのため、転用をする際の光コラボ事業者選びは慎重に行うようにしましょう。

光コラボ事業者を選ぶ際は「いま自分が使っているスマートフォンとのセット割が組めるかどうか」や「光コラボ事業者の他サービスを利用しているかどうか」を基準にして判断しましょう。

転用承諾番号についての注意点

転用承諾番号はフレッツ光の契約者でないと取得できません。

ご家族の方や近しい間柄の人での代理等では取得できないので注意しましょう。

また、転用承諾番号は15日間という有効期限があります。

転用承諾番号を取得してから取得日+14日間以内に光コラボ事業者での転用手続きを済ませないと無効になってしまうので注意してください。

取得した転用承諾番号が無効となってしまった場合は、再度NTTに問い合わせをすれば再度発行してもらえます。

一部の料金プランから転用した場合は月額料金が高くなる可能性がある

フレッツ光から光コラボへ転用することで月額料金を安くすることができますが、一部の方は逆に月額料金が高くなる場合があります。

それは、現在利用しているのが「フレッツ光マンションタイプ」の方の場合です。

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プラン名称月額料金
フレッツ 光ネクスト
マンション・ギガラインタイプ
ミニ(4契約以上の物件)4,050円
プラン1(8契約以上の物件)3,450円
プラン2(16契約以上の物件)3,050円
参照:フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ

転用先の光コラボ事業者によっては、月額料金がほぼ変わらない・逆に高くなる場合があるので注意してください。

この問題は「転用先の光コラボは毎月の料金がいくらになるのか?」をしっかりと確認しておくと防ぐことができるので覚えておきましょう。

工事費用が発生する場合がある

基本的に転用をする場合は工事費用が発生しません

ただし、配線方式の変更や品目変更が伴う場合は工事費用が発生します。

配線方式の変更

マンションやアパートの場合は共有スペースに配線を集約して、物件全体でインターネット回線を契約しているケースが多いです(共同利用方式)。

その際、共有スペースから各部屋へ配線を伸ばすことでインターネットが利用できるようになっています。

その配線を伸ばす方法のことを「配線方式」と呼び、以下の3つが主な方法です。

  • VDSL方式:電話回線を使用して通信をするため、回線速度が遅い
  • 光配線方式:現在主流で戸建てタイプと同じ配線方式。回線速度は最も速い
  • LAN配線方式:LANケーブルをつなぐだけでインターネットが使える。特定の物件のみ

この配線方式を変更したい場合には別途工事費用が発生します。

なお、配線方式の変更に関しては物件の管理会社や大家さんから承諾を得ておく必要があります。

品目方式の変更

品目方式の変更とは「フレッツ 光ネクスト以外のプラン」から光コラボへ転用する場合のことを指します。

具体的には以下のプランですね。

  • Bフレッツ
  • 光プレミアム など

これらのプランから光コラボへ転用する場合は別途工事費用が発生します。

光コラボに申し込む前に、自身の利用しているプランを確認して工事費用がどれくらいかかるのかを事前に計算しておきましょう。

まとめ

以上、フレッツ光の解約と光コラボへの転用手続きを解説してきました。

現在フレッツ光を使っている方であれば、「転用」をすることで工事費用等がかからずに他の光回線へ変更することができます。

手続きも非常に簡単で、

  1. 転用手続きに必要なものを準備する
  2. NTTから転用承諾番号を受け取る
  3. 光コラボ事業者で転用手続きを行う

の3ステップで転用できるのでとても簡単です。

ただし、NURO光やauひかり、電力系光回線に変更したい場合はフレッツ光からの転用ではなく解約をする必要があります。

また、転用の際にも4つの注意点があるので、それらをしっかりと確認したうえで光コラボへの転用手続きをするようにしましょう。

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