WiMAXの5G新旧ホームルーターを比較!「L11」と「L12」どう変わった?

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コンセントに挿すだけで自宅にWi-Fi環境を構築できるホームルーターは、工事不要の手軽さと高速通信可能な品質で大人気です!

そんなホームルーターはもちろんWiMAXでも利用使えますが、機種によってどんな違いがあるのでしょうか?

当記事ではWiMAX用ホームルーターの機種について、旧機種の「L11」と新機種の「L12」で比較をしていきます!

この記事でわかること
  • Speed Wi-Fi Home5G L12の新機能
  • L11とL12を実測値や接続台数などの機能で比較!
  • 最新のL12を利用できるおすすめのWiMAX事業者を解説!

ホームルーターとは?

ホームルーターとは、コンセントに挿すだけで周囲をWi-Fiエリア化できる据え置き型のWi-Fiルーターです。

これまで、自宅や事務所をWi-Fiエリア化する場合は光回線などの固定インターネット回線が必須でした。

しかし、ホームルーターはドコモ/au/Softbankの通信網を利用するため固定回線不要で設置場所付近のWi-Fi化が可能。

ホームルーターにはすぐに利用できて工事不要というメリットがあり、1人暮らしや単身赴任の方を中心に人気を呼んでいます!

Speed Wi-Fi HomeL12のスペックと4つの新機能

早速、Speed Wi-Fi Home5G L12の基本スペックをご紹介します。

Speed Wi-Fi HomeL12のスペック
対応回線 au 5G(Sub6/NR化)
au 4G LTE
WiMAX 2+
速度 下り最大2.7Gbps
上り最大183Mbps
サイズ W101×H179×D99mm
重量 446g
インターフェース 有線LAN×2
WiFi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
Wi-Fi6
4ストリーム
同時接続台数 42台
有線LAN2台
Wi-Fi40台
WiFiセキュリティー WPA3
SIM(UIM) au Nano IC Card 04 LE U
対応プラン ギガ放題プラス
(5G専用プラン)

L12の基本的なルーター性能は非常に高いです。

中でも、L12から追加された新機能「OFDAM」と「バンドステアリング」によって家庭内でより快適に通信ができるようになりました!

L12から搭載された新機能についてより詳しく解説をします。

複数機器で効率的に通信できるOFDMAに対応!

OFDMAとは、複数機器を接続しても競合が少なくスムーズに通信できる機能です。

これまでの方式(OFDM)ではある一定の帯域を接続機器ごとに専用バンドとして振り分けるため、同時接続下において通信の遅延や速度低下が起こっていました。

しかし、OFDMAは同一の帯域を複数の通信機器で分け合えるため、より効率的に電波を利用可能です。

家庭内利用が前提のホームルーターではスマホやパソコン・ゲーム機など多くの同時接続が考えられますが、OFDMAに対応したL12なら快適な通信が行えます!

最適な通信回線を都度選択できるバンドステアリングに対応!

バンドステアリングとは、最も伝送効率に優れた周波数を自動で使える機能です。

Wi-Fiルーターは「2.4GHtz」と「5GHtz」という2つの周波数を利用していますが、それぞれの周波数ごとに特徴が異なるため環境次第で最適な周波数が変わります。

バンドステアリングに対応しているL12なら、機器の接続状況や環境によって最も品質が高く使える周波数を自動で切り替えてくれます。

そのため、L11よりも速度の低下や遮断が起こりにくく快適に通信ができます!

重量が150g以上軽量に!

L12では、L11に比べて約153g軽量になりました。

置く場所を選ばないホームルーターは家庭内で移動させたいケースも多いため、軽量化はとっても嬉しいポイントです!

同時接続は10台増加の42台

OFDMAやバンドステアリングといった通信の最適化ができたことで、同時接続可能台数も大幅に増加しました。

単純な接続数は32台(L11)から42台(L12)と10台の増加ですが、一般的な家庭において20や30も同時接続をすることはほとんど無いでしょう。

最大同時接続数の増加自体は一般ユーザーにあまり恩恵がありませんが、42台も接続できるほど同時接続時の通信が安定しているとも言えます。

L12は同時接続時の通信動作が大きく改善されている、と考えましょう!

Speed Wi-Fi HomeL11とL12を比較!

続いて、Speed Wi-Fi HomeL11とL12を様々な観点から比較します。

L11とL12、基本スペックは変わらない

L12 L11
メーカー NEC ZTE
速度 下り最大2.7Gbps
上り最大183Mbps
下り最大2.7Gbps
上り最大183Mbps
サイズ W101×H179×D99mm W70×H182×D124mm
重量 446g 599g
インターフェース 有線LAN×2 有線LAN×2
WiFi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
Wi-Fi6
4ストリーム
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
Wi-Fi6
4ストリーム
同時接続台数 42台 32台
WiFiセキュリティー WPA3 WPA3
対応プラン ギガ放題プラス
(5G専用プラン)
ギガ放題プラス
(5G専用プラン)

L11とL12の基本的なルータースペックを表にしました。

大きさや重量がやや違うものの、最大通信速度や規格はほぼ同一で基本的な性能は横並びといったところです。

どちらの機種も、5G対応ルーターとして必要十分以上の性能を有しています!

同時接続時の通信機能はL12が優位

続いて、同時接続時の通信性能を機能面で比較しました。

L12 L11
WiFi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
Wi-Fi6
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
Wi-Fi6
ストリーム数 4×4 4×4
OFDMA 対応 非対応(OFDM)
バンドステアリング あり なし

L12は最大接続数がL11より多く、前述のOFDMAやバンドステアリングに対応しています。

そのため、同時接続時の通信パフォーマンスはL12の方が高いのではないか?と考えられます。

実測値はL11がL12よりやや速い

続いて、両機種の速度実測値をお伝えします。

L11は486件、L12は166件の速度情報から平均速度をまとめました。

速度は全国からたくさんの実測値報告が集まる「みんなのネット回線速度」より引用しています。

L11 L12
下り実測平均 53.56Mbps 46.31Mbps
上り実測平均 11.76Mbps 7.35Mbps
Ping値平均 51.88ms 56.97ms

L11の方がやや速度が速い結果になりましたが、どちらも家庭で利用するWi-Fiとしては必要十分な実測値が出ています。

実測計測では優位性が出にくい「同時接続時の品質」以外はほぼ同じスペックのため、同程度の速度結果は当然ですね。

実売価格は両機種とも変わらない

L11とL12で価格面の差は見られませんでした。

L11 L12
UQ WiMAX 21,780円 21,780円
VISION WiMAX 21,780円 21,780円
カシモWiMAX 0円 0円
GMOとくとくBB 0円 0円

カシモWiMAXなど、本体代金が0円のWiMAX事業者ではどちらのルーターも0円です。

また、端末価格有料かつ両機種の取扱があるUQ WiMAXではどちらも21,780円でした。

価格は両機種を選ぶ決め手にはならなさそうですね。

まとめ:どちらも高性能だが、L12があればL12を選ぼう

それぞれの項目を再度表で比較します!

L11 L12
通信最大速度
実測速度
サイズ・重量
同時接続機能
インターフェース
価格

発売時期がそれほど変わらないこともあり、L11とL12では劇的な性能差がありませんでした。

どちらを選んでも大差なく満足できるのではないでしょうか!

強いて言えば同時接続時の快適さで勝り、軽量のL12があるならL12を選択すれば良いでしょう。

ギガ放題ホームルーター「Home02」とL12はどう違う?

続いて、旧機種で5G非対応の「Home02」とも比較を行います。

WiMAXは5Gプランが人気ですが、従来プランのギガ放題と速度はどのように違うのでしょうか?

5Gプラン対応のL12は速度が速い

Home02 L12
外観 WiMAX HOME 02 | WiMAX(ワイマックス)ならGMOとくとくBB Speed Wi-Fi HOME 5G L12(スピード ワイファイ ホーム ファイブジー エルイチニ)NAR02 | データ通信端末 | au
最大速度 ギガ放題
(WiMAX2プラン)
ギガ放題プラス
(5G専用プラン)
対応回線 WiMAX 2+
au 4G LTE(7GBまで)
au 5G(Sub6/NR化)
au 4G LTE
WiMAX 2+
最大速度 下り最大440Mbps
上り最大75Mbps
下り最大2.7Gbps
上り最大183Mbps
サイズ W50×H118×D100mm W101×H179×D99mm
重量 218g 446g
最大速度 IEEE802.11a/b/g/n/ac
(2.4GHz/5GHz)
Wi-Fi5
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
Wi-Fi6
4ストリーム
対応回線 20台 42台
有線LAN2台
Wi-Fi40台
暗号化方式 WPA2-PSK WPA3
下り実測値 36.78Mbps 46.31Mbps
上り実測値 5.18Mbps 7.35Mbps

それぞれの性能を表にしました。

全ての面でL12が優れており、実測値でもやや開きがあります。

旧プランであるギガ放題は料金が月額800円程度安いことがメリットですが、3年契約&3年以内解約は高額な違約金がかかる点をふまえるとギガ放題プランの新規契約はかなりリスクが高いです。

両機種を比較した速度からも、今からWiMAXを契約するなら5Gプラン一択と言えるでしょう。

WiMAXの5GプランはVISION WiMAX一強!

Vision WiMAX

最後に、WiMAXの契約でおすすめな事業者をご紹介します。

WiMAXは大元の回線が同じであるため、事業者ごとの品質はほぼ変わりません。

そのため、最も安い事業者で申込をすることが鉄則!

その観点では、キャンペーンを使用したVISION WiMAXが最安値、かつ機種代金3,300円割引もあり最もお得です!

国内主要WiMAX6社 ギガ放題5Gプランの料金表
レンタル会社 実質月額料金 3年総額料金
Vision WiMAX 3,617円 130,228円
GMOとくとくBB 4,605円 165,813円
カシモWiMAX 4,841円 174,300円
BIGLOBE WiMAX 5,585円 201,080円
 UQ WiMAX 5,603円 202,598円

上記の表は主要なWiMAX事業者の5Gプラン料金です。

10,000円キャッシュバック&月額料金の安いVISION WiMAXは非常におトクで、キャッシュバックや割引を加味した3年トータル金額では最も安く使えます。

もちろん、ホームルーターの取扱はL11とL12の両方があり、機種代金から3,300割引も適用されます。

他社とは金額に大きな差があるため、5GプランのWiMAXはVISION WiMAX一択と言えるでしょう!

まとめ:VISION WiMAXでL12を利用しよう!

当記事では、WiMAX5Gホームルーターの機種を詳しく比較しました。

L11、L12ではそれほど大きな性能差がありませんが、同時接続時の機能が優れていることからL12を選択すれば良いでしょう!

実際の契約は業界最安値&端末割引&10,000円キャッシュバックのあるVISION WiMAXを利用することが最も良い選択肢です!

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