WiMAXとは何?誰が何のために使うの?メリットから使い方まで解説!

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WiMAXとは何?誰が何のために使うの?メリットから使い方まで解説!

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巷でよく見かける「WiMAX」。

なんとなく「モバイルルーター」というイメージをお持ちの方も多いと思います。

ここでいうWiMAXとは、UQコミュニケーションズ株式会社が提供しているUQ WiMAXというWi-Fiルーターのことを指しています。

WiMAXなんて全く知らない!という方でも、深田恭子さん・多部未華子さん・永野芽郁さんが出演しているCMといえばお分かりいただけるかと思います。

実はこのWiMAXは、UQコミュニケーションズ以外の会社(代理店)からも正規品を契約することができます。

Broad WiMAXやBIGLOBE WiMAX 2+など、非常に多くの代理店がWiMAXを提供しており、各代理店によって月額料金やサービス内容が異なります。

この記事ではこんな疑問に答えます!

  • WiMAXってそもそもなんなの?
  • WiMAXの回線速度ってどうなの?
  • そもそもWiMAXを使う場面ってどんなとき?

今回はWiMAXについての理解を深めるとともに、WiMAXのメリットや使い方に至るまでを解説していきます。

「WiMAXをどの代理店で申し込むべきか」がご判断いただけるので、ぜひ最後までご覧ください。

WiMAXとは

WiMAXとは、一般的にはUQコミュニケーションズ株式会社が提供しているUQ WiMAXという「Wi-Fiルーター」のことを指します。

本来の意味でいうと無線通信技術の規格のひとつをWiMAXというのですが、ここでは割愛します。

Wi-Fiルーターときくと「モバイルルーター」を連想されるかもしれませんが、据え置きタイプの無線Wi-Fiルーターも提供されています。

あくまで「Wi-Fiルーターのサービスのこと」と覚えてもらえればOKです。

WiMAXには2種類の通信モードがある

WiMAXには、2つの通信モードがあります。

  • ハイスピードモード:WiMAX 2+の提供エリアで使える通信モード
  • ハイスピードプラスエリアモード:au 4G LTEの提供エリアで使える通信モード

それぞれの違いは以下の通りです。

ハイスピードモード ハイスピードプラスエリアモード
データ容量 無制限 7GB/月
最大通信速度(下り)※ 最大558Mbps 最大708Mbps
エリア WiMAX 2+エリアのみ WiMAX 2+とau 4G LTEエリア
特徴 ・電波を掴むエリアが狭め
・建物の構造によって電波状況が大きく左右される
・auスマートフォンと同じエリアで使える
・回線速度が安定している
・別途料金がかかる

ハイスピードプラスエリアモードとは、簡単に言うとauスマートフォンと同じエリアで使えるという通信モードのことです。

最大通信速度(下り)はこれまで最大で440Mbpsでしたが、2018年1月に発売された「Speed Wi-Fi NEXT W05」で最大通信速度が大幅に上昇しました。

これは「4×4MIMO技術」と「キャリアアグリゲーション技術」と呼ばれる2つの技術を組み合わせることで、モバイルルーターとして驚異的な下り最大708Mbpsという数値が実現しました。

ここで難しい単語が出てきましたが、覚えておく必要は全くありません。

単純に「回線速度が速くなった」と覚えてもらえればOKです。

また、ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの違いを簡単に説明すると以下のようになります。

  • ハイスピードモード:WiMAXエリアのみで使えて無制限
  • ハイスピードプラスエリアモード:au 4G LTEエリアでも使えて高速通信だが7GBまで

これらの違いを覚えておいてもらえれば問題ありません。

WiMAX 2+ってなに?

上記の一覧表でも出てきましたが、街中やインターネットでは「WiMAX 2+」という文字を見かけることが多いですよね。

これはつまり、WiMAXのことを指しています。

「WiMAX 2+」は2013年から始まった新しい回線のことで、旧回線のWiMAXと比較すると通信制限がついた代わりに最大通信速度が大幅に上がりました。

WiMAX WiMAX 2+
最大通信速度(下り) 13.3Mbps(初期40Mbps) 558Mbps
通信制限 なし ・無制限(料金プランによる)
・直近3日間で10GB以上の使用で一時的な速度制限あり

最大通信速度(下り)とは、ダウンロードをするときの通信速度の最大値のことです。

数値が大きければ大きいほどダウンロード速度は速く、この単位は「Gbps>Mbps>Kbps」という順に小さく表記されています。

また、現在提供されているWiMAXはすべて「WiMAX 2+」で、旧回線のWiMAXを新たに申し込むことはできません(2018年サービス提供終了予定)。

単純に「WiMAX=WiMAX 2+」と思ってもらえれば問題ないので、これから申し込む際に「WiMAX 2+を申し込まなきゃ!」と気を付ける必要はありません。

つまり「WiMAX=WiMAX 2+=Wi-Fiルーター」という風に覚えておいてくださいね。

WiMAXを提供している会社

ネット回線に疎い知人から「WiMAXっていろんな会社が売ってるけど、どれが本物なの?」と質問されたことがあります。

現在、WiMAXを提供しているのは下記の通りです。

  • ヤマダ電機
  • ラネット
  • ワイヤレスゲート
  • エディオン
  • ケーティーコミュニケーションズ
  • ピーシーデポコーポレーション
  • ニフティ
  • ビッグローブ
  • ソネット
  • 朝日ネット
  • ダイワボウ情報システム
  • 京セラコミュニケーションシステム
  • J:COMグループケーブルテレビ局
  • GMOインターネット
  • リンクライフ
  • ドリーム・トレイン・インターネット
  • シンセイコーポレーション
  • KDDI
  • UQコミュニケーションズ
引用:主なWiMAX提供会社|UQコミュニケーションズ(http://www.uqwimax.jp/mvno.html

この知人がいうように、いまでは約20社がWiMAXという名称を使ってWi-Fiルーターの販売をしているので、同じような疑問を持っている方は多いかもしれませんね。

答えをいうと「すべて本物」です。

多くの代理店が販売しているため混乱しやすいですが、UQコミュニケーションズが提供している「WiMAX」という商品に、自社の名前やサービスをプラスして販売しているだけなのです。

格安SIMのような回線を借りて自社サービスを付随して販売しているのではなく、商品そのものを販売しているというところが異なります。

わかりやすく例えるなら、携帯電話を申し込むときをイメージしてみましょう。

ドコモ回線の携帯電話ならドコモショップに行けば申し込めますが、ヨドバシカメラやヤマダ電機などの家電量販店でも申し込めますよね。

ヨドバシカメラであれば、端末を購入するときにヨドバシカメラのポイントカードを使ってポイントを貯めるというサービスを受けられます。

ところが、ドコモショップで申し込む場合にはヨドバシカメラのポイントカードを使うことはできません。

ドコモショップ・ヨドバシカメラのどちらで購入しても、ドコモ回線の携帯電話を購入したことに違いはありませんよね。

これと全く同じで、どこの代理店で購入しても「WiMAX」というサービスを利用することに違いはありません。

なので、どこの代理店で購入しても「すべて本物」なのです。

WiMAXの月額料金について

ここではUQ WiMAXの月額料金について解説していきますね。

WiMAXには、2つの料金プランがあります。

  • UQ Flatツープラス ギガ放題
  • UQ Flatツープラス

実際に申し込む場合、上記のどちらかのプランを選んだ後、契約年数を選択するという流れになります。

料金表は以下の通りです。

UQ Flatツープラス ギガ放題 UQ Flatツープラス
契約年数 2年 3年 2年 3年 4年
月額料金 4,380円/月 3,696円/月
通信容量 無制限 7GB 7GB※
LTEオプション料 1,005円/月 無料 1,005円/月 無料

※au携帯電話を持っていて「auスマートバリューmine」加入者は無制限になります

「LTEオプション料」というのは、ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTEエリアで使えるようになる機能)を使うために必要なオプション料金です。

ハイスピードモード(WiMAX 2+エリアで使える通信モード)のエリアも拡張されてきていますが、山間部や建物の構造によっては電波状況が大きく左右されます。

また、筆者は地下鉄に乗っているときに電波が掴めなかったという経験があります。

なので、個人的にはハイスピードプラスエリアモードをメインで使うのは推奨しませんが、LTEオプションには申し込んでおくべきかと思います。

メインで使うのを推奨しない理由については、速度制限についての項目で解説します。

回線速度・速度制限

続いて、WiMAXの回線速度について解説していきますね。

まず大前提として、多くの代理店から販売されている「WiMAX」ですが、代理店によって回線速度が変わるということはありません。

これはUQコミュニケーションズが提供している「WiMAX」という商品に、自社の名前やサービスをプラスして販売しているためです。

WiMAXの回線速度について

WiMAXの最大の通信速度は以下の通りです。

ハイスピードモード ハイスピードプラスエリアモード
データ容量 無制限 7GB/月
最大通信速度(下り)※ 最大558Mbps 最大708Mbps
エリア WiMAX 2+エリアのみ WiMAX 2+とau 4G LTEエリア
特徴 ・電波を掴むエリアが狭め
・建物の構造によって電波状況が大きく左右される
・auスマートフォンと同じエリアで使える
・回線速度が安定している
・別途料金がかかる

※最大通信速度(下り)は「Speed Wi-Fi NEXT W05」を使用する場合の数値です

「Speed Wi-Fi NEXT W05」では、4×4MIMO技術とキャリアアグリゲーション技術の組み合わせによって最大通信速度が大幅に上昇しました。

引用:708Mbps対応モバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W05」の発売|UQコミュニケーションズ(http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201801151.html

WiMAXの速度制限について

WiMAXには、2種類の速度制限があります。

  • プラン問わず:3日間で10GB以上の使用
  • ハイスピードプラスエリアモード:7GB/月

3日間で10GB以上の使用

WiMAXにはハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの2種類がありますが、どちらとも直近の3日間で10GB以上使うと一時的な速度制限になります。

3日間で10GB以上使用した場合、最大で1Mbpsまでの速度制限がかかります。

実はこの1Mbpsの速度制限というのはかなり緩い制限で、他社で速度制限になると最大で128Kbpsまで遅くなってしまいます。

1Mbpsの速度があればYouTubeでの動画視聴には困らないので、仮に速度制限になってもストレスなく利用することができます。

引用:WiMAX2+サービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について|UQコミュニケーションズ(http://www.uqwimax.jp/plan/wimax/note/gigahodai_speedlimit_10/

ハイスピードプラスエリアモードは月間7GBまで

au 4G LTEのエリアで使えるハイスピードプラスエリアモードは、月間7GBまでという制限があります。

ハイスピードプラスエリアモードを使って月間7GBを超えると、最大通信速度が128Kbpsまで落とされてしまいます。

128KbpsというのはWebサイトの表示に10秒程度の時間がかかる、Twitterのタイムライン読み込みにも時間がかかるという超絶遅い状態です。

この速度制限が解除されるのは翌月1日なので、ハイスピードプラスエリアモードを使い過ぎないように注意が必要です。

引用:7GB制限の詳細について教えてください|よくある質問|UQコミュニケーションズ(https://faq.uqwimax.jp/faq/show/2260?site_domain=wimax

無制限のハイスピードモードで速度制限になるケース

WiMAX 2+のエリアで使えるハイスピードモードは、月間の通信容量が無制限の通信モードです。

そのため、どれだけ使っても速度制限になることはありません。

ですが、唯一ハイスピードモードでも速度制限になってしまうケースがあります。

それは「ハイスピードプラスエリアモードを使って速度制限にかかった場合」です。

ハイスピードプラスエリアモードは月間7GBまで高速通信ができる通信モードですが、7GBを超えると最大で128Kbpsという超低速モードになります。

この状態でハイスピードモードに変更しても、128Kbpsという超低速モードは継続されてしまうのです。

これが、ハイスピードプラスエリアモードをメインで使うのを推奨しない理由です。

「無制限で使えるから」という理由でWiMAXを申し込んだのに速度制限にかかってしまっては元も子もありませんよね。

WiMAX 2+は通信エリアが狭め、且つ建物の構造や地下に入ると電波を掴まなくなるので、ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードを上手く使い分けるようにしましょう。

もしくは、電波が掴めないところではWiMAXを使用するのを中止しましょう。

通信規格としてのWiMAXとLTEとの違い

ここでは、少し専門的なお話をします。

上記でハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの説明をしました。

  • ハイスピードモード:WiMAXエリアのみで使えて無制限。
  • ハイスピードプラスエリアモード:au 4G LTEエリアでも使えて高速通信。ただし7GBまで。

ここで出てきた「通信規格としてのWiMAX」と「LTE」の違いについて説明していきます。

簡単にいうと「WiMAXは電波を掴みにくい」と言われる理由についてです。

WiMAXとLTEは「周波数帯」が違う

WiMAX 2+とau 4G LTEの違いは「周波数帯」です。

WiMAX 2+ au 4G LTE
周波数帯 2.4GHz
5GHz
800MHz
1.5GHz
2.1GHz
など
比較 高周波数帯 低周波数帯
特徴 直進性が強く障害物を避けにくい 直進性が弱く障害物を避けやすい

周波数帯が異なると、電波の特徴が変わってきます。

  • 高周波数帯:電波が直進的に進み回線速度は速いとされるが、壁や障害物に弱い
  • 低周波数帯:電波の直進性が弱く障害物を避けやすい。遠くまで電波が届きやすい

つまり、WiMAX 2+は高周波数帯の「障害物に弱い」「壁を避けにくい」という特徴があるため、電波が弱かったり回線速度が遅いというように感じることが多いのです。

一般的に電波は、使用する場所と電波塔・基地局との距離感や周囲の環境(高層ビルに囲まれていると電波が弱い)によって通信状況は大きく変わります。

ただし、WiMAXの場合は通信容量の制限がないという大きなメリットがあります。

ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)では、ひと月7GBまでしか使えないというデメリットがあるので、WiMAX 2+とau 4G LTEの特性を理解したうえで使い分けるようにしましょう。

こんな人にオススメ

ここまで、WiMAXについて解説してきました。

ここまで説明した内容を簡単にまとめると以下のようになります。

  • WiMAXとは、UQコミュニケーションズの提供する持ち運べるルーターのこと
  • 料金プランは2つあり、UQ Flatツープラス ギガ放題プランなら通信容量が無制限
  • ハイスピードモード(WiMAX 2+)とハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)の2つの通信モードが使える

これらを踏まえた上で、WiMAXを使うべき人の特徴を挙げます。

WiMAXを契約する人の特徴
  • 外で仕事をする人(営業マン、フリーランスなど)
  • 外でゲームを楽しみたい人
  • 光回線を導入できない賃貸住宅に住んでいる人

WiMAXといえば、持ち運びができるWi-Fiルーターですよね。

持ち運びができるということは、外出先でもPCやゲーム機器をインターネットに接続することができます。

WiMAXならネットが無制限で使える「UQ Flatツープラス ギガ放題」という料金プランがあるので、外出先でも通信容量を気にすることなくインターネットを使うことができます。

また、賃貸住宅にお住いの方で光回線の工事ができないという方にもオススメです。

店舗でWiMAXを契約すれば、その場でモバイルルーターを持ち帰れますし、なにより壁に穴を開けたり工事業者とのスケジュール調整をする必要がありません。

逆に、外出先で使わない・自宅に光回線を導入している方であれば、わざわざWiMAXを申し込む必要はありません。

まとめ

以上、WiMAXについての解説でした。

最後にこの記事をおさらいしていきましょう。

  • WiMAXとは、UQコミュニケーションズの提供するWi-Fiルーターのこと
  • 多くの代理店から販売されているが、どのWiMAXも本物。一部で月額料金に差がある
  • WiMAXには、WiMAX 2+エリアで使える「ハイスピードモード」とau 4G LTEエリアで高速通信が使える「ハイスピードプラスエリアモード」の2種類がある
  • UQ Flatツープラス ギガ放題プランならハイスピードモードが無制限で使える
  • 一般的にWiMAXの電波が弱・掴めないのは、高周波数帯の特徴のせい
  • 外出先でPCやゲームを楽しみたい方、自宅に光回線を導入できない方はWiMAXを申し込むのがオススメ

電波が弱い・電波が入らないという口コミや評判も多いWiMAXですが、これは周波数帯の特徴によるものです。

WiMAX 2+は2.4GHzと5GHzという高周波数帯の電波を利用しており、高周波数帯は直進性が強く速度は速い代わりに建物の構造や障害物に弱いという特徴があります。

WiMAX 2+を利用するならなるべく窓際で使うなどを意識して、場合によってはハイスピードプラスエリアモードを使うようにしてみてください。

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