光回線の回線速度ってどれくらいが普通?正確な測定方法や快適に使える目安を徹底解説!

光回線 速度

この記事では、光回線を快適に使える回線速度の目安について解説していきます。

さらに戸建てやマンション、配線方式の違いによる回線速度の変化も説明しつつ、光回線の速度を見る上で重要なワード、実際の通信速度を測定する方法、回線速度が遅い時の対処法まで網羅しました。

後半では、回線速度が速いおすすめの光回線サービスも紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

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光回線の回線速度はどれくらいが普通?平均値をご紹介

光回線の通信速度は、公式ホームページなどには下り最大1Gbpsと記載されていることが一般的です。

しかしこの数値は、「ベストエフォート型」と呼ばれる理論値であるため、この数値が出ることはまずありません

というのも、ベストエフォート型とは「必ずその速度が出ます」と約束するものではなく、「ある一定の条件下であれば、その速度を出すことが理論上可能なのでその速度が出せるように努力する」といった意味合いを持っているからです。

ですので、光回線の速度を比較する際には実際の通信速度を測定した上で見ていく必要があります。

ちなみに、ベストエフォート型についてNTTコミュニケーションズでは以下のように説明しています。

ベストエフォート(best effort)とは、日本語でいうと「最大限の努力」といった意味になります。インターネットの世界においては、回線業者が提示した最大通信速度を上限とし、最大限に努力した速度でインターネットに接続することを意味します。

引用:「ベストエフォート型とは?」|NTTコミュニケーションズ

ここでは、光回線の平均速度を以下の項目でまとめました。

  • 戸建てタイプの回線速度の平均
  • マンションタイプの回線速度の平均
  • 光回線のマンションタイプは配線方式によって速度に差がある

ぜひ参考にしてください。

戸建てタイプの回線速度の平均

光回線サービス名(戸建てプラン)実際の通信速度※1
フレッツ光 ネクスト下り: 260.31Mbps
上り: 247.26Mbps
ドコモ光下り: 272.6Mbps
上り: 293.78Mbps
ソフトバンク光下り: 312.99Mbps
上り: 346.66Mbps
auひかり下り: 515.32Mbps
上り: 523.08Mbps
NURO光下り: 651.7Mbps
上り: 626.68Mbps

※更新日:2024/04/28
※1:実際の速度は「みんなのネット回線速度」より引用

戸建ての場合、光回線の全体的な平均速度は100~300Mbpsでばらつきはあまりありません。

というのも、戸建てタイプでは各世帯で通信設備が独立し、他の世帯と共用にする必要がないため混雑しにくく、通信速度が安定しているからです。

また、上記の表に注目してみると、他社が200Mbps台なのに対し、auひかりNURO光ずば抜けていることがわかります。

これは、他3つのサービスはNTTフレッツ光の回線を利用しているのに対し、auひかりとNURO光は独自の回線を持っていることによるものです。

というのも、NTTフレッツ光の回線を利用している光コラボ事業者のすべてが同じ回線を使うので、それに伴い利用者数が増えて回線が混雑しますが、

独自回線の場合はその光回線サービスを使っている人しかその回線の利用者がいないため、混雑が起こりにくいためです。

光回線の種類についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

マンションタイプの回線速度の平均

光回線サービス名(マンションプラン)実際の通信速度※1
フレッツ光 ネクスト下り:260.34Mbps
上り:249.34Mbps
ドコモ光下り:268.42Mbps
上り:287.43Mbps
ソフトバンク光下り:297.63Mbps
上り:314.61Mbps
auひかり下り:334.8Mbps
上り:288.6Mbps
NURO光下り:620.87Mbps
上り:580.7Mbps

※更新日:2024/04/28
※1:実際の速度は「みんなのネット回線速度」より引用

マンションタイプの光回線の全体的な平均速度は30~300Mbpsとなり、平均速度に幅があります。

というのも、マンションタイプは通信設備が共用であること、共用の通信設備から各世帯へ配線する方式が光配線方式、LAN配線方式、VDSL方式の3種類があり、それぞれで通信速度が大きく異なるからです。

また、上記の表に注目してみると、NURO光の回線速度が下りで620.87Mbps、上りで580.7Mbpsと他の光回線サービスと比較して圧倒的に速いことがわかります。

というのも、先ほどお話したようにNURO光は独自回線を利用しているので、NTTフレッツ光の回線を利用している他の光回線サービスと比べて混雑が起こりにくいからです。

光回線のマンションタイプは配線方式によって速度に差がある

配線方式通信速度(最大値)平均値
光配線方式1Gbpsおおよそ100~300Mbps程度
LAN配線方式100Mbps~1Gbpsおおよそ60~90Mbps程度
VDSL方式100Mbpsおおよそ30~90Mbps程度

これまでマンションタイプの回線速度の平均を見てきましたが、先ほどもお話したように、マンションタイプの場合は接続方式によって速度が大きく異なるので注意が必要です。

というのも、マンションタイプでは1本の光回線を共用の通信設備に引き込み、それらを上記3つの配線方式で各世帯へ送り届けるため、戸建てタイプと比べるとどうしても回線速度の平均は遅くなりがちとなるためです。

それでは、配線方式によって回線速度がどのように異なってくるのか見ていきましょう。

結論から申し上げますと、LAN配線方式やVDSL方式の場合は、光回線と比べて速度が大きく低下します。

というのも、LAN配線方式やVDSL方式の場合は光回線のケーブルではなく電話線を利用して室内へインターネットを引き込む形となるからです。

これらの配線方式の建物で光回線を利用するためには、エアコンダクトなどから光回線を室内に引き込む工事が必要となり、プランも戸建てタイプで契約となります。

また、建物によっては工事ができず光回線が導入できないケースもあるので注意が必要です。

しかし、普通にインターネットを利用する分にはLAN配線方式やVDSL方式でも支障なく使えることがほとんどですのであまり心配する必要はありません。

ですので、LAN配線方式やVDSL方式を利用している方は、これからお話しする利用目的別の快適に使える回線速度の目安を参考にして工事が必要か検討してみてください。

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光回線の回線速度を正確に測る方法は?

ここまで光回線の回線速度を知るためには、実際の通信速度を見る必要があるとお話ししました。

そこで、ここでは光回線の回線速度を正確に測る方法を4つご紹介いたします。

以下で紹介する測定方法は、測定開始ボタンを押したり、サイトにアクセスしただけで現在お使いの回線速度が測定可能で、どの方法も会員登録、利用料金などの面倒な手続きは一切不要で使えます。

ですので、現在利用されている回線の実際の速度が気になる方は、気軽に下記で紹介する方法を使ってみてはいかがでしょうか。

回線速度を正確に測定する方法4選

当サイトから「インターネット回線速度チェッカー」を使用する

まず初めに紹介するのは、当サイトから「インターネット回線速度チェッカー」を使用する方法です。

下の「スピードテスト」という赤いボタンをクリックするだけで、今お使いのインターネット回線の上り下り速度とPing値、Jitter値が表示されますので気軽にお試しください。

「スピードテスト」のボタンをクリックすると「反応速度(Ping値)」、「Jitter値」、「↓ダウン(下り速度)」の順に測定がされ、最後に「↑アップ(上り速度)」が測定されて計測は完了です。

ちなみに、計測結果は「↓ダウン(下り速度)」「↑アップ(上り速度)」「反応速度(Ping値)」「Jitter」と表示されます。

Google インターネット速度テスト

速度に関する項目測定可否
下りの通信速度
上りの通信速度
ping値
Jitter値
測定にかかる時間30秒くらい

次に紹介するのは、Google インターネット速度テストです。

こちらはGoogleの検索画面で「インターネット速度」と検索すると一番上に表示されます。

それでは実際に使用した際の画像も交えて、Google インターネット速度テストの使い方を解説していきます。

まずは、Googleの検索画面に「インターネット速度」と入力し検索します。

そうしますと以下の画像のような画面が表示されますので、右下にある「速度テストを実行」という青いボタンをクリックしてください。

Google インターネット速度テスト

クリックしますと、以下の画像のように自動で回線速度の計測が開始され、30秒ほどで計測結果が表示されます。

Google インターネット速度テスト

計測結果は以下の画像のように、「ダウンロード(下り速度)」「アップロード(上り速度)」「レイテンシ(Ping値)」の項目で表示されますので参考にしてみてください。

Google インターネット速度テスト 

speedtest.net

速度に関する項目測定可否
下りの通信速度
上りの通信速度
ping値
Jitter値
測定にかかる時間1~2分

続いて紹介するのは、Ooklaが提供しているspeedtest.netです。

こちらは「少し測定に時間がかかってもいいから回線速度の詳しい数値が知りたい」という方におすすめの測定方法となります。

というのも、speedtest.netは今回ご紹介した回線速度を測る方法の中で、唯一Jitter値も測定できるサイトだからです。

それでは実際に使用した際の画像も交えてspeedtest.netの使い方を解説していきます。

まずは、リンクからspeedtest.netのサイトを開きましょう。

サイトを開きますと、以下の画像のように、画面中央に「GO」ボタンがあるのでクリックすると回線速度の計測が開始されます。

speedtest.net 速度 測定

1~2分ほど経ち回線速度の計測が終わると、以下の画像のように「DOWNLOAD(下り速度)」「UPLOAD(上り速度)」「PING(Ping値)」の計測結果が表示されます。

speedtest.net 速度 測定

ちなみに、テスト結果の左上にあるTwitterやFacebookのアイコンをクリックするとSNS上に計測結果のシェアが可能です。

Fast.com

速度に関する項目測定可否
下りの通信速度
上りの通信速度
ping値
Jitter値
測定にかかる時間数秒(サイトにアクセスするだけ)

最後に紹介するのは、動画配信大手「Netflix」が提供しているFast.comです。

こちらは最も手軽に回線速度の測定が可能なWebサイトで、サイトを開くと以下の画像のように自動的に回線速度の計測が開始します。

Fast.com 速度 測定

計測が終わると以下の画像のように「お使いのインターネット速度」というテキストと共に下り速度の計測結果が表示されます。

Fast.com 速度 測定

さらに上り速度とPing値を計測したい場合は「詳細を表示」をクリックしましょう。

「詳細を表示」を開くと、以下の画像のように「アップロード(上り速度)」と「レイテンシ(Ping値)」の計測結果が表示されます。

Fast.com 速度 測定

ちなみに、こちらも画面の下にあるFacebookやTwitterのアイコンをクリックするとSNS上に計測結果をシェアできます。

光回線を快適に利用するために必要な速度の目安は?

光回線を快適に利用するための通信速度と言っても、その利用目的により基準は異なります。

そこで、ここからは以下の項目で光回線を快適に利用するために必要な速度の目安について解説していきます。

光回線の速度を見るポイント
  • 光回線の速度を表す言葉の意味は?
  • 光回線を快適に利用するために必要な速度の目安
  • オンラインゲームを快適にプレイするためのPing値の目安は?

光回線の速度を表す言葉の意味は?

光回線を快適に利用するために必要な速度の目安を見ていく前に、光回線の速度を表す言葉の意味をここで確認しておきましょう。

光回線の速度を表す言葉で覚えておいて欲しいものは以下の4つです。

光回線の速度を表す言葉
  • 下り速度
  • 上り速度
  • Ping値
  • Jitter値

まず、下り速度とはインターネット上からのデータをお使いのスマートフォンなどの端末で受信、またはダウンロードする際の通信速度を指します。

例を挙げると、メールの受信や動画のダウンロードの際の通信速度が下り速度になります。

次に、上り速度とはお使いのスマートフォンなどの端末からインターネット上へデータを送信、またはアップデートする際の通信速度です。

こちらも例を挙げると、メールの送信やデータのクラウドへのアップロードする際の通信速度が上り速度に該当します。

続いてPing値とは、応答速度を表しており、数値が低いほど応答が速く、高いほど応答が遅くなります。

言い換えれば、実際にインターネットを接続した際にユーザーが体感する速度に近い指標のことであり、体感速度を数値化したものとも言えます。

また、このPing値とセットで使用する指標がこれから紹介するJitter値です。

Jitter値とは、Ping値の揺らぎを表す指標でJitter値が小さいほどインターネット回線が安定していることになります。

オンラインゲームで例えると、Ping値がラグでJitter値がラグを感じる頻度と言えます。

ですので、オンラインゲームなどのように反応速度が重要な使い方をする方は、このPing値とJitter値を見て回線速度を検討していきましょう。

以下の記事では、Ping値についてさらに詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

光回線を快適に利用するために必要な速度の目安

用途快適に利用できる目安
メールの送受信1Mbps以下
・ネットサーフィン
・HD動画のストリーミング再生
・SNS(画像や動画を含む)
1~10Mbps
・ソフトウェアのダウンロード
・4K画質動画のストリーミング再生
25Mbps以上
・オンラインゲーム
・大容量データのダウンロード
100Mbps以上

それでは、光回線を快適に利用するために必要な速度の目安について具体的な数値を交えながら見ていきましょう。

上記の表からもわかるように、一般的には光回線の速度が100Mbps以上であればどのような使い方でも問題なく利用できます。

また、オンラインゲームや大容量データのダウンロードをしない方であれば25Mbps程度でも十分にネットライフを楽しめますし、

ネットサーフィンやSNSに至っては1~10Mbpsほどあれば問題ないので、実は快適だと感じられるインターネット回線の速度はそれほど高くはないと言えるのではないでしょうか。

オンラインゲームを快適にプレイするためのPing値の目安は?

応答速度を表すPing値は、オンラインゲームをプレイされる方にとっては気になるポイントではないでしょうか。

さっそくオンラインゲームを快適にプレイするためのPing値について説明していくのですが、Ping値もプレイされるオンラインゲームの種類によって求められる数値が異なるので、以下ではゲームジャンルごとに必要なPing値をまとめました。

ゲームジャンルごとのPing値
  • FPS、格ゲー→15ms以下
  • MOBA、タワーディフェンス→30ms以下
  • シューティング、MMO→50ms以下
  • 将棋、オセロ→100ms以下

このように、一般的には50ms以下であれば快適と言われるPing値ですが、FPSや格闘ゲームなどのように他のプレーヤーと対戦し、細かい操作が求められるオンラインゲームを快適に行うためにはさらに低いPing値が必要です。

ですので、回線速度は問題ないのにオンラインゲームになると反応が遅くプレイしにくいと感じる場合は、Ping値を測定した上で光回線を見直してみてはいかがでしょうか。

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光回線の回線速度が遅い時の原因と対策は?

ここからは、光回線の回線速度が遅い時の原因と対策について解説していきます。

現在お使いの光回線の回線速度が遅くて困っているという方は、以下の項目に当てはまっていないか確認してみてください。

光回線の回線速度が遅い原因
  • ルーターや光モデムがエラーを起こしている場合
  • WiFiの速度が安定しない場合
  • LANケーブルの異常が疑われる場合
  • 夜間に著しく速度が低下する場合
  • 機器の故障や通信障害が疑われる場合
  • 手を尽くしても回線速度が改善しない場合

ルーターや光モデムがエラーを起こしている場合

まず覚えておいていただきたいのは、光回線の回線速度が遅くなる原因で最もよくあるものとしては、ルーターやモデムといった機器に負担がかかることということです。

このように、回線速度が遅い原因がルーターや光モデムにあると考えられる場合は、まずはルーターや光モデムを再起動してみましょう。

というのも、ルーターや光モデムは電源を入れたままにして長期間使用し続けていると「熱を持つ」「回線が混雑する」「ログがたまる」などの不調をきたすことがあるからです。

このような場合は、一度電源を抜いて、放電してから再起動することによって問題が解消されて通信速度が改善する可能性があります。

しかし、ルーターや光モデム自体が古い機種である場合は、性能が低いことが原因でお使いの光回線を活かしきれていないことも考えられるため、回線速度を改善するためには新しい機種へ買い替える必要があります。

WiFiの速度が安定しない場合

Wi-Fiの速度が安定しない場合は、ルーターの置く位置を変えてみましょう。

ちなみに、ルーターの電波は同心円状に広がるので、壁際や障害物の周りは避けて部屋や家の中心で背の高い家具の上などに設置することがおすすめです。

それでもあまり通信速度に満足できない場合は、モデムまたはルーターとパソコンをLANケーブルで直接つなぐ有線接続を試してみましょう。

というのも、インターネットは基本的に無線接続よりも有線接続の方が通信速度が速いからです。

ただし、LANケーブルの規格が古い場合は光回線の通信速度を活かせないため、有線接続を試す場合はLANケーブルの規格に注意しましょう。

LANケーブルの異常が疑われる場合

カテゴリ最大通信速度
カテゴリ 5100Mbps
カテゴリ 5e1Gbps
カテゴリ 61Gbps
カテゴリ 6A10Gbps
カテゴリ 710Gbps
カテゴリ 7A10Gbps
カテゴリ 840Gbps

LANケーブルの異常が疑われる場合は、まずはお使いのLANケーブルを挿し直してみましょう。

意外にこれだけで改善するケースもありますのでぜひ試してみてください。

また、お使いのLANケーブルを最新規格のものに変えると回線速度が改善される可能性があります。

というのも、LANケーブルは規格によって通信速度が異なるため、LANケーブルの規格が対応していないといくら高速な光回線を使用したとしても回線速度は遅くなるからです。

具体的に言うと、カテゴリ5のLANケーブルを利用している場合は、最大通信速度が100Mbpsまでしか対応していないので、新たにLANケーブルを買い替える際は最大通信速度が1Gbps以上のカテゴリ5e以上に対応したモデルを選ぶようにしましょう。

上記の表にLANケーブルのカテゴリごとの最大通信速度をまとめたので、LANケーブルを買い替える際の参考にしてみてください。

夜間に著しく速度が低下する場合

夜間に著しく速度が低下する場合は、光回線やプロバイダそのものの問題なので、ご自宅のルーターなどに手をかけても回線速度を改善させることは難しいです。

というのも、夜間はインターネットを利用するユーザーが増える時間帯なので、アクセスが集中して回線が混雑し、それに伴って速度も低下するからです。

ですので、この問題を解決するためには利用時間帯を変えるか接続方式を変えるかしか改善策はありません。

しかし、利用時間帯を変えることはライフスタイルそのものを変える必要があり、現実的な解決策ではないので、この記事では接続方式をIPv6接続に変更することを推奨します。

具体的には、お使いの機器がIPv6接続に対応していないのなら対応している機器に買い替える、オプションへの加入が必要なら加入する、お使いのプロバイダがIPv6接続に対応していないのならプロバイダを乗り換えるといった改善策があります。

さらにIPv6接続について知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

機器の故障や通信障害が疑われる場合

機器の故障や通信障害が疑われる場合は、機器やプロバイダの障害、メンテナンス情報をチェックしてみましょう。

この場合は自分で対応することは難しいため、すぐに機器やプロバイダのカスタマーサポートへ問い合わせ、対応策を教えてもらってください。

手を尽くしても回線速度が改善しない場合

ここまでご紹介した改善策をすべて試しても回線速度が改善しないという場合は、より通信速度の速い光回線へ乗り換えましょう。

というのも、光回線の回線速度そのものが遅い場合はどんな手を尽くしても根本的な解決にならないからです。

以下からは、回線速度が速くておすすめな光回線を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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auひかり
(GMOとくとくBB)
NURO光
公表している速度最大1Gbps2ギガ:最大2Gbps
10ギガ:最大10Gbps
実際の通信速度※1上り: 325.87Mbps
下り: 733.23Mbps
上り(2ギガ): 716.3Mbps
下り(2ギガ):636.17MbpsMbps

上り(10ギガ):1105Mbps
下り(10ギガ):2712Mbps
月額料金戸建て
1年目:6,160円
2年目:6,050円
3年目:5,940円
マンション:5,005〜6,050円

2ギガ戸建て(2年):5,700円
10ギガ戸建て(3年):5,700円
実際の料金※2戸建て:3,976円
マンション:2,496~3,498円
2ギガ戸建て(2年):3,412円
10ギガ戸建て(3年):3,992円
契約事務手数料3,300円3,300円
契約期間2年2年・3年
キャンペーン最大82,000円の
キャッシュバック
開通月の月額料金が無料
45,000円キャッシュバック

オプション申し込みで20,000円キャッシュバック

※更新日:2024/04/28
※1:実際の速度→みんなの回線速度から引用
※2:光回線とwifiセット&新規契約
※2:実際の料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間

ここからは、回線速度が速くておすすめの光回線を2つ紹介していきます。

回線速度が速くておすすめの光回線

結論から申し上げますと、回線速度を重視するなら

の2つがおすすめの光回線サービスです。

それぞれの光回線サービスについて以下で詳しく解説していきますので、光回線を乗り換える際にぜひ参考にしてください!

回線速度が速い光回線1:auひかり

auひかり 回線速度
auひかり×GMOとくとくBB
月額料金【戸建て】
1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目:5,390円
【マンション】
4,455円~5,500円
実際の月額料金
※1
戸建て:3,796円
マンション:2,496 ~3,498円
公表している
通信速度
最大1Gbps
実際の通信速度
※2
下り: 733.23Mbps
上り: 325.87Mbps
Ping値: 13.09ms
契約期間戸建て:3年
マンション:2年
事務手数料3,300円
工事費用戸建て:41,250円(特典で実質無料)
マンション:33,000円(特典で実質無料)
スマホセット割引auスマホでは毎月最大1,100円割引
UQモバイルで毎月最大858円割引
(離れて住んでいる家族も対象)
キャンペーンキャッシュバック
最大82,000円
その他の特典他社違約金負担
工事費実質無料
初月基本料無料
ひかり電話
最大35ヶ月無料

※更新日:2024年4月03日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度

まず初めに紹介するのは、auひかりです。

auひかりは、3大通信キャリアの1つであるKDDIが提供する光回線です。

また、auひかりはKDDIが提供している独自の回線を利用しているので、NTTフレッツ光やその他の光コラボ事業者と比べてインターネット回線の混雑が起こりにくく、

インターネットの利用者数が増える夜間帯でも快適なインターネット通信ができます。

上記の表からもわかるように、他の光回線サービスの通信速度が200~300Mbpsなのに対して、auひかり実際の通信速度(2024/04/28時点)が上り: 523.08Mbps、下り: 515.32Mbpsと非常に速い速度を記録していますので、

オンラインゲームをよく利用される方や在宅ワークをされる方はauひかりを利用することを検討してみてはいかがでしょうか。

auやUQモバイルのスマホユーザーには特におすすめ

auひかり スマホ割

また、auひかりauやUQモバイルのスマホユーザーで光回線の回線速度を重視している方には特におすすめです。

というのも、auやUQモバイルのスマホユーザーの方は、スマホセット割引である「auスマートバリュー/UQ自宅セット割」を利用すると、最大1,100円(UQは858円)の割引が適用されるからです。

その結果、auやUQモバイルのスマホユーザーの方にとっては、auひかりが最安値のネット回線となるので何か特別な理由がない限りはauひかりを選ぶべきと言えます。

ただし、auひかりの「auスマートバリュー/UQ自宅セット割」を適用するためには、auひかり電話(550円/月)への加入が必須なので、その点は注意が必要です。

ここまでauひかりについてお話ししてきましたが、いざauひかりを申し込もうと思っても申し込み窓口が複数あるためどれから申し込めばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

auひかりの光回線でおすすめな申し込み窓口って?

そこで、この記事ではキャッシュバックの内容からおすすめの申し込み窓口をご紹介いたします。

結論から申し上げますと、auひかりの申し込み窓口はauひかり×GMOとくとくBBがおすすめです。

というのも、auひかりの申し込み窓口の中でも今回紹介するauひかり×GMOとくとくBBは、最大94,000円のキャッシュバックを受けられるからです。

ただし、受け取りには開通から11ヶ月目と23ヶ月目にそれぞれキャッシュバック申請手続きを行う必要があります。

最終的な受け取りには約2年の期間が必要なので、受け取り忘れには注意が必要です。

それぞれの手続きタイミングにリマインドするように工夫が必要なので、申し込みが完了した時点でリマインド登録を必ずすることをおすすめします。

さらにauひかりについて知りたい方は以下の記事でも詳しく解説されているので目を通してみてはいかがでしょうか。

auひかり×GMOとくとくBBの公式ページ→https://gmobb.jp/

auひかりの評判や口コミはこちら
auひかりのキャンペーンはこちら
auひかりのキャッシュバックはこちら
auひかりの乗り換え方法はこちら

回線速度が速い光回線2:NURO光

NURO光 回線速度
NURO光
月額料金2ギガ戸建て(2年):5,700円
10ギガ戸建て(3年):5,700円
実際の月額料金
※1
2ギガ戸建て(2年):3,412円
10ギガ戸建て(3年):3,992円
公表している
通信速度
2ギガ:最大2Gbps
10ギガ:最大10Gbps
実際の通信速度
※2
下り: 651.7Mbps
上り: 626.68Mbps
Ping値: 11.11ms

上り(10ギガ):1105Mbps
下り(10ギガ):2712Mbps
契約期間2年・3年
事務手数料3,300円
工事費用戸建て&マンション:44,000円
(特典で実質無料)
スマホセット割引ソフトバンクスマホとセットで毎月最大1,100円割引
NUROモバイルとセットで毎月792円割引
キャンペーン45,000円キャッシュバック
オプション申し込みで20,000円キャッシュバック
その他の特典新規工事費無料
WiFiルーターは無料レンタル可能
他社の違約金を60,000円まで還元
2ヶ月間お試し利用可能

※更新日:2024年4月03日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度

続いて紹介するのは、NURO光です。

NURO光もauひかりと同じ独自回線なので、NTTフレッツ光やその他の光コラボ事業者と比較して回線の混雑が起こりにくく、インターネットの利用者が増えて回線速度が落ちやすい夜の時間帯でも快適なネット通信ができます

さらにNURO光は、通信の安定性が評価され、オリコン顧客満足度調査で2年連続No.1になった実績があるため、回線速度を重視する方はまず初めに候補に挙げたい光回線です。

NURO光の特典をまとめると以下の通りです。

NURO光の特典まとめ
  • 45,000円現金キャッシュバック
  • 44,000円分の工事費が実質無料
  • 他社の違約金を60,000円まで還元
  • オプション申し込みで最大20,000円現金キャッシュバック

また注意が必要なのは、45,000円の現金キャッシュバックNURO光の公式サイトから申し込んだ方限定の特典なので間違えないようにしましょう。

何度もお伝えしているように、NURO光は回線速度の速さが最大の特徴となっています。

というのも、多くの光回線が最大1Gbpsの回線を使用している中でNURO光だけが最大2Gbpsの高速回線を提供しているからです。

さらにNURO光の実際の回線速度は、下り・上りの双方で平均500Mbpsを超えているため、この速度であればゲームでの回線落ちや処理落ちはほとんど発生しません。

ですので、正確なコマンド操作が求められるFPSゲームや格ゲーをプレイしている方には、高速インターネットを利用できるNURO光が特におすすめです。

NURO光の光回線はオプションでプレステが使える

ちなみに、NURO光ではPlayStation5を月額990円からレンタルできるオプションも提供しています。

PlayStation5は定価で購入すると6万円程度の費用が必要になるので、初期費用を抑えてゲームをプレイしたい方におすすめです。

料金プランは、ダウンロード版のみプレイするなら月額990円(税込)、ディスク版もプレイするなら月額1,320円(税込)であり、それに加えて、1年間のメーカー保証もついています。

ですので、万が一故障した場合でも、1年以内であれば、無償で修理・交換の対応をしてもらえるため安心してプレイできますね。

NUROモバイル、ソフトバンクユーザーならスマホセット割も

NUROモバイル セット割

またNURO光では、特典としてスマホとのセット割のキャンペーンを行っていて、対象となるスマホには、NUROモバイルのスマホとソフトバンクのスマホの2種類があります。

まず、NUROモバイルとのセット利用である「NUROモバイルセット割特典」から説明すると、NURO光の申し込み後に専用ページからNUROモバイルをお申し込みいただくと1年間NUROモバイルの月額基本料金が792円割引されます。

ただし、「NUROモバイルセット割特典」を適用するためにはNURO光に申し込み、これから新規でNUROモバイルを利用される方が対象ですので既にNUROモバイルを利用されている方はキャンペーン対象外であるため注意しましょう。

NURO光 ソフトバンク スマホ割

次に、ソフトバンクのスマホとのセット割である「おうち割 光セット(ソフトバンク)」について説明すると、NURO光とNURO光でんわの契約後にソフトバンクショップで手続きすると、お手持ちのソフトバンクスマホやタブレットなどが永年毎月最大1,100円割引されます。

ただし、こちらもNURO光でんわの加入やソフトバンクスマホをスマホ割対象プランで契約しているなどの適用条件があるので注意しましょう。

以下の記事でNURO光とソフトバンクスマホのセット割について詳しくまとめたので参考にしてみてください。

このように、NURO光NUROモバイルやソフトバンクユーザーにとっては大変お得であり、回線速度も速い光回線サービスですので、現在NURO光をお使いでない方はこの機会に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

以下の記事ではNURO光についてさらに詳しくまとめておりますので、NURO光が気になる方はぜひ一度目を通してみてください。

NURO光の評判や口コミはこちら
NURO光のキャンペーンはこちら
NURO光の通信速度はこちら
NURO光へ乗り換える方法はこちら

光回線の回線速度に関するよくある質問

ここでは、光回線の回線速度に関するよくある質問を5つまとめてそれぞれ回答していきます。

ぜひ参考にしてください!

光回線の回線速度に関するよくある質問
  • 光回線の10ギガプランって本当に速いの?
  • 光回線を使う時間帯によって速度が違うのはなぜ?
  • プロバイダを変えると速度が改善されることがあるのはどうして?
  • 「光コラボ」と「独自回線」はどっちが速い?
  • IPv6に対応しているのに速度が上がらないのはなぜ?

光回線の10ギガプランって本当に速いの?

光回線の10ギガプランの平均速度はおよそ1.2Gbpsで、1ギガプランの光回線の4~6倍の速さです(1ギガプランの光回線の平均速度は200~300Mbps程度)。

この数値がどれくらい速いのかというと、10ギガのデータを1分強でダウンロードできる速さとなります。

ですので、この数値を見るだけでも光回線の10ギガプランは速いと言えます。

しかし、お住いの住所や建物が10ギガ対応である必要や機器が10ギガに対応している必要があるため、誰でも気軽に使えるプランではないのが現状です。

ただそうは言っても、これまで見てきたように100Mbps以上あればオンラインゲームも大容量データのダウンロードも問題なくできるので、ほとんどの人にとっては従来の1ギガプランの光回線で十分であり、それほど心配する必要はありません。

10ギガの光回線について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

光回線を使う時間帯によって速度が違うのはなぜ?

インターネットの回線速度は、その時間帯のインターネット利用者数によって左右されます。

というのも、インターネットの利用者数が多いと高速道路で渋滞が起きて速度が落ちるように、インターネット回線も混雑して速度が落ちてしまうからです。

より細かく見ていくと、

  • サーバーの混雑
  • プロバイダの混雑
  • マンションなどで共有している回線の混雑

といったようにインターネットの通り道のどこかが混雑していることが、時間帯によって回線速度が異なる原因となります。

プロバイダを変えると速度が改善されることがあるのはどうして?

プロバイダによって回線速度が異なる要因は以下となります。

  • 利用者数の違い
  • 保有している設備の処理能力の違い
  • 接続方式の違い(IPv6接続に対応しているかどうか)
  • 通信制限の違い

先ほどもお話したように、プロバイダの利用者数が多くなればその分回線も混雑し、回線速度は遅くなります。

しかし、プロバイダが保有している設備の処理能力が高ければ同じ利用者数でも通信速度の低下を抑えることは可能です。

また、プロバイダによって通信制限の条件も異なるので契約前に確認しておくことをおすすめします。

「光コラボ」と「独自回線」はどっちが速い?

回線名ベストエフォート実際の通信速度
ドコモ光1Gbps下り: 312.99 Mbps
上り: 346.66Mbps
ソフトバンク光1Gbps下り: 312.99Mbps
上り:上り: 346.66Mbps
auひかり1Gbps
上り: 523.08Mbps
下り: 515.32Mbps
NURO光2Gbps
下り:636.17MbpsMbps
上り: 716.3Mbps

※更新日:2024/04/28
※1:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度

上記の表からもわかるように、ベストエフォートが同じでも実測値は独自回線の方が速いと言えます。

というのも、以前お話したようにNTTフレッツ光の回線を利用している光コラボ事業者のすべてが同じ回線を使うので、利用者数が増えて混雑しますが、

独自回線の場合はその光回線サービスを使っている人しか回線を利用している人がいないため、混雑が起こりにくいからです。

ですので、オンラインゲームや大容量データの送受信などを利用されていて回線速度を重視したい方は独自回線の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ただそうは言っても、50Mbps以上あれば大容量データを扱わない限り問題ないので、光コラボが独自回線と比較して大きく劣るということはありません。

IPv6に対応しているのに速度が上がらないのはなぜ?

まずは、お使いの機器がIPv6に対応しているか、ルーターやパソコンの設定が合っているかを確認してください。

それでも速度が上がらない場合は、利用しているサイトやゲームサーバーがIPv6に対応していない可能性があります。

というのも、IPv6接続で通信するためには、接続先であるサイトもIPv6接続に対応している必要があるからです。

ただ、この場合はIPv6接続に対応していないサイトもまだ多く残っているのが現状なので、利用しているサイトやゲームサーバーがIPv6に対応するまで我慢しましょう。

IPv6について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

光回線の速度まとめ

これまで光回線を快適に使える速度の目安や測定方法について解説してきました。

ここでもう一度光回線の回線速度について重要なポイントをまとめているのでぜひ参考にしてください。

まず光回線の回線速度について考える際には、ベストエフォートではなく実際の通信速度を計測する必要があることをお話ししました。

また、回線速度は戸建てかマンションか、マンションであれば配線方式によって違いが出ることもここでもう一度押さえておきましょう。

そして、光回線を快適に使える回線速度の目安は用途によって異なるので、ご自身がどのような目的でインターネットを利用するのかを明確にしてから光回線を検討してみるとより快適なネットライフが送れるようになります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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