※本記事には広告を含む場合があります
WiMAXを使っていたら圏外表示になっていて焦っていませんか?
まさに今インターネットを使用したいのに突然の圏外表示・・・勘弁して欲しいですよね。
しかし焦る必要はありません。自分で解決する方法がいくつかあります。
ということで、今回はWiMAXが圏外・インターネット未接続になる理由と対策方法を解説していきます。
是非参考にしてみてください。
目次
WiMAXの圏外・インターネット未接続の理由と対策方法
提供エリアを確認する
まずよくあるのが提供エリアではないため、WiMAXが圏外になってしまうという事です。
たとえば、地下に移動したり地方に行った時など提供エリア外になっていることが多くあります。
そういった場合はUQ コミュニケーションズの「サービスエリアマップ」で、
提供エリアを確認しましょう。
また、より詳しく提供エリアを知りたい場合は「ピンポイントエリア判定」というものがあります。
これは自分の現在いる住所を打ち込んで提供エリアかどうか調べることができるものです。
もしも「×」が表示されたら圏外ということになります。
よってWiMAX回線は使えないということになります。
しかしWiMAX回線は使えませんが、WiMAXには「ハイスピードプラスエリアモード」というものがあります。
簡単に説明すると「ハイスピードプラスエリアモード」は「au 4G LTE回線」を利用していてWiMAX回線と比べて高速であり提供エリアが広いという特徴があります。
つまり「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えることで電波が届く可能性があるということです。
で、ハイスピードプラスエリアモードの設定方法は簡単です。
画面のメニューから「通信モード」を選択します。
次に設定画面から「ハイスピードプラスエリアモード」を選択します。
以上で設定が完了します。
ハイスピードプラスエリアモードを搭載している端末と
搭載していない端末があるので以下を参考にしてみて下さい。
W05、WX04、W04、W03、W02
WX03、WX02
ただし注意して欲しいことが2つあります。
1つめは「基本的に料金が発生する」ということ。
2つめは「ハイスピードプラスエリアモードの通信制限がすごく厳しい」ということです。
どういうことなのか、まず1つめの料金について説明しますね。
まずハイスピードプラスエリアモードに設定した月は別途LTEオプション料金1,005円が発生します。
つまり簡単に切り替えることはできますが無料で利用することはできません。
しかし契約したプロパイダによっては実質無料になることがあります。
たとえば「GMO とくとくBB」の「LTEオプション無料プラン(3年)」に契約している場合はLTEオプションの料金は無料となります。
ならびに「au スマートバリュー」に加入している人も無料となります。
よって少し手間になってしまうかもしれないんですけど、
無料になるかどうかは各プロパイダやauに確認してみた方が良いでしょう。
で、2つめの通信制限がすごく厳しいことについてお話しします。
まずWiMAXって使い放題であっても本当は通信制限があります。
3日間で10GBまでと決まっており通信制限がかかると1Mbpsまで速度が落とされてしまいます。
ただ1Mbpsといっても、スムーズにWEBページを開くことが出来ますし動画も難なく見ることが出来ます。
一方ハイスピードプラスエリアモードには「月7GB」までの通信制限があります。
通信量を超えると月末まで128Kbpsまで落とされます。
これは使い放題と違って、WEBページを読み込むのに5~10秒ほどかかってしまいますし、動画も低画質でありながら途中で切れてしまう可能性があります。
つまり通信制限にかかったら一般的にストレスのかかる速度まで落とされるということです。
さらに!もうひとつ通信制限が厳しいことについてお話しします。
仮にハイスピードプラスエリアモードの通信量が月7GBまで到達し制限がかかった場合、
いくら通常モードに切り替えたとしてもハイスピードプラスエリアモードと同じく月末まで128Kbpsまで速度を落とされます。
つまり元々月末までWiMAX回線を無制限で利用していたのに、
ハイスピードプラスエリアモードのせいで月末まで128Kbpsになるという事です。
ここまで大丈夫でしょうか?
要は「ハイスピードプラスエリアモード」を使う際は十分に注意しておきましょうってことです。
ちなみにハイスピードプラスエリアモードを使わない場面は、
通常モード(ハイスピードモード)にすぐに切り替えることをオススメします。
そして提供エリアが「◯」「◯~△」の場合は、以下の方法を試してみましょう。
提供エリアか確認し、提供エリア外だった時は利用に注意してハイスピードプラスエリアモードを使おう!
電波の届く場所で利用する
もしかすると電波が届きづらい場所でWiMAXを利用している可能性があります。
まずWiMAXって地下やコンクリートの建物などの障害物に弱い性質を持っています。
だから提供エリア内であっても、屋内では繋がらないことが結構あります。
ということで、解決方法は以下の通りです。
WiMAXは置き場所によってネット通信が改善されることがあります。
端末に表示されているアンテナを確認しながら置き場所を決めるのが良いでしょう。
特に窓際に置くと電波が届きやすくなる事が多いので一度試してみましょう。
ただ窓際に置く場合、WiMAXで使用しているバッテリーが高温状態に弱い性質を持っているので本やカーテンで日陰をつくるようにしましょう。
電波の届く場所にWiMAXを置こう!
とりあえず再起動しよう!
提供エリアや置く場所が原因という訳でもない人は、
一旦電源を入れ直してみましょう!
WiMAXは精密機器なので、ちょっとした不具合が生じている可能性があります。
たとえばスマホなんかも精密機器なんですけど、動作が急激に遅くなったりバグが発生してしまうことってありませんか?
そういう時に電源を入れ直したら「よく分かんないけど普通に利用出来た」
という人も結構いるんじゃないでしょうか?
そんな感じでWiMAXもとりあえず電源をオフにして数分後に電源を入れなおしてみることで、改善されるケースがあります。
一度試してみましょう!
とりあえず、電源を入れ直してみよう!
通信障害が発生してるか確認する
もしかすると回線を提供しているキャリア側で通信障害が発生している可能性があります。
少し話は変わってネット回線って各キャリア(au・ソフトバンク・ドコモ)が扱っている
「基地局」という装置で電波の送受信を行なっているんです。
で、万が一基地局が故障していると一時的にネットが利用出来ないといった事があります。
そういう場合、UQ コミュニケーションズの公式サイトで障害が起こっているか確認することができます。
またツイッターなどのSNSでも情報を得る事が出来ます。
とにかく障害が起こっていないかチェックすることもおさえておきましょう。
通信障害が起こっているか確認しよう!
料金を滞納してないか確認する
急にWiMAXが圏外表示になっている場合は料金の支払いがうまくいっていない可能性があります。
WiMAXは料金の支払いが出来ていないと回線を停止します。
一度クレジットカードや口座引き落としがされているか確認することです。
引き落とされていないようでしたら各プロパイダに問い合わせて、料金の支払いをしましょう。
料金が支払われているか調べよう!
家電製品から離れる
圏外になる原因として、家電製品(電子レンジなど)の電波と干渉している可能性があります。
実は家電もマイクロ波という電波を放出しています。
これがWiMAXの電波と被ってしまいネットが繋がらないといった事が考えられます。
なので一度、家電製品から離れたところでWiMAXを利用してみましょう。
しかし人によっては何らかの事情で家電から離れることが難しいといったケースがあると思います。
そういう人は通信規格を5GHz(ギガヘルツ)に変更するという方法があります。
ちょっとここから専門的な話になってしまうんですけど、
電子レンジなどの家電とWiMAXの周波数は同じ2.4MHz(メガヘルツ)となっています。
だから干渉し合ってしまうんですよね。
そこでWiMAXの周波数を5GHzにすることで、
周波数を被らせることなく電波の利用が出来るという訳です。
通信規格の変更方法は以下を参考にしてみて下さい。
●通信規格変更方法
1.自分のポケット型Wi-Fiと通信機器(スマホもしくはパソコン)を接続しあう。
2.接続されている通信機器から管理画面にアクセスする。
「Speed Wi-Fi NEXT設定ツール」もしくは「クイック設定Web」のWEBページを開いて変更することが可能です。
URLは【http://speedwifi-next.home】となります。
通常のURLから開けない場合は、
URL【http://192.168.179.1/】から開けると思うので試してみて下さい。
(※ここで注意して欲しいことがあります。
実は「5GHz」は法律で屋外で利用するのを禁止しています。
なので屋外で利用する場合は「5GHz(屋外)」を選択して下さい。)
取り扱い説明書に「通信規格の変更」について詳しく書いてあるので、
確認しながら変更してみましょう。
- 家電から離れたところで利用しよう!
- 通信規格を変更してみよう!
通信機器の圏外・インターネット未接続の理由と対策
スマホやPCの接続設定を確認する
ここからWiMAXではなくて通信機器が圏外表示・インターネット未接続になった時の話をします。
時々スマホやパソコンが勝手に別のWi-Fiと接続されていたり、勝手に切断されているケースがあります。
先ほどの家電製品の部分でお話ししたようにWiMAXって無線なので、
どうしても他の電波と干渉してしまい電波が不安定になってしまうことがあるんです。
詳しく説明しますね。
たとえばカフェやコンビニで一度Wi-Fiのアクセスポイントに接続すると、
次回以降自動的に接続されるようになります。
Wi-Fiスポットはみんなが利用できることもあって、電波が混雑しやすく不安定になりやすいんです。
なので勝手にネットに接続されたりされなかったりするんです。
そういった場合の解決方法は簡単です。
スマホやパソコンからWi-Fiの「接続確認」をして、
仮にコンビニのネットワークに繋がっていたら該当するコンビニのネットワークの設定を
「無効」もしくは「削除」をすると勝手に接続されることはなくなります。
また他の電波と干渉させない方法として「USBケーブルにつなぐ」という方法があります。
WiMAXと有線接続させることで他の電波の影響を受けずに安定したネット通信が見込めます。
一度試してみる価値は十分にあります。
- Wi-Fiアクセスポイントの設定を「無効」または「削除」にしよう!
- USBケーブルを活用しよう!
通信機器とWiMAXの距離を近くする
単純にスマホやパソコンとWiMAXの距離が遠いゆえにインターネットに接続できなくなっているかもしれません。
さきほどもお伝えしたようにWiMAXは障害物に弱いですから、距離が遠いほど電波を拾う事が難しくなります。
距離を縮める事でネット通信が改善されるケースがあるのでWiMAXを通信機器の近くに置いてみましょう。
WiMAXの距離を近づけよう!
機内モードになっているか確認する
よく映画を観に行ったときって「電源を切るかマナーモードにしてください」
ってアナウンスがなりますよね。
そういった時に「機内モード」にすることってありませんか?
映画館に限らずライブや舞台、飛行機に乗る時も「機内モード」にする場面があると思います。
なので、もしかすると「機内モード」をオンにしたままになっている可能性があります。
解決方法は簡単です。
スマホでは、メニューの「設定」から「機内モード」を選択してオフに切り替えることで、機内モードは解除されます。
パソコンだと、
Macの場合はメニューの「システム環境設定」から「ネットワーク」の「Wi-Fi」を選択しオンにしましょう。
Windowsの場合はメニューの「設定」から「ネットワークとインターネット」を選択し「機内モード」という項目がありますのでオフに切り替えましょう。(※Windows10の場合)
機内モードを解除しよう!
初期化にしよう!
上記の項目を全て試してみたけど全然解決できない!といったときは「初期化」という手段があります。
端末によって初期化の方法は違ってきますが、大抵端末のメニューに「メンテナンス設定」があります。そこから初期化が出来ます。
また端末本体に小さな穴があれば爪楊枝やピンなど細くて丈夫なモノを5秒以上穴に差し込めば「初期化」は完了します。
そして再起動して圏外になっていないかチェックしましょう。
最終手段として初期化しよう!
故障が原因
初期化を試してもどうしても解決しない場合は、契約しているプロパイダに連絡をしましょう。
もしかすると、上記以外の解決方法を提案してくれるかもしれません。
以下、プロパイダの電話番号を記載したので、
自分の該当するプロパイダに連絡してみてください。
プロパイダ名 | お問い合わせ先 | 営業時間 |
---|---|---|
BIG LOBE | 0120-86-0962 | 9:00~18:00/365日 |
GMOとくとくBB | 0570-045-109 | 10:00~19:00/年中無休 |
UQ WiMAX | 0120-929-818 | 24時間受付/年中無休 |
So-net | 0120-080-790 | 9:00~18:00 |
3WiMAX | 050-5212-7322 | 11:00~18:00/月~土 |
Novas WiMAX | 0120-446321 | 9:00~17:00/年中無休 |
カシモWiMAX | 03-6693-0480 | 10:00~19:00 |
もしも「端末補償サービス」に加入していれば、補償は適応されるのか聞いておきましょう。
また「端末補償サービス」に加入していなければ、
端末本体のメーカーが1年の保証期間を設けているので、
保証書があれば連絡をしてみてもいいかもしれません。
端末保証サービスに加入しておらずメーカーの保証書も適応されなさそうだった場合は、
修理に出すという方法があります。
しかし修理内容によっては修理代や交換費用が発生してしまいます。
おおよそ5,000円~20,000円前後はかかるということをおさえておきましょう。
ちなみにWiMAXを修理に出している間は無料で代替え機を用意していますが、
万が一代替え機の在庫がない場合は借りることはできません。
つまり手元にWiMAXがない状況もありえるという事です。
さらに修理代や交換費用が発生した場合、解約した方が安くおさまることがあります。
どういうことなのかというと、
WiMAXでは基本的に解約月以外に解約した場合は違約金が発生します。
大体1年以内に解約した場合19,000円、2年目は14,000円、3年目以降は9,000円という具合で違約金を設定しているプロパイダがほとんどです。
もしも修理代や交換費用が20,000円以上かかるとしたら違約金の方が安いというのはわかりますよね。
よって、もしも修理代や交換費用が発生するのであれば、
自分の利用年数を把握して、どのくらい違約金が発生するのか考慮しておいた方が
安くおさまる可能性があります。
で、解約したあとのネット環境をどうするのかっていう話をしていきます。
解約後のネット環境
先ほどチラッと述べたんですけど、WiMAXを新たに購入するにしても解約月以外に解約したら違約金が発生してしまいます。
で、もしもSIMカードが故障していないのであれば「白ロム」というものがあります。
白ロムは「SIMカードが入っていない端末機器」のことで、中古ショップやインターネットで購入することが出来ます。
白ロムは通常より安く購入出来ますし単純にSIMカードを挿し直すだけで、
すぐにインターネットの利用が出来ます。
ただ白ロムの場合、中古なので端末保証の対象になりません。
なので!プロパイダ以外のお店で買うのが不安だという人はオススメできません。
そして、もうひとつネット環境を作る手段としてポケットレンタルWiFiというものがあります。
レンタルということですから、ただ借りてただ返却するだけの方法です。
とても気軽にネットの環境を作ることができるという事です。
しかしポケットレンタルWiFiだと「WiMAX回線」を利用している会社は「FUJI WiFi」だけと限られます。
ほとんどのレンタル会社は「LTE回線」を提供しています。
で、LTE回線は高速であり提供エリアが広いという特徴があります。
たとえば今みなさんが使用しているスマホなんかは難なくWEBや動画を読み込むことが出来ますよね?
そんな感じでポケットレンタルWiFiのLTE回線でも、スムーズにネット通信が出来るという訳なんです。
そして購入するタイプやスマホのLTE回線って、
キャリア側は一部のヘビーユーザーなどに帯域を圧迫されるのを嫌っているので月間7GBまでとか決まった容量があります。
しかし、なぜかポケットレンタルWi-Fiは「LTE回線の使い放題」を提供している会社が多くあります。
なので「WiMAX回線じゃないとイヤだ!」というこだわりがなければ、
ポケットレンタルWi-Fiはネット環境を整えるのにすごくオススメです!
まとめ
以上のことをまとめると・・・
- まずは、落ち着いて自分で解決出来そうな事を全てやってみる
- 解決しないならプロパイダに連絡する
- 修理代などが発生するなら解約した方が安いのか考える
- 違約金が高ければ気軽に借りれるポケットレンタルWiFiがオススメ!
といった具合になります。
圏外表示やインターネットに接続出来ないっていうだけでも、
すごく不安だと思うんですけど一番大切なのはとにかく落ち着くことです。
落ち着いてひとつずつ対策していけば快適なネット環境がつくれると思います!
以上でWiMAXが圏外・インターネット未接続になる理由と対策方法を解説させていただきました。
コメント
この記事へのコメントはありません。