【レビュー】スマ冷え Premiumの効果や持続時間は?スマホ熱中症対策に使える?

「スマホが熱くて触れない」「端末が熱をもって動作が遅くなる」このような経験ありますよね。

実はスマホも熱中症になるんです…。

例えば重たい3Dゲームアプリで遊んでいる時、スマホの熱が原因で動作にカクつきがあり、ゲームの勝敗をわけてしまう場面もあるでしょう。またカメラで動画撮影をしている時に熱をもってしまうと一部機能に制限がかかったり、最悪の場合アプリが落ちたりすることもあります。

とくに夏の炎天下では人間と同じようにスマホも熱中症になりやすいんです。人がエアコンの効いた涼しい部屋を求めるように、スマホも熱さから開放してあげないと危ないんです!

しかし保冷剤などを使うと”結露”が発生、それが原因でスマホが故障したりするので急速に温度を下げるのはNG行為。

では、どのようにすればよいのか?そんな時に活躍してくれるのがスマホ用の冷却シートです。

そこで今回はトリニティの貼って剥がせるスマホ冷却シート「スマ冷え Premiumのラージサイズ」をレビューしていきます。効果はどうなのか?持続時間はどうなのか?という部分も含め、実際に使ってわかったメリット・デメリットをお伝えしていきましょう。

結論、個人的にスマ冷え Premiumの効果に満足しています。スマホケースとの干渉もなく貼りっぱなしにできるので1つ持っておくことをおすすめします。

【レビュー】スマ冷え Premium ラージをiPhoneに貼り付けてみた

今回はiPhone14Proにスマ冷え Premiumを貼り付けてみました。

使用方法は簡単で裏のフィルムシートを剥がしてスマホの背面にペタッと貼り付けるだけです。

ラージサイズは「縦96×横57×厚み0.9mm」なので、6.1インチ程度のスマホであれば広範囲をカバーできます。一般的なポイントカードと比べると少し大きいくらいのサイズ感ですね。

ラージサイズは従来品よりも1.5倍大きくなっているので広範囲をカバーできます。また熱を-8.2°吸収してくれるとのことで様々なシーンで効果が期待できそうです。

私は普段スマホであまりヘビーな作業はしないのですが、高熱を感じる場面が1つだけあります。

それは子どもが寝ている時に別室からスマホの見守りカメラを起動し同時に充電をしている時です。このとき端末はかなり熱くなりホッカイロ状態になります。

しかしスマ冷え Premiumを端末とMagsafeの間にかませれば熱をかなり吸収してくれます。冷却というよりも熱を抑えてくれるという表現のほうが近いかもしれませんが、効果は結構あるなと実感できました。熱が引くのも早いなと感じます。

シロクマと氷の涼しげなワンポイントデザインも良いですね。カラーはブラックとホワイトが展開されているのでスマホのカラーにあわせて選ぶと良いかもしれません。

シートが0.9mmでとにかく薄い!

スマ冷え Premiumの厚みはわずか0.9mmです。かなり薄いので装着時に持ちにくくなることもなければ、ポケットやカバン収納時にかさばることもありません。

またスマ冷え Premiumを貼り付けたままスマホケースを装着することも可能です。クリアケースやレザーケースも問題なく装着できました。

物によってはシートに厚みがありケースを装着しての利用ができないので、貼ったら貼りっぱなしにできるスマ冷え Premiumは使いやすいなと思いました。

普段は装着せず、ゲームや動画編集などの重たい作業をする時だけ装着するという使い方もありでしょう。

Nintendo Switchなどのモバイルゲーム機にも使えそう

スマ冷え Premiumはスマホ用の冷却シートですが、ラージサイズは大きいのでモバイルゲーム機やタブレット、ノートPC、ポケット型WiFiなど、さまざまなデバイスに使えそうだなと思いました。

何度でも付け外しができるので、1つ持っておくだけで色んなシーンに対応できそうです。

試しにNintendo SwitchとMacBookに貼り付けてみるとこんな感じ。

MacBookは大きいので2枚貼り付けるのが丁度よいかもしれませんが、Nintendo Switchなら十分使えそうです。背面が平らになっていれば隙間ができることなく、しっかり密着してくれます。

このようにスマホに限定せず、色んなデバイスに貼り付けてみても効果が期待できそうです!

スマ冷え Premiumの持続時間/効果を検証

スマ冷え Premiumは蓄熱&放熱技術により半永久的に使えます。

公式によればシート装着時は-8.2°の熱吸収が可能。ピーク温度を抑え、シートなしに比べて温度上昇をゆっくりさせる効果があるようです。

実際にスマホのパフォーマンスにどれくらいの影響があるのかを調べるために、スマ冷え Premiumを貼り付けてAntutuベンチマークスコアを計測してみました。

シート未装着時と装着時でスマホのパフォーマンスを比較

Antutuベンチマークとは、レスポンスや表示速度などスマホの重要な性能が数値化できるものです。

端末が熱くなるとパフォーマンスが落ちるため、Antutuベンチマークスコアをみればある程度の参考になるでしょう。

まずはスマ冷え Premiumを装着せずに計測した場合のスコアが以下です。

1回目の計測では140万点超えのスコアを出していましたが、3回目の計測では110万点まで落ちているのがわかります。端末もかなりアツアツな状態でした。

続いてスマ冷え Premiumを装着して計測した場合のスコアが以下です。

スマ冷え Premiumを装着した場合、3回目の計測でも2回目とほぼ同じスコアがでており、高いパフォーマンスを長く維持できていることがわかります。

この結果からスマ冷え Premiumを貼り付ける効果はあるといえるでしょう。ここからは原神やカメラ撮影、屋外で利用した場合の体感についてもお伝えしていきます。

原神プレイ中に使用

原神は重たいことで有名なゲームアプリの1つです。グラフィックが綺麗に作り込まれたゲームであるがため、プレイしていると端末が熱くなりやすいです。

スマ冷え Premiumを装着してデフォルト設定でプレイしてみたところ、熱くはなるものの熱はかなり抑えられているなという感じがしました。

もともとiPhoneはゲーム時のパフォーマンスは高いので性能面での大きな変化はわかりませんでしたが、熱に関しては抑えられていると思います。アツアツ→暖かいになったというイメージ。

ゲーム終了時も熱の引きが早いなと感じました。

カメラ撮影で使用

スマホカメラでビデオを回した場合も熱を吸収してくれ動作も良好でした。

今回はiPhoneで利用してみましたが、Androidだとより効果を実感できるかもしれません。

例えばXperia 1 Vを以前に利用したこともありますが、屋外でカメラを使っていると発熱で一部機能に制限がかかるシーンが何度もありましたが、スマ冷え Premiumを利用すれば改善が期待できます。

屋外での使用

炎天下での利用では、あまり効果を感じられませんでした。

そもそも日差しの強い屋外ではスマホも熱くなりやすいです。加えてスマ冷え Premiumは端末を冷やすものではなく、熱を抑えるものなので手に熱は伝わってきます。

テキストでのやり取りや調べ物、カメラ等の利用でヘビーな使い方はしていませんが、熱でパフォーマンスが下がったり、アプリが強制終了することもないため、ある程度の効果はあるのかなと思います。

スマ冷え Premiumの3つのデメリット(悪い点)

スマ冷え Premiumの3つのデメリットは、以下の通りです。

端末を冷やすことはできない

スマ冷え Premiumは端末を冷やすものではありません。あくまで熱を吸収して熱を抑えるものです。

そのためシート自体も熱をもちます。勘違いして購入してしまうと効果の実感が薄いと感じて後悔するかも…。

スマホを冷やしたいならスマホクーラーも視野にいれると良いかもしれません。

例えば重たいゲームで遊ぶときは、スマホクーラーとスマ冷え Premiumの併用もありでしょう。より高い効果を実感できるかもしれません。

シートがピッタリ張り付くので剥がしづらい

スマ冷え Premiumは思った以上に端末にピッタリ張り付きます。

そのため、剥がしづらい時があります。シートの素材もサラサラしており爪を引っ掛けようとしても滑ってしまうため、頻繁に付け外しをする方はストレスになるかもしれません。

逆を言えば、ポケットやカバンに収納しても剥がれにくいので、落としてなくしてしまう心配はないでしょう。

Magsafeの磁力が弱くなる

スマ冷え Premiumを貼り付けたままMagsafeを利用する場合、磁力が弱くなるので注意が必要です。

スマホリングやスタンドを利用する場合は、スルッと滑り落ちてしまいます。

Magsafeを利用するならMagsafe対応ケースを装着するのがおすすめです。

スマ冷え Premiumの3つのメリット(良い点)

スマ冷え Premiumの3つのメリットは、以下の通りです。

色んなデバイスに繰り返し使える

スマ冷え Premiumは何度でも貼り付けができるため、スマホ以外のタブレットやポケット型WiFiなど色んなデバイスに使い回すことができます。

1枚で繰り返し使えるためコスパは良いです。

粘着力が弱くなってきたらセロハンテープやマスキングテープで粘着面をペタペタすれば、粘着力は復活しますよ。

ケースと干渉しないので貼りっぱなしにできる

スマ冷え Premiumの厚さは0.9mmと極薄なので、スマホケースと一緒に使うことができます。

そのまま貼りっぱなしにしても邪魔にならないのが良いですね。

厚みのあるシートだとかさばってしまったりケースを装着できなかったりするので常に貼り付けておくことは難しいですが、スマ冷え Premiumなら常時貼り付けでも問題ありません。

バッテリーの熱劣化を防げる

スマ冷え Premiumを使えばバッテリーの熱劣化を防ぐことも可能です。

スマホは高温下で使うとバッテリーに負荷がかかり、電池持ちが悪くなります。

例えばiPhoneは周囲温度0°～35°、保管温度20°～45°を推奨しています。

ただバックアップやOSアップデート、重たいアプリを使ったりすると端末が熱くなるので、そういった場面でスマ冷え Premiumを貼り付けてくと、熱を抑えてバッテリー劣化を防げます。

同じ機種を長く使っていきたいならバッテリーのケアも大切です。

スマ冷え Premiumはスマホ熱中症対策に使える!

スマ冷え Premiumは何度も貼り付けできて半永久的に使えるコスパ最強の発熱対策グッズです。

1枚あればスマホ以外のデバイスにも繰り返し使えるため、買っておいて損はありません。

ただし1つ注意しておきたいのが、スマ冷え Premiumはシート自体が冷えるわけではなく、熱を吸収して放出するアイテムということです。

その点を間違えて購入してしまうと、効果が実感できず後悔する羽目になるでしょう。あくまで熱を吸収して手に伝わる温度が軽減されるものということを覚えておきましょう。

実際、スマ冷え Premiumを貼り付けるだけで高いパフォーマンスを長く維持できるので非常に優秀なアイテムですよ。スマホ熱中症対策にもピッタリです!

スマホクーラーとの併用でより高い効果も実感できるでしょう。気になる方は、ぜひこの機会に手にとってみてくださいね。

→スマ冷え Premium ラージサイズ

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