DoCoMo(ドコモ)のポケット型Wi-Fi・モバイルWi-Fiはやめておけ!後悔しない選び方を解説!

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インターネットの使用量が多く毎月スマホのデータ容量を追加していたけど
「いい加減インターネットの環境を整えたいなー」
と考えているのではないでしょうか?

インターネット環境を整えるには光回線やテザリングなどがありますが、
その他にドコモのポケット型Wi-Fiでインターネットに接続する事が出来ます。

ドコモユーザーは特にドコモのスマホを使っているから、
「ドコモのポケット型Wi-Fiを使用するのはお得」だと考えそうですよね。

しかし残念ながらドコモユーザーだからと言ってドコモのポケット型Wi-Fiを利用しても特にお得にはなりません。

そこで今回はドコモのポケット型Wi-Fiをやめるべき理由と後悔しないポケット型Wi-Fiの選び方を紹介していきます。

ぜひ、ドコモユーザーは参考にしてみて下さい。

ドコモで契約をやめた方がいい理由

まずドコモのポケット型Wi-Fiはドコモの4G回線を使用しています。

回線速度 下り最大788Mbps
上り最大50Mbps
通信方式 PREMIUM 4G
月間制限 あり
(1GB~30GB/月まで)

ドコモのスマホが接続出来るエリアであれば、ポケット型Wi-Fiも接続出来るといったイメージでOKです。

またドコモは「無制限プラン」「使い放題プラン」といったものがなく「容量別プラン」でポケット型Wi-Fiを提供しています。
なので容量を超えると通信制限がかかります。

通信制限がかかるとドコモのスマホと同様に128Kbpsまで速度が低下し、
WEBサイトを開いたり動画を読み込んだりするのにかなり時間がかかりストレスとなります。

で、次にドコモの料金システムについてお話します。

ドコモのポケット型Wi-Fiは料金システムが分かりにくいので、イマイチよく分からないと言う人もいるかと思います。

という事でドコモのポケット型Wi-Fiの料金について一緒に確認していきましょう。

まずドコモのポケット型Wi-Fiを利用する場合ドコモユーザーとドコモユーザー以外で料金が異なります。

ドコモユーザーは「2台目プラス」に加入すると単体でポケット型Wi-Fiを購入するより料金を安く抑える事が出来ます。

例えばドコモユーザーではない人がドコモのポケット型Wi-Fiを利用すると

基本料金:1,200円/月
+インターネット接続サービス:200円/月
+パケットパック:20GB/6,000円(容量によって変動する)
+端末代金:2年契約の場合は0円

となるので合計金額7,400円/月となります。

ちなみにドコモのパケットパックには「従量制」「定額制」があります。

以下の表を参考にしてみて下さい。

パケットパック
(使った分だけ)
容量 月額料金 月額合計
ベーシックパック
ステップ4
~20GB 7,000円 8,400円~
ベーシックパック
ステップ3
~5GB 5,000円 6,400円~
ベーシックパック
ステップ2
~3GB 4,000円 5,400円~
ベーシックパック ~1GB 2,900円 4,300円~
パケットパック
(定額)
容量 月額料金 月額合計
ウルトラデータLLパック 30GB 8,000円 9,400円~
ウルトラデータLパック 20GB 6,000円 7,400円~

で、ドコモユーザーの場合はスマホとポケット型Wi-Fiの通信量を共有する事になります。

料金の内訳はざっとこんな感じです。

元々契約しているスマホ料金(容量)
+WiFiプラン:1,900円/月
+端末代金:2年契約の場合は0円

ドコモでポケット型Wi-Fiを利用する場合は端末代とは別に月々1,900円の料金が発生します。

で、ドコモユーザーが「20GB使用したい!」と考えた場合、
元々契約しているスマホのパケットパックを20GBに変更する必要があります。

仮に元々20GBの容量にしていたら変更する必要はありません。

なのでポケット型Wi-Fiの月額料金を単体で支払うという訳ではありません。

という事で、よくよく考えてみると、
スマホの通信量を補う為にポケット型Wi-Fiが必要なのに、
場合によってはスマホに通信制限がかかる可能性があります。

あくまでドコモのポケット型Wi-Fiは

「スマホのテザリングを利用中にスマホのバッテリーの消耗が気になる人」
「スマホが手元にない中でノートPCに接続したい人」

に向いているという事です。

なのでドコモユーザーはドコモのポケット型Wi-Fiを利用するより
テザリング機能を利用した方が料金的にお得になるかもしれません。

現在ドコモのテザリング機能は無料キャンペーンを行なっているので使用する際は料金が発生する事がありません。

どのみち通信量が共有なら、ポケット型Wi-Fiで無駄に月々1,900円支払うより無料のテザリングを利用した方がお得です。

ただし他の大手キャリアである「au・ソフトバンク」は今までテザリング機能を無料で提供していましたが現在は有料となっています。

大手キャリアが有料に変更した事もあり、ドコモもいつ無料キャンペーンを終了するのか分からないという不安要素を持っています。

以上の事から、当サイトではドコモが提供するテザリングやポケット型Wi-Fiをオススメする事が出来ません。

料金比較

次にドコモ以外にもポケット型Wi-Fiを提供しているプロバイダは数多くあるので、比較してみましょう。

WiFi東京レンタルショップ-7GB:500円/1日
7GB:4,000円/15日
7GB:6,500円/30日

プロパイダ名 ギガ放題プラン 通常プラン
ドコモ 【従量制】
~1GB:2,900円
~3GB:4,000円
~5GB:5,000円
~20GB:7,000円

【定額制】
20GB:6,000円
30GB:8,000円
UQ WiMAX 4,380円 7GB:3,696円
GMOとくとくBB 1~2ヶ月目:3,609円
3か月目~:4,263円
3,609円
3WiMAX 【2年プラン】
1~2ヵ月目:2,980円
3~24ヵ月目:3,615円
25ヵ月目~:4,115円
【4年プラン】
1~2ヵ月目:1,970円
3~24ヵ月目:3,495円
25ヵ月目~:3,995円
【2年プラン】
1~24ヵ月目:2,980円
25ヵ月目~:3,480円
【4年プラン】
1~2ヵ月目:1,970円
3~24ヵ月目:2,860円
25ヵ月目~:3,360円
Drive WiMAX2 4,380円 3,696円
カシモWiMAX 【最安級プラン】
1ヵ月目:1,380円
2~24ヵ月目:2,680円
25ヵ月目~:3,379円
【新端末プラン】
1ヵ月目:1,380円
2~24ヵ月目:2,980円
25ヵ月目~:3,379円
【最安級プラン】
1~2ヵ月目:1,380円
3~24ヵ月目:3,380円
25ヵ月目~:4,079円
【新端末プラン】
1ヵ月目:1,380円
2~24ヵ月目:3,580円
25ヵ月目~:4,079円
クラウドモバイル 1~3ヵ月目:2,800円
4~24ヵ月目:3,500円
25ヵ月目~:4,100円
?
So-net 2年プラン】
1~24ヵ月目:4,679円
25ヵ月目~:4,179円
【3年プラン】
1~2ヵ月目:980円
3~36ヵ月目:4,050円
37ヵ月目~:4,179円
【2年プラン】
1~24ヵ月目:3,995円
25ヵ月目~:3,495円
【3年プラン】
1~2ヵ月目:980円
3~36ヵ月目:3,450円
37ヵ月目~:3,495円
BIGLOBE WiMAX2+ 1~2ヵ月目:3,695円
3ヵ月目~:4,380円
3,695円
DTI WiMAX2+ 【2年プラン】
1~3ヵ月目:3,500円
4ヵ月目~:4,300円
【3年プラン】
1~3ヵ月目:2,590円
4ヵ月目~:3,760円
3,500円
novas WiMAX 1~2ヵ月目:2,780円
3~契約満了月:3,980円
更新月~:4,380円
3,599円
@nifty 【@nifty利用者】
1~2ヵ月目:3,420円
4ヵ月目~:4,100円
【その他】
1~2ヵ月目:3,670円
4ヵ月目~:4,350円
?
NEXT mobile 20GBプラン:2,760円
30GBプラン:3,490円
50GBプラン:4,880円
Yahoo! Wi-Fi 1~3か月目:3,696円
4か月目~:4,380円
【Yahoo!プレミアム非会員】
3,696円
【Yahoo!プレミアム会員】
1~12か月目1,980円
13か月目~月額2,480円
WiFiレンタルどっとこむ 【無制限プラン】
432円/1日
6,480円/31日
【無制限プラン】
432円/1日
6,480円/31日

【1日1GBプラン】
350円/1日
5,480円/31日

【月10GBプラン】
1,500円/1日
4,410円/31日
SAKURA WiFi 容量無制限:3,680円/月
STAR WiFi 容量無制限:3,680円/月
FUJIWifi 容量無制限:6,000円/月 200GB:4,800円/月
100GB:3,800円/月
50GB:3,100円/月
25GB:2,500円/月
10GB:2,300円/月
NOZOMI WiFi 無制限:5,980円/月 200GB:4,480円/月
100GB:3,980円/月
1週間プラン:1,980円
2週間プラン:2,980円
グローバルモバイル 無制限1日:480円
無制限1ヵ月間:6,000円

上記の表を確認するとドコモの料金が最も高いという事は分かったかと思います。

「ドコモじゃないとダメ!」とこだわりがなければ他社でポケット型Wi-Fiを利用した方が料金を安く抑える事が出来ます。

後悔しない方法

回線で選ぶ

ポケット型Wi-Fiを選ぶ上で一番最初に重要となるのが「回線選び」です。

ポケット型Wi-FiにはWiMAX回線LTE回線と呼ばれる2種類の回線があります。

以下の表を参考にしてみて下さい。

WiMAX(=WiMAX 2+) LTE
最大通信速度(下り)※ 708Mbps ・ドコモ:988Mbps
・au:958Mbps
・ソフトバンク:612Mbps
エリア ・WiMAX 2+エリアのみ
・一部エリアでは電波を掴めない
・キャリアごとのエリアによる
・全国各地に基地局があるため使用可能範囲が広い
データ通信量 無制限 ひと月当たりの制限あり
直近3日間制限 3日間10GB auのみ:3日間6GB
特徴 ・高周波数帯
・建物の構造によって電波状況が大きく左右される
・低周波数帯
・回線速度が安定している

※最大通信速度(下り)は使用する機種によって最大値が異なります

WiMAX回線はUQコミュニケーションズが提供する独自の回線です。

電波の特徴としては高周波を利用しているのでコンクリートの建物内など障害物に弱い傾向があるのでインターネットが繋がりにくい事があります。

で、WiMAXは「ギガ放題プラン」というものを提供しており、
これは月間制限がなくインターネットを使い放題で利用出来るプランとなっています。

しかし厳密に言うと3日間10GBまでの通信制限があります。

と言ってもWiMAXのギガ放題プランの速度制限はかなり緩いです。

例えば通信制限にかかった場合、翌日18時頃~翌々日2時頃の計8時間は1Mbpsまで速度が低下します。

確かに通常時と比べて通信速度は劣ってしまいますが、1Mbpsと言っても難なくWEBサイトを開いたり動画を読み込む事も出来るのでインターネットを利用するうえで支障はほぼありません。

また翌日18時頃~翌々日2時頃の計8時間を過ぎれば、いつも通りインターネットを利用する事が出来ます。

なのでWiMAX回線はインターネットの使用量が多い人に向いている回線となります。

次にLTE回線についてお話します。

LTE回線は大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクが提供する回線です。

電波の特徴としては低周波を利用しているので障害物に強く広範囲でインターネットに接続する事が可能です。

ただLTE回線を提供する大手キャリアはヘビーユーザーに帯域を圧迫されるのを嫌っている為、月間通信制限を設けています。

さらに通信制限にかかった場合、月末まで128Mbpsまで速度が低下します。

これはドコモの回線と同様にWEBサイトや動画を読み込むのが遅いのでかなりストレスになります。

つまりLTE回線は電波としては優れているのですが通信制限が厳しいという事です。

なのでLTE回線は基本的に自分が1ヶ月に使用する通信量を把握している人に向いている回線となります。

で、LTE回線にはドコモが提供する回線もあるとお伝えしましたが、
ドコモユーザーがポケット型Wi-Fiをお得に利用したいと考えた場合、
ドコモが提供する回線だとしても特にお得になる事はありません。

LTE回線に関してはau・ソフトバンク・ドコモは回線品質にほぼ違いはないので、ドコモ回線とか気にする必要がありません。

では何を気にしなくてはいけないのかと言うと契約するプロバイダです。

プロバイダで選ぶ

プロバイダによって何が違うのかと言うと、すばり料金です。

WiMAX回線やLTE回線を提供するプロパイダは数多く様々なキャンペーンを実施しています。

特に「キャッシュバックキャンペーン」「月額割引」を行なっているプロバイダがあるので、そうなってくるともちろん1ヶ月に支払う料金も変動するのでプロバイダ選びはかなり重要となってくるのです。

ただし金額の数字を見ただけ判断しないようにしましょう。

例えばプロバイダの広告には「月額1,970円!」とデカデカと宣伝していても実際は最初の3ヶ月だけと言った事があります。

またプロバイダが高額なキャッシュバックを提供していても、大抵の場合申し込んですぐにキャッシュバックが受け取れるという訳ではありません。

申し込みから約1年後にキャッシュバックの通知メールが来て、
一定の期間内にキャッシュバックの手続きを行わないとキャッシュバックを受取る権利がなくなってしまう事があります。

キャッシュバックを受取るのは難易度が高く受け取れず結果的に損をしてしまう人も一定数います。

つまりキャッシュバックキャンペーンは2・3年の合計金額を安く抑える事は出来ますが、条件が厳しいという事です。

なのでキャッシュバックを受取る為に自己管理を徹底するか、1年後のキャッシュバックの手続きを覚えていられないなら純粋に月額料金が安いプロバイダを選ぶかは重要となるのでおさえておきましょう。

それでは次にドコモユーザーにもオススメするプロバイダをランキング形式で紹介していきます。

オススメのプロバイダ

2位
GMOとくとくBB
GMOとくとくBB

他のプロバイダと比較してもキャッシュバック金額が群を抜いて高いのがGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBは現在、新規申し込みで最大34,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを実施しています。
月額料金だけを見れば正直GMOとくとくBBよりも安いプロバイダはありますが、キャッシュバック込みで考えた2~3年間の合計金額がGMOとくとくBBより安くなるプロバイダはほぼありません。
ただしGMOとくとくBBのキャッシュバックを受け取るためには端末が発送されてから11ヶ月後に送られてくるメールで受け取りの手続きをしなければならず、これを忘れるとキャッシュバックが受け取れないので要注意です。

3位
NEXT mobile
NEXT mobile

WiMAXが提供エリア外だった場合にオススメなのがNEXT mobile(ネクストモバイル)です。NEXTモバイルはLTE回線を使用しているにも関わらず1ヵ月間の上限が7GBではなく、20GB・30GB・50GBという大容量プランを提供しています。それでいて月額料金も20GBプランで月2,760円と圧倒的な低価格を実現しています。ちなみに当サイト管理人はNEXTモバイルを所有しています。LTEを使うしかないんだけど月7GBじゃ少なすぎる!という人には是非NEXTモバイルをオススメしたいです。

4
BIGLOBE WiMAX 2+
BIGLOBE WiMAX 2+

元々NECグループであり、ADSLや光回線のプロバイダも手掛ける大手の老舗プロバイダが提供するWiMAX回線がBIGLOBE WiMAX2+です。
キャッシュバック金額や月額料金の安さで言えばGMOやブロードワイマックスにはやや劣りますが、支払い方法に口座振替が選択出来るというのが大きなメリットです。
さらに、BIGLOBEは他社のキャッシュバックよりも受取が容易で、例えばGMOなどは利用開始から11か月後にメール等で手続きをしなければならないのでメールを見忘れたりするリスクがありますが、BIGLOBEは封筒で自宅に送られてくるのでキャッシュバック受取り忘れのリスクが低いです。
クレジットカードが使えない人、金額よりもキャッシュバックを確実に受取りたい人はBIGLOBE WiMAX2+が選択肢に入ってくるでしょう。

5
Yahoo! Wi-Fi
Yahoo! Wi-Fi

Yahoo!WiFiはLTE回線を使用しているポケット型Wi-Fiで、特にYahoo!プレミアム会員に加入している人にオススメしたいプロバイダです。
ちなみにYahoo!Wi-Fiには5GB通常プランと7GB使い放題プランの2種類がありますが、オススメなのは5GBプラン一択です。
Yahoo!プレミアム未加入であれば通常3,696円かかる5GBプランが、会員であれば最大12か月間は月額1,980円、さらに13か月以降も「Y!Fiずーっと得するデータプラン2ライトさんねん+アシスト1080」に加入すれば13か月目以降も月額2,480円という破格の料金で利用することが可能です。
データ通信の上限が5GBとかなり少ないですが、ポケット型Wi-Fiの月額料金としては業界最安クラスなのでインターネットの使用量が少ない人で、なおかつYahoo!プレミアム会員の人は是非検討して欲しいところです。

まとめ

それではドコモのポケット型Wi-Fiについてまとめると、

  • ドコモのポケット型Wi-Fiは通信量がスマホと共有なので、場合によってはスマホが通信制限にかかる事がある
  • ドコモのポケット型Wi-Fiは他のプロバイダより月額料金や2・3年の合計金額が高い!

ドコモユーザーだからと言って「ドコモのポケット型Wi-Fi」を利用するのは、
コスパが悪いというのは分かったかと思います。

またドコモユーザーに向けて特別お得なサービスを実施しているプロバイダはありません。

つまり「WiMAX回線とLTE回線どちらを選ぶ」のか「2・3年の合計金額を安く抑えるのか」「月々支払う料金を安く抑えるのか」と言った事がポケット型Wi-Fiを選ぶうえで重要となります。

それでも「ポケット型Wi-Fiを利用するのって初めてだから不安だな」と
思う人は短期でポケット型Wi-Fiをレンタルするのがオススメです。

またドコモ回線をずっと使用していた事もあって「やっぱりドコモ回線の方が安心!」と考えるなら、ドコモ回線でポケット型Wi-Fiを提供しているレンタル会社「WiFiレンタルどっとこむ」もあるので検討してみてはいかがでしょうか?

それでは、ドコモユーザーも後悔せずにポケット型Wi-Fiを利用出来るよう祈っております。

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