ポケット型Wi-Fi・モバイルWi-Fiのメリット7選・デメリット5選を惜しみなく紹介!

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ノートパソコンやタブレットが外でも気軽に使えるようになるのが最大の魅力であるポケット型Wi-Fi。

家にネット環境がない人、引っ越しが多い人たちからも高い支持を得ています。

そんなポケット型Wi-Fiですが、残念ながらメリットばかりではありません。

本記事ではポケット型Wi-Fiのメリットだけでなく、デメリットについてもフォーカスしてみたいと思います。

是非参考にしてください。

メリット

どこでもネットができる

ポケット型Wi-Fiの一番の長所は、自宅のほかにネット環境が整っていないカフェや公園などの外出先でも自由にインターネットの利用が出来るという所です。

ポケット型Wi-Fiの提供エリア内であれば、電車などの移動中でもインターネットに接続することが可能です。

出掛ける事が多い方でインターネットの通信量が多い方はポケット型Wi-Fiを持ち運ぶだけで1日中ネットを快適に利用できるという点で持っていて損はないはずです。

スマートなサイズ

ポケット型Wi-Fiのサイズは、携帯やスマホと同じくらいのサイズなので、持ち運びやすい仕様となっています。

バッグの中はもちろん、上着やスーツのポケットに入れることも出来るので荷物の邪魔にならず、インターネットを楽しめるという点でも、メリットは大きいです。

すぐにネットが使える

ポケット型Wi-Fiは、固定回線と違い工事をする必要もケーブルをつなぐ必要もありません。

申し込みをして、自分の手元に届いたら、すぐにインターネットの利用が出来ます。

最初の操作はとても簡単で、

1.ポケット型Wi-Fiの電源をオンにする
2.ポケット型Wi-Fiの端末情報にあるパスワードを確認する
3.パソコンやスマホなどのWi-Fi設定で自分のWi-Fiのネットワーク名を探す
4.端末情報のパスワードを打ち込む

上記のように、たった4ステップだけで簡単にインターネットに接続することができます。

あとは、パソコンやスマホで、ポケット型Wi-Fiのパスワードを暗記させておけば、パスワードを打ち込むという作業も省けるので、最初より簡単にインターネットの利用が出来るという訳です。

複数の接続が可能

スマホのほかに、パソコンやタブレットなどをお持ちの方は、同時に複数の通信機器と接続が可能なので、ルーター1台あるだけでネット環境の幅が広がります。

それから、ポケット型Wi-Fiにはテザリング方法が3つあり、テザリング方法を上手く使い分けることで、消費電力を抑えることが出来たり通信速度を安定させることが出来るので、以下の表を参考にして、自分の用途に合ったテザリング方法を試してみてください。

テザリング方法 接続台数 特徴
Wi-Fi 最大10台まで 通信が安定している
バッテリーの消費が
大きい
Bluetooth 最大3台まで 通信が少し不安定
省電力で長時間の
利用が可能
USB 最大1台まで 高速通信で
安定している
有線の接続必須

(※WX04ルーターの場合)

一人でポケット型Wi-Fiを使う場合、5台以上の複数接続はないと思うのでWi-Fiでのテザリングを、そのまま利用しても問題はないと思います。

工事が不要

ポケット型Wi-Fiは、固定回線のような工事が不要なので、工事費がかかることも、工事に立ち会う時間も必要ありません。

固定回線は引っ越しをする際に、転居先で再度工事費の支払いがあったり、解約をする場合違約金の支払いがあったり、料金的にも時間的にもコスパが悪いと言えます。

その点、ポケット型Wi-Fiは、ただ引っ越し先に移動するだけなので工事費や違約金などの支払いはありません。

引っ越しをする可能性が高い方は、ポケット型Wi-Fiを選択して問題はないでしょう。

固定回線より月額料金が安い

月額料金を比べると、固定回線の戸建の場合、大体月額5,000円ほどかかってしまいますが、ポケット型Wi-Fiだと、初回キャンペーンとして月額料金2,000円代から利用開始が出来るプロパイダがありますし、使い放題プランを選択しても、大体の月額料金は3,000円代~4,000円前後です。

固定回線と比べて、ポケット型Wi-Fiには月額料金の安いプロパイダが多いので回線速度や安定性を気にしないのであれば、ポケット型Wi-Fiを自宅用として使うのも良いでしょう。

テザリング機能よりお得

スマホには『テザリング機能』という、ポケット型Wi-Fiのように、スマホを介してパソコンやタブレット・ゲーム機などをインターネットに接続することが可能な機能があります。

『テザリング機能』はスマホの設定から気軽にポケット型Wi-Fiのようになりますし、ポケット型Wi-Fiと違い荷物になりません。

そのため、利用している方がかなりいる人気機能です。

ですが、テザリング機能は、スマホからWi-Fiの電波を使用しているため、バッテリーの消費量が多く、スマホの電池が切れてしまう可能性がとても高いです。

そうすると、スマホも使えなければ、通信機器も使えないので、元も子もありません。

さらに、テザリング機能でパソコンから動画を見た場合でもスマホのデータ通信量からインターネットの利用を行なっているので、データ通信量の消費も多くなってしまい、通信制限をかけられることがあります。

そうすると、またデータ通信の追加料金を支払うことになり、場合によってはポケット型Wi-Fiの料金より割高になってしまいます。

インターネットの利用量が多い方で、通信制限がよくかかってしまう方や毎日動画を見る方、パソコンやタブレットなどの通信機器をよく利用しているなら、ポケット型Wi-Fiを選んだ方がメリットは大きいです。

ただ、スマホで動画を毎日見る訳でもなく、パソコンやタブレット・ゲーム機の利用も少ないのであれば、わざわざポケット型Wi-Fiを選択する必要はありません。

デメリット

電波が不安定

ポケット型Wi-Fiは、電波が入りやすいところだと回線速度が気にならないくらい快適にインターネットの利用が出来ますが、固定回線と比べると電波が不安定で、回線速度が遅いです。

ポケット型Wi-Fiで主に使われているWiMAX回線とLTE回線で考えると、WiMAX回線は、提供エリアが狭いうえ、コンクリートなどの建物や地下に入ると電波が届かないことがあります。

LTE回線は提供エリアこそ広いですが、スマホと同じ電波強度なのでスマホの電波が届かなければ当然ポケット型Wi-Fiのネット利用も出来ません。

結局のところ、どちらの回線を利用しても、確実に安定した電波でインターネットの利用が出来るかといえば、そういう訳ではありません。

速度制限がある

ポケット型Wi-Fiでは『使い放題プラン』であっても、『3日間で10GBまで』『異常な通信利用量のヘビーユーザーの場合は制限をかける』など、実際は細かい通信制限があります。

気軽に動画を見たりネットゲームをする程度であれば、通信制限のことは気にしなくて良いと思いますが、重いファイルやゲームのダウンロードが多い方は、通信制限をかけられる可能性が充分高いので、ポケット型Wi-Fiではなく、固定回線を選択した方が良いでしょう。

充電が切れることがある

ポケット型Wi-Fiは、使い続けると充電が切れてしまうことがあります。

大体約5時間~10時間は充電をしなくても利用することが出来ますが、ルーターや接続台数によってWi-Fiの持ち時間は異なります。

ポケット型Wi-Fiは充電が切れると何の役にも立たないので常に電池の残量は気にかけておきましょう。

充電切れをなくすためには、ポケット型Wi-Fiを利用しない時は電源をオフにすることや、無駄にポケット型Wi-Fiと接続されている通信機器があれば、切断するなど、節約を徹底することで充電切れをなくすことが出来ます。

また、ポケット型Wi-Fiには『電池の消費電力を抑えるモード』が、それぞれのルーターにあるので、以下の表を参考にしてみてください。

モード名 持ち時間 特徴
ハイパフォーマンス
モード
約6.5時間 高速通信・動画再生を楽しみたい方向け
ノーマルモード 約9時間 初心者・長時間の利用者向け
エコモード 約10.5時間 低速通信・外出先で長時間の利用者向け

(※W04のルーターの場合)

モードによって通信速度や電池の持ち時間が違うので、ネットで調べものがある時や動画・SNSを見る程度であれば、『ノーマルモード』そのままでも問題ないですし、LINEやメールの利用だけで充分の方は、『エコモード』に切り替えても良いでしょう。

重いファイルやゲームのダウンロードをする時は、通信速度が高速な『ハイパフォーマンスモード』に切り替えても良いと思います。

モードを上手く使い分けると、充電切れをなくすことが出来るので、利用してみる価値は十分にあります。

紛失しやすいサイズ

ポケット型Wi-Fiは、携帯やスマホと同じくらいのサイズで、持ち運びやすいというメリットがありますが、だからこそ携帯やスマホをよく無くす方は、ポケット型Wi-Fiも無くしてしまう可能性があります。

ポケット型Wi-Fiを無くした場合、プロパイダのサポートセンターに紛失した旨を伝え、利用停止をお願いしなければいけません。

それから、どうしても見つからなかった場合は警察に『遺失物届け』を提出しなければいけないので、かなり面倒な手続きが多いです。

更に、どうしてもポケット型Wi-Fiが見つからない場合は、プロパイダによりますが『解約手続き』と『再契約』の手続きをしなくてはいけません。

よく物を無くす方は、携帯・スマホと同様に、バッグに入れる時は、定位置を決めておくなど注意して持ち歩くことが大切です。

荷物が増える

言うまでもありませんが、ポケット型Wi-Fiは持ち歩かなければ使えないので今までポケット型Wi-Fiを使用していなかった人は荷物が1個増えることになります。

バッグを持ち歩かない方にとってはポケット型Wi-Fiが邪魔に感じるかもしれません。

まとめ

ポケット型Wi-Fiの利用に向いている方は

  • 外出先でパソコンの作業をしたいと考えている方
  • 出かける事が多く、動画閲覧やネットゲームの利用がよくある方
  • 2台以上の通信機器をよく利用する方
  • 毎月スマホに通信制限がかかっていた方

以上に当てはまる方は、ポケット型Wi-Fiの購入はオススメです。

ですが、自分に合ったネット環境が必ずあるので、ポケット型Wi-Fiに向かない方がいるのも事実です。

引っ越しをする予定がない方で、重いファイルやゲームのダウンロードが多い方は、電波が安定している固定回線の方が良いですし、動画を見ることが少ない方でインターネットの通信量が少ない方、パソコンやタブレットなどの通信機器の利用はあまりない方は『テザリング機能』を使うと良いと思います。

ライフスタイルによって最適なネット環境は違ってくるので、自分の普段の生活を振り返って本当にポケット型Wi-Fiが必要なのかじっくり検討してから申し込みをしましょう!

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