けどデータ移行が不安。やり方がわからないから中々iPhoneに手が出せないんだ...。
けど大丈夫!!今はアプリを使えばかんたんにデータ移行ができるので、一緒に手順を確認していきましょう!
そこで今回はiPhoneをスムーズに使い始めるために、AndroidからiPhoneへデータ移行する方法を徹底解説していきます!データを紛失して後悔したことがある方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
本記事で解説するデータ移行方法は、以下の通りです。
iPhoneへの切り替えを検討している方は必見です。では早速、確認していきましょう!
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目次
事前チェック!AndroidとiPhoneではOSが異なるのでデータ移行できないものがある
AndroidとiPhoneではそもそもOSが異なるため、アプリデータを一括で移行することはできません。AndroidからAndroidやiPhoneからiPhoneなら、データをそっくりそのまま移行できるのでその点はネックに...。
AndroidからiPhoneの場合は電話帳や写真/動画、カレンダーなどの基本的なデータを移行できたとしても、片方のOSにしか対応していないアプリは移行ができません。
例えば電子マネーなどがあげられます。iPhoneにはおサイフケータイが搭載されていなく、Apple Payなので使い勝手が違います。その点はデメリットになってくるでしょう。
とはいえ面倒な移行作業は一度切りです。iPhone同士なら、かんたんにデータ移行できる「クイックスタート」という機能があります。今後はデータ移行に苦しむことは少ないので、今回紹介する方法でデータ移行を試してみてくださいね!
iPhoneの本体容量(ストレージ)にも注意
またiPhoneを購入する際には本体容量に気をつけてください。Androidの場合は機種によって本体容量が決まっています。そしてSDカードに対応している機種もあるので、あとから保存領域を増やすことができました。
しかしiPhoneの場合はSDカードが入りません。iPhoneには本体容量の選択肢があり、128GB・256GB・512GBなどがあります。
ただAndroidに保存されているデータ容量よりも、iPhoneの本体容量が小さい場合はすべてのデータを移しきれません。
iPhoneを選ぶ際は今のスマホでどれだけの容量を使っているのか把握した上で、購入するようにしてくださいね。
SIMカードを入れ替えただけではデータ移行はされない
SIMカードを差し替えるとデータも移行されると思っている方もいるでしょう。しかしSIMカードはデータを保存するためのものではありません。
確かにスマホが普及する前くらいまでは、ガラケーでSIMカードにデータを保存する方法もありました。しかし今は、SIMカードへのデータ保存はできません。
今の主流はクラウドやSDカードでのデータ保存です。そのためデータ移行は別途必要だということを覚えておきましょう!
超簡単!AndroidからiPhoneに電話帳・写真/動画・メールのデータを移行する方法
まずデータ移行と聞いてパッと思い浮かぶのは、電話帳や写真・動画のデータでしょう。スマホを使う上で電話帳は大切なデータです。
また撮影した思い出の画像や動画のデータも、iPhoneで見れるようにしたいですよね。
実は電話帳や写真・動画などのデータは、アップルの公式アプリ「iOSに移行」を使えばかんたんに一括移行ができます。
事前準備として、いま使っているAndroidに「iOSに移行」アプリをインストールしておきましょう。
アプリ「iOSに移行」でデータ移行をする手順
「iOSで移行」アプリで移行できるデータは、以下の通りです。
移行できるもの
- 連絡先
- メッセージ履歴
- カメラの写真とビデオ
- Webブックマーク
- メールアカウント
- カレンダー
データ移行の手順は、以下の通り。利用するにはWiFi環境が必要です。
- Androidで「iOSに移行」アプリをインストールする
- iPhoneを起動し初期設定を進めます
- 「Appとデータ」の画面になったら「Androidからデータを移行」をタップします
- 「続ける」をタップし画面に表示された数字を控えておきます
- Androidで「iOSに移行」を起動する
- 「コードを検索」画面で「次へ」をタップする
- 先程控えた数字をAndroidに入力しiPhoneと接続する
- 「データを転送」画面になるので移行したいものを選択する
- 「転送が完了しました」と表示されたら移行完了です
- iPhoneの初期設定を行いホーム画面まで進めましょう
データ量が多いと、数時間かかる場合もあります。時間に余裕があるときにデータ移行しましょう。
動画でデータ移行方法を確認したい方は、以下をご覧ください。
うまくデータ移行できないのはなぜ?
「手順を踏んでいるのにデータ移行されない!」という場合は、Wi-Fi環境が不安定で繋がらないという可能性があります。Wi-Fiに接続しなおしたり、端末を再起動してみてください。
また転送中に画面を閉じたり、他のアプリを使ったりしてもデータ移行に失敗してしまいます。データ移行の際は通信環境の良い所で、スマホに触らずじっと待ちましょう。
AndroidからiPhoneにGoogleサービスのデータを移行する方法
続いてGoogle系サービスの移行方法です。
Google系のサービスはGoogleアカウントにすべて紐付いているので、基本的にはiPhoneでログインすればデータがみれるようになります。
主なGoogleサービスは、以下のようなものがあげられます。
Googleサービス
- Gmail
- Googleスプレッドシート
- Googleドキュメント
- Googleスライド
- Googleフォト
- Googleカレンダー
- Googleドライブ
- YouTubeアカウント
など
Googleアカウント情報(Gメールアドレス/パスワード)がわかれば、iPhoneへの移行は非常に簡単です。
Gmail・スプレッドシート・ドキュメントなどのデータを移行する手順
Google系サービスを引き続き利用するには、iPhoneからGoogleアカウントにログインすればOKです!
iPhoneでGoogleアカウントにログインする手順は、以下の通りです。
- iPhoneの「設定」をタップする
- 「メール」をタップする
- 「アカウント」をタップする
- 「アカウントを追加」をタップする
- 「Google」をタップする
- ポップアップが出てくるので「続ける」をタップする
- Gメールアドレスとパスワードを入力しログインする
- 同期したい項目をオンにし保存で完了
これでiPhoneにGoogleアカウントが追加されたので、Gmailもみれるようになりました。その他のスプレッドシートやYouTubeなどはアプリをインストールし、同じようにログインすればOKです!
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AndroidからiPhoneにLINEのデータを移行する方法
LINEサービスで移せるものと移せないものは、以下の通りです。
◯ 引き継げるもの | ✕ 引き継げないもの |
・友だちリスト ・グループ ・自分のプロフィール情報(LINE IDやアイコン) ・ステータスメッセージ ・アルバム・ノートの情報 ・タイムラインの内容 ・Keepに保存中のデータ ・LINE Pay・LINEポイント残高 ・ポイントクラブのランク情報 ・LINEスタンププレミアムの利用情報 |
・LINEのトーク履歴(直近14日間であれば移行可能) ・通知音の設定 ・購入済みのLINEコイン残高 ・LINE Outのチャージ済みコールクレジット ・トークルームごとの通知設定(通知ON/OFF) |
AndroidとiPhoneではOSが異なるため、すべてのデータを移行できるわけではありません。
そして最も重要なのはLINEのトーク履歴ですよね。トーク履歴の移行ができない点がネックになっていた方も少なくないはずです。
ただ直近14日間のトーク履歴であれば、「かんたん引き継ぎQRコード」を使って移行できるようになりました。
全期間のトーク履歴を移行したいところですが...まあできないよりは良いでしょう。
「かんたん引き継ぎQRコード」で直近14日間のトーク履歴が移行できるように!
「かんたん引き継ぎQRコード」を使ってAndroidからiPhoneへトーク履歴を引き継ぐ方法は、以下の通りです。
- iPhoneでLINEを起動し「ログイン」をタップする
- 「QRコードでログイン」をタップする
- QRコードスキャン画面になったら、AndroidでLINEを起動します
- AndroidでLINEにログインしたら歯車マークの設定をタップします(画像はiPhoneです)
- 「かんたん引き継ぎQRコード」をタップする
- AndroidにQRコードが表示されたら、iPhoneに表示されている「QRコードをスキャン」をタップして読み取りましょう
- スキャン確認のポップアップがでてくるので、チェック欄をタップし「次へ」で進みます
- 最後に「ログイン」をタップして完了
14日間という制限はあるものの、この方法を使えばかんたんにトーク履歴が移せます。
どうしても過去のトーク履歴を移行したい場合
直近14日間のトーク履歴以外も残しておきたい場合は、スクショを撮ったりKeepに保存しておいたりするしかありません。Keepとは、LINE内に写真や動画、テキストなどを保存しておける機能です。
Keepにトーク履歴を保存する手順は、以下の通りです。
- 保存したいトークを長押しして「Keep」をタップする
- 保存したトークにチェックを入れ「保存」をタップして完了
保存したトークは、LINE「ホーム」の上部にあるKeepマークをタップで見ることができます。
トークの保存ができたら、LINEのデータを移行していきましょう。
LINEのデータを移行する手順
LINEのデータ移行手順は、以下の通りです。
▼事前準備
- AndroidでLINEを起動する
- 歯車の「設定」ボタンをタップする
- 「アカウント」をタップする
- 「電話番号」「メールアドレス」「パスワード」を設定する(設定されている場合は最新情報か確認しておいてください)
事前準備が完了したら、移行を進めていきます。
▼データ移行
- LINEホームにある歯車の「設定」ボタンをタップする
- 「アカウント引き継ぎ」をタップする
- 「アカウントを引き継ぐ」のボタンをオンにする(オンにしたら36時間以内にiPhoneで引き継ぐ必要があります)
- iPhoneでLINEを起動する
- 携帯電話番号を入力する
- SMSに認証番号が届くのでその番号を入力する
- 自分のアカウントがでてくるので「はい」をタップする
- トーク履歴のポップアップがでてきますが移行できないので「スキップ」する
- 画面に沿って進めて完了
移行が完了したらすぐにLINEを使い始めることができます。
ちなみにLINE系のアプリゲーム(ツムツム・バブルなど)はLINEにログインできれば、アプリを起動後かんたんにデータ移行ができます。
その他のデータをAndroidからiPhoneに移行する方法
その他のデータ移行については、以下を参考にしてみてくださいね。
SNSのデータを移行する手順
TwitterやInstagram、Facebook、TikTokなどのSNS系アプリのデータ引き継ぎは、非常にシンプル。新しいiPhoneでアプリをインストールし、アカウント情報入力でログインするだけです。
アカウント情報はSNSを登録した時の電話番号・メールアドレス・アカウント名のいずれかと、パスワードの組み合わせでログインできます。
ログイン後は今まで通り使い続けることができます。
もしIDやパスワードを忘れてしまった場合は、ログイン画面に「忘れてしまった場合はこちら」のような記載があるのでそこから再設定しましょう。
電子マネーを移行する手順
Androidに登録してある電子マネーは、iPhoneへ移行できません。
なぜならAndroidには「おサイフケータイ」機能がありますが、iPhoneには備わっていないからです。
そのため「楽天Edy」や「WAON」のチャージ残高は機種変する前に使い切っておきましょう。
ちなみにnanacoに関しては、Apple Payに対応したのでAndroidからiPhoneへ引き継ぐことができます。→nanacoの移行方法を確認する
ゲームアプリのデータを移行する手順
ゲームアプリについては1つずつ移行方法が異なります。Googleアカウントに紐付いているゲームアプリもあれば、アカウントIDとパスワードでログインするものもあります。
Googleアカウントに紐付いているものであれば、ログインすればかんたんにデータ移行できるでしょう。
ゲームの移行はアプリごとに異なるため、公式サイトまたはヘルプページなどから確認してみてください。
AndroidからiPhoneにデータ移行できるその他の便利アプリ
キャリアのデータ移行アプリ【ドコモ・au・ソフトバンク】
ドコモ・au・ソフトバンクではデータ移行アプリを用意しています。
キャリアのアプリを利用しても、電話帳や写真/動画、カレンダーなどの基本的にデータは移行できます。
アプリ名 | 移行できるもの | |
ドコモ | ドコモデータコピー | ・電話帳 ・画像 ・動画 ・カレンダー |
au | データお預かり | ・電話帳 ・画像 ・動画 ・カレンダー ・auメール/Eメール ・SMS ・+メッセージ ・パスワード情報 |
ソフトバンク | かんたんデータコピー | ・電話帳 ・画像 ・動画 ・カレンダー |
どのアプリも無料で利用できるので、現在キャリアを利用している方は上記アプリを使ってみてもよいでしょう。
ただauの「データお預かり」に関しては、auスマートパスまたはauスマートパスプレミアム会員は50GBまでデータ保存ができますが、非会員の方は1GBまでです。
そのため状況に応じて「iOSに移行」アプリを使ってみてくださいね。
Yahoo!かんたんバックアップ
Yahoo!かんたんバックアップは、データのバックアップおよび移行ができるアプリです。データ保存容量は5GBまでですが、Yahoo!プレミアム会員であれば容量無制限で保存ができます。特にソフトバンクユーザーは無料でYahoo!プレミアム特典が付いてくるので、Yahoo!かんたんバックアップを活用するとよいでしょう!
今後iPhoneのiCloudでバックアップをとるとなれば、5GBまでしか無料になりません。それ以上のデータをバックアップするには課金が必要になってくるので、Yahoo!プレミアム会員の方は積極的に利用してみてください。
まとめ : AndroidからiPhoneへのデータ移行は意外とかんたん
今回はAndroidからiPhoneへデータ移行する方法を紹介しましたが、特別難しいことはありません。
一昔前まではデータ移行が非常に面倒ではありましたが、今は便利なアプリが豊富にあるのでかんたんに移行できます。
個別でインストールしたアプリは移行方法がそれぞれ違いますが、ネットで調べればやり方もでてくるでしょう。データ移行がネックになっていた方も、これを機にiPhoneへ機種変更してみてはいかがでしょうか。
機種変更する際は、各キャリアのお得なキャンペーンもぜひ活用していきましょう!