オンラインゲームの中には通信の影響を大きく受けるものがあり、FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)やMOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)などが、その代表的な例です。
そういったゲームをプレイしている方はPing値を目にしたことがあるのではないでしょうか。
オンラインゲームを快適にするためには重要な指標であるPing値について本記事では解説していきます。
用語の解説や確認方法、改善方法について解説しているのでこの記事を読めばラグい状況の解消や、対処について理解が深まるのでぜひ最後までお読みください。
おすすめの光回線 | Ping値 (実測値)※1 | 実際の通信速度※1 |
---|---|---|
Fon光 | 10.87ms | 上り: 635.29Mbps 下り: 712.58Mbps |
NURO光 | 10.87ms | 上り: 721.38Mbps 下り: 592.01Mbps |
hi-hoひかり with games | 16.98ms | 上り: 405.5Mbps 下り: 456.59Mbps |
※更新日:2024/11/21
※1:Ping値(実測値)と実際の通信速度は「みんなのネット回線速度」から引用
これを機に回線を変えることを検討される方は以下のボタンをクリックすると本サイトがおすすめする回線も紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
光回線やWi-Fiの「Ping値」って?
ネットワークの通信用語である「Ping値」ですが、「通信速度」「レイテンシ」等の言葉もよく似た言葉として存在します。
Ping値は通信の往復時間を示すもので、この値が低いほど通信が迅速に行われているので、ゲームプレイが滑らかになります。
Ping値は「ピングち」または「ピンち」と読み、ミリ秒「ms(milli second)」という単位で表示し、秒数に換算すると以下の通りです。
1ms | 0.001秒 |
---|---|
10ms | 0.01秒 |
30ms | 0.03秒 |
50ms | 0.05秒 |
100ms | 0.1秒 |
150ms | 0.15秒 |
10000ms | 10秒 |
この章では以下の順で「Ping値」と「通信速度」、「レイテンシ」について解説していきます。
- Ping値と通信速度の違い
- Ping値とレイテンシの違い
- Ping値はオンラインゲームの快適性に影響を与える
Ping値と通信速度の違い
「Ping値」と「通信速度」は、両方ともネットワークの性能を表すものですが、表す数値の意味は異なります。
Ping値は通信の応答速度を表す一方で、通信速度はデータの転送速度を表します。
以下の表はより詳しく解説しているので参考にしてみてください。
用語 | 説明 | 数値の使い道 |
---|---|---|
Ping値 | Ping値は、Pingというコマンドを利用してネットワーク上の他のデバイスやサーバーに対してデータを送信し、データが返ってくるまでの時間を表すもので、Ping値は、ミリ秒(ms)単位で表されます。 | Ping値は主にネットワークの応答速度を示すものであり、オンラインゲームやビデオ通話などのリアルタイム通信において重要です。 低いPing値は、通信が素早く行われることを示し、高いPing値は遅延が発生していることを示します。 |
通信速度 | 通信速度は、ネットワーク経由でデータが送受信される速度を表すもので、メガビット毎秒(Mbps)やキロビット毎秒(Kbps)という単位で表され、回線の帯域幅を表します。 | 通信速度は、ファイルのダウンロードやアップロード、オンライン動画の再生など、大容量のデータ転送が必要なタスクに影響します。高い通信速度はこれらのタスクを迅速に行うことを可能にします。 |
つまり「Ping値」はPingコマンドで送ったデータが返ってくるまでどれくらいの時間がかかるのか、通信速度は1秒あたりどれほどデータを送受信するのかを表すものです。
低いPing値は通信が速いことを意味し、高い通信速度はデータが高速に転送されるということを意味します。
Ping値とレイテンシの違い
「Ping値」と「レイテンシ」は、一般的には同じような概念を指しますが、微妙な違いがあります。
用語 | 説明 | 数値の使い道 |
---|---|---|
Ping値 | Ping値は、Pingというコマンドを利用してネットワーク上の他のデバイスや サーバーに対してデータを送信し、データが返ってくるまでの時間を表すもので、 Ping値は、ミリ秒(ms)単位で表されます。 | Ping値は主にネットワークの応答速度を示すものであり、 オンラインゲームやビデオ通話などのリアルタイム通信において重要です。 低いPing値は、通信が素早く行われることを示し、高いPing値は遅延が発生していることを示します。 |
レイテンシ | レイテンシは、データを送出してから実際に相手に到着するまでの時間を「片道レイテンシ」、 データの送出要求を送ってからその要求に応じたデータが返ってくるまでの間を「往復レイテンシ」と呼び、 通信にかかる時間そのもの、ミリ秒(ms)単位で表されます。 | レイテンシはネットワーク上でデータが移動する際の時間を表します。 時間には送信の遅延、伝送の遅延、処理の遅延、および受信の遅延を含んでいます。 |
Ping値はPingというコマンドを利用して得られた往復レイテンシのことで、レイテンシは、通信の遅延や待ち時間や、機器が反応するまでの待ち時間などを表すため、より広範囲の数値を意味する言葉です。
つまり、Ping値は、とある回線の往復レイテンシを把握するためにPingコマンドを利用して得られた数値ということになります。
一般的にレイテンシが小さければ小さいほど、待ち時間が少なくなり応答が早い、低レイテンシ、レイテンシが大きければ大きいほど、待ち時間が多くなり、応答が遅い、高レイテンシという言い方をします。
Ping値はオンラインゲームの快適性に影響を与える
Ping値は通信の往復時間を示すもので、この値が低いほど通信が迅速に行われているので、ゲームプレイが滑らかになります。
Ping値が高いと陥ってしまう状態は以下の通りです。
遅延(ラグ)の発生 | Ping値が高いと、プレイヤーが行動を起こしてから、 その結果が画面に表示されるまでの時間が増加することにより、 ゲームプレイが不快になります。 |
---|---|
他のプレイヤーとの連携ができない | マルチプレイヤーゲームでは、他のプレイヤーとの同期が重要ですが、 他のプレイヤーの動きや行動に時間差が生じ、 連携がうまくいかなくなります。 |
応答性の低下 | シューティングゲームなどにおいては、 相手プレイヤーの操作が自分自身に反映されるまでに全てが完了してしまい、 回避行動やカウンター行動を取れなくなってしまいます。 |
このようなことから、オンラインゲームを通して得られる体験が低下してしまいます。
特に高いリアルタイム性が求められるオンラインゲームでは、プレイヤー同士の動きが円滑であるほど、ゲームの楽しさが増えるため、できるだけ低いPing値を維持することが重要です。
一般的には、Ping値が50ms以下であればほぼリアルタイムでの応答が期待でき、100msを超える場合にはプレイに支障が出てくるでしょう。
Ping値を改善するにあたり、回線の変更を検討される方は以下のボタンをクリックすると本サイトがおすすめする回線も紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
Ping値はどうやって測定すればいい?
Ping値はオンラインゲームなどにおいてはバトルが始まる前に予め確認しておくことで、通信の不具合を原因とする不要な負けを防げます。
この章では下記を順に解説していくので、下記の方法でPing値を測定してみてください。
- 当サイトから「インターネット回線速度チェッカー」を使用する
- 速度測定ができるサイトを利用する
- オンラインゲームの測定機能を使うのもOK
- 【実践例】APEXでPing値やパケットロスを表示してみよう!
当サイトから「インターネット回線速度チェッカー」を使用する
当サイトで回線速度を測定できるツールを用意しています。
以下の「インターネット回線速度チェッカー」を利用してみてください。
なお、このツールで測定できるPing値は、あくまで測定している端末とインターネット回線速度チェッカーの間での数値なので、どのサービスへのアクセスも測定数値どおりに出るというわけではありません。
オンラインゲームの場合には、ゲームサーバー間のPing値とは誤差がある点は押さえておいてください。
速度測定ができるサイトを利用する
Ping値の測定には速度測定サイトを利用するとよいでしょう。
速度測定サイトは回線の通信速度を測定に併せて、Ping値も測定してくれます。
下記のような速度測定ができるサイトがあるので、Ping値や速度の測定に活用してみてください。
なお、速度測定サイトで測定できるPing値は、先ほども解説した通り、あくまで測定している端末と速度測定サイトの間での数値なので、どのサービスへのアクセスも測定数値通り出るというわけではありません。
オンラインゲームの場合には、ゲームサーバー間のPing値とは誤差がある点は押さえておいてください。
オンラインゲームの測定機能を使うのもOK
オンラインゲームでは、ゲーム内の機能でPing値を画面に表示したり、設定からPing値を確認できる機能を持つものもあります。
FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)やMOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)など、リアルタイム性が、より重要なオンラインゲームによく見られる機能です。
ゲームによってはデフォルトで表示していないだけで、設定で表示できる場合もあるので、この機能を利用すると、先程紹介した速度測定サイトよりもより実際のゲーム環境でのPing値を確認できます。
Ping値は刻一刻と変化しているので、機能を使うことでPing値を常にモニタリングでき、通信状況が変化しても柔軟に対応して、ラグい状況を未然に防げます。
【実践例】APEXでPing値やパケットロスを表示してみよう!
PCで「Apex Legends」のPing値やパケットロスの表示を有効にするには、以下の手順に従ってください。
①「設定」を開きます。
②ゲームプレイタブに移動します。
③パフォーマンス表示をオンにします。
パフォーマンスに表示されている、FPS(フレーム/秒)は、どれほどゲームプレイがスムーズであるかを示すもので、「Apex Legends」では、ほとんどのプレイヤーが約60FPSを標準として目指しています。
FPSのトラッキングを有効にしてモニタリングすることで、FPSが60以下の場合は設定を一部低くするか、「ビデオ」設定タブの「高度な設定」で解像度を調整し、ゲームプレイへの影響を抑えられます。
Ping値を改善するにあたり、回線の変更を検討される方は以下のボタンをクリックすると本サイトがおすすめする回線も紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
適切なPing値の目安ってどのくらい?
FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)やMOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)などであれば15ms以下のPing値があれば全く問題ありません。
Ping値に対する挙動についての目安は以下の表を参考にしてみてください。
インターネットの利用方法 | ping値の目安 |
---|---|
WEBサイトの閲覧 | 普通に使える:100ms以下 快適:50ms以下” |
WEB会議 | 普通に使える:50ms以下 快適:15ms以下 |
動画視聴 | 普通に使える:50ms以下 快適:30ms以下なら快適 |
オンラインゲーム | 普通に使える:30ms以下 快適:15ms以下 |
以下の動画は、Ping値が15ms以下でApexをプレイしています。
15ms以下であればこれくらいサクサクプレイできるので一度確認してみてください。
この動画でのサクサクなゲームプレイを実現している光回線は「hi-hoひかり with games」です。
hi-hoひかり with gamesの評判や口コミについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
hi-ho ひかり with games公式ページ→https://games.hi-ho.life/
今すぐに実践可能なPing値を改善(速く)する5つの方法
Ping値を測定してみたり、モニタリングしていて、どうしても安定しないであったり、常に高い状況だという場合には、以下の方法を試すと改善する場合があります。
費用のかかる改善法から費用のかからない改善法まで様々に解説しているので、費用のかからない方法を試して、変わらないようなら、費用をかけてみるという流れで改善を試みるのもよいでしょう。
- 古いルーターをIPv6対応のものと交換してみる
- ルーターやPCの電源を入れ直してみる
- LANケーブルのカテゴリを見直してみる
- 使っていない端末のWiFi接続を切る
- 固定回線の導入を検討する(WiFiを利用している人)
- プロバイダの乗り換えも検討してみる(光回線を利用している人)
もちろん、自分に当てはまりそうなものをピンポイントで試してみるのもアリです。
古いルーターをIPv6対応のものと交換してみる
古いルーターをIPv6対応のものに交換すると、いくつかのメリットがあります。
アドレス枯渇 への対応 | IPv6はIPv4のアドレス枯渇問題に対応するために導入されました。 IPv6は非常に膨大なIPアドレスを持っているため、 インターネットに容易にデバイスを接続できます。 |
---|---|
ネットワーク の最適化 | IPv6はネットワークの効率性を向上させるために設計されており、 ネットワークのパフォーマンスや品質が向上する可能性があります。 |
インターネットへの アクセスの改善 | IPv6はインターネット全体で採用が進んでおり、 一部のウェブサイトやオンラインサービスがIPv6を利用しています。 IPv6対応のルーターを使用することで、効率的にアクセスできるようになります。 |
また、インターネットにおける通信技術としても将来的には、インターネット全体がIPv6に移行することが期待されているため、IPv6に対応したルーターを使用することで、将来的なネットワークの変化にも柔軟に対応できます。
ルーターやPCの電源を入れ直してみる
ルーターやPCの電源を入れ直すことで速度が改善される場合の主な原因は以下の通りです。
キャッシュのクリア | ルーターやPCは一時的にデータを保持するキャッシュメモリを持っています。 電源を入れ直すことで、これらのキャッシュがクリアされ、 一部の問題やボトルネックが解消されることがあります。 |
---|---|
ネットワークへの再接続 | 電源を入れ直すことで、インターネットプロバイダとの接続が再確立されます。 これにより、接続の安定性や通信の効率が向上し、速度が改善されることがあります。 |
再起動による設定のクリア | ルーターなどのネットワーク機器やPCは、電源を入れ直すことで一部の設定が初期状態に戻るため、 不良な設定が解消され、通信のパフォーマンスが向上することがあります。 |
トラフィックのリセット | ルーターの再起動は、そのルーターを通過する通信を一時的にリセットするため、 再起動することで、速度が改善される可能性があります。 |
不具合の解消 | 一部の一時的なネットワークの不具合やエラーが、電源を再起動することで解消される場合があります。 機器の放電を促す効果もありますが、再起動には5分ほど時間を置いてから再起動するようにしましょう。 |
ルーターやPCの電源を入れ直すことで速度が改善されるのは主に長期間電源が入ったままである場合です。
また、電源を入れ直すことは、あくまで、一時的な問題やネットワークのトラブル対応としては有効ですが、長期的な速度の向上を図るには、高性能な機器へ切り替える等の根本的な原因を特定し、対処する必要があります。
LANケーブルのカテゴリを見直してみる
LANケーブルで有線接続しているときはカテゴリの確認も重要です。
カテゴリの確認は上記画像のようにケーブルに印字されている場合や規格が印字されています。
LANケーブルには下記のような種類があり、カテゴリごとに対応する最大通信速度に違いがあるので、LANケーブルを購入する際に費用を抑えたという経緯がある方は、LANケーブルのカテゴリを確認してみてください。
ケーブルカテゴリ | 最大通信速度 | 規格 |
---|---|---|
CAT5(カテゴリ5) | 100Mbps | ANSI/TIA/EIA-568-B.1 |
CAT5e(カテゴリ5e) | 1Gbps | ANSI/TIA/EIA-568-B.2 |
CAT6(カテゴリ6) | 1Gbps | ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1 |
CAT6A(カテゴリ6A) | 10Gbps | ANSI/TIA-568-B.2-10 |
CAT7(カテゴリ7) | 10Gbps | ISO/IEC 11801 |
CAT7A(カテゴリ7A) | ||
CAT8(カテゴリ8) | 40Gbps | ANSI/TIA-568.C-2-1 |
回線が1ギガの場合はCAT5e以上、2ギガ以上の場合はCAT6A以上のLANケーブルといったように、利用している光回線の最大通信速度に合わせてLANケーブルも選ぶようにしましょう。
使っていない端末のWiFi接続を切る
使っていない端末のWi-Fiの接続を切ることにより、改善される場合の主な原因は以下の通りです。
IPアドレスの最適利用 | DHCP(ルーターのIPアドレスの自動割り当て機能)を使用している場合、 ネットワークに接続する端末はIPアドレスを割り当てられます。 使っていない端末が接続し続けていると、IPアドレスの枯渇が起こる可能性があるため、 接続を切ることでIPアドレスの最適な利用が可能です。 |
---|---|
ルーターの処理の簡素化 | 使っていない端末が接続されている場合、ルーターの処理が煩雑になっていくため、 不要な接続を切っておくと、ネットワークの通信処理をより迅速に行えます。 |
以上のような理由から、定期的にネットワークに接続されている端末を確認し、使っていない場合はWiFi接続を切ることが良いでしょう。
固定回線の導入を検討する(WiFiを利用している人)
固定回線の導入には、Wi-Fiを利用している人にとっては通信速度が改善される場合もあります。
その主な原因は以下の通りです。
安定した接続品質 | 固定回線は通常、信頼性が高く、安定した接続品質を提供します。 Wi-Fiは電波の影響を受けやすいため、建物の構造や周囲の電波状況によっては接続が不安定になることがありますが、 有線回線はそうした影響を受けにくくなります。 |
---|---|
高速なデータ転送 | 固定回線は高い帯域幅を提供することができ、これにより高速なデータ転送が可能です。 大容量のファイルのダウンロードやストリーミング、オンラインゲームなどの要求が高いアプリケーションでも、 安定した高速な接続が期待できます。 |
複数デバイスの 同時接続 | 固定回線は通常、多くのデバイスを同時に接続できるため、大規模な家庭やオフィス環境での利用に適しています。 Wi-Fiでは同時接続数に限りがあるため、複数のデバイスが同時に利用される場合には固定回線が有利です。 |
また、固定回線のプロバイダによっては、異なる料金プランや通信速度を選択できる場合があります。
利用状況に応じて柔軟にプランを変更できるため、効率的に通信サービスを利用できます。
これらのメリットは、特に高い信頼性や高速なデータ通信が必要な場合には有用な選択肢なので、固定回線の導入も検討してみてください。
プロバイダの乗り換えも検討してみる(光回線を利用している人)
光回線を利用している人がプロバイダを乗り換える際のメリットは以下のようになります。
通信速度の向上 | 現在利用しているプロバイダよりも提供する通信速度がより高い場合、 データ転送速度が向上します。 これにより、快適で高速なインターネット環境を使えるようになるでしょう。 |
---|---|
最新技術の利用 | 新しいプロバイダがIPv6に対応している等、最新の技術やサービスを提供している場合、 それを利用することでより効率的な通信やサービスの利用が可能です。 |
ただし、プロバイダの乗り換えには契約解除料などのコストもかかる場合があるため、よく検討してから判断してください。
Ping値を重視する人には光回線がおすすめ!
おすすめの光回線 | Fon光 | NURO光 | hi-ho ひかり with games |
---|---|---|---|
公表している速度 | 最大2Gbps | 最大2Gbps 最大10Gbps | 最大1Gbps 最大10Gbps |
実際の通信速度※2 | 上り: 635.29Mbps 下り: 712.58Mbps | 上り(2ギガ): 721.38Mbps 下り(2ギガ):636.17MbpsMbps 上り(10ギガ):1105Mbps 下り(10ギガ):2712Mbps | 上り: 405.5Mbps 下り: 456.59Mbps |
基本料金 | 2ギガ:4,378円 10ギガ:4,928円 | 2ギガ戸建て(2年):5,700円 10ギガ戸建て(3年):5,700円 | 戸建て:6,710円 マンション:5,390円 10ギガ:8,140円 |
実際の料金※1 | 2ギガ:3,920円 10ギガ:4,470円 | 2ギガ戸建て(2年):3,412円 10ギガ戸建て(3年):3,992円 | 戸建て:6,889円 マンション:5,486円 10ギガ:8,259円 |
スマホのセット割引 | ソフトバンクスマホと セットで毎月1,100円割引 | ソフトバンクスマホとセットで毎月最大1100円割引 NUROモバイルとセットで毎月792円割引 | なし |
キャッシュバック | amazonギフト3,000円 | 45,000円キャッシュバック オプション申し込みで20,000円キャッシュバック | 31日間基本料金無料 |
その他のキャンペーン | 新規工事費が実質無料 Wi-Fi利用料無料 | 新規工事費無料 WiFiルーターは無料レンタル可能 他社の違約金を60,000円まで還元 2ヶ月間お試し利用可能 | 月額550円割引(ゲーム始める割) |
※更新日:2024/11/21
※1 光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度→みんなの回線速度から引用
新規で回線を引くにあたって、Ping値を重視したい、光回線を変更してPing値を改善したいという方に向けて以下の3つの光回線をおすすめします。
- おすすめ①Fon光|Ping値のユーザー実測値が業界最速レベル
- おすすめ②NURO光|数多くのプロゲーマーも愛用
- おすすめ③hi-hoひかり with games|e-スポーツチームへの提供実績が豊富
おすすめ①Fon光|Ping値のユーザー実測値が業界最速レベル
Fon光 | |
---|---|
月額料金 | 2ギガ:4,378円 10ギガ:4,928円 |
実際の月額料金 ※1 | 2ギガ:3,920円 10ギガ:4,470円 (戸建て・マンション共通) |
公表している 通信速度 | 最大2Gbps |
実際の通信速度 ※2 | 下り: 712.58Mbps 上り: 635.29Mbps Ping値: 10.87ms |
契約期間 | 3年 |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | 44,000円 (特典で無料) |
スマホセット割引 | ソフトバンクスマホと セットで毎月1,100円割引 |
キャンペーン | 新規工事費が実質無料 WiFi利用料無料 |
※更新日:2024年11月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
Fon光はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供している、NURO光の2ギガ回線を利用した光回線サービスです。
そのため、最大速度が1Gbpsである他社回線よりも通信速度が出やすく、理論値で上り・下りともに最大2Gbps、ユーザーの平均実測値でも500Mbps以上の高速通信が特徴です。
Fon光はIPv6に対応しており、従来の光回線よりも利用できるチャンネルが多いため、夜間や休日などの回線の混雑が起きやすい時間でも快適にインターネットを楽しめます。
また、Fon光ではIPv6の利用料が完全無料になっているので、IPv6の高速通信を利用するのに基本使用料以外の費用がかからないところも大きなメリットです。
今日もFon光は調子いいね!
・・・異様にイイけど、PC以外のデバイスWifi切ってたっけ?
いつもはiPhone/iPad/MacBook Airで3分割してるから300Mbpsくらいのハズ。
8:32 PM · Mar 4, 2023
安くて早いのだとFon光とか
4:31 PM · Oct 27, 2023
参照元:X
「IPv6」は、「IPv4」に次ぐ最新のインターネットプロトコルの規格です。IPv6はIPv4でのIPアドレスの枯渇の問題などを背景に開発されました。
IPアドレスは、インターネット上での住所のようなもので、IPアドレスでどこからどこへデータを送信するのが確定してはじめてインターネット上での通信が可能になります。
IPv4のIPアドレスは約43億個に限られるのに対し、IPv6では約340澗個(340兆の1兆倍の1兆倍)のIPアドレスが使用可能が利用でき、事実上、無限大にIPアドレスを割り当てできます。
また、IPv6では、「IPoE」による新しい接続方式が利用可能で、従来の「PPPoE」による接続方式と比べると、高速に通信できます。
道路で例えると、従来のPPPoE方式では車線が少なく混雑が起きやすいのに対し、新方式のIPoE方式は車線が増えて渋滞が解消されるイメージです。
IPv6対応のサービスへのりかえることで、通信速度の向上と安定が期待できます。
→IPv4について更に詳しくみる
→IPv6について更に詳しくみる
Fon光には10ギガプランも用意されており、より速い通信速度やより高い安定性を求める場合にも対応できます。
Fon光(2G回線)のPing値の実測値は15~20ms程度なのですが、これはあくまでも平均値であり、回線の混雑しやすい夜間帯になるとさらに低下することも珍しくありません。
基本的にPing値は回線速度が上がるほど反比例的に小さくなっていくものなので、Fon光でより快適にオンラインゲームをプレイしたい方は、10ギガプランへの契約を検討してみるのもおすすめです。
また、「ChargeSPOT Pass for Fon光」というサブスクプランも用意されており、国内設置数No.1のバッテリーシェアリングサービスを特別料金で利用できます。
通常借りる場合には、1日あたり480円がレンタルに費用かかりますが、「ChargeSPOT Pass for Fon光」は、サブスクプランなので、5日360円でレンタル可能です。
レンタル回数 (単位:月) | 月額基本料金 (税込) |
---|---|
1回まで (月額料金の範囲内) | 360円 |
2回まで | 720円 |
3回まで | 1,080円 |
4回まで | 1,440円 |
5回まで | 1,800円 |
6回以上 | 1,800円 |
外出先でもスマホゲームをしたいけどバッテリーの持ち歩きが面倒という方にはこちらのプランを利用できるのはFon光を利用する1つのメリットになるでしょう。
Fon光が気になる方は以下のボタンから公式ページにアクセスできます。
Fon光の公式ページ→https://fon.ne.jp/
Fon光の評判や口コミについてもっと詳しく知りたいという方は以下の記事も参考にしてみてください。
おすすめ②NURO光|数多くのプロゲーマーも愛用
NURO光 | |
---|---|
月額料金 | 2ギガ戸建て(2年):5,700円 10ギガ戸建て(3年):5,700円 |
実際の月額料金 ※1 | 2ギガ戸建て(2年):3,412円 10ギガ戸建て(3年):3,992円 |
公表している 通信速度 | 2ギガ:最大2Gbps 10ギガ:最大10Gbps |
実際の通信速度 ※2 | 下り: 712.58Mbps 上り: 635.29Mbps Ping値: 10.87ms 上り(10ギガ):1105Mbps 下り(10ギガ):2712Mbps |
契約期間 | 2年・3年 |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費用 | 戸建て&マンション:44,000円 (特典で実質無料) |
スマホセット割引 | ソフトバンクスマホとセットで毎月最大1,100円割引 NUROモバイルとセットで毎月792円割引 |
キャンペーン | 45,000円キャッシュバック オプション申し込みで20,000円キャッシュバック |
その他の特典 | 新規工事費無料 WiFiルーターは無料レンタル可能 他社の違約金を60,000円まで還元 2ヶ月間お試し利用可能 |
※更新日:2024年11月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
2023年4月からNURO光はプロeスポーツチーム「REJECT」とスポンサーシップ契約を締結し、eスポーツを通信の面からサポートを開始しています。
NURO光の一番の特徴はインターネット業界内最速を誇る通信速度で、他の光回線の標準が最大1Gbpsの回線速度であるのに対し、NURO光は最大2Gbpsの回線速度を提供しています。
さらに、一部の地域では10Gbpsといった驚異的な超高速通信に対応しており、とにかく速いインターネットが使いたいという人達から人気があり、プロからも認められている光回線です。
NURO光は長く使うインターネットだからこそ、少しでも速くどこよりもコスパ良く提供したいという想いを持って提供されるサービスのため、月額費用が圧倒的に安くなっており、その安さの理由は2つあります。
【理由その1】NURO光は、利用地域を限定することで設備投資を抑え、その分を料金に反映していること
【理由その2】NURO光のプロバイダである「So-net」は「ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社」という、ソニーのグループ会社が提供しており、回線とプロバイダの両方を自社でまかないながら、余分なコストをかけずに運営が可能なこと
NURO光はSo-netがサービスを提供しており、提供可能エリアこそ限られているものの、ソフトバンクのスマホとのセット割や上記の回線速度のようなメリットも多い優秀な光回線です。
NURO光の測定結果(IPv4接続)
Ping値: 3.6ms
ダウンロード速度: 4109.12Mbps(超速い)
アップロード速度: 5296.1Mbps(超速い)
7:18 PM · Nov 19, 2023
NURO光の測定結果(IPv6接続)
Ping値: 3.6ms
ダウンロード速度: 823.22Mbps(超速い)
アップロード速度: 898.23Mbps(超速い)
9:50 AM · Nov 19, 2023
参照元:X
NURO光は悪い口コミも散見されますが、NURO光の評判や口コミについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
現在、NURO光を利用できる地域は以下のとおりです。
地域 | 2ギガ提供地域 | 10ギガ提供地域 |
---|---|---|
北海道 | 北海道 | 北海道 |
東北 | ー | 宮城 |
関東 | 東京、神奈川、埼玉、千葉 茨木、栃木、群馬 | 東京、神奈川、埼玉、千葉 |
東海 | 愛知、静岡、岐阜、三重 | 愛知、静岡、岐阜、三重 |
関西 | 大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良 | 大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良 |
中国 | 岡山、広島 | 岡山、広島 |
九州 | 福岡、佐賀 | 福岡、佐賀 |
NURO光が気になる方は以下のボタンから公式ページにアクセスできます。
NURO光を申し込む際に戸建てとマンションでは窓口が違うので注意してください。
NURO光の公式ページ→https://www.nuro.jp/hikari/
NURO光forマンションの公式ページ→https://www.nuro.jp/formansion/
NURO光の評判や口コミはこちら
NURO光のキャンペーンはこちら
NURO光の通信速度はこちら
NURO光へ乗り換える方法はこちら
おすすめ③hi-hoひかり with games|e-スポーツチームへの提供実績が豊富
hi-hoひかり with games | |
---|---|
月額料金 | 戸建て:6,710円 マンション:5,390円 10ギガ:8,140円 |
実際の月額料金 ※1 | 戸建て:6,889円 マンション:5,486円 10ギガ:8,259円 |
公表している 通信速度 | 最大1Gbps (10Gbpsプラン有) |
実際の通信速度 ※2 | 上り: 405.5Mbps 下り: 456.59Mbps |
契約期間 | 2年 |
事務手数料 | 3300円 |
工事費用 | 工事あり:22,000円 屋内配線がある:11,660円 立ち合い工事無し:3,300円 |
スマホセット割引 | なし |
キャンペーン | 31日間基本料金無料 |
その他の特典 | 月額550円割引(ゲーム始める割) |
※更新日:2024年11月01日
※1:光回線とwifiセット&新規契約
※1:実際の月額料金=(月額料金+wifi料金)×契約期間+契約事務手数料+開通工事費-(キャッシュバック+月額割引)÷契約期間
※2:実際の速度引用元→みんなのネット回線速度
hi-hoひかり with gamesには「VARREL」や「CREST GAMING」など、複数のプロe-スポーツチームへのスポンサー提供・回線導入実績があるなど、プロゲーマーにも認められている、高品質・高速な光回線です。
一瞬のラグさえ命とりなオンラインゲームをする方、インターネットの環境を改善したい方には、「hi-hoひかり with games」がおすすめします。
hi-hoひかり with gamesは他の光コラボと同様にNTT回線を利用していますが、hi-hoひかり with gamesユーザーのみが利用できる、専用帯域が用意されているため、安定した速い通信を実現しています。
先ほど紹介した、Fon光やNURO光などは独自回線のため回線工事が必要になりますが、現在フレッツや光コラボを利用している方にとっては手軽に利用が開始できるのでそういった方には特におすすめです。
スポンサー様の「hi-ho ひかり with games」の光回線を実際にゲーミングハウスで導入しています。
回線問題のストレス無く練習に集中できて助かってます。
7:22 PM · Apr 10, 2023
わーい、光回線きたぞ〜!
hi-hoひかりwith games今日から使用開始!
hi-ho
ダウンロード:50-90Mbps
アップロード:50-500Mbps
ping:23-60ミリ秒
11:36 PM · Feb 18, 2023
参照元:X
また、hi-hoひかり with gamesのルーターはゲーミング専用ルーターを利用でき、以下のようなスペックを備えていることでも速い通信が可能になっています。
トライバンドに 対応 | 最大速度4.8Gbpsの3つの周波数に対応した無線LAN規格である「トライバンド」に対応しており、 最もスムーズに通信ができる帯域を自動で選んで切り替えてくれるため、いつでも快適で高速な通信が実現できる |
---|---|
クアッドコアに 対応 | コア数が多いほど同時に処理できる情報が多くなり、データ通信におけるラグや遅延が小さくなります。 hi-hoひかり with gamesのゲーミング専用ルーターは、理論的には1(シングル)コアの4倍の速度で情報の処理が可能。 |
最大速度2.5Gbpsの 有線接続に対応 | 2.5GbpsのWAN/LANポートに加え全部で5つの有線ポートがあるため、 複数の人と回線をシェアしやすい有線と比べてラグや遅延・速度の低下などが起こりやすくなってしまうので、 同一回線を家族で共用している方などは、ルーターと端末をLANケーブルで接続して利用するのがおすすめ |
通常はコンピュータやモバイルデバイスのプロセッサ(中央演算処理装置)に言及される用語で、四つの独立した処理コア(Core)が組み合わさった構造を指します。これは処理速度を向上させ、複数のタスクを同時に処理することができます。
hi-ho ひかり with gamesが気になる方は以下のボタンから公式ページにアクセスできます。
hi-ho ひかり with games公式ページ→https://games.hi-ho.life/
hi-hoひかり with gamesの評判や口コミについてもっと詳しく知りたいという方は以下の記事も参考にしてみてください。
Ping値についてのよくある質問
こちらの章ではPing値についての疑問を以下の6点を解説していきます。
- ホームルーターやポケット型WiFiがオンラインゲームに向いてないといわれる理由は?
- オンラインゲームでは通信速度(下り・上り)とどちらを重視すべき?
- スマホにはPing値を下げるアプリがあるってホント?
- SwitchやPS4などのゲーム機でPing値を測定できる?
- SwitchやPS4などのゲーム機で必要なPing値は?
ホームルーターやポケット型WiFiがオンラインゲームに向いてないといわれる理由は?
ホームルーターやポケット型WiFiがオンラインゲームに向いていないとされる理由は、主に以下の点が挙げられます。
遅延(レイテンシ)の増加 | ホームルーターやポケット型WiFiは、通信の遅延を引き起こす可能性があります。 有線の接続よりも無線接続の方が通信において遅延が生じやすく、ゲーム中のリアルタイムな応答が鈍くなることがあります。 また、ポケットWi-Fiの処理性能においてもオンラインゲームをする上では不利になるでしょう。 |
---|---|
不安定な接続 | Wi-Fi信号は建物の構造や周囲の電波状況によって影響を受けやすく、不安定な接続が発生しやすくなります。 これにより、ゲームプレイ中に接続が一時的に切断されたり、ラグが生じたりする可能性があります。 |
帯域幅の制限 | ポケット型WiFiや一部のホームルーターは、有線のブロードバンド回線よりも制限された帯域幅を提供することがあります。 大容量のデータや高品質なストリーミングなどが同時に行われる場合、 通信速度の制約を受け、ゲームのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。 |
電波の干渉 | 一部のホームルーターやWiFiデバイスは、同じ周波数帯域を共有している他の電子機器との電波干渉が生じることがあります。 これにより、通信品質が低下し、ゲームプレイ中の不具合が発生する可能性があります。 |
ただし、技術進化により、高性能なホームルーターやポケット型Wi-Fiにおいては、比較的快適なオンラインゲームプレイが可能です。
適切な設定や電波状態の確認を行うことで、十分なパフォーマンスが得られることもあります。
オンラインゲームでは通信速度(下り・上り)とどちらを重視すべき?
オンラインゲームにおいて通信速度(下り速度と上り速度)のどちらを重視すべきかは、ゲームの特徴によって異なりますが、一般的には下り速度が重要視されることが多数です。
下り速度(ダウンロード速度) の重要性 | 下り速度は、ゲームデータやマップ、文字テキストなどを サーバーからクライアントにダウンロードする速度を指します。 ゲームの起動時や新しいコンテンツが追加される際には、十分な下り速度があることが重要です。 適切な下り速度がないと、ゲームのロード時間が遅くなり、 他のプレイヤーとの同期が取りにくくなる可能性があります。 |
---|---|
上り速度(アップロード速度) の重要性 | 上り速度は、クライアントからサーバーにプレイヤーのアクションや データをアップロードする速度を指します。 オンラインゲームでは、プレイヤーの操作がサーバーに反映されるため、一定の上り速度が必要です。 ただし、上り速度が高いほどゲームプレイに直接的な影響があるわけではなく、 通常のブロードバンド接続であれば十分でしょう。 |
総合的には、下り速度と遅延が重要な要素となりますが、具体的なゲームやプレイスタイルにより異なります。
Ping値だけではなく通信速度も非常に重要な要素で、遅延が低いほど、プレイヤーの操作とその結果がリアルタイムに反映され、より滑らかなゲームプレイが可能です。
スマホにはPing値を下げるアプリがあるってホント?
Ping最適化アプリは、ネットワークの遅延(Ping)を最小限に抑え、オンラインゲームやリアルタイム通信などでよりスムーズな接続を提供するために設計されたアプリケーションです。
これらのアプリは、さまざまな方法でネットワークトラフィックを最適化し、遅延を減少させますが、効果はネットワーク状況やインフラに依存するため、すべての環境で同じような結果が得られるわけではありません。
こういったアプリはAndroidのスマホに多く、iPhone対応のアプリはほとんど存在しません。
SwitchやPS4などのゲーム機でPing値を測定できる?
SwitchやPS4などのハード本体では、Ping値を測定することはできませんが、SwitchやPS4に搭載されているブラウザや測定機能を持つゲームソフトから測定が可能です。
アクセス先は速度測定サイトを利用してください。
また、ブラウザから測定しない場合は、スマホやPCなどから自分のLAN環境から測定することで大体の通信状態が確認できます。
ただし、同じLAN内であっても接続方法により変わりますので、あくまで自分のLAN環境のPing値という点は押さえておいてください。
ゲーム内の設定 | 一部のオンラインマルチプレイヤーゲームでは、ゲーム内の設定メニューから ネットワークの遅延(Ping)を確認できることがあります。 ゲームの設定やオプションメニューを確認してみてください。 |
---|---|
サードパーティのアプリ | ゲーム機には、一部のサードパーティ製のアプリやソフトウェアを利用してネットワークの遅延を測定できる場合があります。 これらのアプリやソフトウェアは、通常はゲーム機のストアからダウンロードできます。 ただし、利用できるアプリはゲーム機や地域によって異なる可能性があります。 |
ルーターの設定画面 | ネットワークの遅延を調べるためには、一般的にはルーターの設定画面を利用します。 ルーターの管理者としてログインし、ルーターのダッシュボードやネットワークステータスのセクションにアクセスすることで、 Ping値や遅延に関する情報を見ることができるかもしれません。 |
外部のデバイスを利用 | 一部のゲーマーは、外部のデバイスやコンピュータを使用してネットワークの遅延を測定します。 これには、pingコマンドを使用するコンピュータや、特定のネットワーク診断ツールを利用するデバイスが含まれます。 |
一般的に、ゲーム機自体でPing値を直接測定することは難しいですが、ゲーム内やアプリを通じてネットワークの遅延に関する情報を確認できることがあります。
SwitchやPS4などのゲーム機で必要なPing値は?
ゲームタイトル | 通信速度(下り)の目安 | Ping値の目安 |
---|---|---|
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL | 30Mbps程度 | 20ms以下 |
あつまれどうぶつの森 | 10Mbps程度 | 100ms以下 |
フォートナイト | 30Mbps程度 | 50ms以下 |
Apex Legends | 30Mbps程度 | 20ms以下 |
一般的に、ゲーム機で快適なオンラインゲームプレイをするためには、具体的な推奨されるPing値はゲームやゲームのジャンル、プレイヤーの好みによって異なることがあります。
一定に安定したPing値であることは前提ですが、以下は、一般的な目安となるPing値の範囲です。
Ping値 | プレイ環境/挙動 |
---|---|
0~30ms | ほとんどのオンラインゲームでは、この範囲のPing値は非常に優れています。 ゲームプレイが滑らかで、リアルタイムの反応が期待できます。 |
30~50ms | ごくまれにラグが起きるが、普通にプレイできる |
50~100ms | 通信状況が原因で、負けるリスクがある ラグ/切断が起きる可能性がある |
100ms以上 | ラグが頻発し、キャラが思うように動かせない サーバーから切断されやすい |
競技性の高いオンラインゲームやリアルタイムな操作が必要なゲームでは、30ms以上のPing値が望ましいとされることが多いですが、より低いPing値がよいでしょう。
低いPing値を実現する上で自分に合った光回線が気になる方は以下の画像をクリックすると確認できるのでチェックしてみてください!
Ping値についてのまとめ
Ping値は通信の往復時間を示すもので、この値が低いほど通信が迅速に行われているので、ゲームプレイが滑らかになります。
Ping値は通信の応答速度を表す一方で通信速度はデータの転送速度を、レイテンシは通信の遅延や待ち時間そのものを指しています。
オンラインゲームをする上ではPing値がより重要になるので、以下の指標を参考にしてください。
Ping値 | プレイ環境/挙動 |
---|---|
0〜15ms | ほぼラグがなく理想的な環境 |
16〜60ms | ごくまれにラグが起きるが、普通にプレイできる |
61〜100ms | 通信状況が原因で、負けるリスクがある ラグ/切断が起きる可能性がある |
100ms以上 | ラグが頻発し、キャラが思うように動かせない サーバーから切断されやすい |
Ping値を改善する方法には現在利用している回線を変更することから機器の再起動に至るまで様々な方法を紹介しているので、参考にしていてください。
オンラインゲームをする上でおすすめの光回線も紹介しましたが、自分に合った光回線が気になる方は以下の画像をクリックすると確認できるのでチェックしてみてください!
コメント