WiMAXのルーター全機種を一覧で仕様・スペック紹介!最新機種も!

※本記事には広告を含む場合があります

WiMAXの契約を検討していく中で迷ってしまうのがルーター選びではないでしょうか?

そこで「そもそもルーターに違いはあるの?」
「何を基準にして選べば良いの?」

などWiMAXのルーターの機種で何を選べば良いのか分からない人も多いかと思います。

そこで本記事ではルーター選びの悩みを解消すべく、ルーターの選び方や各機種の特徴を紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください!

WiMAXのルーターの選ぶポイント

通信速度

WiMAXを選ぶ上で恐らく皆さんが気になるのは「通信速度」ではないでしょうか?

「通信速度」って要はどれだけ速くデータを送受信できるかを示しています。

例えば回線速度が遅いとWEBサイトの表示が遅かったり動画の再生がモタついたりと何かとストレスになりますが、回線速度が速ければInstagramのタイムラインを瞬時に表示することができたり4K画質の動画が見れたりと、豊富なコンテンツを快適に楽しむことが出来ます。

なので通信速度が遅いのと速いのでは、ストレスの度合いが段違いなんです。

で、WiMAXはルーターの機種によって「通信速度」が異なります。

2019年1月に発売された「W06」は下り最大1.2Gbpsとなっており光回線並みに高速通信が可能です。

一方、古いルーターである2015年に発売された「WX02」では、
下り最大220Mbpsで明らかに通信速度に差があります。

なので、通信速度は機種によってかなり差が出てくるので、ルーターを選ぶ上ではチェックしておきたい要素です。

ちなみにWiMAXの通信速度を説明する時に「下り・上り」という言葉がよく使用されているので、簡単に説明をさせて頂きます。

まず下りはダウンロード(受信)の速度のことで動画やWEBサイトを見る時の速度って思ってもらえれば問題ないです。

次に上りはアップロード(送信)の速度のことを言います。

これはLINEでメッセージや画像を送信したりSNSに投稿する際の通信速度の事を言うので、おさえておきましょう。

通信モード

次にWiMAXのルーターを選ぶポイントとして「ハイスピードプラスエリアモード 」という通信モードがルーターの機能にあるのかも大切な要素となります。

どういうことなのかというと、WiMAXでは基本的にWiMAX2+回線を使用したハイスピードモードでネット接続を行なっています。

また別にau 4G LTE回線を使用した「ハイスピードプラスエリアモード 」という通信モードに切り替えてネット接続することが可能です。

少し話はズレますが通信回線の特徴として、
WiMAX2+回線は高周波を利用しているのでコンクリートのビルや地下等の障害物弱い性質を持っています。

一方のau 4G LTE回線は低周波を利用しており障害物に強く提供エリアが広いと言った特徴があります。

つまりハイスピードモード(WiMAX2+回線)だと電波が届きづらいといった時に
ハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE回線)に切り替えると電波が届きやすく通信が安定する可能性があるということです。

またハイスピードプラスエリアモードは、au 4G LTE回線を使用しているのでauのスマホとネット環境は変わりません。

だから、スマホと同じく広範囲のエリアで接続することが可能ですし動画やWEBサイトも
難なく読み込むことができます。

ただし使用する際は別途オプション料金がかかったり、通信制限がかなり厳しいという点は注意が必要です。

よってハイスピードプラスエリアモードは普段使いをするのには向いていない通信モードではあります。

しかし仕事や緊急時にネット接続が必要になってくる場合があるということを考えると、万が一に備えてハイスピードプラスエリアモードが付いているかは重要なポイントになるという訳です。

WiMAXルーター機種一覧

それでは現在プロパイダが取り扱っている「W06」「WX05」「W05」「WX04」「WX03」を比較してみたのでご覧下さい。

WiMAXのBluetoothってどんな機能?

少しだけ上記の表について説明をします。

まず「Bluetooth通信」についてなんですけどWiMAXのルーターでは、

  • USBケーブル接続
  • Wi-Fi接続
  • Bluetooth接続

という接続方法が3つあります。

1つめの「USBケーブル接続」は有線で通信機器とWiMAXのルーターを接続し合い、ネット利用することができます。

特徴としては他の電波と干渉せずに安定かつ高速でネットに接続することが出来ます。

次に「Wi-Fi接続」は無線で通信機器とルーターを接続しネットを利用することができます。

特徴としては複数の通信機器と接続が可能で、ある程度高速な通信が可能となります。

3つめの「Bluetooth接続」は無線で、通信機器とルーターを1対1で接続する事が出来ます。

特徴としては消費電力を抑えるので動画を読み込むのに時間がかかりますが、
長時間の接続可能といったメリットがあります。

少し前に発売されたW03という機種ではBluetooth機能が付いていませんでした。

なので、もしも「用途に合わせて接続方法を変えたい」「動画は見ないけど、WEBサイトの閲覧などで長時間使う可能性がありそう!」と考えているなら、
Bluetooth機能はかなり使い勝手が良いので機能にあるかどうかは確認しておきましょう。

バッテリー使用時間ってなに?

次に「バッテリー使用時間」「通信時間」についてです。

バッテリー使用時間は電池モードによって大きく違ってきます。

電池モードは「ハイパフォーマンスモード」「ノーマルモード」「バッテリーサービスモード(エコモード)」があります。

では、説明していきますね。

まず「ハイパフォーマンスモード」とは最も高速通信ができる電池モードです。

高速通信が必要な時に役に立つモードで、たとえば動画を高画質で見たい時だったり大きいファイルをダウンロードする時などに切り替える事で、快適に読み込む事が出来ます。

しかし消費電力の減りが早いという特徴があります。

次に「バッテリーサービスモード(エコモード・バッテリーセーブ)」です。

バッテリーサービスモードは通信速度を低速化させ消費電力を抑えます

なので、長時間ネットに接続する場合に向いている通信モードです。

たとえば外出時間が長くなる際にバッテリーサービスモードに切り替えれば、ルーターの電池残量が0%になるといったリスクを回避する事が出来ます。

ちなみに、ルーターの電池モードの使い方としてSNSを見るだけとかメールだけ使うといった時など、特に高速通信を必要としない場合はバッテリーサービスに切り替えても良いかもしれません。

で、次に「ノーマルモード」について説明します。

ノーマルモードはルーターが自動で通信速度を調整してくれます。

たとえば電池の残量が少なくなると通信速度を低速にし消費電力をおさえ、電池が満タンな時は高速にしてくれるという電池モードです。

ルーターの電池モードを使い分ける事ができれば、よりWiMAXを快適に使用出来ますが、「初めてで電池モードの使い方がイマイチ分からない」のであれば、最初の電池モード設定では「ノーマルモード」になっている事が多いですし、公式サイトにも初心者向きと書いてあります。

ですから、とりあえずノーマルモードのバッテリー使用時間・通信時間を基準に自分のインターネットの使用量と照らし合わせて適したルーターを選択するのが良いでしょう。

WiMAXルーター機種オススメランキング

1位:Speed Wi-Fi NEXT W06

重さ 約125g
サイズ(mm) 約ヨコ128×タテ64×幅11.9mm
バッテリー使用時間 ハイパフォーマンスモード:約7.1時間
ノーマルモード:約9時間
バッテリーサービス:約12時間
通信速度(最大速度下り/上り) 下り最大1.2Gbps、上り最大75Mbps
通信モード WiMAX2+、au 4G LTE
電池交換
取扱プロパイダ UQ WiMAX、GMOとくとくBB、BIGLOBE、So-net、カシモWiMAX、DTI WiMAX

最新機種である「W06」では高性能ハイモードアンテナを搭載しています。

更に最大通信速度は1.2Gbpsと光回線並みに高速通信でインターネットを楽しむ事ができます。

また、WiMAX2+の回線は障害物に弱く建物の構造上電波が繋がりづらいと言った事があります。

しかしW06では「高性能ハイモードアンテナ」に対応している為、従来のWiMAXより通信速度を20%改善し電波が届きにくい場所でも繋がりやすくしています。

その為、屋内であっても他のWiMAXのルーターより快適にインターネットを利用する事が出来ると言ったメリットがあります。

ただしW06は高速通信ではありますが「ハイスピードプラスエリアモード」の通信モードに切り替えた場合に限ります。

ハイスピードプラスエリアモードとは、通常使用するWiMAX2+回線ではなくau LTE 4G回線を使用する通信モードの事で、ハイスピードプラスエリアモードは月7Gまでだったり、料金が発生する事があります。

そのためハイスピードプラスエリアモードは頻繁に使用しない方が良いので、通常使用する際は特に高速でインターネットを楽しめるというワケではありません。

ただ、例えばWiMAX2+回線では届きにくい場所に行った際に仕事でどうしても大きなファイルをダウンロードしなければいけなかった場合、このハイスピードプラスエリアモードを利用する価値は十分にあります。

とは言ってもWiMAX2+回線でも従来のWiMAXと通信速度に変わりないので、問題なくインターネットを利用出来ますし、高性能ハイモードアンテナとモードを切り替えれば光回線並みの通信速度を実現する事が出来るのでW06が一番おすすめです。

W06の口コミ・評判

2位:Speed Wi-Fi NEXT WX05

重さ 約128g
サイズ(mm) 約ヨコ111×タテ62×幅13.3mm
バッテリー使用時間 ハイパフォーマンスモード:約8.1時間
ノーマルモード:約11.5時間
エコモード:約18時間
通信速度(最大速度下り/上り) 下り最大440Mbps、上り最大75Mbps
通信モード WiMAX2+、au 4G LTE
Bluetooth通信
取扱プロパイダ UQ WiMAX、GMOとくとくBB、BIGLOBE、So-net、カシモWiMAX、novas WiMAX、DTI WiMAX

最新機種であるNECの「WX05」は「WiMAXハイパワー」に対応しており、また「Wi-Fiビジュアルステータス」と言った新しい機能があります。

まず「WiMAXハイパワー」についてお話をします。

先ほどもお伝えしましたが、WiMAX2+の回線は障害物に弱く建物の構造上電波が繋がりづらい傾向があります。

しかしW05は「WiMAXハイパワー」に対応している為、従来のWiMAXより通信速度を20%改善し電波が届きにくい場所でも繋がりやすくしています。

ただ、この「WiMAXパワー」はファーウェイのW06に搭載している「高性能ハイモードアンテナ」と同じ機能ですので、特に違いはありません。
ただ、WX05には「Wi-Fiビジュアルステータス」という機能が搭載しており、2.4GHz帯のみとなりますが周囲のWi-Fi使用状況を表示してくれます。

例えば、Wi-Fiビジュアルステータスを確認し使用の多いWi-Fiチャネルを回避して利用の少ないチャネルに切り変える事で快適にインターネットを楽しむ事が出来ます。

「ネットの読み込みが遅いなぁ」と感じる際にこの機能は活躍してくれそうです。

またW06はバッテリーモードにすれば約18時間も利用出来るので、外出先でよくインターネットを利用するのであれば「WX05」を選択しましょう。

WX05の口コミ

3位:Speed Wi-Fi NEXT W05

重さ 約131g
サイズ(mm) 約ヨコ130×タテ55×幅12.6mm
バッテリー使用時間 ハイパフォーマンスモード:約6.5時間
ノーマルモード:約9時間
バッテリーサービス:約10.5時間
通信速度(最大速度下り/上り) 下り最大758Mbps、上り最大112.5Mbps
通信モード WiMAX2+、au 4G LTE
電池交換
取扱プロパイダ GMOとくとくBB、カシモWiMAX、novas WiMAX

ファーウェイがメーカーの「W05」は、W06やWX05と比べて電波の機能性が劣ってしまいますし、W06が登場した事により最大通信速度も劣ります。

更にW05を選択出来るプロバイダは明らかに少ないので、選びたくても選べませんし、特に選択するメリットはないので要注意です。

ただ、GMOとくとくBBではW05を選択する事により「最大36,000円キャッシュバック」を受け取る事が出来るので、「キャッシュバック重視!」なのであれば、W05を選択しても良いでしょう。

W05の口コミ

4位:Speed Wi-Fi NEXT WX03

重さ 約140g
サイズ(mm) 約タテ130×ヨコ53×幅14.2mm
バッテリー使用時間 ハイパフォーマンスモード:約6.5時間
ノーマルモード:約9時間
バッテリーサービス:約10.5時間
通信速度(最大速度下り/上り) 下り最大440Mbps、上り最大30Mbps
通信モード WiMAX2+
Bluetooth通信
取扱プロパイダ BIGLOBE

WX03は同じシリーズのWX02と比べると機能性は上がりましたが、最新機種より総合的に劣っていることがわかります。

さらに通信モードがWiMAX2+のみ対応となっているので、高速通信を実現出来るハイスピードプラスエリアモードがないのはかなりネックです。

最新端末の方が通信速度や他機能含めて高スペックとなるので、特に選択するメリットはありません。

WX03の口コミ

まとめ

以上のことから最新機種になればなるほど総合的に性能が高くなっている傾向がありました。

ということでWiMAXのルーターの機種についてまとめると

  • 通信速度を重視するならW06
  • WiMAX初心者・自分に何が合うのか検討もつかないならW06
  • 新しい機能が付いており、長時間インターネットを利用するならWX05

となります。

色々な端末を紹介して順位は付けましたが、実際には数多くのプロバイダで端末代金が0円になるキャンペーンを実施しています。

そのため、本体代金がかからないのであれば最新機種を選んでおけば間違いないです。

逆に言えば本体代金が0円にならないプロバイダは選ばない方がいいでしょう。

以上でWiMAXのルーター機種を紹介させていただきました。

少しでも参考になれたら嬉しいです!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする