ahamoと楽天モバイル、どちらも魅力的なプランを提供していますよね。
ahamoは毎月20GBまで使えて、5分間の通話は無料。
楽天モバイルは1GBまでは無料で20GBを超えても3,278円まで。通話はアプリを使えば無料。
どちらも甲乙つけがたく「どっちのほうが自分に合っているか」「料金を抑えることができるか」と、悩みまくっている方も多くいるでしょう。
しかし、ahamoと楽天モバイルでは提供しているサービス内容は、明確に異なりなります。
この記事では、ahamoと楽天モバイルを比較し、どっちがあなたにおすすめなのか、紹介していきます。
先に結論から紹介すると、以下のようになります。
なぜ上記のような結論になったのか、この記事では徹底的に比較・検証をしていきます。
また、この記事では以下のようなことが分かります。
ahamoにしようか、楽天モバイルにしようかで悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
記事の後半では、ahamoと楽天モバイルを併用した使い方も紹介していますよ。
目次
【結論】ahamoと楽天モバイルはどっちがおすすめ?比較一覧
まずは、ahamoと楽天モバイルのサービス内容を比較していきます。
ahamo | 楽天モバイル | |
料金 | 2,970円 | 1GBまで:無料 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 20GB以上:3,278円 |
通信速度 | ドコモ回線なので速い 20GBを超えたら、1Mbpsに制限される | 使えるレベルの速度。 パートナー回線エリアで5GB以上使うと、1Mbpsに制限。 楽天回線エリアでも、1日に10GB以上使うと、3Mbpsに制限される |
データ容量 | 20GB | 無制限 |
通話料 | 5分間は無料 (5分以上だと22円/30秒) | Rakuten Linkアプリを使えば、無料で通話し放題 |
通信エリア | 日本全国 | 首都圏が中心。楽天回線のエリア外では日本全国。 しかし、月5GBまでしか使えない |
国際サービスエリア | 海外82の国・地域で利用可能 20GBまで利用可能 | 66の国・地域で利用可能 2GBまでは無料。チャージ料は500円/1GB |
5G対応 | 〇 (しかし、エリアは限定的) | 〇 (しかし、エリアは限定的) |
サポート | 基本的にはオンラインのみ。店舗の場合は、1回3,300円 | オンラインと店舗の両方 |
セット販売の種類 | ahamoのオンラインサイトで購入できる端末は3種類のみ。 しかし、2021年6月からはドコモオンラインショップで端末を購入できるようになったので、無敵 | iPhoneを中心にAndroid端末や楽天オリジナル端末を販売している |
割引サービスの有無 | 家族割や学割といった割引サービスはない | 楽天ひかりとセットにすると、光回線が1年間無料になる |
キャンペーン | 特に目立ったキャンペーンは、実施されていない | キャンペーンが豊富。キャンペーンを利用してお得に端末をゲットするなら、おすすめ |
ahamoの強みは、ドコモの安定した高品質な回線を利用できることです。
ドコモの回線網は広く、山間部や地下、人のいないところでも繋がります。
通信回線が常に安定しているので、安心して利用できますよね。
また、海外82の国・地域で利用できることから、ahamoは頻繁に旅行を楽しんでいる方にもおすすめです。
※ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート」(税込3,300円)にて、申し込みの補助が可能です。その際の端末操作はご自身で操作となります。
また、端末の初期設定・データ移行に関しては別途「初期設定サポート」(税込み3,300円)の申し込みが必要です。
※月額料金は20GBで2,970円です。機種代金は別途となります。
※国内通話は5分無料となりますが、5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金が発生します。
ahamoがおすすめな方
- ドコモの安定した高品質な回線を利用したい方
- 月のデータ使用量が20GB近い方
- 頻繁に旅行を楽しんでいる方
一方で、楽天モバイルの強みは1GBまでなら無料、20GBを超えても3,278円で利用できる点です。
普段使わない方でも持っていて損はなく、高額な料金を請求される心配がないので、ヘビーユーザーには嬉しいメリットですね。
また、キャンペーンを豊富に打ち出している点も強みの一つです。
キャンペーンを利用すれば、3ヶ月間は基本料金無料、iPhoneのセット購入で最大20,000ポイントをゲットできますよ。
楽天モバイルがおすすめな方
- 自宅ではWiFiを使い、外出先ではほとんどスマホを使用しない方
- 楽天回線エリアで生活をしている方
- 通話料を気にせずに長電話を楽しみたい方
ahamoと楽天モバイルを通信エリアで比較
ここでは、ahamoと楽天モバイルの通信エリアについて比較していきます。
とはいえ、周知のとおり通信エリアに関しては比べるまでもなく、ahamoのほうが優秀です。
ahamo | 楽天モバイル | |
通信エリア | 日本全国 | 首都圏が中心。楽天回線のエリア外では日本全国。しかし、月5GBまでしか使えない |
5G対応 | 5Gに対応しており、着々とエリアを拡大している | 首都圏を中心に5Gに対応。市区町村を中心にエリアを拡大中 |
地方山間部 | ドコモ回線なので、繋がりやすい | パートナー回線でカバーできるが、繋がりにくい |
建物内部 | 電波の特性上つながりにくく、速度が低下する建物もある しかし、ドコモ回線なので安心 | 建物内部に弱く、圏外になる可能性がある |
都心部 | 都心部では問題なく繋がる | 繋がるが、極たまに圏外になることがある |
ahamoの通信エリアは日本全国
ahamoの回線エリアは、日本全国をカバーしています。
首都圏はもちろんのこと、山間部や地下、人のいない地域までエリアをカバーしています。
そのため、4GLTE回線であれば不便に感じることはないでしょう。
しかし、3G回線には対応していないので、注意しましょう。
楽天モバイルの通信エリアは首都圏が中心
(引用:楽天モバイルの2021年8月末時点での4G回線のエリア)
楽天回線はエリアを拡大しているとはいえ、まだまだ狭く首都圏が中心です。
エリア外になるとパートナ回線に自動的に切り替わり、月5GBまでしか利用できません。
また、地下や建物内に弱く、場合によってはエリア内でも圏外になってしまうこともあります。
楽天モバイルは2021年夏の時点で人口カバー率96%を目指し、エリアを拡大しています。
エリアはまだまだ狭いですが、今後のエリア拡大に期待して今のうちに契約しておくのもありですね
楽天モバイルでは、現在基本料金が3ヶ月間無料キャンペーンを実施しています。
無料で楽天回線を試せるので、気になっている方は利用してみるといいでしょう。
5G対応に関する比較
ahamoも楽天モバイルも、5Gに対応しています。
しかし、どちらも5Gを利用できるエリアは狭く、順次拡大している段階です。
ドコモの5G対応について
ドコモが2020年11月5日に発表した5Gの通信ネットワークに関する発表では、2022年3月末時点で人口カバー率55%、2023年3月末時点で70%を実現する予定とのことです。
楽天モバイルの5G対応について
楽天モバイルでは、現在首都圏を中心に、愛知、大阪、北海道、兵庫の一部地域のみで利用できます。また、他社と違い、市町村単位でのエリア拡大を予定しています。
どちらも5Gエリアは順次拡大中とのことで、まだまだ5Gの恩恵を受けている人は少ないでしょう。
楽天モバイルの5G拡大予定エリアは、こちらから確認できます。
速度はahamoのほうが安定していて速い
通信速度では、ドコモの回線を利用しているahamoのほうが速いです。
ahamo | 楽天モバイル | |
通信速度 | ドコモ回線なので、安定して速い 20GBを超えたら、1Mbpsに制限される | 使えるレベルの速度。 パートナー回線エリアで5GB以上使うと、1Mbpsに制限。 楽天回線エリアでも、1日に10GB以上使うと、3Mbpsに制限される |
ピーク時の速度 | 朝・昼・夜の度の時間帯でも問題なく利用できる | ピーク時の時間帯になると、速度は低下しやすくなる |
速度制限 | 最大1Mbps | 無制限 パートナー回線で5GBを超えたら、1Mbps 海外で2GBを超えたら、128kbps |
とはいえ、楽天モバイルでも回線がつながれば問題なく利用できますよ。
まずは、それぞれの通信速度について紹介していきます。
ahamoの通信速度
ahamoの強みの一つは、ドコモユーザーと同じような速度で利用できる点です。
Ping | ダウンロード(下り) | アップロード(上り) | |
朝 | 50.46ms | 80.14Mbps | 13.26Mbps |
昼 | 51.33ms | 61.82Mbps | 11.43Mbps |
夕方 | 48.55ms | 78.52Mbps | 13.49Mbps |
夜 | 49.89ms | 78.56Mbps | 12.26Mbps |
上記の表は、利用者が回線の速度を投稿しているみんなの回線速度に記載されている、直近3ヶ月間の平均値です。
利用者が多くなるお昼の時間帯は、遅くなっていますね。
しかし、それでも60Mbps以上の速度が出ているので、速度が遅いと感じることはまずないでしょう。
楽天モバイルの通信速度
楽天モバイルは、ahamoに比べると速度は遅いです。
Ping | ダウンロード(下り) | アップロード(上り) | |
朝 | 51.6ms | 28.71Mbps | 15.6Mbps |
昼 | 52.34ms | 25.52Mbps | 15.66Mbps |
夕方 | 54.34ms | 25.73Mbps | 15.83Mbps |
夜 | 52.69ms | 24.26Mbps | 15.72Mbps |
ahamoと比べると確かに速度は、遅いです。
しかし、10Mbps以上の速度を保てていれば遅いと感じることはなく、日常生活において不便に感じることはほぼありません。
速度の目安 | ||
下り(ダウンロード) | メールやSNSの受信 | 128Kbps~1Mbps |
WebサイトやSNSの閲覧 | 1Mbps~10Mbps | |
動画視聴 | 3Mbps~25Mbps | |
オンラインゲーム | 30Mbps~100Mbps | |
上り(アップロード) | メールやSNSの送信 | 1Mbps |
SNSへの写真投稿 | 3Mbps | |
SNSやYoutubeなどの動画投稿 | 10Mbps |
上記のとおり、10Mbps以上の速度があれば動画の閲覧や投稿を問題なく行えますよ。
外出先でオンラインゲームをしないのであれば、60Mbpsでも20Mbpsでも十分な速度と言えます。
ahamoと楽天モバイルをプラン料金で比較
次に、ahamoと楽天モバイルのプランで比較していきます。
ahamo | 楽天モバイル | |
プラン料金 | 2,970円 | 1GBまで:無料 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 20GB以上:3,278円 |
データ容量 | 20GB | 無制限 |
通話料 | 5分間は無料。 5分を超えたら、22円/30秒 | Rakuten Linkアプリを使えば、無料で通話し放題 |
割引きサービス | なし | なし |
事務手数料など | 事務手数料は無料、縛りがないため、違約金もない転出手数料も無料 | |
キャリアメール | なし | なし |
ahamoと楽天モバイルでは、どんなプランを展開しているのでしょうか。
また、どんな方におすすめなのか、紹介していきます。
ahamoは月20GB以下の方におすすめ
ahamoは、20GBまで利用できる1プランのみです。
月のデータ使用量が20GB近い方には、ahamoはおすすめです。
また、5分間の無料通話は意外と便利。
「外出先で飲食店の予約をしたい」、「飲食店の混雑状況を確認したい」なんて時に役立ちますよ。
ただ、月の使用量が10GB未満の方は、同じドコモ回線を利用しているOCNモバイルONEのほうが安い料金で利用できますよ。
-
OCNモバイルONEを7項目で辛口評価!メリットとデメリットを完全暴露
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楽天モバイルはライトユーザーもしくはヘビーユーザーの方におすすめ
楽天モバイルは月の使用量が3GB未満のライトユーザーもしくは、20GBを超えてしまうヘビーユーザーの方におすすめです。
楽天モバイルは1GB未満であれば無料、3GB未満だと1,078円で利用できます。
自宅にWiFiがあり
- ほとんど外出しない方(例:在宅ワーカーとか)
- 外出先ではほとんど使わない方
には、コスパ最高です。
また、20GBを超えても3,278円以上の利用料金を請求されることはありません。
しかし、楽天回線のエリア外だとパートナー回線に繋がり、月5GBまでしか利用できません。
パートナー回線で5GBを超えてしまうと1Mbpsの速度制限がかかってしまうので、使い勝手が悪くなります。
なので、楽天モバイルは楽天回線エリアで生活している方におすすめですね。
通話料は楽天モバイルのほうが優秀
通話料で比較すると、下記のようになります。
ahamo | 楽天モバイル | |
通話料 | 5分間は無料 5分を超えたら22円/30秒 また、通話頻度が多い方は1,100円のかけ放題プランがおすすめ | Rakuten Linkを利用すれば、無料で通話し放題 |
通話料に関しては、楽天モバイルのほうが優秀です。
というのも、Rakuten Linkを通して電話をすれば無料で通話し放題だからですね。
ahamoには5分間の無料通話がありますが、5分以上話してしまう方や通話頻度が多い方には不向きです。
また、ahamoには1,100円のかけ放題プランがあります。
しかし、プラン料金と合わせると4,070円になってしまうので、あまりメリットを感じないでしょう。
なので、普段使いはahamo、楽天モバイルは通話のみにする、といった使い方をしてみてもいいでしょう。
これなら通話料無料で通話し放題、スマホ代はahamoの2,970円のみになります。
手数料はどちらも無料
ahamoも楽天モバイルも、契約時や解約時の手数料は無料です。
格安SIMで契約および解約をすると、以下のような手数料を取られます。
- 契約事務手数料
- SIMカード発行手数料
- 違約金
- MNP転出手数料
乗り換え時の負担となるのが、事務手数料やSIMカード発行手数料ですよね。
他の格安SIMだと、大体3,000円~4,000円の料金を取られてしまいます。
しかし、ahamoも楽天モバイルも無料です。
また、契約期間に縛りがないため、違約金も無料です。
気に入らなかったら気軽に他の格安SIMに乗り換えることができるのは、大きなメリットになりますね。
ahamoと楽天モバイルをiPhoneとの相性で比較【セット販売も】
ahamoと楽天モバイルのiPhoneとの相性について、紹介していきます。
ahamo | 楽天モバイル | |
iPhoneとの相性 | iPhone SE(第一世代)から最新のiPhoneまで利用可能 | iPhone SE(第一世代)から最新のiPhoneまで利用可能 ただ、iOS14.4以降にアップデートする必要あり |
eSIMの対応 | 〇 | 〇 eSIM対応端末であれば、利用可能 |
デザリング | 初期設定は必要だけど、無料で利用可能 | 初期設定は必要だけど、無料で利用可能 |
APN設定 | iPhoneはSIMカードを挿入すれば、自動で設定される | 設定する必要あり |
AppleWatchセルラーモデル | 単独での通信・通話はできない | 単独での通信・通話はできない |
ahamoでもeSIMにも対応となりました。
ドコモオンラインショップやahamoサイトにおけるeSIMの提供を、2021年9月8日(水)より開始いたしました。また、2021年9月8日(水)より、eSIMの対応機種にiPhoneとiPadを追加いたします。
2021年09月08日 10:00報道発表より
当初はeSIMは非対応でしたが、対応となったことでより使いやすさが増しましたね!
対応しているiPhoneの種類は、どちらも同じです。
ただ、楽天モバイルで利用する際は、iOS14.4以降にアップデートする必要があるので、注意しましょう。
以前までは、楽天モバイルではiPhoneの利用ができませんでした。
しかし、2021年4月30日からiOS14.4以降にアップデートしたiPhone 6s以降の端末にも対応しています。
ahamoユーザーはドコモオンラインショップでの購入が可能
ahamoの大きなデメリットの一つが、ahamoの公式サイトで販売しているスマホの数が少ないことですね。
現在も3機種しか販売されていません。
また、ahamoユーザーがドコモオンラインショップで端末を購入するさいは、面倒な手続きを踏む必要がありました。
しかし、2021年6月からはahamoユーザーでも、ドコモオンラインショップでスマホを購入することが可能になりました。
これにより、ahamoに乗り換えた後でも、機種変更ができます。
ちなみに、ahamoへの乗り換えと同時に機種変更する方法は、2つあります。
それぞれの手順と注意点を紹介していきます。
ahamoに乗り換える前に機種変更する手順と注意点
ahamoへ乗り換えた後に機種変更する手順と注意点
- まずは、ahamoへの乗り換えを済ませる
- ドコモオンラインショップで端末を購入する
- 端末が届いたら、開通手続きをする
キッズケータイSH-03M、dtab Compact d-42A、DIGNO(R) ケータイ ベーシック KY-41Bへの機種変更はできないので、注意しましょう。
ahamoユーザーでもドコモオンラインショップでスマホを購入できるようになったのは、大きなメリットです。
面倒な手続きを踏む必要がなくなったので、機種変更を考えている方はどちらかの手順で機種変更をしてみてくださいね。
iPhone 12を購入するならどっちがおすすめ?
乗り換えと同時に、iPhone 12に機種変更したい方も当然いるでしょう。
では、どちらのほうがお得に購入できるのでしょうか?
iPhone 12/64GBを例にとって紹介していきます。
iPhone 12に機種変更して乗り換えるなら | ||
ahamo | 楽天モバイル | |
端末料金 | 101,376円 | 101,176円 |
割引き額 | 22,000円 (5G WELCOME割) | 20,000円 |
割引き後の料金 | 79,376円 | 81,176円 |
ahamoのほうが、約2,000円ほど安く購入できますね。
ahamoの場合は、「5G WELCOME割」が適用されます。
これは、5G対応スマホ対象の割引きキャンペーンで、乗り換えの方のみが対象です。
そのため、ahamoへの乗り換え手続きをする前に、ドコモオンラインショップで購入しましょう。
楽天モバイルでは、最大20,000円相当のポイント還元になります。
端末料金が引かれるわけではないので、注意しましょう。
とはいえ、貰ったポイントは楽天市場などで利用できるので、20,000円相当のお買い物ができますよ。
iPhone SE(第2世代)を購入するならどっちがおすすめ?
次は、iPhoneの中でも人気の高いiPhone SE(第2世代)で比較していきます。
iPhone SE(第2世代)に機種変更して乗り換えるなら | ||
ahamo | 楽天モバイル | |
端末料金 | 57,024円 | 55,170円 |
割引き額 | 22,000円 (端末購入割引) | 20,000円 (セットで申し込みキャンペーン) |
割引き後の料金 | 35,024円 | 35,170円 |
iPhone SE(第2世代)で比較すると、上記のような結果になりました。
金額的にはどちらも同じですね。
ドコモオンラインショップで購入すると端末購入割引が適用され、自動的に22,000円引きになります。
「5G WELCOME割」と同じようにMNP(のりかえ)の方が対象なので、ahamoに乗り換える前に購入しましょう。
楽天モバイルでは、端末と一緒にプランに申し込むと、20,000円相当分のポイントが還元されます。
ポイントをゲットしてお買い物するときに使いたい、楽天マラソンで欲しい商品がある、なんて方は楽天モバイルからの購入がおすすめですね。
eSIMを利用したいのなら・・・ahamo
eSIMは当初楽天モバイルのみの対応でしたが、現在はahamoも対応しています!
eSIMとは
eSIMとは、スマホに内蔵されたスマホ一体型のSIMカードのことです。
現在では、携帯事業者を変更する際に、その携帯事業者のSIMを挿入する必要があります。
しかし、eSIMの場合はスマホにSIMが内蔵されているため、SIMカードを差し替える必要がなくなります。
これにより、SIMカードが届くのを待つ時間がなくなる、オンラインでその場で新しい携帯事業者を利用できる、といったメリットがあります。
eSIMを利用すれば、一台で2つの回線を契約できます。
例えば、下記のような方法を挙げることができます。
- 格安SIMを利用して、ネットを安定して使いたい時にはahamoにする
- 正直楽天モバイルの回線は不安があるので、サブ回線として利用し、別のSIMを利用する
楽天モバイルはごめんなさい、どうしても通信の面で不安定さがまだぬぐえません。いいところもあるし、楽天エリアの人はもしかしたら楽天で充分恩恵も得ていたり、不満も少ないかもしれませんが、そうではない声もまだあるのは否めません。
一方でahamoの方はドコモ回線で安定しており、通信の質では太鼓判!です。安心して使えますね。使い方・環境にも左右されますが、通信の面を考えてみたらahamoのほうが総合的にオススメといえるでしょう。
ドコモのeSIM対応機種一覧(ahamo対応機種のみ掲載)
カテゴリ | 機種数 | 機種名 |
---|---|---|
iPhone | 15機種 | iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone SE(第2世代)、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 mini |
iPad | 13機種 | 11インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代、第4世代、第5世代)、iPad Air(第3世代、第4世代)、iPad(第7世代、第8世代、第9世代)、iPad mini(第5世代、第6世代) |
Rakuten MobileのeSIM対応機種一覧
カテゴリ | 機種数 | 機種名 |
---|---|---|
iPhone | 15機種 | iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone SE(第2世代)、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 mini |
Android | 12機種 | ・Rakuten BIG s、Rakuten Hand、Rakuten BIG、Rakuten Mini、OPPO A73、AQUOS sense4 lite、Xperia 10 Ⅲ Lite、Google Pixel 4、Google Pixel 4 XL、Google Pixel 4a、Google Pixel 4a (5G)、Google Pixel 5 |
下記の記事では、eSIMに対応している格安SIMをランキング形式で紹介しています。
楽天モバイルと組み合わせ利用すると、料金を抑えることができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
-
eSIM対応の格安SIMおすすめランキング!メリットや各事業者の特徴も徹底解説!
続きを見る
乗り換えのしやすさで比較
次は、乗り換えのしやすさで比較をしていきます。
ahamo | 楽天モバイル | |
契約時の事務手数料 | 無料 | 無料 |
SIMカード発行手数料 | 無料 | 無料 |
契約期間の縛り | なし | なし |
違約金の有無 | なし | なし |
MNP転出手数料 | 無料 | 無料 |
ahamoも楽天モバイルも、さまざまな手数料が無料です。
他の格安SIMだと必要な手数料がすべて無料なので、気軽に乗り換えることができますね。
これなら試しに利用してみて、気に入らなかったら他の格安SIMに気軽に乗り換えることができます。
とはいえ、ahamoはSIMカードを挿入すれば面倒なAPN設定の必要がありません。
そのため、乗り換えのしやすさでは、ahamoのほうが優秀といえます。
他社回線からの乗り換え方法は、下記の記事にて紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ahamoへの乗り換え方法に関する関連記事
楽天モバイルへの乗り換え方法に関する関連記事
ahamoと楽天モバイルをサポートで比較
次は、ahamoと楽天モバイルのサポート内容で比較をしていきます。
ahamo | 楽天モバイル | |
サポート体制 | 基本的には、オンラインのみ 一回3,300円で、店舗でも対応してくれる | オンラインと店舗 |
サポート内容 | オンラインチャット | オンラインチャット、電話、店舗 |
どちらも基本的には、オンラインでの対応がメインです。
楽天モバイルは、店舗での対応もしていますが店舗数は少なく、申し込みが完了したら店舗でサポートしてくれることはありません。
また、ahamoは一回3,300円を支払えば、ドコモショップで対応してくれます。
しかし、料金が高いですよね。
そのため、オンラインで申し込み手続きができない方は、ahamoも楽天モバイルもおすすめはできません。
ahamoと楽天モバイルをキャンペーン内容で比較
キャンペーン内容では、楽天モバイルの圧勝ですね。
ahamo | 楽天モバイル | |
キャンペーン内容 | なし | ・3ヶ月間、基本料金が無料 ・他社から乗り換えてiPhoneをセット購入したら20,000ポイント還元 ・Rakuten UN-LIMIT Viに申し込み、対象のAndroidスマホのセット購入で、最大25,000ポイント還元 |
楽天モバイルは、キャンペーンが豊富なことで有名でもあります。
永続的に実施しているキャンペーンは、基本料金3ヶ月間無料キャンペーンですね。
利用開始してからは、どれだけ使っても3ヶ月間は無料で利用できます。
楽天回線を確かめたい方におすすめですよ。
その他のキャンペーンについては、楽天モバイルのクーポン・キャンペーンのまとめの記事にて紹介しています。
-
【2022年5月】楽天モバイルのクーポンまとめ!エントリーしてポイント増額
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ahamoと楽天モバイルを併用して使うのもおすすめ
ahamoと楽天モバイル併用して利用するのも、おすすめです。
eSIM対応端末を持っていれば、デュアルSIMという方式を採用できます。
楽天モバイルをeSIMにして、ahamoのSIMカードを挿入すれば、一台で2つの回線を契約できます。
デュアルSIMの活用方法
電話をすることの多いビジネスマンの方や長電話が好きな方が気になるポイントは、通話料ですよね。
ahamoは5分間の通話は無料ですが、時間が足りない方もいるでしょう。
そんなときに楽天モバイルを契約していれば、通話時間を気にすることなく何時間でも無料で通話を楽しめます。
また、ahamoはデータ容量が20GBと豊富です。
外出先でのデータ容量を気にすることなくTwitterやInstagram、アプリを楽しめますね。
ahamoと楽天モバイルを併用することで、データ量も通話料も気にする必要がありません。
豊富なデータ容量が欲しい、長電話もする、といった方はahamoと楽天モバイルの併用も検討しておきましょう。
【まとめ】ahamoと楽天モバイルはどっちがおすすめ?
この記事では、ahamoと楽天モバイルを比較し、どっちがおすすめかを紹介してきました。
最後に、どっちがおすすめなのか、まとめていきます。
ahamoがおすすめな方
- ドコモの高品質で安定した回線を使いたい方
- 月20GB近く利用する方
- 頻繁に旅行を楽しんでいる方
ahamoは、上記に当てはまる方におすすめです。
ahamoの強みは、ドコモの高品質な回線を使えることですね。
回線は常に安定していてピーク時も速い、エリアは日本は全国、海外なら82の国と地域で利用できます。
それに、月20GBで2,970円は、魅力的ですよね。
20GBも使えるならフリーWiFiを探す必要がなく、外出先でも容量を気にせずに利用できます。
また、プランに5分間の無料通話がついているのもうれしいポイントです。
楽天モバイルがおすすめな方
- 自宅ではWiFiを使い、外出先ではほとんど使用しない方
- 楽天回線エリアで生活をしている方
- 通話料を気にせずに長電話を楽しみたい方
一方で、楽天モバイルは回線エリアが狭く、通信品質も安定しているとはまだまだ言えませんね。
とはいえ、1GBまでなら無料で、20GBを超えても3,278円という圧倒的な安さは魅力的ですよね。
しかも、Rakuten Linkを経由すれば通話料も無料です。
なので、楽天回線エリアで生活をしている方には非常におすすめです。
また、両方の良いところを使いたい方は、楽天モバイルをeSIMで契約して電話専用として使い、ahamoをメインで利用する使い方もおすすめですよ。