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「工事などが不要!」「持ち運びが出来る!」
と言った理由で、あなたはポケット型Wi-Fiを検討しているのではないでしょうか?
「ポケット型Wi-Fi」と言えば、ふてニャンでお馴染みのY!Mobile(ワイモバイル)ですよね。
しかしワイモバイル以外にも「ポケット型Wi-Fi」を提供しているプロバイダがあるのはご存知ですか?
実は他のプロバイダと比較してみるとワイモバイルで契約するのは損をしているという事が分かったんです。
そこで今回はワイモバイルと他のプロバイダを比較し、
ポケット型Wi-Fiの後悔しない選び方をご紹介しますのでぜひ参考にしてみて下さい。
ポケット型Wi-FiとWiMAXの違い
まず最初に持ち運びが出来るモバイルルーターには「ポケット型Wi-Fi」と「WiMAX」があります。
一般的には同じ意味で使用される事が多いのですが、厳密には違うのでさらっと確認しておきましょう。
プロパイダインターネットの接続サービスを提供する事業者
ポケット型Wi-Fi | ワイモバイル社が提供するモバイルWi-Fiルーターのこと |
モバイルWi-Fiルーター | 持ち運びが可能なWi-Fiルーター |
WiMAX | UQコミュニケーションズが提供する高速通信の無線通信規格 |
WiMAX2+ | WiMAXの通信速度を更に高速化した第四世代の無線通信規格 |
本記事では、このLTE回線を使用したポケット型Wi-Fiをメインに紹介します。
WiMAXにご興味があれば以下の記事を参考にして下さい。
ワイモバイルの注意点
まずワイモバイルが提供するポケット型Wi-Fiの料金プランと回線を確認しておきましょう。
回線 | Softbank Hybrid 4G LTE/AXGP |
最大通信速度下り | 612Mbps |
料金プラン | 5GB:2,480円 7GB:3,696円 |
2年合計 | 5GB:59,520円 7GB:88,704円 |
3年合計 | 5GB:89,280円 7GB:133,056円 |
このようにワイモバイルではソフトバンクの回線を使用しています。
なのでソフトバンクのスマホで問題なくWEBサイトを閲覧出来たり動画を読み込む事が出来ればワイモバイルのポケット型Wi-Fiも同じくインターネットに接続する事が出来ます。
以上の事を踏まえて、次に何故ワイモバイルと契約すると損をするのかお話をします。
料金は安くない
まずなんと言ってもワイモバイルが提供する料金は「割高」です。
以下、他のプロバイダと料金を比較した表です。
Y!mobile | NEXT mobile | Yahoo!WiFi | |
---|---|---|---|
通常プラン | 5GB:2,480円 7GB:3,696円 |
20GBプラン:2,760円 30GBプラン:3,490円 50GBプラン:4,880円 |
【Yahoo!プレミアム非会員】 3,696円 【Yahoo!プレミアム会員】 1~12か月目1,980円※/13か月目~月額2,480円※ |
使い放題プラン | – | – | 1~3か月目:3,696円※ 4か月目~:4,380円 |
2年間合計 | 5GB:59,520円 7GB:88,704円 |
20GBプラン:66,240円 30GBプラン:83,760円 50GBプラン:117,120円 |
– |
3年間合計 | 5GB:89,280円 7GB:133,056円 |
20GBプラン:99,360円 30GBプラン:125,640円 50GBプラン:175,680円 |
【Yahoo!プレミアム非会員】 通常プラン:133,056円 使い放題プラン:155,628円 【Yahoo!プレミアム会員】 通常プラン:83,280円 |
※「Y!Fiずーっと得するデータプラン2ライトさんねん+アシスト1080」(3年契約)への加入が必要
このようにワイモバイルのポケット型Wi-Fiは容量5GBで月額2,480円です。
一方ネクストモバイルでは容量20GBで月額料金は2,726円です。
純粋に月額料金だけを見ればワイモバイルの方が安いですが、
容量込みで考えるとネクストモバイルの方が明らかにコスパが良いという事はわかりますよね。
契約期間
次にワイモバイルでポケット型Wi-Fiを利用する場合は3年契約が条件です。
途中で解約した場合は違約金として9,500円が必ず請求されるので、無料で解約したいなら3年間は使用し続けなければいけません。
一方ネクストモバイルでは「2年契約」と「3年契約」のどちらかを選択することが出来ます。
なので「短期で利用したいと考えている人」はワイモバイルよりネクストモバイルで契約するのが最適です。
無制限オプション
ちなみにLTE回線を提供する大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクは基本的にヘビーユーザーに帯域を圧迫されるのを嫌っているので月間○GBまでと1ヶ月の容量が決まっています。
しかしワイモバイルの「Pocket Wi-Fiプラン2」を選択した場合「アドバンスオプション」というサービスに加入する事が出来ます。
これは月額684円を追加で支払えば、高速通信でありながら容量無制限でインターネットを利用する事が出来るというサービス内容です。
なのでポケット型Wi-Fiを通常で使用していた時と違い1ヶ月の通信量を気にせずにネットを使用する事が出来ます。
そのため「え!じゃあLTE回線もアドバンスオプションに入ればネット使い放題やん!」
と考えてしまう人もいるでしょうが、このアドバンスオプションが曲者です。
何故なのかと言うと、例えば月間7GBを超えた場合自動でアドバンスオプションに切り替わり、回線もLTE回線からAXGP回線に切り替わります。
確かにAXGP回線を提供しているエリアであれば無制限かつ高速でインターネットを楽しむ事が出来ますが、このAXGP回線を提供するエリアはかなり狭いです。
以下、提供エリアを一緒に確認していきましょう!
(※赤はLTE回線、青がAXGP回線が使えるエリアです。)
こうしてみると、アドバンスモードが使えるエリアは「都心部に集中」している事がわかります。
都心部にお住いの人は繋がりやすいかと思いますが地方にお住いの人は、ほぼ提供エリアはないのでアドバンスモードを利用する事自体難しくなります。
ポケット型Wi-Fiは持ち運びが出来るというのが利点ではあるので、少しでも移動した場合は接続出来ない可能性が往々にしてあります。
後悔しない選び方
ワイモバイルと契約するのは損をするとお伝えしましたが、では何を基準にポケット型Wi-Fiを選択すれば損をしないのかというと
- 自分の使用する通信容量
- 購入するかレンタルするか
に注意する事が大切ですので、それぞれについて説明していきます。
容量
先程もお伝えしたよう、LTE回線を提供しているドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアは基本的に一部のヘビーユーザーに帯域を圧迫されるのを嫌がるので月間○GBまでというように制限を設けています。
通信制限がかかると月末までWEBサイトを開くのも時間がかかったり、動画はずっと読み込み状態というように、かなりストレスとなります。
月末までインターネットが使用出来ないとなると、
せっかく通信量を補うためにポケット型Wi-Fiを購入したのに意味がないですよね。
なので、まずは最初に自分がインターネットをどのくらい使用するのかをある程度把握しておく事が大切です。
以下の表を通信量の目安として参考にしてみてください。
1回あたりの通信量 | 3GBあたりの回数 | 7GBあたりの回数 | 10GBあたりの回数 | |
---|---|---|---|---|
Webブラウジング (スマホ版Yahoo!トップページ) |
236KB | 13,014ページ | 30,323ページ | 43,337ページ |
Twitter (140文字のツイートをした場合) |
約155KB | 約1万9820ツイート | 約4万6180ツイート | 約6万6000ツイート |
メール (約300文字のメールを送った場合) |
約4KB | 約7万6800通 | 約17万9000通 | 約25万5800通 |
YouTube (720p動画を視聴した場合) |
約30MB/分 | 約100分 | 約230分 | 約330分 |
購入
次にLTE回線のポケット型Wi-Fiには「端末を購入するタイプ」と「端末をレンタルするタイプ」があります。
それでは最初に「端末を購入するタイプ」についてお話をします。
ワイモバイルの他に先程ちらっとご紹介した「Next mobile」や「Yahoo! Wi-Fi」も端末を購入するタイプです。
端末を購入する場合は必ず契約期間の縛りがあります。
先程説明したようにそれぞれのプロバイダでは2~3年の年間契約があり、更新月はその2~3年の内の1ヶ月しかありません。
この更新月はプロバイダが特別お知らせしてくれる訳ではないですし自動更新となる為更新月以外で解約するのは難しいです。
しかも更新月以外で解約すると高額な違約金が発生してしまうので、無料で解約したいと考えた場合、自分で更新月をスケジュールに記入するなりして徹底的に管理しないとほぼ不可能です。
という事で、短期の利用で気軽にポケット型Wi-Fiを利用したいと考えている人はポケット型Wi-Fiを購入するのは向いていません。
しかしレンタルタイプとは違い、端末は所有物となるので必要以上に気を使って利用する事はありませんし、最終的に端末を返却するなんて事はありません。
なので借り物に抵抗があったり、長く利用し続けたいと考えている人には購入タイプは最適です。
レンタル
レンタルタイプでは「契約期間がない!」「無制限・大容量で利用出来る!」という特徴があります。
まず「契約期間がない」についてお話をすると、レンタルタイプはその名の通り?端末をレンタルするので契約期間というものがなく違約金が発生する事はありません。
なので必要がなくなったら返すだけで、返却時にお金がかかる訳でもありません。
ただしレンタルタイプの場合、初期費用で料金がかかります。
レンタル会社 | 初期費用 | オプション料金 | 総合評価 | 公式HP |
---|---|---|---|---|
WiFiレンタルどっとこむ | 受取手数料:540円 (返却手数料:510円) |
安心補償サービス:43円/日 モバイルバッテリー:200円/日 無線子機:30円/日 カーチャージャーUSB:100円/日 |
公式HP | |
SAKURA WiFi | 契約事務手数料:3,980円 付加機能使用料:4,980円 |
SAKURAガード月額:500円 ソフトバンク純正充電ACアダプター:500円 ソフトバンク純正急速充電ACアダプターType-C:2,000円 |
公式HP | |
STAR WiFi | 契約事務手数料:2,980円 付加機能使用料:4,980円 |
安心保障:500円 ウイルス対策セキュリティ追加:500円 SoftBank純正急速充電ACアダプター(Type-C):1,980円 |
公式HP | |
FUJIWifi | 契約事務手数料:2,000円 | 充電ACアダプター:300円 安心サポート:300円 安心サポートPremium:620円 安心サポートPremium for SIM:620円 |
公式HP | |
WiFi東京レンタルショップ | 郵送・配送料:往復1,200円 (北海道・九州+400円/四国・中国地方+400円/沖縄+600円) |
安心保障:500円 大容量モバイルバッテリー:500円 |
公式HP | |
NOZOMI WiFi | 初期手数料:3,980円 | NOZOMIプロテクト:350円/月 NOZOMIセキュリティ:500円 |
公式HP | |
グローバルモバイル | 往復送料:1,080円 | USBカーチャージャー:無料 予備バッテリー:100円/1日 安心補償:200円/1日 |
公式HP |
またモバイルルーターを紛失したり故障させてしまったら、2万円近くの弁済金を支払う必要があるので取り扱いには十分に気をつける必要があります。
では、次に「無制限・大容量で利用出来る」についてお話します。
ほとんどのレンタル会社では無制限プランや100GBや200GBなどの超大容量プランを提供している事が多くあります。
特に「無制限プラン」はネット使い放題という事なので魅力的にみえますが、少しおかしいと思いませんか?
何故おかしいのかというと「大手キャリア」では無制限プランなるものを提供しているところはひとつもないんですよね。
それなのに大手キャリアで回線を借りているに過ぎないレンタル会社はなぜか無制限プランを提供する事が出来ています。
どうしてLTE回線の無制限プランを提供出来るのか、大手キャリアとレンタル会社がどういう契約を結んでいるのかは分かりませんが、結局通信制限に関しては大手キャリアが全ての権限を握っていると言っても過言ではありません。
なので大手キャリアが「無制限プランの提供を廃止しろ!」と言ったら、ある日突然サービスが終了してしまう可能性も十分あり得るのです。
?しかし通常無制限で利用出来ないLTE回線を使い放題で利用出来るのはレンタル会社ならではの最大のメリットではあるので利用する価値は十分にあります。
ただ無制限プランといっても各レンタル会社では「異常なヘビーユーザーと見なされた場合速度が制限される場合があります」という注釈があるので、?完全に無制限とは言えませんが限りなく無制限に近い状態で利用出来ると思っても良いかもしれません。
ちなみにレンタルタイプでは、容量別プランの他に「日数別プラン」を提供しているレンタル会社があります。
これは、例えば正月休みなどの大型連休だけ動画やネットサーフィンを楽しみたい人だったり海外に住んでいて日本に一時帰国して少しの間だけインターネットに接続したい場合にオススメできるプランです。
しかし一方で日数別プランは1ヶ月以上使うと容量別プランより割高になってしまうケースが多いので、あくまで短期で利用する場合のみ検討した方が良いでしょう。
それでは、端末を購入するタイプとレンタルするタイプの話をまとめると
- 契約期間の縛りがあり更新月で解約するのは難しく、違約金が発生する恐れがある。
- レンタルと比べると持続性のあるサービスではあり、所有物として長く利用したいと考えている人に向いている
- 契約期間や違約金がなく、レンタルして返却するだけなので気軽に申し込める
- 無制限・大容量プランを提供している会社は多いが、LTE回線で無制限・大容量はありえない話でいつサービスが終了するか分からない
となります。
おすすめのプロバイダ
NEXTモバイルはLTE回線を使用しているにも関わらず1ヵ月間の上限が7GBではなく、20GB・30GB・50GBという大容量プランを提供しています。それでいて月額料金も20GBプランで月2,760円と圧倒的な低価格を実現しています。
Yahoo!WiFiは特にYahoo!プレミアム会員に加入している人にオススメしたいプロバイダです。
ちなみにYahoo!Wi-Fiには5GB通常プランと7GB使い放題プランの2種類がありますが、オススメなのは5GBプラン一択です。
Yahoo!プレミアム未加入であれば通常3,696円かかる5GBプランが、会員であれば最大12か月間は月額1,980円、さらに13か月以降も「Y!Fiずーっと得するデータプラン2ライトさんねん+アシスト1080」に加入すれば13か月目以降も月額2,480円という破格の料金で利用することが可能です。
データ通信の上限が5GBとかなり少ないですが、ポケット型Wi-Fiの月額料金としては業界最安クラスなのでインターネットの使用量が少ない人で、なおかつYahoo!プレミアム会員の人は是非検討して欲しいところです。
おすすめのレンタル会社
WiFiレンタルどっとこむは利用者700万人以上を誇る株式会社ビジョンが運営するレンタルWiFiサービスです。WiFiレンタルどっとこむは何よりも1日単位で利用できるという手軽さが非常に人気で、当サイトからの申し込み数も圧倒的です。1日単位でも利用できますが、さらに1ヵ月以上利用すると1日あたりのレンタル料金はたった209円になります。短期で使いたい人から長期的に使い人までオススメできます。
ポケット型Wi-Fiレンタルサービスで当サイトが最もオススメするのがSAKURA WiFiです。SAKURA WiFiは高品質なソフトバンクのLTE回線を容量無制限で利用することができ、なおかつ月額3,680円という破格の料金です。同じようにLTE使い放題サービスを提供しているところは他にもありますがここまで安い料金設定はSAKURA WiFiくらいです。さらにSAKURA WiFiには全額返金保証があるので、WiFiをレンタルするのが初めてだという人にも非常にオススメです。
STAR WiFiは1位のSAKURA WiFiと同じく月額3,680円でLTEを無制限で利用することが出来ます。1位のSAKURA WiFiのように「全額返金保証」がないという点は若干見劣りしますが、契約事務手数料がSAKURA WiFiの3,980円よりも1,000円安い2,980円である点や、同時契約で2台目以降の事務手数料が無料になるのは大きなメリットです。初期費用を少しでも抑えたいという人はSTAR WiFiを検討しましょう。
FUJIWifi最大の特徴は料金プランが非常に豊富であるという点です。LTE使い放題だけでなく200ギガプラン、100ギガプランのように容量別にプランが分かれているので、使う人に合わせて最適な容量を選択をすることが出来ます。LTEのポケット型Wi-Fiは使いたいが、無制限プランを契約するほどインターネットを使用しないという人はFUJIWifiを検討しみましょう。
急に翌日ポケット型Wi-Fiを使う必要が出てきたという人はWiFi東京レンタルショップがオススメです。WiFi東京レンタルショップは平日17時までに申し込めば当日に発送されるので最短翌日から利用することが出来ます。無制限プランや大容量プランはなく、通常のLTEと同じく月7GB制限があるので沢山インターネットを使う人には不向きですが急用でルーターを借りたい人にはWiFi東京レンタルショップはオススメです。
NOZOMI WiFiはLTE無制限、200GB、100GBといったレンタルルーターおなじみのプランだけでなく、「1週間プラン」や「2週間プラン」といったように特定の期間だけ利用するプランがあります。そのため、例えば家族で1週間くらい国内旅行にいくときだけ使用したいといったレンタルの仕方が可能です。ポケット型Wi-Fiをレンタルしたいが1ヵ月以上使うことはないという人にオススメです。
海外旅行で使うポケット型Wi-Fiレンタルで有名なグローバルモバイルですが、国内向けにも展開しています。プランは完全使い放題で、1日480円のデイリープランか1ヵ月6,000円のマンスリープランのどちらかを選ぶことが出来ます。マンスリーだともっと安いところがあるので、1ヵ月よりも短い日数で使う人にオススメです。
まとめ
以上でワイモバイルについてまとめると・・・
- 料金がそこまで安くない
- 3年契約しかない
- 「アドバンスオプション」は無制限でネットを利用する事は出来るが、提供エリアはかなり狭い
となるので、あまり当サイトではワイモバイルをオススメ出来ません。
では、ポケット型Wi-Fiの後悔しない選び方をまとめると・・・
- 自分の通信量をまず把握すること
- 端末を購入するタイプかレンタルするタイプかどちらが自分に見合っているのか把握すること
となります。
自分がどのくらいインターネットを使用するのかで料金プランが変わりますので、自分の使用する通信量を把握する事が最も重要です。
それでも、もし「自分がどのくらいインターネットを利用しているのか分からない!」のであれば、まずはレンタルしてみてから購入するか検討した方が良いでしょう。
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