型落ちスマホを狙うのは安くてお得か?【ドコモショップ/auショップ/ソフトバンクショップ】

スマホは新型の機種が発売されると、一つ前の世代のスマホは型落ちスマホと呼ばれるようになり、販売価格が値下げされます。

実際に、iPhone 17が発売された後、アップルストアで販売されていたiPhone 16/128GBは約1万円値下げされました。

中にはキャンペーンや端末購入プログラムを利用することで、1円スマホや1円iPhoneが購入できる場合もあります。

最近のスマホの進化は緩やかな傾向にあり、新機種と一つ前の型落ちスマホでは、機能面で大きな違いはありません。

また、昨今では値上げの状況が続いているので、高額なスマホは購入しにくいと感じている方も多くいるでしょう。

そんな状況の中、高額なスマホを少しでも安く購入する方法が、型落ちスマホを狙うことです。

この記事では、型落ちスマホは果たして本当に狙い目なのか、どれくらいお得に購入できるのかなどを徹底解説します。

スマホの買い替えを検討しているものの、最新機種を購入するべきか、型落ちスマホを狙うべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

※2025年11月30日時点の情報です。最新情報は必ず公式サイトを確認してください。

【結論】型落ちスマホは狙い目である｜おすすめな理由は？

最初に結論を記載しておくと、型落ちスマホは狙い目です。

• 最新スマホと比較して性能が大きく変わるわけではない
• 最新スマホより安く買えることが多い

それぞれ詳しくみていきましょう。

最新スマホと比較して性能が大きく変わるわけではない

最近のスマホはかなり成熟度が上がっており、最新スマホと型落ちスマホの性能差が小さくなっています。したがって、 型落ちスマホがおすすめです。

例えばiPhoneは毎年9月～10月に新機種が発売されていますが、スペックに大きな差はありません。iPhone17とiPhone16のスペックを比較してみましょう。

スペック	iPhone 17	iPhone16
ディスプレイ	有機EL Super Retina XDR
画面サイズ	6.3インチ	6.1インチ
サイズ	高さ:149.6mm 幅:71.5mm 厚さ:7.95mm	高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.80mm
重量	177g	171g
プロセッサ	A19 Bionic	A18 Bionic
メモリ（非公表）	8GB	8GB
アウトカメラ	広角:4,800万画素 超広角:4,800万画素	広角:4,800万画素 超広角:1,200万画素
カメラコントロール	あり	あり
インカメラ	1,200万画素
リフレッシュレート	120Hz	60Hz
アクションボタン	あり	あり
Apple Intelligence	対応	対応
生体認証	顔認証
防水・防塵	IP68等級

iPhone16とiPhone17を比較すると、iPhone17はCPU性能とディスプレイ性能、広角レンズ性能が向上しています。

とはいえ、iPhone16であってもiPhone17と同じようにバリバリ使えることは変わりません。メインカメラの性能は変わりませんし、CPU性能の向上を感じられるのは重たいゲームを本格プレイするときくらいでしょう。

新機種は毎年発売されており、iPhoneに限らず、Androidにおいても新機種と一つ前の型落ちにスマホに差はありません。

スペックに大きな差はなく、型落ちスマホに魅力を感じるなら、価格が安くなっている型落ちスマホのほうがお得に購入できるといえるでしょう。

最新スマホより安く買えることが多い

型落ちスマホは最新スマホより価格が抑えられていることが魅力です。

例えばiPhoneは毎年9月に最新モデルが登場し、通常1つ前のモデルが値下げされます。Androidも同様となるケースがあるため、型落ちスマホは狙い目です。

また近年スマホ自体の値段が上がりつつあります。仮に型落ちモデルが値下げされなかったとしても、型落ちスマホの方が安く買えることが多いのです。

型落ちモデルは販売チャネルによってはセールやキャンペーンの対象になることもあり、タイミング次第では大幅な割引を受けられる場合もあります。

したがって、少しでも販売価格を抑えたいと考える方にとって、型落ちスマホは有力な候補となるのです。

型落ちスマホ・機種は「必ず」値下げするのか?

型落ちスマホといっても、必ず値下がりするわけではありません。

機種によっては新機種が発売されても値下げされず、そのままの価格で販売されています。

しかし、各オンラインショップで実施されているキャンペーンの対象になることがあるため、旧機種を狙うならキャンペーンもチェックするといいでしょう。

型落ちスマホが値下げされるタイミング

2025年9月にiPhone17が発売されたことで、iPhone16シリーズは販売価格が値下げされました。Apple StoreのiPhone16は124,800円が114,800円と10,000円の値下げが実施されたのです。

型落ちスマホは、新機種が発売されたタイミングや新生活が始まる3月・4月、年末年始のセールなどに安くなる傾向が高いです。

値下げのタイミングを知っておけば、時期を狙って型落ちスマホをお得に購入できるでしょう。

型落ちスマホが値下げされてなくても端末購入割引でお得になるケースもある

値下げされなくても、キャリアの端末購入割引でお得に購入できる場合もあります。

キャリアが提供している端末割引キャンペーンは、型落ちスマホです。auやドコモ、ソフトバンクなどの各キャリアでは、型落ちiPhoneが4万円以上安くなるキャンペーンを行なっていることもあります。

キャリアでの機種変更やスマホを購入する際は、割引キャンペーンに注目しましょう。

おすすめの型落ちスマホ5機種を紹介

ここでは、おすすめの型落ちスマホを5機種に絞って紹介します。

順番におすすめポイントをまとめます。

iPhone16

iPhone16は2024年9月に発売されました。iPhone17の登場により型落ちスマホとなりましたが、まだまだ人気は衰えず、A18チップによる高速処理や進化したカメラ性能は、日常使いには十分すぎるスペックです。

さらに、2025年9月12日からはワイモバイル、その後UQモバイルでの取り扱いも始まり、より手の届きやすいiPhoneとして注目を集めています。おすすめポイントは以下の通り。

iPhone16は、Appleの最新チップ「A18 Bionic」を搭載し、より高いパフォーマンスを実現した無印モデルです。ワイヤレス通信ではWi‑Fi 7に対応し、より高速かつ安定したネット接続が可能になりました。

A18チップの処理性能は、日常のSNSや動画視聴はもちろん、AIを活用した画像編集や3Dゲームなど、負荷の高い操作もスムーズにこなせます。

アクションボタン&カメラコントロールボタンを搭載し、操作性も向上。iPhone16は、実用性と先進性を両立した、バランスの取れたモデルだと言えるでしょう。

Apple Storeでは、iPhone17の登場により型落ちモデルとなったことから、128GBモデルが「124,800円」→「114,800円」に値下げされ、本体価格が1万円おトクに。

長く使いたい、プラン料金も安くしたいと考えるなら一括105,700円（ポイント込み実質価格）で買える楽天モバイルもおすすめです。楽天モバイルなら3GB1,078円、データ無制限でも3,278円で使えます。

また、キャリアのキャンペーンを使えば、2年返却することでドコモなら実質33円〜、ソフトバンクなら実質24円〜で使えます。

iPhone16は、コスパも性能も妥協したくない人や、Apple Intelligenceをいち早く試してみたい人におすすめの一台です。

iPhone14(認定中古品)

iPhone14は、2022年10月7日に発売されたナンバリングシリーズです。発売から3年経っていますが、まだまだ人気のモデルの1台となっています。

iPhone14(認定中古品)のおすすめポイントは以下のとおりです。

6.1インチのiPhone14はちょうど良いサイズ感のモデル。

A15 Bionicを搭載しており、サクサクしたレスポンスで快適に利用できます。2年前のモデルとはいえ、まだまだ現役で活躍できる1台です。

Lightning端子を継続して使いたい、iPhone15やiPhone16ほどの性能はいらない、という方はiPhone14がおすすめです!

新品としての販売はされておりませんが、ワイモバイルやUQモバイルでは認定中古品として販売されています。80%以上のバッテリー保証されており、専門家による厳しい検査を通過した高品質な中古スマホです。

新品より安価でありながら、メーカーや正規販売店による品質保証とサポートが付いているため、中古品特有の故障や不具合のリスクを最大限回避することができますよ。

iPhone13(認定中古品)

iPhone13は、2021年に登場したiPhoneのナンバリングシリーズです。

後継機の登場により価格が落ち着き、現在は認定中古品として再び注目を集めています。

iPhone13（認定中古品）のおすすめポイントは以下のとおりです。

iPhone13は6.1インチディスプレイを搭載したモデルで、片手でも扱いやすいサイズ感が魅力です。

A15 Bionicチップによる処理性能は今でも優秀で、SNS・動画視聴・ゲーム・写真編集まで快適にこなせます。日常利用で不満を感じる場面はほとんどないでしょう。

現在、新品としての販売は終了していますが、ワイモバイルやUQモバイルで認定中古品としておトクな価格で購入可能です。

専門家による厳しい検査を通過した高品質な中古スマホで、品質保証も付くため安心して使い始められます。

「安く買いたいけど性能には妥協したくない」「まだLightning端子を使いたい」という方には、認定中古品のiPhone13がぴったりです！

AQUOS sense9

AQUOS sense9は、2024年にAQUOSシリーズのスタンダードモデルとして登場したスマートフォンです。

シャープのAQUOSならではの「電池持ち」と「扱いやすさ」が詰まった、日常使いに最適なモデルとなっています。

通常約60,000円前後の販売価格ですが、キャリアのキャンペーンで実質半額以下で購入可能です。

AQUOS sense9のおすすめポイントは以下の通りです。

AQUOS sense9は、大容量バッテリーを搭載しながらも、160g台の軽量設計で、手の負担になりにくいのが魅力です。

さらに、大容量バッテリーと省電力に優れたIGZO OLEDディスプレイの組み合わせで、1日中使ってもバッテリーが残る安心感があります。

IGZO OLEDは明るく視認性が高いため、屋外でも画面が見やすく、文字や写真もくっきり表示されます。スマホ初心者にも扱いやすい“ちょうど良い”使い心地が魅力です。

AQUOS sense9は、「シンプルで長く使えるスマホが欲しい」「安心の国産ブランドを選びたい」という方におすすめです。

OPPO Reno11 A

OPPO Reno11 Aは、2024年6月に発売された、薄型軽量ボディと高い充電性能、さらに高画質カメラを備えたミドルレンジスマホです。

スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さが魅力で、コスパの高いAndroidスマホとして注目されています。

ワイモバイルで他社からの乗り換えと同時に端末を購入すると、一括1円で購入できます。

OPPO Reno11 Aのおすすめポイントは以下のとおりです。

OPPO Reno11 Aの大きな特徴は、OPPO独自の67W SUPERVOOC急速充電に対応していることです。短時間でもあっという間に充電できるため、充電忘れによる電池切れの不安を解消してくれます。

スマホ本体は薄くて軽く、持ちやすさと美しさを両立したデザインで、長時間の使用でも快適に持ち続けられるメリットがあります。

また、6,400万画素の高解像度メインカメラのおかげで、風景・人物・料理など、シーンを問わず美しい写真が撮影できることも嬉しいポイントです。

「充電の速さは絶対に譲れない」「写真を綺麗に撮りたい」という方には、OPPO Reno11 Aが最適な1台だといえるでしょう。

型落ちスマホをお得に購入できるキャンペーン

各キャリアでは、型落ちスマホをお得に購入できるキャンペーンを実施しています。

すでに本体価格が安くなっている型落ちスマホを、さらに安く購入できるのがメリット。

ここでは、各キャリアが実施しているお得なキャンペーン情報を紹介します。

ドコモ

ドコモで実施されているキャンペーンは以下のとおりです。

ドコモはキャリアのなかでも、多くの割引キャンペーンを実施しています。

新規契約や乗り換え、機種変更など、どの契約方法でも適用できるキャンペーンがあります。

中でも、「いつでもカエドキプログラム」は2年単位でスマホを買い替えている方にはおすすめのプログラムです。

返却する必要はありますが、最新機種も半額ほどで利用できるのが魅力的です。

au

auで実施されているキャンペーンは以下のとおりです。

auの端末割引キャンペーンは割引き額が最大22,000円となっています。

そして既存ユーザーへの還元も怠らないのがauの魅力。基本的に他社では機種変更で還元が受けられることはありません。

しかし、auなら機種変更でも機種代金割引やau PAY残高還元が受けられます。

最新機種も対象になっているので、チェックしてみるといいでしょう。

各キャンペーンの詳細を下記の記事にまとめているので、確認してみてくださいね。

ソフトバンク

ソフトバンクで実施されているキャンペーンは以下のとおりです。

ソフトバンクでは、端末割引キャンペーンと新トクするサポートの併用が可能です。

各適用条件を満たすことで、実質12円(月々1円)～スマホを購入できます。

実質負担金を抑えて1年や2年ごとに新しいスマホに買い替えたい方はソフトバンクをチェックしてみてください。

楽天モバイル

取り扱い機種は少ないですが、楽天モバイルでも型落ちスマホをさらに安く購入できるキャンペーンを実施しています。

楽天モバイルは他社と異なり、ポイントが還元されるシステムを採用しています。

端末価格が直接割引されるわけではないので、楽天市場などで頻繁にショッピングする方におすすめです。

「Rakuten Link」アプリで10秒以上の通話が必要など、適用条件が特殊なのでしっかりと確認しておきましょう。

型落ちスマホのかしこい買い方を紹介!

型落ちスマホのかしこい買い方をまとめておきます。

値下げ情報だけでなくキャンペーンにも目を光らせておく

値下げ情報をキャッチするのは重要ですが、キャンペーン情報も常にチェックしておくのがおすすめです。

冒頭でもお伝えしたように、型落ちスマホなのに本体価格が中々下がらない機種もあります。しかし、キャンペーンで割引額が増額しているパターンもあります。

割引額が5万円以上になることもあるので、実質値下げといっても良いでしょう。

キャンペーンは毎月変わるので、最新情報をチェックしてみてくださいね。

型落ちスマホを狙うならハイエンドモデルがおすすめ

型落ちスマホの値下げはハイエンドモデルを中心に行われます。

1～2年前の型落ちスマホであっても、ハイエンドモデルのスマホには高性能なチップセットが採用されているので、現役でもバリバリ活躍できます。

下手にスペックの低い型落ちスマホを選んでしまうと、利用するアプリによってはストレスを感じてしまうこともあります。

型落ちスマホを買うならハイエンドモデルを狙っていきましょう!

オンラインショップを活用して費用を抑える

型落ちスマホを購入する際は本体価格だけでなく、どこで買うかも重要になってきます。

ショップ(店舗)で買えば契約事務手数料最大4,950円(キャリアによる)や、5,000円～15,000円程度の頭金が発生する場合もあります。

しかし、オンラインショップであれば各種手数料が無料になったり安くなったりするケースがありお得わけです。
※ドコモはオンラインで無料、ソフトバンクはオンラインで4,950円→3,850円、auはオンラインでも店頭と同様3,850円

浮いたお金をフィルムやケース代に回すことだってできます。

型落ちスマホを買うにもオンラインショップを積極的に活用していきましょう!

まとめ

この記事では、型落ちスマホは狙い目かについて紹介しました。

昨今では1年単位でスマホが登場しているので、型落ちといえど最新機種に劣らない性能を備えています。

むしろ、性能が高いのに価格が安くなる型落ちスマホのほうがお得であり狙い目です。

ドコモやau、ソフトバンクなどでは型落ちスマホの価格が安くなっており、そこからさらにキャンペーンで安く購入できます。

ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね!