本記事では、arrows We2 Plusの実機レビューを行っています。スペック表からはわからない良い点と悪い点を正直にお伝えしていきます。
カメラ作例や実際の電池持ちなども交えてレビューしているので、arrows We2 Plusを買うべきか買わないべきか悩んでいる方は参考にしてみてください。
実際に使ってみた感想としては、日常用途であれば不便なくサクサク動く快適な1台だなと思いました。ただし、カメラの写りはあまり期待できず、重たいゲームプレイには不向きです。
どのようにスマホを使っていくかで満足度は大きく変わってくるかと思いますので、あなたの利用シーンをイメージしながら本記事をチェックしてみてください。
※arrows We2 Plus(M06)はレビュー用にお借りしたものです。
2024年8月9日に発売されたarrowsの新型スマートフォン。「これさえあれば何もいらない」をキャッチコピーに、日常利用をメインとしたライトユーザーに向けたスタンダードモデル。
- サラサラしたボディで指紋が付きにくい
- 背面カメラの出っ張りが少ない
- 軽くて持ちやすいデザイン
- 144Hzリフレッシュレートでヌルヌルした操作感を味わえる
- イヤホンジャックとSDカードスロットが搭載されている
- ハンドソープで丸洗いできる
- 電池持ちが良い
- 指紋認証&顔認証に対応
- 自律神経の計測が簡単に行える
- 本体が大きいので携帯性は良くない
- カラー展開が少ない
- カメラ性能がイマイチ
- 重たいゲームを快適に遊ぶのは厳しい
- ワイヤレス充電に対応していない
- アップデート期間が短い
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機種/定価 | 新規契約 | 乗り換え | 機種変更 |
---|---|---|---|
iPhone16 (NEW) 146,000円~ | 140,500円~ ↓ 2年返却で 実質52,250円~ | 140,500円~ ↓ 2年返却で 実質52,250円~ | 140,500円~ ↓ 2年返却で 実質52,250円~ |
iPhone16Plus (NEW) 166,520円~ | 160,700円~ ↓ 2年返却で 実質57,750円~ | 160,700円~ ↓ 2年返却で 実質57,750円~ | 160,700円~ ↓ 2年返却で 実質57,750円~ |
iPhone16Pro (NEW) 188,600円~ | 183,100円~ ↓ 2年返却で 実質72,010円~ | 183,100円~ ↓ 2年返却で 実質72,010円~ | 183,100円~ ↓ 2年返却で 実質72,010円~ |
iPhone16Pro Max (NEW) 233,000円~ | 227,500円~ ↓ 2年返却で 実質94,550円~ | 227,500円~ ↓ 2年返却で 実質94,550円~ | 227,500円~ ↓ 2年返却で 実質94,550円~ |
Pixel9 (NEW) 114,200円~ | 103,200円~ ↓ 2年返却で 実質11,047円~ | 92,200円~ ↓ 2年返却で 実質47円~ | 114,200円~ ↓ 2年返却で 実質22,047円~ |
Pixel9Pro (NEW) 179,900円~ | 168,900円~ ↓ 2年返却で 実質80,800円~ | 157,900円~ ↓ 2年返却で 実質69,800円~ | 174,400円 ↓ 2年返却で 実質86,300円~ |
Pixel9Pro XL (NEW) 199,900円~ | 188,900円~ ↓ 2年返却で 実質90,800円~ | 177,900円~ ↓ 2年返却で 実質79,800円~ | 194,400円~ ↓ 2年返却で 実質96,300円~ |
Pixel9Pro Fold (NEW) 289,800円~ | 278,800円~ ↓ 2年返却で 実質133,800円~ | 267,800円~ ↓ 2年返却で 実質122,800円~ | 284,300円~ ↓ 2年返却で 実質139,300円~ |
Galaxy Z Fold6 (256GB) 269,800円 | 258,800円 ↓ 2年返却で 実質149,800円 | 247,800円 ↓ 2年返却で 実質138,800円 | 264,300円 ↓ 2年返却で 実質155,300円 |
Galaxy Z Flip6 (256GB) 169,800円 | 158,800円 ↓ 2年返却で 実質83,800円 | 147,800円 ↓ 2年返却で 実質72,800円 | 164,300円 ↓ 2年返却で 実質89,300円 |
Galaxy S24 (256GB) 144,800円 | 133,800円 ↓ 2年返却で 実質68,800円 | 122,800円 ↓ 2年返却で 実質57,800円 | 139,300円 ↓ 2年返却で 実質74,300円 |
Galaxy S24 Ultra (256GB) 198,800円 | 187,800円 ↓ 2年返却で 実質88,800円 | 176,800円 ↓ 2年返却で 実質77,800円 | 176,800円 ↓ 2年返却で 実質77,800円 |
iPhone 14 127,900円~ | 116,900円 ↓ 2年返却で 実質22,047円~ | 94,900円 ↓ 2年返却で 実質47円~ | 122,400円 ↓ 2年返却で 実質27,547円~ |
Pixel 8a 80,000円 | 69,000円 ↓ 2年返却で 実質11,047円 | 58,000円 ↓ 2年返却で 実質47円 | 74,500円 ↓ 2年返却で 実質16,547円 |
Pixel9(128GB)なら通常価格は114,200円ですが、25ヶ月目に端末を返却すると残価が免除されるため、実質負担金は22,047円。
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IoTコンサルティング編集部
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arrows We2 Plusを買うべき理由と買わない理由
結論、arrows We2 Plusはライトユーザーには買いな1台です。SDカードスロットやイヤホンジャックも備えており、日常用途ではほぼストレスなく利用できます。
ただし本体が大きい分、携帯性を求める方には向いていません。コンパクトスマホを求めるならAQUOS sense8やPixel8aあたりも視野に入れてみると良いでしょう。
- 日本人が好む細かなスペックは全部盛り
- 大型スマホなので携帯性はイマイチ
日本人が好む細かなスペックは全部盛り
ネットサーフィンやSNS、動画視聴、マップなど、日常利用がメインならarrows We2 Plusは買いです。
CPUには日常利用で全く困ることのない「Snapdragon 7s Gen2」を搭載。さらにSDカードスロットやイヤホンジャック、おサイフケータイ、IP68の防水防塵性能など、日本人が好む細かい部分までしっかり対応しています。
同じミドルレンジモデルでもSDカードスロットやイヤホンジャックのないスマホが多いので、その点は大きな強みだと言えます。
しかも脈波センサーを搭載しており、世界初「自律神経パワー」が測れるスマホです。健康状態をリアルタイムで確認できるので、生活習慣を見直すきっかけにもなるでしょう。
多くを望まなければ、まさにキャッチコピーの通り「これさえあれば何もいらない」です。
大型スマホなので携帯性はイマイチ
arrows We2 Plusは6.6インチのディスプレイを備えたスマホなので、携帯性には優れていません。ポケットのサイズによっては若干はみ出てしまうサイズ感です。
その分、ネットサーフィンなどで一度に入ってくる情報量は多く、映画やアニメも大迫力で楽しめます。画面の大きさと携帯性はまさにトレードオフ。
携帯性を求めるならarrows We2 Plusは買わないほうが良いでしょう。筆者はコンパクトなスマホのほうが好きなので、この点はやや残念ポイントです。
arrows We2 Plusと同じような価格帯でコンパクト&軽量を求めるなら、ライバル機種のPixel8aやAQUOS sense8あたりも視野にいれると良いかもしれません。
Pixel8aもキャリア各社のキャンペーンをうまく活用すれば、かなり安く手に入ります。どんなことをスマホに求めるかで満足度は大きく変わってくるはずです。
ここからはarrows We2 Plusの良い点・悪い点を細かくレビューしていきましょう。
arrows We2 Plusの2つの気になる点をレビュー【デメリット】
- 本格的な写真を撮りたい方には物足りないカメラ性能
- 最新OS 最大3回・セキュリティ更新最大4年
本格的な写真を撮りたい方には物足りないカメラ性能
遠くの被写体やペットの写真を撮る方はarrows We2 Plusだと物足りないかもしれません。
後ほど作例を交えてお伝えしますが、arrows We2 Plusには望遠カメラが搭載されていません。また光学ズームにも非対応のため、遠くの被写体を撮るとかなり荒い写真になってしまいます。
2倍ズーム程度であれば実用的ですが、それ以上のズームを利用して撮影したい場合は、望遠カメラも搭載した機種を視野に入れたほうが良いでしょう。
ペット撮影に関しても犬や猫の毛並みをうまく表現することが苦手です。毛並みがのっぺりした仕上がりになる傾向があるので、カメラ性能を求めている方は気をつけてください。
とはいえ、日常記録として残しておくには十分なカメラ性能です。arrows We2 Plusのカメラ作例ものせているので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
最新OS 最大3回・セキュリティ更新最大4年
arrows We2 Plusのアップデート期間はOS更新が最大3回、セキュリティ更新が最大4年となっています。
最近のAndroidスマホは長期保証を重視するメーカーも増えてきおり、7年間保証している機種もあります。そう考えるとarrows We2 Plusの保証期間には物足りなさを感じてしまいます。
「アップデートできない=スマホが使えなくなる」ではありませんが、セキュリティの低下や今まで使えていたアプリが使えなくなる場合もあるので、同じ機種を長く使っていこうと考えている方は気をつけたほうが良いでしょう。
arrows We2 Plusの特徴をレビュー
ここからはarrows We2 Plusの特徴をレビューしていきます。
- 耐久性に優れたデザイン
- IIJmio版はRAM(メモリ)が12GB
- 使い方次第では2日持つ電池持ち
- 電池持ち充電とダイレクト給電でバッテリーに優しい
- 電源ボタンで画面スクロールができる
- 自律神経パワーが測れる
- シンプルモード搭載でご年配や子どもにもおすすめ
耐久性に優れたデザイン
arrows We2 Plusは本体重量の約60%がリサイクル素材を使用した環境に優しい端末でありながら、「米国国防総省の調達基準MIL規格23項目」を準拠した性能をもちあわせた安心できる1台に仕上がっています。
落下や耐衝撃、防水防塵はもちろん、以下のようなシチュエーションにも強いのが特徴です。
米国国防総省の調達基準MIL規格23項目
- 落下
- 耐衝撃
- 防水(浸漬)
- 防塵(6時間風速あり)
- 防塵(脆弱面90分)
- 耐日射(連続)
- 防湿
- 塩水耐久
- 耐日射(変化)
- 耐振動
- 防水(風雨)
- 雨滴
- 熱衝撃
- 高温動作(60°固定)
- 高温動作(32°~49°変化)
- 高温保管(70°固定)
- 高温保管(30°~60°変化)
- 低温動作(-20°固定)
- 低温動作(-30°固定)
- 低圧動作
- 低圧保管
- 氷結(-10°結露)
- 氷結(-10°氷結)
さらに、ハンドソープでの丸洗いやアルコール除菌にも対応しているので、常に端末を綺麗な状態に保っておくことができます。外出先から帰宅後、手洗いと一緒にスマホも洗えるのが良いですね。
全体的なデザインとしては、四隅が丸みを帯びたシンプルなデザインです。本体サイズは大きめですが、握りやすさは感じられます。
正面にはパンチホール型のインカメラ、背面にはデュアルカメラと自律神経が測れるセンサーを搭載。右側面には音量調節ボタンと電源ボタン、左側面にはSIM/SDカードスロット、下部には充電口とイヤホンジャックを備えています。
カラーはシャンパンシルバーとスレートグレイの2色展開です。やや色味が地味なので、ケースを付けて楽しむのもありでしょう。
IIJmio版はRAM(メモリ)が12GB
arrows We2 PlusはRAM8GB+ROM256GBの大容量メモリを搭載したスマートフォンです。IIJmio版に関してはRAMが12GBあるので、レンスポンスもよく快適に利用できます。
ミドルレンジモデルとしてはかなり贅沢ではないでしょうか。
microSDカードも最大1TBまで対応しているので、画像や動画などのデータをSDカードに入れておけば、本体容量を圧迫することなく安心して使えます。
CPUに関しては「Snapdragon 7s Gen 2」が搭載されています。Antutuベンチマークのスコアは約60万点といった所です。
一昔前のハイエンドモデル並のパフォーマンスで、日常利用でストレスを抱えることはありません。隙間時間に遊ぶような軽めのゲームであれば、十分快適にプレイできます。
ただし、原神などの重ためのオープンワールドゲームは厳し目です。設定を落とせばプレイできないこともありませんが、ゲームガチ勢ならより高いパフォーマンスを発揮できる機種を選びましょう。
ライトユーザーにとっては問題なく使える1台だといえます。
使い方次第では2日持つ電池持ち
arrows We2 Plusは5,000mAhの大容量バッテリーを搭載。ネットサーフィンやSNS、動画視聴など、一般的な利用用途であれば1日は十分電池がもちます。
普段からあまりスマホを触らない方なら、一回のフル充電で2日以上は電池が持つでしょう。
実際にYouTubeを3時間視聴した場合と11時間完全放置した場合の電池の減り具合を計測してみたので、結果をご覧くさい。
0時間 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | |
---|---|---|---|---|
arrows We2 Plus | 100% | 98% | 93% | 87% |
Redmi Note 13 Pro 5G | 100% | 98% | 92% | 87% |
OPPO Reno9 A | 100% | 93% | 89% | 84% |
AQUOS sense8 | 100% | 97% | 93% | 90% |
Pixel8a | 100% | 97% | 92% | 87% |
iPhone SE3 | 100% | 100% | 93% | 86% |
arrows We2 PlusでYouTubeを視聴した場合、1時間あたり約2~6%の電池が減りました。他社のミドルクラスのスマホと比べても、劣らない電池持ちです。
例えば学校や会社に行くまでの時間、帰宅時間中に電車で3時間ほど動画を視聴したとしても約87%はほかの用途で使うことができます。
11時間完全放置した場合は58%→56%で約2%の電池が減りました。よほどヘビーな使い方をしないかぎり、安心して1日は利用できます。
電池持ち充電とダイレクト給電でバッテリーに優しい
arrows We2 Plusにはバッテリーに優しい「電池持ち充電」と「ダイレクト給電」が備わっています。
電池持ち充電は電池残量が85%になると充電を停止してくれる機能です。充電が100%になっても充電しっぱなしだとバッテリーをいためて寿命を短くしてしまうため、arrows We2 Plusを長く使っていきたいならオンにしておくのがおすすめです。
ただし、フル充電してもMAX85%なので稼働時間が低下する点には注意しましょう。
一方、ダイレクト給電は電池を充電せずに端末本体に直接電力を供給する機能です。画面消灯時は電池に充電、端末を操作している時は端末に直接給電するので、バッテリーへのダメージを抑えることができます。
充電しながら端末を操作することが多い方は、ダイレクト給電はオンにするのがおすすめです。これなら充電してスマホを触っている時に寝落ちしても大丈夫!
電源ボタンで画面スクロールができる
arrows We2 Plusには電源ボタンをなぞるだけで画面スクロールができる「Exlider」が搭載されています。Exliderが搭載されるのはarrows Be4 Plus以来です。
操作がシビアで扱いが難しいのかなと思いましたが、使ってみるとそうでもありませんでした。ディスプレイにふれることなくスクロールできるので、とくに縦長なページを閲覧するときに便利だと思います。
一定の速度でスクロールもでき、スクロール速度も3段階で調整可能です。いちいちディスプレイを指で弾く必要がないので、個人的にはExliderは良い機能だなと思いました。
電源ボタンをダブルタップすれば画面の拡大(ズーム)もできます。
自律神経パワーが測れる
arrows We2 Plusには、自律神経パワーを測れる機能が備わっています。株式会社 未来トレンド研究機構の調べによれば、自律神経が測れるスマホは”世界初”だそうです。
使用方法は「ララしあコネクト」アプリから自律神経の「計測する」をタップ後、背面カメラ下にある脈波センサーに指をあてるだけ。筆者も実際に自律神経パワーを測ってみました。計測時間は2分ほど。
実際の年齢よりも2歳若い結果となりました。
目に見えない自分の状態をスマホで手軽に可視化できるので、arrows We2 Plusを購入した際はぜひ試してみると良いでしょう。
定期的に計測することで自律神経のバランスを分析でき、生活習慣を見直すキッカケにもなるはずです。
シンプルモード搭載でご年配や子どもにもおすすめ
arrows We2 Plusは「通常モード」と「シンプルモード」があります。
シンプルモードではアプリアイコンが大きく表示され、文字もはっきり表示されるためご年配の方でも見やすくなります。通話画面もシンプルなデザインになり、ホーム画面の下部にはよく連絡をとる方を登録しておけるので、電話をかけるのも難しくありません。
ガラケーからのスマホデビューを検討している方や、子どもに初めて持たせるスマホとしても、arrows We2 Plusは良い選択肢となるでしょう。
操作に慣れてきたらシンプルモード→通常モードに切り替えるといった使い方もできます。シンプルスマホやかんたんスマホなどもありますが、操作に慣れてきたらいろんな機能を使ってみたいという方は、arrows We2 Plusからスタートしてみるのも良いと思います。
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arrows We2 Plusのカメラ性能を作例付きで紹介
arrows We2 Plusのカメラ性能 | |
---|---|
アウトカメラ | ・広角5,010万画素/F1.8 ・超広角800万画素/F2.2 |
フロントカメラ | 1,610万画素/F2.45 |
arrows We2 Plusのアウトカメラは、5,010万画素の広角カメラと800万画素の超広角カメラのデュアル構成となっています。
光学ズームには対応していないので、ズームすれば解像度は低下します。ただ、2倍ズーム程度であれば十分実用的です。
カメラ性能に多くを求める方には向いていませんが、記録として残しておく程度ならarrows We2 Plusでも満足できるはずです。
ここからはarrows We2 Plusのカメラ作例をお楽しみください。
日中撮影は全体的に良好です。色味も盛りすぎることなく、自然な感じを表現できていると思います。マクロモードにも対応しているので、被写体によった撮影も可能です。
ただ逆光シーンでの撮影はやや苦手かもしれません。逆光/HDRオートで撮影していますが、逆光シーンでは木や葉っぱの部分が暗くのっぺりした仕上がりになってしまいます。
また、ペット撮影も不向きだと感じました。以下はポートレートモードで撮影した愛犬のダックスフンドですが、毛並みが潰れてしまっています。
ただ記録として残しておくなら良いですが、本格的な撮影をしたい方は一眼レフなどを別途持っておいたほうが良いでしょう。
ズーム撮影
続いてズームで撮影した写真です。
arrows We2 Plusは最大8倍ズームに対応していますが、実用レベルなのは2倍程度までです。
3倍になると解像度も目に見てわかるように低下し、8倍ズームはかなり荒い写真になっているのがわかるかと思います。
望遠カメラが備わっていないことや光学ズームに対応していないことも考えると、遠くの被写体を撮影するには向いていないといえます。
暗所撮影
続いて暗所のカメラ作例です。
暗所撮影は、想像していた以上に綺麗に撮れるなと思いました。空の暗さと被写体の色鮮やかさがはっきりしており、十分満足できる写りです。
光学手ブレ補正(OIS)とF値1.8のレンズを搭載しており、光感度を4倍に高めるクアッドピクセル技術が採用されている点が大きく影響しているのかもしれません。暗いシーンでも明るく撮れます。
また暗所撮影では画面上に「Super Night Shot」「夜景」「花火」「イルミ」の項目が表示されるので、シーンにあったものを選択すれば、より見応えのある写真に仕上がります。
動画撮影
以下はarrows We2 Plusで4K/30fpsで撮影した動画です。
4Kということもあり非常に綺麗に撮れています。4Kは30fpsしか選べないので60fpsで撮影したい場合は撮影サイズをFHD以下に設定しましょう。
設定可能な撮影サイズとフレームレート
- 4K/30fps
- UHD(1:1)/30fps
- UHD Full/30fps
- FHD/30・60fps
- HD/30・60fps
- 1:1/30・60fps
- Full/30・60fps
撮影サイズが大きくなればデータ容量も大きくなり本体容量を圧迫してしまうので、日常記録として残しておくならFHDでも十分でしょう。
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arrows We2 Plusのスペック一覧と本体価格
arrows We2 Plusのスペックと本体価格をまとめます。
スペック一覧
arrows We2 Plusのスペックは、以下の通りです。
arrows We2 Plusのスペック | |
---|---|
CPU | Snapdragon 7s Gen2 |
RAM(メモリ) | 8GB・12GB ※12GBはIIJmioのみ取り扱い |
ROM(ストレージ) | 256GB |
ディスプレイ | 約6.6インチ 有機EL 解像度 Full HD+ |
リフレッシュレート | 144Hz |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
サイズ (高さ × 幅 × 厚み) | 162×75×8.5mm |
重量 | 182g |
アウトカメラ | ・広角5,010万画素/F1.8 ・超広角800万画素/F2.2 |
インカメラ | 1,610万画素/F2.45 |
SIM | nanoSIM/eSIM |
外部メモリ | microSDXC(1TB) |
イヤホンジャック | あり |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水/防塵 | IPX5・IPX8/IP6X |
おサイフケータイ | 対応 |
arrows We2との違いとしては、本体サイズのほか、CPU、ディスプレイ性能、カメラ性能、バッテリー容量、自律神経計測の有無があげれます。
より高性能な機種が良い方はarrows We2 Plusを購入しましょう。
本体価格
arrows We2 Plusの本体価格は、以下の通りです。
通常価格 | キャンペーン価格 | |
---|---|---|
IIJmio | 54,800円 | 36,800円~ |
楽天モバイル | 49,900円 | 49,900円 +最大12,000ポイント還元 |
ドコモ | 62,150円 | 40,150円~ ↓ 2年後に端末返却で 実質19,030円~ |
イオンモバイル | 59,180円 | 59,180円 |
mineo | 56,760円 | 56,760円 |
ドコモや楽天モバイルのほか、IIJmioやmineoなどの格安SIM(MVNO)でも取り扱っており、購入場所によって本体価格は大きく変わってきます。
一括で購入するならIIJmioがおトクです。価格面もそうですが、RAMが12GBと他社モデルよりメモリが4G増量されています。
一方、分割払いでの購入や2年サイクルでの買い替えを検討しているなら、ドコモでの購入も視野に入れてみてください。残価設定プログラム「いつでもカエドキプログラム」を利用すれば、実質負担金を大きく抑えられます。
キャリア各社ではお得なキャンペーンを開催しているので、ぜひ公式よりチェックしてみてくださいね!
まとめ
今回はarrows We2 Plusを実機レビューしました。
気になる点はあるものの、トータル的にはミドルレンジモデルとして完成度の高い1台に仕上がっています。自律神経計測やExliderなどの独自機能も盛り込まれており、他社製品では味わえない体験ができるでしょう。
キャンペーンを利用すれば3万円台からと安く購入できるので、購入を検討している方はぜひこの機会に入手しておきましょう。
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