WiMAXと光・固定回線はどっちが良い?メリット・デメリットを徹底比較!

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一人暮らしをしていて「インターネットの環境を整えたい」と考えて
WiMAXにしようか光回線にしようか悩んでいませんか?

集合住宅に住んでいると”光回線の導入が開始されました!”などのチラシが投函されていたりするので「光回線にしようかな!」と考える一方で、
「月額料金は高いのかな?」「工事費がかかるのかな?」などたくさん疑問が浮かんでくるかと思います。

また現在一人暮らしをしていても今後転勤や何らかの事情で引っ越す可能性だってありますよね。

結論からいうと一人暮らしの場合はWiMAXが一番ベストな選択です。

ただインターネットの使い方によっては、一人暮らしであってもWiMAXが不向きな人もいます。

という事で、今回この記事では一人暮らしをしている人に向けて
WiMAXと光回線のメリットやデメリットを紹介し、自分はどちらが合っているのか参考になれれば嬉しいです。

光回線のメリット

通信が安定している

光回線のメリットとして「通信が安定している」という点が挙げられます。

光回線はWiMAXと違って自宅付近の電柱等から専用のケーブルを引っ張って自宅に引き込む場合がほとんどです。

そのため周辺環境に左右されません。

ただし光回線は時間帯によって通信速度が変化します。

特に利用者が集中する22時~0時のコアタイムは一気に速度が低下します。

昼間100Mbps出ているのに夜は5Mbpsしか出ない事があるので把握しておきましょう。

一方のWiMAXは電波を利用してインターネット通信を行なっています。

そのため電波状況に影響されやすく、場合によってはいつも繋がるのにインターネットに接続出来ないといった事もあります。

以上のことから光回線はWiMAXと比べると、
たとえばオンランゲームやビデオ通話を使用する際はタイムラグが生じることは少ないといった感じになります。

またHuluやNetflixなどのビデオオンデマンドで長時間動画を見る人も
通信が途切れてしまうというリスクを最小限に抑えることができます。

つまり長時間インターネット接続を行う事が多くなりそうな人は、
安定した通信は欠かせないと思うので光回線は向いています。

高速通信

次に光回線はWiMAXと比べて通信速度は高速となっております。

ここで話は変わるのですがおさえておきたい言葉があります。

通信速度によく出てくる「下り」「上り」って言葉なんですけど、

「下り」はダウンロード(受信)の速度のことで、動画やWEBサイトも見る時の速度って思ってもらえれば問題ないです。

次に「上り」はアップロード(送信)の速度のことで、LINEでメッセージや画像を送信したりSNSに投稿する時の速度を指します。

で、また話は戻しますが光回線の下り最大通信速度は1Gbps(一部では2Gbps、最大10Gbpsというものがあります。)となっています。

一方WiMAXでは下り最大通信速度は758Mbpsとなっています。

1Gbpsは758Mbpsより通信速度は速いので、WiMAXと比べると光回線の方が通信速度は優れているという事になります。

また光回線は上り最大通信速度も1Gbpsなのでアップロードも高速となっています。

たとえばメールで大容量の画像を送信したりネット上に動画等を投稿する人は短時間でアップロードが出来るという訳です。

無制限

光回線はWiMAXと違って「速度制限」がありません。

WiMAXでは基本的に使い放題プランで3日間10GBまで、通常プランで月間7GBまでといった速度制限があります。

一方光回線は通信制限を設けていないので高画質の動画を長時間見ても、
オンラインゲームを何時間プレイしても制限を気にせず、
じゃんじゃんインターネットを利用する事が出来ます。

以下の表には「10GBの通信量の目安」を書いています。

もしも10GB以上インターネットを利用するのであれば光回線をオススメします。

ぜひ参考にしてみて下さい。

1回あたりの通信量 3GBあたりの回数 7GBあたりの回数 10GBあたりの回数
Webブラウジング
(スマホ版Yahoo!トップページ)
236KB 13,014ページ 30,323ページ 43,337ページ
Twitter
(140文字のツイートをした場合)
約155KB 約1万9820ツイート 約4万6180ツイート 約6万6000ツイート
メール
(約300文字のメールを送った場合)
約4KB 約7万6800通 約17万9000通 約25万5800通
YouTube
(720p動画を視聴した場合)
約30MB/分 約100分 約230分 約330分

ただWiMAXの通常プランは1回でも7GBを超えると月末まで速度は低下したままですが、
使い放題プランであれば翌日18時ら6時間しか制限にかからないので翌々日の2時になればすぐに解除できます。

そういったことが気にならないのならWiMAXの使い放題プランを選択しても良いかと思います。

しかし仕事から帰ってきて夜間にインターネット接続を行う事が多くなりそうな人は、
18時~2時までの時間は高速通信は出来ないので光回線を検討しても良いでしょう。

光回線のデメリット

工事が必要

光回線のデメリットとして、工事が必要になってくる事があります。

(元々光回線のある家だったら工事は不要となります。)

先ほどちらっと述べたのですが、光回線は自宅付近の電柱等から専用のケーブルを引っ張って自宅に回線を引き込むことがあります。

そのため開通工事をしなくてはいけませんから集合住宅にお住まいの場合は、
自宅で回線を引いても良いのかマンションやアパートのオーナーに確認しなくてはいけません。

開通工事は大体約2万円ほどの工事費が発生したり室内での作業があるため工事の立ち会いが必要になることがあります。

なので工事事業者とのスケジュール調整を行います。

工事事業者によっては工事をするまでに1~2ヶ月程度時間がかかる事があります。

場合によってはお住いのマンションやアパードなどでは開通工事が出来ないといった事があり、光回線を利用すること自体難しくなります。

一方のWiMAXでは工事というものがありませんから、
工事費は発生しませんし工事事業者とのスケジュール調整などはありません。

手元にWiMAXのルーターが届けばすぐにインターネットの利用が可能です。

上記のことから光回線は工事費を支払わないといけませんしインターネットに接続するまでかなりの手間がかかります。

なのでインターネットを利用するうえで初期費用を安く抑えたいのなら工事費のかからないWiMAXを選んだ方が良いですし、
「一刻も早くインターネットを利用したい!」と考えている人は光回線を選ぶのはあまりオススメ出来ません。

引越しする際に料金が発生する

光回線のデメリットに引っ越しする際に再度料金が発生するといった事があります。

どういう事なのかというと、引っ越し先が光回線を導入していない場合は、
再度開通工事をしなくてはいけません。

そのため、また工事費が発生してしまいます。

また引っ越す前の家で工事費を分割で支払っている場合は残債を一括で請求される事があります。

そうなると「前の家の分と引越し先の分の工事費」でかなり料金に負担がかかってしまいます。

更に場合によっては一度解約して新規契約することがあります。

どういうことなのかというと、たとえば「NTT東日本・西日本をまたいで引越しをする場合のフレッツ光」および「NURO光」には移転手続きがないので、同じ回線を利用する場合であっても一度解約して新規契約をする形となります。

そうすると更新月以外で引越した場合、契約解除料が発生したり再度工事費がかかったりします。

光回線の引越しをするだけで料金にかなりの負担がかかる事を考えると、
急な転勤があるような職場だったり引越しをする事がありそうな人は光回線と契約するのは危険だという事です。

料金が高い

次に光回線の料金を確認してみるとどうでしょうか?

光回線は戸建てタイプの場合4,000円~7,000円前後、
集合住宅タイプで3,000円~5,000円前後かかります。

そして工事費として最初に20,000円程度料金が発生します。

それから事務手数料として3,000円といったところです。

一方のWiMAXは大体月額料金が3,500円~4,500円前後発生し、初期費用は事務手数料として3,000円支払います。

端末代などはキャンペーンで実質0円になっているケースがほとんどです。

もちろん光回線もWiMAXも選ぶプロバイダによって料金は変動しますが、
平均的に見るとWiMAXの方が料金を安いというのが分かると思います。

つまり「初期費用も月額料金も安く抑えたい!」と通信費を少しでも節約したいならWiMAXを選んだ方が良いということになります。

WiMAXのメリット

すぐインターネットに接続出来る

WiMAXは電波を使ってインターネットに接続をします。

そのため工事は必要ありません。

WiMAXを契約してからインターネットに接続するまでの手順をざっくり説明すると、

  • 1.WiMAXが利用出来るか提供エリアを確認する
  • 2.WiMAXのプロパイダと契約を結ぶ
  • 3.WiMAXの端末が手元に届く
  • 4.電源を入れ通信機器と接続設定を行う

たったこれだけです。

光回線はというと、

  • 1.プロパイダを選択する
  • 2.提供エリアを確認する
  • 3.工事日の予約をする
  • 4.宅内機器が自宅に届く
  • 5.工事への立会い
  • 6.工事が完了したら通信機器と接続設定を行う)

というようになります。

先ほども言いましたが光回線は工事が必要となる場合があります。

そのため手順が増えるのでインターネットに接続するまで時間がかかります。

その点WiMAXは手元に届いたら電源を入れてすぐにインターネットの利用が出来るので、「早くインターネットを利用したい!」と考えている人にはWiMAXはオススメです。

持ち運びが出来る

先ほどからお伝えしているように、光回線は有線でインターネットに接続します。

ちなみに「光回線」と「Wi-Fiルーター」を繋いでWi-Fiを飛ばし、
自宅にある複数の通信機器と接続する事は可能です。

イメージとしては、ノートパソコンの他にスマホやプリンタなど「無線」で接続出来るといった感じです。

しかし「光回線」と「Wi-Fiルーター」は有線で繋がっているため自宅のみの利用しか出来ません。

一方のWiMAXは持ち運びが可能であり、提供エリア内であればどこでもインターネットを楽しむ事が出来ます。

よって、自宅以外でもお気に入りのカフェや自分の好きな場所でインターネットを利用できるという訳です。

ちなみにWiMAXは持ち運びが可能なので、いつも持ち歩くスマホとWiMAXを接続しあえばスマホのネットの通信量を節約する事が出来ます。

たとえば通学・通勤の電車内で、空き時間にスマホをよく利用する人はWiMAXで通信量を補う事が出来ます。

またWiMAXも複数の通信機器と接続する事が可能です。

なので、仮にカフェや公園なんかで姪っ子が「荒野行動(ゲームアプリ)をしたい!」と言ったら「荒野行動が入っているタブレット」と「自分のスマホ」「自分のノートパソコン」の計3台と同時接続する事が出来るという訳です。

以上のことからWiMAXは複数の通信機器と接続が可能でありながら、
持ち運べるためいつでもどこでもインターネットを快適に利用出来るというメリットがあるという事です!

WiMAXのデメリット

速度制限がある

光回線は無制限でインターネットを利用する事が出来るのに対し、
WiMAXは使い放題プランであっても実際は3日間10GBまでと速度制限があります。

なぜWiMAXは速度制限を設けているのかというと、
WiMAXは固定回線ではなくモバイル回線を利用してインターネット通信を行なっているんですね。

で、モバイル回線って大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が提供していて
全ての人が平等に回線を使用してもらうために速度制限を設けています。

ちなみにWiMAXには基本的に「使い放題プラン」と「通常プラン」があります。

それぞれ速度制限に関する内容は異なってくるので確認してみて下さい。

使い放題プラン 通常プラン
データ通信量 無制限(3日間10GB) 月間7GBまで
速度制限がかかった場合の
通信速度
1Mbps 128Kbps

ちなみに使い放題プランで速度制限がかけられた場合1Mbpsまで低下します。

ただし1Mbpsに速度が低下しても、WEBサイトはスムーズに開きます。

また動画の読み込みが遅いという事もないので、特にストレスがかかる事はないです。

しかし常にインターネット接続を行うオンラインゲームやスカイプなどのビデオ通話をするのであれば、すぐに速度制限がかかり読み込むのが遅くなってしまいます。

そのため長時間インターネット接続を要するヘビーユーザーにはWiMAXは不向きです。

電波が不安定

WiMAXは無線でインターネット通信を行なっているため電波が不安定な事があります。

たとえば人混みが多いところやコンクリートなどの屋内では繋がりづらいといった事があります。

また地下鉄のホームだと電波は繋がりますが走り出すと圏外になるといった事があります。

なので、場所によっては動画を見ていても途中で切れてしまう可能性もありますし、オンラインゲームも読み込めないという状況になる可能性は高いです。

通信の安定性を求めるなら、自宅のみの使用となりますが光回線の方が良いでしょう。

口コミ

まとめ

光回線とWiMAXのメリット・デメリットをざっとまとめると、

  • 「光回線」は通信が安定していて無制限で利用することができるが、工事や引越しをする際は料金に負担がかかる
  • 「WiMAX」はすぐにインターネットの利用ができ持ち運びが可能だが、
    電波が不安定で速度制限がある

といった具合になります。

仮に自宅が賃貸物件で「光回線を引く事が難しい」という人もWiMAXを選択肢に入れても良いかと思います。

以上のメリットとデメリットから光回線やWIMAXに向いている人は、

光回線に向いている人
  • 実家暮らしだったり今後引っ越す予定がない人
  • 自宅で長時間動画を見たりオンラインゲームをプレイする人
  • 仕事などで大容量のファイルの送受信を行う事が多い人
  • 自宅に通信機器がたくさんある人(タブレット・プリンタ・テレビ・ゲーム機など)
WiMAXに向いている人
  • 一人暮らしで出張や転勤など引っ越す事がありそうな人
  • 外出先でインターネットを利用する事が多くなりそうな人
  • 初期費用・月額料金を少しでも安く抑えたい人

といった感じになります。

WiMAXの使い放題プランは通常プランに比べて速度制限はゆるい方なので
速度制限が心配なら「使い放題プラン」を選択しておいた方が良いでしょう。

また口コミを見ると、一人暮らしであってもネットをよく利用するヘビーユーザーは「光回線」はベストな選択です。

それでも迷うならポケットレンタルWi-Fi

また上記のことをみても自分がヘビーユーザーに当てはまるのか、
ネット通信をそこまで必要としているのか分からない人もいるのではないでしょうか?

そういう人はポケットレンタルWi-Fiを選ぶのが最適でしょう。

ポケットレンタルWi-Fiというのは、単純にポケット型Wi-Fiをレンタルするものです。

なので端末代金や契約期間の縛りがないケースが多いので解約金もかかりません。

ちなみに光回線やWiMAXって契約に縛りがあって大体2年以上の契約期間を設けている事がほとんどです。

また更新月以外に解約した場合は1万円以上の違約金が発生します。

しかも更新月は2年の内の1ヶ月しかありませんし、プロバイダから電話やハガキなどで知らせる事もないので見逃してしまうケースが多くあります。

よって違約金0円で解約する事は難しいのです。

ということもあってか「インターネット環境を整えたいけど光回線やWiMAXって購入するのに勇気がいる!」と思っている人も中にはいるんじゃないでしょうか?

そんな悩みを解消できるのがポケットレンタルWi-Fiなのです。

どういう事なのかというと、
まず最初にポケットレンタルWi-Fiを借りてみて、
「自分は大体どのくらいのインターネットの通信量なのか」を把握する事が出来ます。

そうすると「自分はWiMAXおよびポケット型Wi-Fiで十分だった!」と思ったら、
そのままレンタルを継続すればいいだけですし、
「光回線の方が良さそう!」と思うなら単純にポケット型Wi-Fiを返却すればOKです。

とにかくWiMAXと光回線どちらにするか迷うのなら「ポケットレンタルWi-Fiを利用して様子を見る」という手段があるので覚えておきましょう!

以上でWiMAXと光回線のメリットやデメリットを紹介させていただきました。

それでは素敵なインターネットライフを。

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