月々のスマホ料金が格段に安くなる格安SIM。
大手キャリア(docomo、au、SoftBank)と料金を比較をしても、その差は歴然です。
しかし、格安SIMを提供する会社はたくさんあり、どこで契約をすればよいか迷ってしまいますね。
比較サイトやランキングサイトを見ても、様々な料金プランがひとまとめに紹介されていて複雑という声もよく聞きます。
そういった声にお答えして、当記事では以下の用途別に主要格安SIM提供会社のプランを比較をしました!
ポイント
- データ通信量ごとにオススメの会社をランキング!
- 通信品質・速度について詳しく解説!
- 料金とサービスのバランスをふまえて評価!
ご自身にあった利用方法を整理し、必要な情報だけを比較することで、格安SIMはもっと簡単に選べるようになります。
利用可能な機種や乗り換えの注意点、事前準備も詳しく解説していきますので、是非最後までご覧ください!
目次
自分にぴったりなドコモ回線の格安SIMを選ぶために必要なこと
料金が安いなら格安SIMを利用してみよう!と思ってありがちなのは、それぞれの会社のHPを順番に見てしまうことです。
各会社のホームページには、その会社で提供しているたくさんのプランが書かれていまするので、迷ってしまいますね。
ぴったりな格安SIMを見つけるコツは「自分が使いたいデータ量や通話時間で、どれだけ安いプランがあるか」を比較することです。
そのために、まずは自分が使いたいデータ量はどれくらいか?電話は使うのか?といった利用状況を整理することが重要です。
その上で各社を比較することにより、数多くの提供会社から最も自分にあったプランを簡単に見つけることができます!
ここでは、格安SIMを比較するために確認するべき3つの利用状況について解説をします。
STEP1.必要なデータ量から料金を比較する
まず初めに確認をするべきことは、「1ヶ月にどれだけのデータ量を使用するか」ということです。
データ量は、今利用している各携帯会社のお客様サポートページから確認をするとができます。
ポイント
- docomoを利用中の方は「My docomo」
- auを利用中の方は「My au」
- SoftBankを利用中の方は「My SoftBank」
もし、自分にとって必要なデータ量がわからないという方は上記3サイトから、現在の利用データ量を確認してみましょう。
格安SIM会社が提供しているデータプランは、大まかに3つです。
ポイント
格安SIM会社が提供する、3つの主なプラン
- 小容量プラン(3GB以下)
- 中容量プラン(7GB程度)
- 大容量プラン(20GB程度)
今利用しているデータ量が5GB程度なら、「中容量プランで一番お得なプランを選べばいいんだな!」ということがわかりますね。
STEP2.通話オプション(かけ放題)が必要かどうかを確認する
次に確認するべきことは「どれぐらい通話をするか」です。
スマートフォンはLINEなどの通話アプリによって、無料で電話をかけることも可能ですね。
しかし、仕事や病院、役所への電話など、どうしてもLINEではなく電話が必要なケースもあります。
たくさん電話をかけるのに、かけ放題プランの無い格安SIMを選んでしまうと、基本料金が安くても通話料金が高くなってしまい意味がありません。
格安SIM会社が提供する通話プランは、会社によって異なります。
「3分無料」「10分無料」「完全かけ放題」など、会社によって提供サービスが違うため、どの程度通話をするのかということを事前に確認しておきましょう!
STEP3.通信品質、速度から選ぶ
ここまでの解説で、「利用したいデータ量」「利用したい通話オプション」まで決まりましたね。
最後に知って頂きたいことは、「通信品質」と「速度」についてです。
冒頭で、格安SIMは3大キャリア(docomo、au、SoftBank)と比較して料金が非常に安いことに触れました。
なぜ、格安SIM会社はそんなに安くサービスを提供できるのでしょうか?
理由は、主に3つです。
- 実店舗やカスタマーサポートを極力減らし、人件費などのコストを削減しているから
- 広告宣伝費を抑えているから。
- docomoなどから通信回線を借りるため、設備投資を抑えられるから。
ここで特に重要な点は、「docomoなどの大手キャリアから通信回線を借り受けている」という点です。
格安SIM会社は自前の通信回線を持たないことにより、大幅な経費削減を行っています。
しかし、通信回線には同時接続数や通信量に限りがあり、お昼の12時や18時〜20時など、多くの方がスマホやパソコンを利用するピーク時には回線が混雑してしまいます。
格安SIM会社が大手キャリアから借り受けている回線には限度があるため、同じdocomo回線を利用していたとしても格安SIM会社提供の通信品質は落ちてしまうのです。
ただし、品質が低下すると言っても全く利用できなくなることはもちろんありません。
Youtubeなどの動画視聴で少し画質が悪くなったり、アプリのダウンロードに時間がかかるようになる、という程度です。
品質が多少低下しても、料金メリットが大きい方がいい!という方はたくさん存在すると思います。
要は「品質と料金のバランス」に自分自身で納得できるか、という点が重要ですね。
この後タイプ別に見たおすすめの格安SIM会社を紹介しますが、「多少品質も重視したい」という方のために、「通信品質重視」の格安SIMもご紹介します。
今まで整理した「データ量」「通話量」に加え、品質面からも自分にあったサービスを比較して下さいね!
ポイント
- 格安SIMは、大手キャリアとの直契約に比べると時間帯により速度が遅い可能性がある。
- Webの読み込みやSNS利用には基本問題なし。動画も中〜高画質程度なら再生可能。
- OCNモバイルONEは格安SIMの中では高品質。ahamoは安いがdocomo直契約のため、品質は最高。
※MNOとMVNOの関係性について厳密には異なる部分もありますが、初心者へわかりやすい表現という観点からこのような表記としております。
ドコモ回線の格安SIMで今持っている機種は利用できる?iPhoneは?
オススメの会社を紹介する前に、格安SIM会社で利用できる機種について解説をします。
まず重要な点として、「iPhoneだから使えない」ということはありません。
docomo回線の格安SIMで利用可能なスマホは以下の通りです。
ポイント
- docomoで利用していた機種は、iPhoneを含みそのまま利用可能
- docomoではない機種も、SIMフリー端末なら利用可能
- au、SoftBankで利用していた機種は「SIMロック解除」をすることで利用可能
そのため、iPhoneであってもdocomoで利用していたiPhoneであれば問題なく利用可能です。
また、Appleから直接購入したiPhoneも「SIMフリー」状態のため、利用可能です。
しかし、au・SoftBankで購入、または中古端末のiPhoneには注意が必要です。
基本的に、auやSoftBankで購入するiPhoneは自社回線しか使えないようにするロック(SIMロック)がかかっています。
そのため、docomo回線の格安SIMでは元々利用できないようになっています。
解決策は、auやSoftBankで「ドコモの回線でも利用できるように手続きをする」ことです。
この手続きを「SIMロック解除手続き」と言います。
SIMロック解除手続きは、auショップ・SoftBankショップにて行うことが可能です。(手数料が発生する場合があります)
これは、iPhoneではなくAndroid端末も同様です。
iPhone・Android問わず、auやSoftBankで販売された端末をドコモ回線の格安SIMで利用するには「SIMロック解除」が必要なことを覚えておきましょう!
タイプ別に見たおすすめの格安SIMランキング
実際に用途別に主要会社の料金表を作成し、ランキングにしました!
当サイトでは、各容量ごとに以下のような評価基準としています。
小容量データ(〜3GB)の評価基準
月額料金の安さとキャンペーンを特に重視し評価!
中容量データ(〜7GB程度)の評価基準
月額料金に加え、セット割や利便性を特に重視し評価!
大容量データ(〜20GB)の評価基準
料金や品質などの総合力で評価!
小容量データ(〜3GB)
こんな方におすすめ
- スマホは電話やLINEがメイン!とにかく料金を重視したい
- 動画やゲームもするが、ほとんど家のWi-Fi環境でしか利用しない!
小容量プランでは単純な料金の安さを求める層が多いこともあり、基本料金を重視しランキングをしました!
ドコモ回線格安SIM 主要7社の小容量データの料金比較表 | ||||
データ容量・料金 | 時間つきかけ放題 | 完全かけ放題 | ||
OCNモバイルone | 1GB 770円 3GB 990円 | 10分 935円 | 1,430円 | OCN光とセット契約で200円割引。 |
BIGLOBE | 1GB 1,078円 3GB 1,320円 | 3分 660円 10分 930円 | なし | BIGLOBE光を利用or家族割引適用で200円割引。 エンタメフリーオプションでYouTube等見放題。(月額308円) |
iijmio | 2GB 858円 4GB 1,078円 | 3分 660円 10分 913円 | なし | 光セット割で660円割引。 |
mineo | 1GB 1,298円 | 10分 935円 | なし | |
イオンモバイル | 3GB 1,078円 | 10分 935円 | 1,078円 | 1GB刻みで容量契約可能。 |
LIBMO | 1GB 1,078円 | 10分 935円 | なし | |
nuroモバイル | 3GB 792円 | 10分 880円 | なし |
小容量ランキング1位 OCNモバイルONE 1GB 3GBプラン
ランキング1位は、NTT系列大手プロバイダのOCNモバイルONEです!
料金は1GB 770円、3GB 990円ど業界最安値クラスですね。
OCNモバイルONEの一番の魅力は、端末ラインナップの多さです。
最新iPhoneをはじめ、多様な機種を購入できるところは初心者にも嬉しいですね!
更にSIMとセットで端末を購入する場合は5000円引きになるほか、定期的にセールを行っているところもGOOD。
完全かけ放題の提供もあり、更に通信品質も良好。万人にオススメできるサービスですね。
・OCNモバイルONEのデメリット
20GB以上の料金設計がやや高額なため、大容量プランへ変更時は他サービスへの変更も視野に。
OCNモバイルONE(小容量プラン)の評価 | ||
総合評価 | 料金 | 通信品質 |
S | S | A |
nuroに次ぐ料金の安さ、端末の豊富さ、完全かけ放題有りとバランスの取れたプラン設計が魅力。 | 業界最安値クラス。 | 大手プロバイダのメリットを活かし、ドコモ回線の格安SIMでは高品質。 |
通話オプション | キャンペーン | セット端末 |
S | S | S |
10分かけ放題、完全かけ放題と選択肢には困らない。 | セット端末の特価キャンペーンは激安! iPhoneやSIMフリーの人気機種までラインナップ。 | 端末ラインナップはドコモ回線の格安SIM業界で屈指の多さ。 |
小容量ランキング2位 nuroモバイル 3GBプラン
nuroモバイルのオススメポイントは、なんといっても料金の安さ。
上記の表でもわかるように、3GB 792円は最安値です!
更に、通話オプションも10分880円とこちらも最安値。
月額料金重視で選ぶならnuroモバイルですね。
そして端末を同時購入する場合も15,000円のキャッシュバックがあります!
ただし、同時購入可能な端末ラインナップは旧機種がメインでお得感にはやや欠ける印象です。
・nuroモバイルのデメリット
- 購入可能な端末が少ない。
- 8GB以上のプランがなく、大容量プランに変更したい場合の選択肢が無い。
- 完全かけ放題がなく、たくさん通話をする方には向かない。
nuroモバイル(低容量プラン)の評価 | ||
総合評価 | 料金 | 通信品質 |
S | S | B |
小容量プランは料金重視の方が多く、業界最安値の恩恵は大きい。 | 3GB 792円は他の追随を許さず。 | 他の格安SIMと同程度だが、小容量プランの場合通信機会が限られるため微影響。 |
通話オプション | キャンペーン | セット端末 |
A | A | C |
10分880円と格安。 完全かけ放題は提供なしな点に注意。 | セット端末最大15,000円割引は大きな魅力。 | 端末ラインナップはやや貧弱か。 |
nuroモバイルお申し込みは下記の画像から!月額料金最安値級!今なら対象端末購入で15,000円キャッシュバック!
小容量ランキング3位 BIGLOBEモバイル 1GBプラン+カウントフリーオプション
第3位として紹介をするのは、BIGLOBEモバイルです!
BIGLOBEモバイルの特徴は、月額308円を支払って利用可能な「エンタメフリーオプション」です。
エンタメフリーオプションは、Youtubeをはじめとした特定サービスを利用する時にはデータの利用料がカウントされないというオプションサービスです。
スマホの利用用途がある程度決まっていて、「大きなデータを利用するのはYoutubeのみ」という方にはぴったりのプラン。
更に、BIGLOBEはキャンペーンが充実しているところも大きな魅力です。
2021年5月18日現在、1年間の料金割引&エンタメフリーオプション6ヶ月無料&対象スマホ最大20,000円割引と、新規利用者にはとても大きなメリットがありますね。
割引適用時の月額料金は1GB・3GBともに770円と業界最安値です!加入するなら今がチャンスですね。
・BIGLOBEモバイルのデメリット
- キャンペーン期間終了後は他社と比較し料金が割高。
- エンタメフリーオプションにはアプリのダウンロードやゲームは含まれないため、利用用途が限られる。
BIGLOBEモバイルの評価 | ||
総合評価 | 料金 | 通信品質 |
A | B | B |
エンタメフリーオプション+キャンペーンを加味すると、業界最安値を評価。 | 基本料金はやや割高。 | 一般的な格安SIM回線なみ。 |
通話オプション | キャンペーン | セット端末 |
S | S | A |
3分、10分と選択肢には幅がある。 | 他社と比較し、キャンペーンが非常にお得。 キャンペーン期間中は業界最安クラス! | ラインナップは豊富なものの、最新iPhoneは販売していない。 |
中容量データ(〜7GB)
次のカテゴリーは中容量プランです。
こんな方におすすめ
- 自宅にWi-Fi環境がなく、日常的にSNSやWebブラウジング(ニュースサイトの閲覧など)を頻繁に利用する。
- 外出先でも、たまにゲームや動画の視聴をする
- 1GB、3GBの小容量プランではいざという時に不安
中容量プランはどのプランも料金差は大きくありません。
そのため、料金に加えセット割やオプションサービスなどの各社の特徴を評価してランキングを作成しました!
ドコモ回線格安SIM 主要7社の中容量データの料金比較表 | ||||
データ容量・料金 | 時間つきかけ放題 | 完全かけ放題 | ||
OCNモバイルone | 6GB 1,320円 | 10分 935円 | 1,430円 | OCN光とセット契約で200円割引。 |
BIGLOBE | 6GB 1,870円 | 3分 660円 10分 930円 | なし | BIGLOBE光を利用or家族割引適用で200円割引。 エンタメフリーオプションでYouTube等見放題。(月額308円) |
iijmio | 4GB 1,078円 8GB 1,518円 | 3分 660円 10分 913円 | なし | 光セット割で660円割引。 |
mineo | 5GB 1,518円 | 10分 935円 | なし | |
イオンモバイル | 5GB 1,518円 | 10分 935円 | 1,078円 | 1GB刻みで容量契約可能。 |
LIBMO | 5GB 1,518円 | 10分 935円 | なし | |
nuroモバイル | 5GB 990円 8GB 1,485円 | 10分 880円 | なし |
中容量ランキング1位 IIJmio(みおふぉん)4GB 8GBプラン
中容量ランキング1位はIIJmioが提供するみおふぉんです!
みおふぉんの料金設計は、4GB 1,078円と中容量のプランでは最安値クラス。
そして、「もう少したくさんのデータが欲しい!」という方に向けた8GBプランも1,518円と安価です。
中容量プランでみおふぉんを1位とした理由はiiJmioが提供する固定光通信サービス「iiJひかり」とのセット割引がお得だからです。
その割引額はなんと、プラン問わず660円!4GBプランなら実質418円で利用可能とまさに破格の料金設計です。
「IIJひかり」側でも660円の割引が適用されるため、スマホ+光通信で利用をするなら極めてお得です!
ただし、割引金額はスマホ1回線×660円ではないことに注意。
例えば家族2人で2回線スマホを契約しても、割引額は660円(1人あたり330円)です。
しかし、それらを差し引いても「基本料金の安さ+セット割+固定光サービスの安さ」で家庭でかかるトータルの通信料金は激安です
・iiJmio みおふぉんのデメリット
- 固定通信サービスを利用しないor他社で利用する場合の料金は最安値ではない。
- ひかりセット割で受けられる割引は一律660円のため、4回線以上の複数契約では恩恵が低くなる。
IIJmioの評価 | ||
総合評価 | 料金 | 通信品質 |
S | S | B |
ひかりセット割込みの評価。 セット割を契約しないならA評価 | ひかりセット割を適用するなら文句なしのS。 通常料金でも最安値クラス。 | 一般的な格安SIM回線と同程度。 |
通話オプション | キャンペーン | セット端末 |
A | S | A |
3分、10分と選択肢には幅がある。 | スマホ110円購入可能、初期費用1円など魅力的なキャンペーンが多い。 | 端末ラインナップは豊富。 iPhoneは中古端末中心。 |
中容量ランキング2位 OCNモバイルONE 6GBプラン
小容量ランキングに引き続き、中容量でもOCNモバイルONEがランクイン!
料金は6GB 1,320円と中容量でも業界最安値クラス。
そして、OCN光とのセット割引もあり、固定回線+格安SIMの契約をする方にとっても嬉しいポイント。
端末ラインナップの多さは小容量ランキングでもお伝えした通り、業界随一!
最新iPhoneの購入も可能、更に端末特価キャンペーンは非常にお得とまさに死角なし!
・OCNモバイルONEのデメリット
20GB以上の料金設計がやや高額なため、大容量プランへ変更時は他サービスへの変更も視野に。
OCNモバイルONE(小容量プラン)の評価 | ||
総合評価 | 料金 | 通信品質 |
S | S | A |
業界最安値クラスの料金の安さ、端末の豊富さ、完全かけ放題有りとバランスの取れたプラン設計が魅力。 | 業界最安値クラス。 | 大手プロバイダのメリットを活かし、ドコモ回線の格安SIMでは高品質。 |
通話オプション | キャンペーン | セット端末 |
S | S | S |
10分かけ放題、完全かけ放題と選択肢には困らない。 | セット端末の特価キャンペーンは激安! iPhoneやSIMフリーの人気機種までラインナップ。 | 端末ラインナップはドコモ回線の格安SIM業界で屈指の多さ。 |
中容量ランキング3位 イオンモバイル
続いて中容量ランキング3位はイオンモバイルです。
イオンモバイルの料金設計は、1GBごとに料金プランを細かく変更可能という特徴があります。
5GB程度の容量を利用する場合は、外出先である程度の使用をすることもあり、月によっては速度制限がかかってしまうこともありますよね?
反対に3GB程度しか使わず、もったいないな〜と思うこともありませんか?
しかし、イオンモバイルなら1GB単位でプランを決めることができ、月途中のプラン変更も可能なため無駄なく利用が可能です!
また、イオンモバイルは全国のイオンモールに実店舗があるため、サポートにも安心感がありますね。
イオンモバイルの評価 | ||
総合評価 | 料金 | 通信品質 |
A | A | B |
無駄なく利用きる料金設定が嬉しい。実店舗が多い点も安心。 | 業界最安値クラス、更に1GBごとにプラン変更可能。 | 一般的な格安SIM回線と同等。 |
通話オプション | キャンペーン | セット端末 |
S | B | B |
10分・完全かけ放題と選択肢には困らない。 | 端末特価、月額4ヶ月割引などを行っているものの期間が短くやや貧弱か。 | ラインナップは豊富だが、旧機種が多く選択肢はやや少ないか。 |
大容量データ(〜20GB)
続いて、大容量プランのランキングです。
こんな方におすすめ
- 外出先でも動画やゲームをたくさん楽しみたい。
- 家にWi-Fiがなく、スマホだけでインターネットを利用したい。
- データ量の節約や、速度制限になるかもという心配がストレス。
ドコモ回線格安SIM 主要7社+ahamoの大容量データの料金比較表 | ||||
データ容量・料金 | 時間つきかけ放題 | 完全かけ放題 | ||
OCNモバイルone | 10GB 1,760円 20GB 4,312円 | 10分 935円 | 1430円 | OCN光とセット契約で200円割引。 |
BIGLOBE | 12GB 3,740円 20GB 5,720円 | 3分 660円 10分 930円 | なし | BIGLOBE光を利用or家族割引適用で200円割引。 エンタメフリーオプションでYouTube等見放題。(月額308円) |
iijmio | 15GB 1,848円 20GB 2,068円 | 3分 660円 10分 913円 | なし | 光セット割で660円割引。 |
mineo | 10GB 1,958円 20GB 2,178円 | 10分 935円 | なし | |
イオンモバイル | 10GB 2,068円 20GB 2,398円 | 10分 935円 | 1,078円 | 1GB刻みで容量契約可能。 |
LIBMO | 20GB 1,991円 | 10分 935円 | なし | |
nuroモバイル | 8GB 1,485円 | 10分 880円 | なし | |
ahamo | 20GB 2,970円 | 10分かけ放題込み | 1,100円 | ドコモ純正回線 |
大容量ランキング1位 NTTドコモ ahamo(アハモ)
ドコモ回線SIMにおける大容量プラン、堂々の1位はdocomoが提供するahamoです!
ahamoを利用する一番のメリットは通信品質。
通話やデータ通信は、他の格安SIMとは異なりドコモの純正回線を利用可能です。
前述の通り、格安SIMを利用する以上はどうしてもピーク時の通信品質は低下し、通常時にも読み込みが多少遅くなったりすることが避けられません。
しかし、ahamoならそんな心配はありません。これが、私がahamoをオススメする一番の理由です。
20GBクラスの大容量データは、必然的にスマホの利用機会も多くなり、回線速度は非常に重要です。
料金も他社ドコモ回線の格安SIMと比較して遜色がありません。
ahamoの詳しい内容や申し込み手順は別記事を用意していますので、是非こちらもご覧ください!
ahamoの申し込み手順完全版!これさえ読めばドコモショップで手数料を払う必要なし!
・ahamoのデメリット
- ドコモ回線利用者で新機種を利用したい場合、プラン変更前にドコモオンラインショップから機種変更をする必要がある。
- 他社回線利用の場合は購入可能な端末ラインナップが非常に少ない。(現在の機種をそのまま利用することは可能。)
ahamoの評価 | ||
総合評価 | 料金 | 通信品質 |
S | A | S |
わかりやすい料金プランと快適な通信で非常にオススメ。 | 10分通話込みの基本料金のため、他社格安SIMプランと比較しても遜色なし。 | ドコモ純正回線のため、品質は他の追随を許さず。極めて快適。 |
通話オプション | キャンペーン | セット端末 |
S | C | A(現在ドコモ回線を利用中の場合) |
10分かけ放題がデフォルトでセット。 必要であれば完全かけ放題も利用可能。 | dポイント3,000pt以外に目新しい内容はなし。 | 現在ドコモを利用中なら、プラン変更前にドコモラインナップから機種変更可能。 それ以外は型落ち3機種からの選択のためC評価。 |
大容量ランキング2位 IIJmio(みおふぉん)20GBプラン
大容量ランキング2位はIIJmioが提供するみおふぉんです!
みおふぉんの料金設計は、20GB:2,068円と大容量のプランでは平均値的な価格です。
しかし、iiJmioが提供する固定光通信サービス「iiJひかり」とのセット割引は非常にお得です。
割引額はプラン問わず660円!20GBプランなら実質1,408円で利用可能とまさに破格の料金設計です。
ただし、割引金額はスマホ1回線×660円ではないことに注意が必要です。
例えば家族2人で2回線スマホを契約しても、割引額は660円(1人あたり330円)となります。
しかし、それらを差し引いても「基本料金の安さ+セット割+固定光サービスの安さ」で家庭でかかるトータルの通信料金は激安です
・iiJmio みおふぉんのデメリット
- 固定通信サービスを利用しないor他社で利用する場合の料金は最安値ではない。
- ひかりセット割で受けられる割引は一律660円のため、4回線以上の複数契約では恩恵が低くなる。
IIJmioの評価 | ||
総合評価 | 料金 | 通信品質 |
A | S | B |
ひかりセット割込みの評価。 セット割を契約しないならB評価 | ひかりセット割を適用するなら文句なしのS。 通常料金でも最安値クラス。 | 一般的な格安SIM回線と同程度。 |
通話オプション | キャンペーン | セット端末 |
A | S | A |
3分、10分と選択肢には幅がある。 | スマホ110円購入可能、初期費用1円など魅力的なキャンペーンが多い。 | 端末ラインナップは豊富。 iPhoneは中古端末中心。 |
大容量ランキング3位 該当なし
続いて大容量ランキングの第3位を紹介!
・・・と言いたいところですが、実はランキングで紹介するほどの格安SIM会社はありません。
それほどahamoが優れていて、大容量プランの選択肢は「ahamoか、ahamo以外か」という状況です。
ahamoでもなく、最安値のLIBMOでもないならば、後は完全に個人の好みです。
iiJひかりを利用するとセット割引があるためiiJmioを選ぶ方。
たまたまOCNモバイルONEで気に入った機種の特価セールを見つけた方。
このような理由でなければ、他社を選ぶ必要は無いと思います。
よって、大容量プランのランキング3位以降は各社同列!とさせて頂きます。
通信品質重視ならahamoがおすすめ!
容量別の料金比較を行なったところで、通信品質を重視する場合は?という点にも触れていきます。
通信品質を重視する場合、圧倒的にオススメなプランはahamo(アハモ)です。
ドコモ回線の格安SIMで比較した場合、OCNモバイルONEがやや高い品質ですが、それでも純正回線であるahamoには及びません。
品質を重視する=それなりにスマホを利用する、ということになるかと思いますのでデータもたっぷり利用できるahamoで間違いはないでしょう。
それでも、ahamoより更に安くてある程度の品質が担保されている会社はないの?という方に・・・2つの会社を紹介します。
Y!Mobile(ワイモバイル)を利用する
Y!Mobile(ワイモバイル)は、ドコモ回線ではありません。
SoftBankのサブブランドとして誕生した契約プランのため、ドコモ機種の利用はSIMロック解除をする必要があります。
しかし、「ahamoより安く」「品質もある程度重視したい」「データ量は20GBもいらない」という方にはオススメできるプランです。
Y!Mobile(ワイモバイル)はSoftBankの純正回線を直接利用(それでも混雑時はやや品質低下します)しているため、格安SIMの回線と比較すると品質メリットがあります。
Y!mobileの主要プラン料金表 | |||
データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
単独利用 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
家族割orおうち光割適用時 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
通話オプションは10分770円、完全かけ放題1,870円の追加料金で利用することができます。
- 電話不要、データは3GB以下で十分
- 家族割orおうち光割を適用可能
この2つのうち、1つでも当てはまるようであれば利用を検討する価値はありそうですね!
ワイモバイルトップ | キャンペーン情報まとめ | iPhoneで使う方法 |
激安!SBへのりかえると… | 頭金を無料にする | 5のつく日と日曜以外契約ダメ |
ドコモからのりかえ | auからのりかえ | SBからのりかえ |
おすすめ機種 | シニア向け | キッズ向け |
UQmobile(UQモバイル)を利用する
次に、auのサブブランドであるUQmobileを利用する方法です。
こちらもauの電波を直接利用可能なため、ドコモ回線の格安SIMと比較すると通信品質は高いです。
UQモバイルの主要プラン料金表 | |||
データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3.828円 |
通話オプションはY!mobileと同じく10分770円、無制限1,870円で提供されています。
UQモバイルの料金はとってもシンプルですね。
3GB以下の容量である程度の通信品質を求められる方にはオススメです!
UQモバイルトップ | キャンペーンまとめ | iPhoneで使う方法 |
UQ学割はお得? | au・UQ学割比較 | UQとYM徹底比較! |
ドコモからのりかえ | auからのりかえ | SBからのりかえ |
おすすめ機種 | シニア向け | キッズ向け |
データ通信専用プラン
次に、データ通信専用プランについて表で比較をします。
ポイント
データ通信専用プランとは?
- 音声サービス(通話やSMS)に非対応のデータ使用専用プランです。※一部ブランはSMSのみ利用可。
- タブレットやモバイルルーター、2台目のスマホなどでよく利用されています。
- 音声サービスが利用できない分、料金が安いことが特徴です。
ドコモ回線格安SIM 主要7社のデータプラン料金比較表 | ||||
データ容量・料金 | 時間つきかけ放題 | 完全かけ放題 | 備考 | |
OCNモバイルone | 3GB 858円 | 6GB 1,188円 | 10GB 1,628円 | |
BIGLOBE | 3GB 990円 | 6GB 1,595円 | 20GB 4,950円 | カウントフリーオプション(データプランの場合月額1,078円)利用可能 |
iijmio | 2GB 440円 4GB 660円 | 8GB 1,100円 | 15GB 1,450円 20GB 1,650円 | |
mineo | 1GB 880円 | 5GB 1,265円 | 20GB 1,925円 | |
イオンモバイル | 1GB 528円 3GB 858円 | 5GB 1,078円 | 20GB 1,958円 | 1GB 528円以降、1GB刻み+110円で設定可能 |
LIBMO | 1GB 748円 | 5GB 1,265円 | 20GB 1,991円 | |
nuroモバイル | 3GB 627円 | 5GB 825円 8GB 1,320円 | 提供なし |
データプランの選び方については、利用したい容量で最も安い格安SIM会社を選べば良いでしょう。
通話オプションや各提供会社の特徴が現れにくく、単純な料金比較で決めることがおすすめです。
小容量、中容量はnuroモバイルが安いですね。
大容量が必要であれば、iiJmioの料金が他社よりも一段安い価格で利用することが可能です!
端末ラインナップが豊富で、特価キャンペーンも用意しているOCNも見逃せないですね!
乗り換えと同時に機種も変更したい場合は?
せっかく格安SIMに変えるならば、ついでに新しい機種へ変更したい。
そう思われる方も多いのではないでしょうか?
格安SIMで利用可能な機種を手に入れる3つの方法を解説します。
SIMフリー端末を購入する
まず、SIMフリー端末を購入する方法を解説します。
これまで、スマホを購入する時はどの販売店で購入されていましたか?
この項目を読まれている方では、ドコモやauなどのキャリアショップ、もしくはオンラインショップで購入していた方が多いのではないでしょうか。
スマートフォンはキャリアで販売されている端末だけではなく、数多くの種類があり、家電量販店やAmazonなどのショッピングサイトで購入することができます。
そんなSIMフリー端末を購入するメリットは3つ。
- キャリアショップのように頭金など余分な料金がかからないため安価
- 無数の機種から自分に欲しい機能・欲しい価格帯のスマホを自由に選べる
- SIMロックがかかっていないため、SIM契約を変えても継続利用できる
そして、主なデメリットも3つ。
- 機種に対する知識が必要
- 分割購入を行う場合はクレジットカードの分割等を利用する必要があり、手数料が発生する
- メーカー保証は各社それぞれ、有料月額保証等を自ら選択する必要がある
特に、機種に対する知識はある程度の下調べが必要です。
当サイトでは各SIMフリースマホについてもレビューを行っているため、是非参考にしてくださいね。
全84記事!(2021年5月28日現在)当サイトのレビュー記事一覧!
中古スマホを購入する
次に、中古のスマホを購入するという点です。
新品のスマホを購入することに加え、同じ機種でも安価に購入できる点が最大のメリットですね。
更に、ここ数年で販売されているスマホは品質が良いものも多く、中古購入をうまく活用することで大幅に料金を抑えられます。
しかし、中古スマホは新品以上に商品の下調べが欠かせません。
スマホは消耗品のため、「いつ販売された機種ならどの程度動作するか」といった経験則からの判断も必要です。
基本的には機種に対する保証も無いため、購入する場合は念入りに下調べを行いましょう。
格安SIM提供会社とSIMカードをセットで購入する
今回紹介している方法の中で、最もオススメする方法です。
格安SIM提供会社も、近頃は機種のラインナップが豊富になりました。
ドコモなどの大手キャリアで販売されている機種と比較し、手数料が発生しない、頭金が無いなどの理由で安価に購入することも可能です。
また、格安SIMを利用する方は最新の高額機種よりも、コストパフォーマンス重視のスマホを選ぶ傾向にあります。
そういったユーザーのニーズを把握して商品を取り揃えている会社が多いため、格安SIMで利用する場合はうってつけの選択肢でしょう!
格安SIMに乗り換える前に必要な準備
実際に乗り換えをする際に必要な手続きの準備について解説をします。
MNP予約番号を発行する(番号そのままで乗り換える場合のみ)
現在利用している契約から電話番号を引き継いで格安SIMへ乗り換えるために必要な手続きです。
MNP予約番号の発行は各キャリアのお客様サポート、電話問い合わせ窓口、ショップにて取得が可能です。
手続き自体はそれほど複雑ではないため、WEBでの発行をおすすめします!
また、電話番号を新しく発行して契約する場合(新規契約)はMNP予約番号の発行は不要です。
しかし、現在利用中のスマホ契約を解約する場合は別途手続きが必要なため、注意をしましょう。
違約金・機種割賦残債を確認する
次に、解約時の違約金・機種の割賦残債について解説をします。
最近の契約では、違約金はそもそも発生しない、または1,100円程度という契約が多くなってきました。
しかし、3~4年前までに提供されていたプランで契約を継続している場合、10,450円の違約金が発生するケースがあります。
また、機種を分割購入している場合は更に注意が必要です。
特にau/SoftBankの場合は割賦期間が最長48ヶ月ということもあり、思わぬ料金が発生してしまうケースもあります。
違約金や機種の分割代金残額については、以下のお客様サポートから確認ができます。
- docomoを利用中の方は「My docomo」
- auを利用中の方は「My au」
- SoftBankを利用中の方は「My SoftBank」
ただし、たとえ解約違約金や機種の分割代金が発生しても、格安SIMへ乗り換えた方がメリットがあるケースが多いです。
月々の料金では大手キャリアの料金よりも格安SIM会社の方が遥かに安いため、トータルのランニングコストで計算してみましょう。
メールアドレスなどの利用不可サービスについて確認する
最後に、キャリアを解約すると利用不可になるサービスについて解説をします。
基本的には解約をした場合、現在契約中のサービスは一切利用不可になります。
代表的なサービスは以下の3つです。
- @docomo.jpや@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールアドレス
- スマホの補償サービス
- 電話帳・写真お預かり機能などのクラウドデータ
このようなサービスについて、解約後に「利用できなくなって困った」ということになっても、復活は不可能です。
上記以外にもお子様を探すことができるサービスや、Apple Watchなどで利用できるワンナンバーサービスなども利用不可能です。
合わせて確認し、代替サービスの利用を検討しましょう!
まとめ
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