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筆者は長らくWiMAXのW05を愛用しているのですが、2019年にW05の後継機種となる機種が発売されました。
USB接続時で下り1.2Gbpsという恐ろしいスペックを誇る機種「W06」です。
下り1.2Gbpsってもはや光回線に匹敵する速度です。
モバイルルーターマニアである筆者としては、こんなハイスペック端末を試さずにはいられません。
というわけで、筆者が持っているW05と比較をしながらW06を紹介させていただきます。
スペック比較
W06 | W05 | |
---|---|---|
製造元 | HUAWEI | HUAWEI |
対応ネットワーク | WiMAX 2+ au 4G LTE |
WiMAX 2+ au 4G LTE |
質量 | 約125g | 約131g |
同梱物 | TypeC変換コネクタ(試供品) 取扱説明書 保証書 |
USB2.0 TypeC-A変換ケーブル(試供品) 取扱説明書 保証書 |
外形寸法(mm) | 約128×64×11.9mm | 約W130×H55×D12.6mm |
UIMカードバージョン | Nano IC | Nano IC |
バッテリー使用時間 | 連続通信時間(WiMAX 2+、スマート設定時) 約540分 連続待受(WiMAX 2+、スマート設定時) 約800時間 |
連続通信時間(ハイスピードモード:WiMAX 2+) ノーマルモード:約540分 連続待受 クイックアクセスモードOFF時:850時間 |
対応OS | Windows(R) 7/8.1/10 Mac OS X v10.9/v10.10/v10.11/v10.12/v10.13/v10.14 |
Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 Mac OS X v10.6、v10.7、v10.8、v10.9、v10.10、v10.11、v10.12、v10.13、v10.14 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)、IEEE802.11n/11g/11b(2.4GHz帯) | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz対応) |
Body-SAR値 | 0.644W/kg | 0.986W/kg |
本体色 | ブラック×ブルー ホワイト×シルバー |
ブラック×ライム ホワイト×シルバー |
速度 | 下り最大1.2Gbps 上り最大75Mbps |
下り最大758Mbps 上り最大112.5Mbps |
スペックを比較してみるとざっくりこんな感じです。
バッテリーに関して、連続待ち受け時間はW06の方が50時間ほど少なくなってますが、肝心な連続通信時間はどちらも同じ540分なので全く問題ないでしょう。
それから皆さん気になる回線速度ですが、W06の下り速度に関してはW05をはるかにしのぐ下り最大1.2Gbpsとなっております。
もちろんUSB接続時の最大速度ではありますが、1Gbpsを超えるモバイルルーターが登場するとは・・・素晴らしい!
ただし、上り速度に関してはW05よりも遅い75Mbpsなので、例えば動画配信をしたりオンラインゲームをしたりするのにはやや不向きかもしれません。
速度比較レビュー
スペック比較で「最大速度」について紹介させていただきました。
しかしスペック表に記載された速度はあくまでも理論値であるため、実際にその速度が出ることはありません。
インターネット回線で重要なのは実際の速度です。
というわけで、実際にW06の速度をスピードテストで測定してみたいと思います。
屋外
まずはモバイルルーターが本領発揮を出来る「屋外」にて測定をしてみます。
W05
W06
屋外では下り、上りともにW06の方が速いという結果になりました。
ただし、PINGに関してはW05の方が良好な数値が出ております。
PINGとは下りと上りの時間差のことで、例えばダウンロードとアップロードを交互に行うオンラインゲームなどでこのPING値が小さい方がタイムラグが少なく快適に遊べるということになります。
駅の改札前(地下)
続いては多くの人が行きかうターミナル駅の改札前にて測定を行います。
W05
W06
駅の改札前では顕著に差が出ました。
下り、上りともにW06の圧勝です。
SNSやWEB閲覧はもちろん、高画質動画もストレスなく閲覧できる数値と言えるでしょう。
高層階(29階)
続いては高層ビルの29階にて測定を実施しました。
タワーマンションの高層階に住んでいて、自宅でモバイルルーターの利用を検討している人などは参考になるかと思います。
W05
W06
ほとんど誤差のレベルではありますが、高層階に関してはW05の方が若干良好な数値が出ました。
この数値であれば高画質な動画だとややモタつくかもしれませんが、SNSやWEBのブラウジングはほぼストレスなく楽しめるでしょう。
まとめ
全体を通してW06はPING値に関してはあまり良い数値が出てないので、容量の大きいPCや据え置き型ゲームでのオンラインゲームには不向きかもしれません。
(もちろんWiMAXだけでなくLTEのモバイルルーターもオンラインゲームには不向きですが。)
ただし、やはり下り最大1.2Gbpsをうたっているだけあって回線速度はかなり良好な数値が出るなと感じました。
少なくともW05よりも格段に速度が向上しています。
- WEBサイトのページ閲覧
- SNS(Twitter、Facebook、Instagram)の閲覧
- YouTubeやNetflixといった動画のストリーミング再生
これらの利用がメインの人には是非オススメしたい端末です。
ちなみに今回レビューで使用したW06はBIGLOBE WiMAXで契約した端末です。
BIGLOBE WiMAXでは現在3万円近い高額なキャッシュバックキャンペーンを行っているので、W06を検討している方は是非BIGLOBE WiMAXからお申し込みください!
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